山形市に着いたのは、夕方。山形には数年に1度来ているのだけど、今回のような電車旅は初めてなので、見るものが新鮮。
繁華街の裏手のビジネスホテルで少しのんびりして、旧市街ともいえる七日町方面へ。
100円バスが出たばかりのようで、歩いて向かう。曇っていたからか18時過ぎなのに、大分暗め。おまけに夏というより秋の風を思わせる涼しさ。中心地に着いたが、どこも店じまいしたようでシャッターが閉まっている。人通りも少なく、ところどころ付いている明かりは、飲食店やら学習塾やら。本当、山形の仕舞いは早いと実感。
さて、今日のお店は「味山海」
お酒の師匠一行とのさくらんぼツアーの話題でよく挙がる店なのだけど、私は一回も行ったことがない。それでリクエスト。
旦那が寄るとき、よく見かける店員さんが、今日も接客。
19時の予約が何組か重なったらしく、お酒が出てくるのが遅れたけど、そのあとはそつなくこなしてくれて、名誉挽回??
さて、この時期の山形といえばなんといっても「茶豆」。
群青のお皿に天然塩、緑のさやが映えます。なかはプリッと弾力があって程よい加減。
大好きななす田楽に、ピリッと辛みのある葉生姜のフライ。そして、あけびの肉みそ詰め。
どれも素材の持ち味を殺さず美味しく仕上げてあります。お酒もすすむ(笑)。
ちなみに、昨日は福島のお酒をたくさんいただいたから、今日は山形攻め(笑)。麓井とか上喜元とか。
おいしくいただいて2軒目・・・と行きたかったのだけど、この日は定休日。泣く泣くまた今度。
翌日。
山形市内散策。観光案内所にあったスタンプラリーの台紙を片手に市内をブラブラ。
観光案内所にあったコモダル。やっぱり、山形と言えば日本酒よね。
通路に名産品のオブジェが並んでいて、これもかわいらしいオブジェと思ったら、実際に使われている「さくらんぼ神輿」なのだそう。
さて、まずは山形城の跡地にある霞城公園から散策開始。
和とも洋とも中ともつかないこの建物は、病院だったそう。中庭もきちんと手入れされていてステキでした。
一部の門と堀だけ復元されていて、ほかは体育館やら野球場やらの市民公園といった塩梅。
本丸の復元まではまだ遠い??
昨夜歩いていたあたり(街中)まで戻ってきて、ランチ。
お蕎麦と天丼でハイカロリーと思いきや、ご飯は軽め、天丼のたれも甘すぎずなのがGood.
昨日は遠くに明かりしか見えなかった屋台村「ほっとなる横丁」いろんな種類のお店が集まる一角。
途中で寄った案内所の隣のお土産屋さんには日本酒の自動試飲機械も!今年度(3/31まで)は無料なのだとか。
こうして散策すること4時間ほど?でスタンプラリーの台紙2種類が埋まりました。景品は、山形の舞妓さんの絵葉書とお守り。ご利益ありますように
新幹線の時間は夜8時過ぎ。旦那は明日仕事なのでもう1泊。お夕飯を食べに、旦那のお気に入りのお店「水鳥」に。
ここのお店は、お酒もお料理もお任せ。品のあるご夫婦が2人で切り盛りされているお店で、お客の好みを聞いて、色々と出してくれる。写真は枝豆のお豆腐。しっかりとした歯触りと豆の甘みとが絶妙。
初めて食べた芋煮汁。同じ県内でも地域によって特色が違うらしい。これは牛のお出汁。優しい味わいでほっこり和みます。
新幹線に乗って、明日は私も早朝からお仕事。おいしい思い出を胸に帰りましたとさ。