2015-12-24 13:47:52

言葉と身体

テーマ:プロダクションマガジン
こんにちは。


演技レッスンでよくあるのですが、
セリフなしで演じてみます。


そうすると、
セリフを言いながら、いかにいい加減な演技をしていたかが良くわかります。

セリフをしゃべっているときは、
セリフが全てを説明してくれるので、
身体は意識は向かってません。


動作にもなっていないことがあります。


そこで、セリフをしゃべらずにやってもらいます。


セリフがないと、
よりどころがなくなってしまう。


そこで、身体を使って説明しようとする。


状況に合った身体ではなく、
状況を説明するジェスチャーになってしまいます。

ジェスチャーをなくしていくと、
残るのは棒立ちの身体だけです。


どちらも頭が余分に働いてます。


セリフの意味を追求し、
どんな風にしゃべれば良いかを考えていると、
頭が勝ったセリフになり身体に意識がまわりません。


動きだけで演じようとすると、
セリフを身体で説明しようとする。

やはり頭で考えた動きだ。

動いているが、身体は見えない。

与えられたセリフや動きをなぞることで安心してしまえば、
そこから先へは進めません。


俳優が何かを演じるとき、
何かに寄りかかっていてはダメです。


つい寄りかかって安心してしまう。
それが言葉だったり動きです。


頼れるのは自分だけ。



動きに頼ろうと思うから、何かをしてしまう。
何かすることで安心できる。

何かをしていれば、
何かになっているつもりになれる。


それが観客にどう観えているかについては自覚してません。


そうするのではなく、
そうならなければならない。

そうなれば、
そうなったように観客には観えるのだ。

そうなった状態で、セリフをしゃべり、動かなければならない。

なかなか文章を読んでも分かりませんよね。
実際に直接伝えないと理解していただくのは
難しいです。

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2015-12-18 15:42:56

自己表現か?

テーマ:プロダクションマガジン
こんにちは。


演技は自己表現か自己否定か?


表現活動をする人は自己表現の場を求めてその世界に入ってくる。



演技は、
自己表現ではなく自己否定ではないだろうかという風に
見方が変わってきます。


それは、演技に対する考え方が変わっただけでなく、
自分に対する考え方も変わったということ。


役を演じるときは、
自分とは全く別の人間を演じなければならない。


自分と似たり共通点のある役もあります。

しかし一人の人間として見たときに、
似ていようとそれは赤の他人であり、私とは別の人格です。


別人を演じるのだから、自分であってはならない。

ということで自己否定に結びつきます。


でもそれを演じているのは私自身。
と考えているうちに、「自己」に対する考え方が変わってきます。


結局、
考えたところで答えの出るものではありません。



自己表現にこだわっている限り、
そこにあるのは私が一人で勝手に作り出した私ということになります。


役を通じて私が変わります。


その役の人物も劇中では相手役や状況で変化します。


これは舞台を離れた日常でも同じです。


人間関係や状況の中で自己が形成されていきます。



人は生きている限り、
どんどん進化します。



成長していくということです。


それは関係性を身につけるということ。


ただし、
根底にしっかりした自己がなければ、
変わりようもありません。

成長し続けるということです。

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2015-12-15 10:52:27

見る目を養う

テーマ:プロダクションマガジン
こんにちは。


演技は表現ですが、
外に出すだけでは成立しません。


今までも関係性ということを書き連ねてきましたが、
相手が必要です。


相手がいるということは、相手を認めるということ。


それは相手を感じ取るということでもあります。


自分のセリフをしゃべるだけではなく、
相手のセリフを聞かなければなりません。


外に出すだけではなく、受け止めることも必要だということ。


相手のことをしっかり見ていなければならない。


演技の上で役として相手を見るだけでなく、
俳優としてもしっかり相手を見なければならない。

俳優同士として、相手の技量をみることです。


もちろんその眼は自分自身にも向けられます。
技を鍛錬することになります。


ただ相手のあらを探そうというのではありません。


俳優として、
何が良くて何が悪いのか。

何が本物なのかを見抜く目が必要です。


見る目がなければ、
演技も上達しません。


観客は見抜いているのに、
役者だけは気分良く演じている。


これは情けないことです。


稽古の成り行き全体を見極めなければなりません。

演出家は創作者としての目と、
観客としての目を併せ持たなければなりません。

創作者として、自分の世界に囚われすぎていると、
稽古場で、今目の前で起きていることが理解できません。


俳優の演技を通して、
自分の作りたいイメージだけを見ている演出家がいます。


本当に今俳優たちが、
自分の作りたいイメージを実現しているか?

