23日&24日 | 土方美雄の日々これ・・・

23日&24日

23日は、日帰りで実家へ。

某所にあった「リプレーザ」の在庫の一部を、東京の自宅には、もうこれ以上収納出来ないため、実家へ送付してもらったので、それを本当は、2階の元私の部屋(その後、高校卒業まで、娘が使っていた)か、亡父の書斎(すでに物置化)に移すつもりだったが、あまりの重さに、2階への移動を断念、とりあえず、1階の仏壇のある和室へ、搬入した。

実家は母と私の共有財産で、今は母がひとり暮らしなので、収納スペースに十分、余裕はあるのだが、すでに東京の自宅に収納しきれなくなった、私の蔵書を、かなり実家へ移しているので、どんどんたまっていく訳のわからない段ボール箱の山に、口には出さぬが、母は不満げだ。す、すいません(汗)。

24日は、もちろん、仕事だが、途中、中抜けして、イランの巨匠アッバス・キアロスタミ監督が海外で初めて撮った作品「トスカーナの贋作」のマスコミ試写会へ、行った。でも、もう午前4時で、少しは寝ないといけないので、詳しい内容は改めて、書くことに・・。

青木健氏の「マニ教」(講談社選書メチエ)を、読み始める。マニ教は北アフリカから欧州、中央アジア、中国にまで拡がったものの、今は消滅した、キリスト教、仏教、イスラム教に続く第4の世界宗教で、同書はその思想と各地への波及を丹念に追った、希有な概説書。著者は慶応大学言語文化研究所所員で、専門はゾロアスター教史、イラン・イスラム思想。