2010-04-01 10:59:16

ディラン:3/31 韓国ソウル公演レポート!

テーマ:★DYLAN JAPAN 2010
3/31 韓国ソウル公演セットリスト:菅野ヘッケル氏レポートです!


3月31日
オリンピック第1体育館(15000収容)
ソウル
Olympic Gymnasium #1 (Gymnastics)
Olympic Park, Seoul, South Korea

日本ツアーと同じように、開演前のBGMはジャック・ケルアックの『路上』
の朗読にバーバラ・ストライザンドの「追憶」などの音楽をかぶせたテープ
が流されていた。20時04分、チェコの作曲家レオシュ・ヤナーチェクが
1926年につくった『グラゴル・ミサ』の第8曲「イントラーダ」が響き、
場内が暗くなり、いつもの紹介アナウンスがはじまった。暗闇のステージに
ミュージシャンたちが姿を現す。今夜のボブは黒の上下、パンツのサイドに
白色のストライプ。グレーのスペイン帽子。黄色のシャツを着ている。
バンドも黒の上下。初めて生でディランの姿を見た、会場を埋め尽くした
韓国のファンが大歓声を上げる。なかには、50年近く待ち続けていた人も
いるはずだ。

1. Rainy Day Women #12 & 35
 ボブ:キーボード。ドニー:ラップスティール。
 歴史的な韓国公演のオープニングは「雨の日の女」。今回のツアーでは、
3月18日名古屋、29日東京に続いて3度目の登場。
もちろん、「エヴリバディ・マスト・ゲット・ストーンド」の合唱が起こる。
ちなみにソウルは朝から雨が降り止まない。

2. Lay Lady Lay
 ボブ:ステージ中央、ハーモニカ。スチュ:アコースティックギター。
ドニー:ペダルスティール。
 ボブが何も持たずにステージ中央のスタンドマイクの前に立つ。
日本ツアーでは、雪模様の照明と書いたが、大会場の今夜は雲のように
見える。12日大阪、19日名古屋、26日東京に続いて4度目の登場。
名古屋のようにギターを弾きながら歌うのもいいが、何も持っていない方が
自由に体を動かせる。ペダルスティールの甘く切ない響きをバックに、
ボブは左半身の決めポーズで立ったり、両手を広げたりしながら、
感動的なハーモニカを披露。

3. I'll Be Your Baby Tonight
 ボブ:ステージ中央、ストラトキャスター。スチュ:アコースティックギター。
ドニー:ペダルスティール 。
 今夜は、ややスピードを速めた軽快なカントリーロックだ。13日大阪、
15日大阪、21日東京に続いて4度目の登場。今夜のボブはローポジション
に執着せずに、高音も弾きながらsyばらしいギターソロを聞かせる。
何度も繰り返すが、ボブのようなギターを弾く人はいない。

4. Stuck Inside Of Mobile With The Memphis Blues Again
 ボブ:キーボード、ハーモニカ。スチュ:アコースティックギター。
ドニー:ペダルスティール。
 曲の前半はかなりオリジナルに忠実に歌っていたが、後半は崩して
自由なヴォーカルを聞かせる。13日大阪、15日大阪、23日東京、24日東京
に続いて5度目の登場。

5. The Levee's Gonna Break
 ボブ:キーボード。ドニー:マンドリン。トニー:ウッドベース。
 11日大阪、12日大阪、15日大阪、18日名古屋、19日名古屋、25日東京、
29日東京に続いて8度目の登場。ボブはこの曲を気に入っているようだ。
スチュのリズムギターが、まるで洪水の泥水のように響く。
ドニーのマンドリンを中心に、ボブのオルガンとチャーリーのギターによる
大ジャム大会が展開される。ステージ上のミュージシャンたちの視線はボブ
に集中するなか、ボブの印象的なオルガンソロが響く。

6. Just Like A Woman
 ボブ:ステージ中央、ハーモニカ。スチュ:アコースチックギター。
ドニー:ペダルスティール。ジョージ:ブラシ。
 スチュがアコースティックギターでイントロを弾き始める。
一瞬、「エヴリー・グレイン・オブ・サンド」かと早とちりしたファンも
いるだろう。12日大阪、19日名古屋、25日東京に続いて4度目の登場。
日本ツアーでも
キーボードを弾いたり、弾かなかったり、
日によってちがっていたが、今夜はキーボードで始め、途中からステージ
中央に移り感動的なハーモニカを聞かせた。コーラス部分を一気に
「ジャスト・ライク・ア・ウーマン」とワンワードのように歌うので、いっしょに
歌おうとしたファンは戸惑ったかもしれないが、今夜のハーモニカを聞けたの
は幸せだ。

