2014-11-29 10:17:11

退屈のメカニズム

テーマ:プロダクションマガジン
こんにちは。


前回は退屈とはどのような状態かを
書かせてもらいました。

退屈にいる人が、
何らかの身の危険、緊急性を感じると
敵対心にトーンが落ちます。
そして、快感の予感を感じると、
穏やかな興味を感じてトーンが上がっていきます。

このように、
自分の興味や注意のエンジンのギアがどこにも入っておらず、
空回りをしているのが退屈のトーンです。

それでは退屈のトーンは、
なぜ存在するのでしょうか。

自分の興味、注意のエンジンのギアを、
前進からバックに変えるときに、
また、その逆の時に必ずニュートラルを通る必要があるからです。



人は、その人生において
より良く生きるためには、
高いトーンでいる必要があります。
そして、何かに影響され高いトーンでいられないと感じたなら、
怒り→恐れ→助けを請う→無気力へと、
つまり死の方へと段階的に向かって行きます。

この人生をゲームオーバーにして、
次のゲームに期待するわけです。つまり、

退屈よりも低いトーンの人の行動は、
程度の差こそあれ自殺行為だといえます。


興味や注意のエネルギーは、
トーンが低かろうが高かろうが、
どんな人でも持っています。そして、

そのエネルギーの向かう方向が、
トーンに応じて異なるということです。
つまり、熱狂だとお互いのハッピーだっだり。
怒りだと破壊だったりするわけです。


そのプラスとマイナスの方向性の切り替わる点が
退屈よりちょっと下の辺りです。
これより上はプラスに向かい、
これ以下はマイナスに向かいます。

退屈のトーンは、
ちょうどその前に進むギアとバックギアとを切り替えるニュートラルのあたりなのです。
つまりこのトーンが存在しないと、
興味や注意のエネルギーの方向をうまく切り替えることができないということです。

ですからこのトーンは意外と、
とても強力で影響力のあるトーンです。
授業や講演の時のあくびはすぐに伝染しますよね。
つまらない話でも「一生懸命聞かなくては……」と必死になっていた人も、
「これはつまらない」と開き直れるのです。

イライラ怒っている人も、
ホントに退屈な人の前では逆にその怒りが収まり、
自分の考えていた問題は、そんなたいしたことでないと思えてきます。
また、逆に何か楽しい遊びをしていても、
一人が深いため息をつくと、それをきっかけに場がしらけたりします。

これは、人間関係を修復する知識として使っても、
とても効果があり楽しいものです。

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2014-11-21 09:48:05

退屈とは?

テーマ:プロダクションマガジン
こんにちは。

今回は退屈についてお送りします。

退屈ってどんな状態でしょう。

退屈とはイライラしているのと、
満足な状態の間位の感情です。

その人が今いる環境で、
見たり感じたりするものに興味もなくて、
うんざり、あきあき、つまらない
などといったことを漠然と考えているトーンです。


このトーンを自在に使えるようになると、
役者として一段レベルアップできるようになります。


この退屈を表現することを訓練することは、
その役者の演技技術の進歩にとても役立ちます。
またこれができることで、
周りの人からあいつはうまいと高い評価を受けることになります。


退屈の本来の意味は、
本来の道から退いて、屈する意で、退屈。
から由来していると思われます。

つまり、やるべきことが見つからないこと、
おろそかになってしまうことが「退屈」です。


また「退屈」は、興味のあることを探すが、
何も見つからない状態のことです。


「退屈」とは「面白いものがない。」と考えている一方で、
「恐いものなど何もない。」「腹の立つことも別にない。」
とも考えている、実は意外に強く高いトーンなのです。


感情とは、その人が知覚した環境に対して、
もっとも最適だと判断した行動、
つまり、「やりたいこと」「やるべきこと」のために自らのエネルギーを使うためのものです。

そのため退屈な人は、自分がその時いる環境には、
自分がより良く生きるためにやるべき何か、
つまり生きる快感が感じられる楽しいことがないので、
他に何か探したいと何となく考えています。

しかし、それが何だか見つけられず、またたとえ何かを見つけてもそれが
「ホントにいい!」という確信もないので、
それに近づこうとはしません。
それは慎重だからというよりも「動いたってしょうがない。」
と考えているので行動しないのです。

