岩手県 二戸市 の工具専門店 STIHL Shop スチールショップ ひぐひぐのブログ

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チェンソー、刈払機を始め、エンジン工具、電動工具の専門店です。

故障修理情報、新製品情報などをヒマみて、当方調べにて更新中 (^^


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先日、「別にクレームじゃないんだけど、2週間でこうなったよ。他のメーカーのは1カ月ぐらい使ってもならない。一応、言っておこうかと思って」と、お客さんからお話がありました。


それは、刈払い機を購入いただいたので刃物をサービスでお渡しした刃でした。


お客さんの意見は真摯に受け止めなくてはいけないのですが、素直に「申し訳ございません」が出てきません。


それは、仕事として山の草木を下刈される方がよく使う笹刃のへそ抜けだったからです。


通称「へそ抜け」「目抜け」は金属疲労で、ギヤヘッドのワッシャーの大きさで抜けます。抜けにくいようにプロ機や大型機はワッシャーが大きいです。



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見たこと無い方は、刃って、そんな破損の仕方するの????って思うかもしれませんが、意外としますひらめき電球仕事でやられてる方は、偏芯運動で振動が大きくなって捨てるか、こうなるかまで使われるのではないでしょうかひらめき電球

高速で回してて、こうなったら非常に危険です。が、そこはプロひらめき電球クラックが入ると、音が変わるので、抜けきる前にやめるとのことあせる






メーカーもホームページで説明してますので、M・I・Kさんの説明の添付です。


金属は繰返・繰り返し同じような折り曲げなど
  また折り曲げまでいかなくても例えば、刈刃、チップソーで立ち木を切る場合に、刈刃
  チップソーが立ち木に対して直角方向にスムーズに切断できる事はとても稀です。
  通常は少し刈刃、チップソーが傾いた状態で立ち木、雑木の断を行っています。
  この状態では刈刃、チップソー本体にタワミを与えている事になります。

 ☆これが繰り返し金属疲労の原因となります。その繰り返し応力が通常は刈刃、チップソーの
  取り付けフランジ部が支点となり発生致します。そこで取り付けフランジ部に繰り返し
  金属疲労の応力集中が起こり、ヘヤークラックが発生致します。

 ☆このヘヤークラックが成長し、目で確認できるヒビ割れになります。さらに実作業の場合は
  刈払機のギヤーヘッド内のギヤーの発熱により、伝導熱が取り付けフランジを介して本体に
  伝わり、フランジ周辺部が熱膨張を起こし、刈刃、チップソーがタワタワの状態になり
  前に説明した繰り返し金属疲労を助長するようになり、短時間でヘヤークラック発生の原因となります。

 ☆ヘヤークラックが成長し目で確認できるヒビ割れを見過ごすと、最後にはヘソ抜けと一般的に
  言われている状態となり、最悪の場合は刈払機から外れて飛んでいく現象となり
  非常に危険な状態となります。

 ☆この非常に危険なヘソ抜け防止策として、どのような状態で多く発生しているかをお知らせして
  そのような使用状態を避ける事によって、ほとんどのヘソ抜けは防止できると思います。


その1、 刈刃及びチップソーがすでに切れなくなって目立て直しをしなければならない状態に
     なっているにもかかわらずに、俗にブッタ切りといって、そのまま刈払機を大きく振り回して
     乱暴に取り扱っている作業者の刈刃及びチップソー

その2  使用中の刈払機でギヤーヘッド(ケース)の発熱が非常に高いがそのまま使用中の刈刃、チップソー。

その3、 刈払機の刈刃及びチップソーの取り付けフランジの径が小さい刈払機を使用中の刈刃及びチップソー。


以上メーカーサイトからの金属疲労についてでした。


ユーザーさんがもらいものだから、粗く使ったのかかは、わかりませんが、へそ抜けすることは金属疲労で、使用方法に問題があります。

1日や2日でなったなら、製造工程での不良かもしれないと思うのですが、2週間であれば、ぶった切りや、切れない状態でのタワミを与えながらの切断が多かったのではと、推測されます。


また、305mmの笹刃だったので余計にタワミやすかったのかもしませんね。確かにへそ抜けは255mmより大きい刃に多いです。



スチールから305の笹刃が販売はされてるのですが、「適用」「やや適用」にどの機種もなっていないのは、大きい笹刃、鋸刃は耐久性に欠けるので適用になっていないのかもしれませんねひらめき電球
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他、刃物メーカーでは同材質(SKS5、SK5)の305mm355mmなんかもだしてますし、


スチールの耐久性規格に適してないですが、山で木も切るユーザーさんの要望で販売していると、いうことなのかもしれませんねひらめき電球


同材質でも製造方法で、粘りのある、金属疲労を起こしにくい方法があるかもしれませんが、当方、その辺の金属加工は素人なので表記で同等と判断してます。




そんなこんなで、今回の件で金属疲労の原因を起こさないようにするためには、ギヤヘッドのフランジ、ホルダーの大きさの重要性を学びましたひらめき電球





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いかに 刃物が横、ちょっと斜めになった時に、刃物にかかる応力、タワミを少なくするか 

フランジが小さいと、刃が大きくタワムので疲労しやすくなるりますからねひらめき電球


画像のフランジ、ホルダーは

左がFS2451、2603、2652のモノ。

右はさらに大きく、FS100.130.200のモノ。

さすがはスチールです。ニコニコ30ccを超す排気量はさらに一回り大きいです。

海外では様々な刃を使うので安全係数の計算でこの大きさになったんだなひらめき電球というのがわかります。


他のメーカーのモノは右の半分ぐらいのモノもあったりするので、小さくて軽ければいいってものでない ことがよくわかりましたニコニコ



結局、今回のお客さんもクレームにはならないのは承知してるけど、2週間でなったのが面白くなかったようで、サービス品だったのでもう1枚よこせと、いうこともなく、おさまりましたあせる








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