7. Honest With Me
 ボブ:キーボード。ドニー:ラップスティール。
 天井に反射した照明によって客席もかなり明るくなる。12日大阪、16日大阪、
19日名古屋、23日東京、26日東京に続いて6度目の登場。スチュがリードを
演奏し、ジョージが駆り立てるようにドラムを叩く。スチュのギターとボブのオル
ガンの掛け合いがすばらしい。

8. Sugar Baby
 ボブ:ステージ中央、ハーモニカ。トニー:ウッドベース(弓)。
ドニー:ペダルスティール。
スチュ:アコースティックギター。ジョージ:ブラシ。
 19日名古屋、21日東京、24日東京、26日東京に続いて5度目の登場。
今夜もキーボードを弾かずに、最初からスタンドマイクで歌った。ドニーのペダル
スティールが美しい旋律を奏で、ボブはブレークを組み込んだ自由なヴォーカル
を聞かせた。さらにこの曲でもすばらしいハーモニカを披露。最後に余韻を
残すように、トニーが感情を込めて弓でベースを弾いた。

9. High Water (For Charley Patton)
 ボブ:ステージ中央、ハーモニカ。ドニー:バンジョー。トニー:ウッドベース。
 11日大阪、15日大阪、25日東京、28日東京に続いて5度目の登場。
日本ツアーではジョージのパワフルなドラムが目立ったが、今夜はドニーの
バンジョーが際立っている。とくに間奏で聞かせたバンジョーソロ、ボブの
ハーモニカとの掛け合いはすばらしい。

10. Desolation Row
 ボブ:キーボード。ドニー:マンドリン。トニー:ウッドベース(弓)。
スチュ:アコースティックギター。ジョージ:ボンゴ。
 15日大阪、19日大阪、24日東京、29日東京に続いて5度目の登場。
さまざまな人物が登場するこの曲は、何度見ても飽きない短編映画のようだ。
日本でも何度も楽しませてくれたが、今夜もボブはオルガンで下降メロディの
リフを奏でると、それに答えるようにヴォーカルも自由にメロディを変える。
インプロヴィゼーションに富んだヴォーカルこそ、ボブの最大の魅力のひとつ。
チャーリーの美しいギターとボブのオルガンが絡み合いが印象に残る。

11. Highway 61 Revisited
 ボブ:キーボード。ドニー:ラップスティール。チャーリー:ボトルネック。
 日本ツアーでは使われなかった新しい照明が登場。日本では無数の
輪がこんがらがった模様だったが、今夜は大理石、あるいは雲母のような
模様の照明だ。毎日歌われるが、少しずつちがう。今夜のボブのオルガンは、
アヴァンギャルドと表現したくなるほど自由だった。チャーリーもついていけ
ないんじゃないかと感じさせるほど、ボブは自由奔放なリフを繰り返し、
あおりまくる。大ジャム大会に観客は大歓声を上げる。

12. Shelter From The Storm
 ボブ:キーボード&ハーモニカ。トニー:ウッドベース。ドニー:ペダルスティール。
スチュ:アコースティックギター。
 13日大阪、18日名古屋、21日東京、28日東京に続いて5度目の登場。
もちろん2010年版の、チャーリー、スチュ、ドニーがそれぞれソロパートを取る
新アレンジだが、回を重ねるごとに完成度が高まる。トニーのベースソロが
組み込まれてもいいと思うのだが。

13. Thunder On The Mountain
 ボブ:キーボード。ドニー:ラップスティール。 スチュ:アコースティックギター。
 明るい照明に照らされ、今夜も興奮のジャムが繰り広げられる。
チャーリーのギターによるイントロに続き、今夜のボブは歌の出だしから快調だ。
さらにボブは、シャナナがリバイバルヒットさせたAt The Hopを連想するオル
ガンリフでミュージ
シャンたちを駆り立てる。今夜も大興奮のジャム大会だ。

14. Ballad Of A Thin Man
 ボブ:ステージ中央、ハーモニカ。ドニー:ラップスティール。
 いつものように黒幕にシルエットが映し出され、ドラマチックな効果を生み出す。
スチュがリードギターでイントロを弾き終えると、ボブは一瞬右手を頭上高く上げ、
最初からハンドマイクで歌い始める。途中、めずらしく一般的なバンドのように、
ボブを中心に左側にスチュ、トニー、ジョージ、右側にチャーリー、ドニーと並んで
演奏する場面があった。みごとなハーモニカソロに、観客が大歓声を上げる。
29日東京の日本最終公演では「いつまでも若く」が歌われたが、やはりメイン
セットの締めくくりはこの「やせっぽちのバラッド」がいい。セクシーポーズを
決めながら「ミスター・ジョーーーンズ」と歌うボブに観客の歓声が止まない。
ボブも軽くお辞儀をしてステージを去っていった。