そしてまた、今の環境に「やりたいこと」だけでなく、
「危険」も感じられないので、自分の身を守るために、
緊急の何らかの行動も取る必要はないと考えています。

もし、
その人が何も見つけられない退屈のトーンから、
「危険」つまり、自分に何らかの害をもたらす可能性のある相手
を見つけると、イライラして敵対心のトーンになります。
また、「もうこんなつまらないことやーめた!」と開き直って、
他のもっと興味のある楽しそうなものを見つけると、トーンは退屈より上がって行きます。

興味がない、つまらない状況に甘んじているのが退屈のトーンなのです。

次回退屈のメカニズムについてお送りします。

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2014-11-10 12:26:10

怒りの実践

テーマ:プロダクションマガジン
こんにちは。


今日は演技において怒りの実践について考えてみましょう。


1.目の動き
本当に怒った時、つまり攻撃状態では、
俗にいう目がすわっている状態になります。

攻撃のターゲットの方を向いていますが、
ハッキリとは見えていない状態です。

それより少し低いトーン、
ムカついているときには、攻撃の気持ちはターゲットを向いていますが、
目はわざと斜め下にそらしています。


逆に、攻撃状態よりトーンが高くなり、
声でお前が悪いんだろうが!と攻撃するようになると、
目は顔の正面から動きませんが、
顔自体が「ここにいるみんなお前が悪いと思っているよ」
と他に味方を捜すように左右に動いたりします。
さらに、
イライラしているだけの状態だと、
目は相手の身体を上から下まで見定めるように上下に動きます。

目の動きだけでも、
トーンによって変わってきます。


2.呼吸
攻撃状態では、呼吸は止まります。
息を止めて身体に力を込めているのです。
だからこの状態では本来セリフは話せません。

たとえ口に出しても冷静さを失っているので、
何言ってるのだかわかりません。
ムカついているときには、
鼻だけで鼻息荒く呼吸しています。
逆に、声攻撃のときは、あることないこと
オウオウと声を吐いていきます。
そして、イライラの状態のときは、鼻で「フンッ」「ヘンッ」「ハンッ」
などと相手を軽く見るようにあしらったり、
「チェッ」と舌打ちしたりします。


このように「ムカつき」→「攻撃」→「声攻撃」→「イライラ」
と順番に練習してみましょう。

さて、やはり、このトーンでも目の動きと呼吸
が重要になってきます。


ただ、これら怒りグループの表現のときは、
目の動きと呼吸を気にするよりも、
目の前の相手に対する「決めつけ」や自分の「正当化」に意識を向けた方が、
やりやすいですし、リアルな表現になると思います。


最初は思い切ってやってみましょう。
人によっては最初のうち、声がかれたり、
めまいがしたり、気分が悪くなったりするかもしれません。
でも、訓練していくに連れて徐々に慣れていきます。


そして、ブチ切れる感じが気持ち良く味わえるようになれば完成です。
うまくできれば、
視野が狭くなり音も聞こえにくくなり、
空間が狭くなって歪む感じがするでしょう。
まさに「怒りで我を忘れ、物が見えなくなる。」のです。

怒りをセリフと両立させるのはとても難しいものです。

我を忘れている状態ではセリフも当然よく忘れます。
セリフを言わなくてはいけないときは、
絶対に「口に覚えさせて」おきます。つまり、
その人の怒ったときの口癖のように言うのです。

怒りながらセリフを言う。
これが自由にできるとまたあなたの演技は、
ワンランクアップです。自分でもそれが確実に実感できます。

忘れてはならない重要なポイントは、
どんな理不尽な激しい怒りを表現していようとも、
あなた自身は常に高いトーンでいることです!

「カット!」がかかったとたんに、
笑顔がこぼれるようでなくてはいけません。
まだ怒りの表情を引きずっているようでは、怒りをコントロールしているというよりも、
怒りにコントロールされています。


これは、どんな感情を表現しているときでもそうです。
感情に自分が引きずられてはいい表現になりません。
それを仕事として完全コントロールしているべきものなのです。

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2014-11-07 09:16:50

怒りの表現について

テーマ:プロダクションマガジン
こんにちは。

今回は怒りについて書かせていただきます。


これ苦手な人は女性に多いです。
苦手とする感情表現が一つでもあると、結局感情表現すべてに影響があります。

「気持ちを表すことはいけないことだ」と思って抑えてしまうからなんですね。
だから、この怒りを自由自在に表現できるようになると、
それだけで演技がかなりと上達する人が結構います。


それではまず「怒り」という感情の原理、メカニズムから見てみましょう!




