30代大学院卒フリーターから見た世の中のあれこれ

ブログを引っ越す事にしました。

30代大学院卒フリーターから見た世の中あれこれ(続き)  に続編を書いていっています。
よかったらそちらも見てやって下さい。

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経営者とサラリーマンの差

経営者とサラリーマンの差


経営者とはなんぞや?

俺もたくさんの会社を見てきたし自分でも友人と自営業を立ち上げようと思ったことがある。

 

そこで思うことがある。

 

経営者とはつまり人を使う人。

サラリーマンとは使われる人。

 

これに尽きるなあと思うわけだ。

 

 

俺が同じ大学の後輩と仕事をしていたときの会話である。

 

俺が、パソコンを眺めて「こういう技術をできるようにならんとあかんなあ~」

 

と言ったとき、経済学部出身の後輩は「できる人を雇ったらいいじゃあないですか!」

 

と言っていた。

 

 

思えばここが経営者とサラリーマンの発想の違い。理学部出身の俺と経済学部出身、銀行勤務の経験のある後輩との差であったと思う。

 

その通りだ!と思う。技術者はいくら技術が高くても、その技術を金に変える経営力、営業力がゼロであれば、技術力100×営業力0=収入0 であるのに対し、経営者というのは技術力がゼロであれば技術系企業において決して尊敬される経営者になることはないと思うが、営業力と人を雇うという行為だけを覚えていればそれでやっていけるものなのである。経営者は金の流れを追うのが仕事。そのために人を使い、金がなくなれば人を切るという生き物なのである。

 

一般サラリーマン、技術者と経営者というのは全然別な生き物ものなのである。

 

俺は今でも技術屋出身の経営者を尊敬するし、自分もできればそうありたいと思うのだが、現実とはそういうものだなとも思う。

 

 

 

 

 

仕事の辞め際というもの

仕事の辞め際というもの

仕事をやめるというのは生きていれば多くの人が経験するものである。
学校を卒業してから死ぬまで同じ職場でという人も結構少ないんじゃあないかと思う。

仕事を辞める際にどういう辞め方をするか、これは結構大事だなと思う。

俺が思う、仕事を辞めても残しておきたいもの。

それは人間関係である。


なぜ人間関係を残すか?

仕事を辞める時というのは仕事が自分に合ってないと思ったりだとか、上司と合わないために辞めるだとか色々な理由(人間関係も特に大きな比重をしめる)があるのだが、辞める前に、会社でそれなりに仲良くできていた人というのがいるはずだ。

例えば同僚で気の合う人間。ちょっと先輩くらいでお世話になって、嫌いになっていない人。

こういう人達とは職場をやめたとしても、何らかの形でつながりを守ったままの方がいい。

なぜならこういう人達というのは、例えば自営業を会社を辞めた後、自分で始めたりする時など、力になってくれる場合が多いからだ。

自分が前の職場でそれなりの働きをしていたのであれば、その知り合いの人も自分の仕事ぶりを理解していてくれているし、何より会社にいるときに仲良くできていたのだから、一緒に自営業を始めようという話になる可能性だって全然あるからだ。

俺自身も、20代の頃、プログラマーの仕事を辞めた後に、しばらくたってから、同じように会社を辞めた営業の先輩から電話がかかってきたことがある。「一緒にビジネスをやらないか?」という話であった。結局、その時、その仕事は一緒にやらなかったのだが、少し手伝いなどをした。

今、考えればそのままやっていてもよかったのかもしれない。


他にも職場というのはせっかく人と結構深いところまで付き合える場ということを忘れてはならないと思う。しょうもない会社を一緒に辞めて、自分達で会社やビジネスを立ち上げる。これは昔から当然ある手段で、そういう感覚を忘れてはならないと思う。これは特に自営業やベンチャー志向の人によく当てはまることだと思う。

あと、同じ会社にいた人間というのは少なくとも自分と同じようなことを一度は志した人が多いというのも言えると思う。
SEならSE。特許事務所なら特許。自分と興味の似た人を広い世の中で探すよりも効率のいい出会いの場とも言えると思う。


久しぶりに記事をかきました・・。

小企業で働くという事

今日は俺が小企業で働いていた時の話を書いておきたい。

小企業で働くという事、それは大企業とは全然異なるものだ。また、中企業ともやはりだいぶ仕事的に異なるというのが感想である。

 