それを見極める目が必要です。


演じ手にとっては、
それが出来ているかいないか。


だが、見ている側は見る力を試されます。

最初は分からないが、
確実に見る目が鍛えられる。


見る目を養っていきましょう。

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2015-12-10 12:30:14

ひとつ前が大事

テーマ:プロダクションマガジン
こんにちは。


段取り型の演技について書かせていただきます。

例えば短いシーンを、一度セリフをしゃべりながらやってみる。
次に、同じことをセリフなしでやってみます。

しかし、なかなかうまくいかない。

セリフをしゃべらなくなった途端に、
動きがわざとらしくなる。


動きや表情で説明しようとするからです。


しゃべっているつもりで、
余計な動きを抑えて演じるようにと指示すると、
今度はなにをやっているのかさっぱりわからなくなる。


言葉でなければ伝わらないような細かい内容もあるが、
そのシーンの空気は伝えられるはずです。



でも何も伝わってこない。


おそらくセリフだけで表現しようとしても同じことが起きるでしょう。


セリフだけで、
状況や情景、その場の空気を伝えることは難しい。


原因の一つとしては、
「今」しか考えていないこと。


何かを伝えよう、表現しようとすると、
今何をしているのかが一番気になってきます。



しかし「今」は過去と未来に繋がっていなければ、
今ではありません。


「今」起きた行動は一つ前の行動から生まれたものであり、
次の行動は今の行動から生まれたものでなければなりません。


ただし台本によって、
次の行動はわかっているので、
それを先読みして動けといっているのではありません。


それは、ただの段取りです。

生み出すということを問題にしているのです。


ドラマはどんどん展開して、
先へ進んでいきます。


次の行動に対しては、意識も及びやすい。


しかし、過去を意識するのは難しいです。


動きの細かい部分で言えば動機です。


ここでこうするんだと段取りで動けば、
動機が見えません。

動きが生まれる、
一つ前の段階を作らなければ何も生まれません。


一つ前が大切なことは、
演劇の構造を見ても明らかです。


劇は幕が上ると始まるが、
登場人物の人生は幕が上る前から、ずっと続いています。

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2015-12-09 11:33:15

見れば分かる

テーマ:プロダクションマガジン
こんにちは。


演劇にセリフは重要です。
そのセリフをしゃべっているときに、
そのセリフをしゃべっている身体になっているかどうか。
それはさらに重要です。


言葉だけでわからせるなら、
戯曲を配って読んでもらえばよい。

でも、
演劇は必ず俳優の身体が介在する。


私たちは言葉に頼りがち。


セリフが言えればそれで良いと考えがちだし、
観客もセリフを聞いて登場人物の気持ちやストーリーを理解する。

しかし
俳優の身体が見えていない。

海外で日本語を使って舞台に立つと、
言葉が通じない分より強く身体を意識せざるを得ません。


身体を見せなければならない。
その身体から発せられた言葉は、
身体を持っている。

言葉はわからなくても、
声音や抑揚・リズムが生きてくる。


自然な「間」も生まれる。

何かをする以前に、そのようになります。


そしてそのようになった状態で何かをする。

そうすれば、行為にリアリティーが生まれる。



コーヒーを飲む。
そのためにカップに手をのばす。

それだけのことでも、
リアリティーがなくてはならない。

ちゃんと飲んでいるように見えなければならない。

そんなことを考え出すと、
手を伸ばすだけでも難しくなってしまいますが、
舞台上では必要なことです。

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2015-12-08 12:03:26

俳優としての五感

テーマ:プロダクションマガジン
こんにちは。


五感の中でも見るや聞くは、
演技の中では自覚しづらいものです。


役としての五感で見聞きするべきですが、
人間として見る・聞くという動作は自然におこなっているため、
ちゃんと聞いて!とダメ出しされても

ちゃんと聞いてるのに、というふうになってしまいます。



例えば味の五感は、
それに比べるとわかりやすい題材です。


ちゃんと味を感じているのか。

感じたフリで演技しているのか。

自分自身が一番判っていますし、
それによって何が違うのかも判ります。



何よりも自分のやっている演技が信じられること。


味覚を作らない場合は、
単語から連想する酸っぱい、
や甘いなど大まかなイメージを元に、
表情や動きを作るというプロセスになります。


すると頼りにする注意対象は観客の反応です。

どう見られているんだろう?
と気になってしまいます。

その時の俳優の中には何もない。


観客が笑ってくれるなどの反応があればまだしも
分かります。


反応を感じない時の演技は、

ただ動いてしゃべっているだけというのを
