2017-04-04 12:58:57

アートとは何か(5)高橋コレクション

テーマ:アート

それは私が、アール・ブリュットの作家たちに夢中になっていたのと、ほぼ同時期のこと。ネット情報だったか何かで、東邦医大出身の精神科医であり、蒲田で精神科のクリニックを開業している高橋龍太郎という人がいて、その人の現代アートのコレクションが、とにかく、もの凄いらしいという、噂話を聞いた。

そんなに凄いのなら、いつか、観たいものだと思っていたら、ちょうど、2009年、上野の森美術館で、「テオテニー・ジャパン 高橋コレクション」展が開催され、どんな作家の、どんな作品が出展されているかなど、それこそ、何の予備知識もなしに、観に行った。

確かに、噂通りのもの凄さで、難解で、気取っていて、わけがわからんという、私の現代アートに対する偏見を、高橋さんのコレクションは、文字通り、瞬時に、ぶちこわしてしまう、衝撃度だった。

当時の図録を、今、観直してみても、会田誠、青山悟、池田学、小谷元彦、加藤泉、加藤美佳、鴻池朋子、束芋、奈良美智、名和晃平、村上隆、山口晃等々、文字通り、その後、私がその足跡をずっと追い続けるようになる、キラ星のようなアーティストたちの作品が、そこにはあった。もちろん、いくら、ド素人の私でも、高名な村上隆や奈良美智、山口晃の名前くらいは知っていたが、束芋や、鴻池朋子、加藤泉に美佳(もちろん、同じ加藤でも、まったくの他人ですが)、会田誠等々は、恥ずかしながら、その展覧会で初めて、その存在を知った。

全然、難解なんかじゃないし、驚くほど自由闊達で、文句なく、面白い。日本の漫画やアニメ文化の匂いもプンプンだし、アーティストたちの、狂気すら感じる、そのアートの鉄人ぶりというか、変人ぶりも、並半端なものではなかった。こうして、私はアール・ブリュットに加えて、たちまち、主に日本の現代アートの、虜になったのである。

その、いわば「師匠」である高橋さんに、是非、お会いしたいと、ミーハー(死語ですね)丸出しで、アポを取る前に、せめて雰囲気だけでも・・と、当時、我が家から歩いても行ける、蒲田の高橋さんのクリニックにも、1度、足を運んだ。でも、待合室に、名和晃平の、キラキラ光る作品が、ドーンと鎮座していたが、それとは裏腹の、待合室の患者たちの暗く、陰鬱な雰囲気に怖じ気づき、いたたまれなくなって、逃げ帰ってきた。とてつもなく、愚かな行為であったと、今でも、深く、反省している。

それが深いトラウマになって、高橋さんには、その後も、1度も、お目にかかったことはない。

とりあえず、今日はここまで。

 

 

 

 

 

 

 

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2017-04-04 09:14:06

お骨を移す

テーマ:ブログ

信濃町にある、お寺の納骨堂(高層建築で、ロッカー式)が改築されることになり、その完成までの間、お骨を本堂内の仮納骨堂に移すので、移すお骨の確認作業に立ち会って欲しいとの連絡があったため、昨日、行く。

ロッカー式のお墓を開けると、お骨が6つ。私の父母と祖母、それに、名前が消えてしまっているが、多分、祖父のお骨と、名前はわかっているが、よく知らない祖先のお骨の5つに加え、無記名の小さなお骨が1つ。これは、お墓を以前の多磨墓地から、信濃町に移す際に、ロッカーに入りきれなかった祖先代々のお骨を、少しずつ、ひとつにまとめて、残りの骨はお寺さんにお願いして、処理していただいたもの。

名前はわかっているが、その人がどういう人か、よくわからない人のお骨というのは、元々、信濃町のお墓に、多磨墓地の本家の墓とは別に分骨されていたもので、私が小学2年の時に死んだ祖父は、どうやら、その人がどういう人で、また、どういう理由で、別の墓に分骨されるようになったのかを知っていたらしいが、父は知らなかったのか、あるいは知っていても、私にはいわなかった。

その信濃町のお墓に、主に、多磨墓地は遠くて、行くのが大変という理由で、私が本家の墓のお骨をすべて、移してしまったのだ。でも、ロッカー内の空いているスペースは、あとお骨1つ分のみなので、おそらく、次に死ぬだろう私のお骨は入るが、それ以降のお骨は入らない。まぁ、それ以降のことは、おいおい、考えよう・・っと。

ということで、墓内のお骨の確認は終わって、業者によって、本堂内の仮納骨堂に、他のすべてのお骨と共に、移されることになった。納骨堂が再建されるまで、そこで眠ることになる。

 

 

 

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