会社の規模にもよるが、特に小企業といわれるような家族経営のような社員10人未満の会社で働く、これはもう学生が抱くような一般的な就職のイメージは全く異なる。

 

俺のいた小企業

社員数がおよそ10人くらい。

業務内容 PCの設定とPOSレジの設定(ほぼ全部が下請け)

 

なぜそういう会社で働くことになったかというと、簡単な話が派遣会社から短期で派遣されていた際に引き抜かれたわけだ。

俺は派遣でその会社で、PCの設定の仕事をしている時はそこそこ優秀に働いていたので、どうやら会社の人に認められたらしく引き抜かれることになった。

 

 

小企業でうまくやっていく際の問題点

 

1.人間関係

大企業や中企業でもそうだが、より濃く人間関係がからんでくるということだ。

 

2.下請け

一部ベンチャー企業などでは違うと思うが、ほとんどの小企業というのは下請けなんではないかと思う。実際に俺が行ったこの会社もほとんどの仕事がちょっと大きな会社の下請けであった。

 

 

人間関係

 

まず、人間関係である。こここで一番の問題はその会社のトップがどういう人であるか、人柄はどうか、また年齢はいくつくらいであるか、会社の方向性としてどこに向けて人を指図しているかということである。小さい会社に入る場合に重要なことはそのトップの力量がどのくらいであるかということである!!と言い切っていいと思う。

 

ちなみに俺の行った会社では実質トップの部長が会社を一応仕切っているのだが、年齢が70歳くらい、別会社を経営している社長も年齢が60代後半、ともうこの会社の寿命は終わってるじゃあないかというそんな会社であった。(不覚にも入ってから初めて知った。)俺個人の意見から言えば社長はあんまり若くても少し不安だと思うが、少なくとも、すでに安定期を超えて衰退期に入っているトップというのは良くない。次の幹部がちゃんと育っていれば良いのだが、その会社は割に温情的な経営をしてきた会社で、昔の成長期にたくさんの優秀な社員を引き抜かれていたようで、もう残っている中堅幹部(3人程)は本当に頼りないというか、仕事のできない人間が多かった。社員というよりは現場労働者なのだ。(これは俺とのミスマッチだったとも言えるので一般論ではないのだが・・。)

 

結論として小企業ではトップの力をまず、見極めろ!ということでいいと思う。最初に入るときにそれがきちんと見えていない状態では入ってはならないと思う。逆に少しでも力ややる気のある社長なら、必ず新入社員を自分の目でチェックしにきて目にかけるものである。派遣から入っていく場合などでも必要なのはまず、情報収集である。

 

逆に小企業のいい所

 

それは間違いなくトップとうまくやっていければ、自分の力をフルに発揮できるということである!!これは間違いない。小企業であっても自分のやりたいことが明確であって、それが社長に通り、バックアップを受けることができればこんなに強い話はない。それはすでに小企業などではなくて自分が主人公のベンチャー企業である。

社長と自分の年齢や相性にもよると思うが、社長をただ、社長としてではなくスポンサーとして説得できれば、そこから自分の事業を始めることも可能でチャンスはある。問題はここでしっかり説得できるだけの力量を自分が持ち合わせていなければならないということである。

 

 

下請け

 

小企業で働くことの最大のデメリットはこの下請けという問題であると思う。

下請けというのは本当に苦しい。仕事現場においても常に元請けの機嫌を伺っていなくてはならないし、IT系などでは元請けからの情報伝達がしっかりしていないと動きようがなくなり、仕事にならない。もちろん、上で利ざやを取られるので、身入りは少ない。これら下請けの苦しさというのは実際にやってみなくてはわからないと思う。

下請けから大きくなったという会社も聞かないわけではないが、下請けをしていれば下請けに沈んでしまうというのが大体のパターンではないかと思う。なぜなら子供でもわかるほどに下請けは元請けと比べて最初から立場が絶対的に不利であるからだ。

 

だから、小企業に行く場合には、できれば自社で顧客と直接つながっている会社を選ぶことをオススメする。ただ、現場で働くのがとにかく好きだから・・などという場合はその限りではない。それならそれにこしたことはない。

 

 

 

久しぶりの記事なのですがちょっと自分の苦い経験から一般的でないことを書いてしまったかもしれません。まあ、小企業は人間関係が自分にマッチすれば非常に居心地のいい所になりえ、のんびり働けたりすることもあるということも書いておきます。

 

 

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