俳優自身が痛切に感じるものです。

反応を求めて動きはより大きくなり、
声も大きくなる。


結果、観客が冷めてしまうこともあります。



それが、味をきちんと感じるだけで一変します。

自分の中できちんとした演技が継続されているので

自分も観客も辛くありません。

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2015-12-07 11:51:15

舞台に立ちたい

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こんにちは。


私たちは演じるために舞台に立ちたい。
ただし、
うまくできるか分からない。
でもやりたい。

始めからうまくできるわけがないが、
舞台に立ちたくて役者をやっている。


それでは、
どこで踏ん切りをつけるのか?

そんな決まりはどこにもないし、
誰にも決められない。

それは自分の判断しかない。


あるいは、劇団に所属していれば、の劇団のレベルということになるかもしれない。


レベルといっても、
芝居のレベルなんてスコアをつけて決められるものではない。


そのために厄介です。


わからないが、わからないから面白いんです。



なんとなく舞台に出てしまえば、
それだけのこと。


このまま舞台にでてもいいのだろうか。

出てはよくないかもしれない。

それでも、
出なければいけない。

そんな葛藤が俳優を成長させます。


いっそのこと出なければ。


それはそれで潔いかもしれないが、
それでどうする。


俳優をやめてしまうのか、
また舞台に立つのか。

舞台に立ちたい。
人前で何かしたい。

と結局はそこに立ち返るのです。


だから、
出来なくても舞台に立つし、葛藤もする。

でも、続けられる。
自分の欲求が続く限り。

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2015-12-05 10:49:51

動機と呼吸について

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こんにちは。


演技する上で、動機と呼吸は密接な関係があります。

動機は身体の変化に表れます。
身体の変化は、呼吸の変化でもあります。

呼吸とセリフの訓練で、
しゃべる→呼吸を止める→吸う→しゃべる、
ということをやります。


しゃべっているときに、
次にしゃべりたいことが生まれる。

しゃべり終わって息を止める。その間に何かが起こる。
次にしゃべるべき事柄が、言葉になる。

その言葉をしゃべるために、息を吸う。
吸った息を使ってしゃべる。

止めている間は「間」にも通じる。

これが出来なければ、生きたセリフはしゃべれないので、
訓練するんです。

止めているつもりでも、
無意識に息を吐いてしまったり、
吸ってしまったりしている。

吸ったあと、せっかく吸った息を止めてしまったり、
一度吐いてからしゃべりだしたりする。

これでは、生きたセリフにはなりません。

そのために訓練します。


これができたからといって、
生きたセリフがしゃべれるわけではない。

なぜ止めるのか、なぜ吸うのか、
なぜしゃべるのか、
その動機付けが出来なければ、セリフは生きてきません。

それでは、どうすれば良いか?

それは、教えられませんが、
生き生きとしたセリフをしゃべっている人は、
ちゃんと「しゃべる→止める→吸う→しゃべる」をやってます。

言葉に息遣いを感じます。

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2015-12-03 14:09:36

動機がうまれているか

テーマ:プロダクションマガジン
こんにちは。


以前にも書かせていただいた
動機についてもう少し書かせていただきます。



身体に動機が生まれたときに、
行動が生まれます。


それなら、
相手が行動する前、動機が生まれた瞬間に
先に動けば機先を制することが出来る。

何か悪いことをして、叱られているとする。
言葉がない・・・。緊張した間。

ふと言い訳の言葉が出てきた。

しゃべろうとした瞬間言い訳は許さん!怒声が飛ぶ。
こんなシーンがあるとします。


しかしうまくいかない。

演出家は「もっと早く」
「もう少し遅く」などと勝手なことを言います。

そこで、一生懸命タイミングを計ろうとする。

少し早目に・・・、もう少し遅く・・・。
だがうまく行くはずがない。
やるたびに相手のタイミングも変わるのだから。
もちろん微妙ではありますが。

そこで相手と一緒に合わそうとする。
ぴったりと合った・・・。だが面白くない。
ただの段取りだから。


タイミングとは、そういうものです。

相手の呼吸を計っているところに緊張感が生まれる。
タイミングを合わすのではない。

ただ、相手を見ること、
相手を聞くこと、相手を感じることしかありません。
もちろん、相手に動機が生まれていなければ、感じようもない。

動機が生まれているか。

+++++++++++++++

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