相手が絶対に許せないことをしたから人は相手に怒るといいますが、
それは真実ではありません。

「自分が悪いこと、つまり相手や周りの人ににやっちゃいけないことをしたorしているorしそう」
だから人は怒るのです。

つまり逆ギレです。


これに例外はありません。
例えば、
タバコを吸っているところを注意されて、逆ギレする。
狭い路地を歩いているおばあさんに、早く行けと怒鳴るクルマの運転手。
満員電車で、足を踏まれて蹴り返してるサラリーマン。

怒りのパワーの源は、常に逆ギレ、つまり正当化です。
客観的な事実をねじ曲げて、
「自分は正しい、相手が100%悪い」
と思って怒るのです。


自分が原因にもかかわらず相手から破壊的な行為を受けたので、
その状況を打ち破り自分が正しくいるには相手を破壊する以外、
他に方法はないと考えるのです。

物事の全体を見ることがなく、
その歪んだ事実(相手が100%悪い!と正当化した事実)
のみを見ています。


よって、もし他に解決策があれば、人は決して怒れません。


 「相手を破壊するしかない」
怒りとは常に理不尽で、自ら結果を悪いものにする自殺行為と呼べるものです。 

*ただし、ごく例外的に、沈んでいる相手のトーンを引き上げてあげるための思いやりのある怒り
というものも存在します。落ち込んでいたり、怖じ気づいている相手には、励ましよりも、怒って挑発することが、
トーンを引き上げ立ち直らせるのに効果的なのです。
これは、怒りというよりも、叱咤激励と呼ぶべきでしょう。

つまり、その人は「怒ってる」というよりも愛情込めて「叱っている」のです。

怒りのパワーは、自己防衛本能です。
ささいな犯罪を見とがめられて、
その相手を殺してしまう犯罪がたまにありますが、
その考えと同じです。
「自分が存在できなくなるなら相手を破壊するべきだ。」
これが怒りのトーンの考え方です

ですからもし、タバコを吸っている高校生を注意した相手が警官やヤクザなど、
自分よりはるかに強い存在だと知覚したなら、
恐れてしまい相手に怒ろうとはしません。
逆に、相手がただのうるさいやつだと考えるならイライラするだけ、
どうでもいい奴と考えるなら退屈するだけとなります。
そしてほんとに相手が自分のことを考えて忠告してくれていると、
もし、素直に知覚できたなら興味を持って耳を傾け、
ハッピーになって「忠告してくれてありがとうございます」となります。

怒りとは本当は自分は正しくないと分かっていながら、
それを素直に知覚し、
受け入れることができないため、
相手を破壊して自分の正しさを証明し維持したいという衝動のことです。
ですからこれは続きます。
一度なにかで怒った人は、自分の非を受け入れない限り、
自分の正しさを証明するために何度も同じ怒りを繰り返します。つまり怒りっぽくなるのです。

そんな人は、周りが見えなくなってしまいます。
「自分に許せないことをした相手」のことしか見えていません。
その人の他の面も見えず、他人の意見なども耳に入りません。

そして、目の前にいる人すべてが自分の敵に見えてしまい、ターゲットとしてしまいます。
だから大抵、怒りの状態にある人は、
本当の怒りの対象と違うものに怒っています。

要は八つ当たりです。


これらの知識は演技に直接関係しないことかもしれませんが、
役柄についての理解。
例えば、なぜ、彼女はちょっとミスを指摘されたぐらいで怒り狂っているのか、
なぜ犯罪者は同じような犯罪を繰り返すのか、
なぜ無差別殺人が起こるのか、
なぜ本当の親が自分の子を虐待し続けるのか、
などということを理解することのカギとなります。
この視点で世の中を見てみるといいでしょう。

今度は怒りの表現方法についてお送りします。

さあ、では次に実際の怒りの表現方法についてみていきましょう!

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