メインセットが終わり、10分後にアンコールセットがはじまる。
バックに大きなアイロゴの幕が飾られる。

15. Like A Rolling Stone
 ボブ:キーボード。ドニー:ペダルスティール。
 総立ちの観客の前でアンコールが始まる。日本ツアーで使われた客席に
スポットライトが当てられる照明はない。後方席の客が前につめて通路が
人で埋まる。ソウルのセキュリティーはかなり緩い。会場のあちこちで
フラッシュがたかれる。カメラ付き携帯はもちろんだが、デジカメや本格的一眼
レフで撮影するファンもいる。ボブは例によってヴォーカルを崩して歌うが、
観客はかまわずにコーラス部分を大合唱する。ライヴハウスとはちがった、
大ホールの迫力に圧倒される。

16. Jolene
 ボブ:キーボード。トニー:ウッドベース。ドニー:ラップスティール。
 ボブがオルガンアヴァンギャルドなソロを聞かせる。ボブはまちがいなく
「王様」だ。ならば観客は「女王」か。大洪水のようなジャムを展開。

(メンバー紹介)
この夜、歌以外でボブが声を発したのは、このときだけ。

17. All Along The Watchtower
 ボブ:キーボード。スチュ:リードギター。ドニー:ラップトップ。
 26日と28日の東京では「風に吹かれて」を歌ったために、この「見張り塔から
ずっと」は歌われなかったが、この曲を聞けなかったファンは残念に思っている
はずだ。アイロゴの黒幕にまだら模様の照明が当てられる。スチュが鋭いリード
ギター、エネルギーのほとばしる自由な絡み合い、ドラマチックで突き抜ける
ような鋭い歌と演奏に観客は大歓声を上げる。今夜のボブは、下降メロディを
多用し、今回のツアーのなかでももっとも自由な歌い方を披露。

曲が終わると、いつものようにボブを中心にミュージシャンたちが一列に整列
した。ボブは小さく2回ガッツポーズをしてステージを去た。しかし拍手と歓声
は止みそうもない。ある程度予想はしていたが、場内の明かりも点灯されない。
そう、ソウルでも奇跡が起きた。ボブがミュージシャンといっしょに2回目の
アンコールに戻ってきた。

18. Blowin' In The Wind
 ボブ:キーボード→ステージ中央、ハーモニカ。ドニー:ヴァイオリン。
 26日東京、28日東京、29日東京に続いて4度目の登場。チャーリーが低音を
強調したリードギターを弾く。ロックビートを強調したメリハリのあるヴァージョンが、
聞き手の心に突き刺さる。キーボードを離れ、ステージ中央に移ったボブは、
深くしゃがみ込みながらハーモニカを演奏。最後にお辞儀をして終えた。

ふたたびボブを中心にミュージシャンが一列に整列する。ボブは両腕を90度に
曲げ、左、右、中央の順に小さくガッツポーズを繰り返し、お辞儀をし、ことばこそ
発しなかったが最後にうなづいて去っていった。

ボブが去っても場内の明かりがしばらく点かない。「もしかして、まさか」と一瞬
思ったが、もちろん3回目のアンコールはなかった。気を持たせたが、やがて
明かりが点灯し、会場を後にする観客は全員にこやかな笑顔をうかべていた。

(reported by 菅野ヘッケル)
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2010-03-30 21:09:38

ディラン遂に最終、東京7日目。いつまでも若く!奇跡のアンコール、そして初の日本語披露

テーマ:★DYLAN JAPAN 2010
遂にディランJAPAN TOUR最終公演。。。あー終わってしまいました。
どこか物悲しい感じです。長いようであっという間。

3/29はディラン東京7日目、通算14回目となる最終公演は全てにおいて
マジック!最後にして日本公演初登場2曲!中でも本編セットリスト
最後の曲は不動の「やせっぽちのバラード」だったのが、日本公演
最終公演で初めて変更、それも「FOREVER YOUNG」!
2009年に2回、2008年にも2回しか歌っていない超レアな曲。
まさに68歳のディランがここで「FOREVER YOUNG/いつまでも若く」
を演奏したのは非常に感慨深い。

これで日本公演トータルで66曲の異なる曲を演奏!
東京のみで考えると7日間で58曲の異なった曲を演奏したということに。

更にはアンコール3曲が終わったあと、本来であればそこで終了の
ところ、奇跡が起こった!

アンコールの最終の曲はここのところ2日連続「風に吹かれて」だったが、
本日は再度「見張り塔からずっと」に戻り。これで終わりかぁ・・・と
思ってたその時、ディラン&バンドがステージに戻ってきた!
そして「風に吹かれて」を再度演奏したのです!!

ディランが2度目のアンコールをすることはこれまでもほとんどないので
これは、まったくの奇跡!最後の最後で日本のファンに大きなプレゼント
を贈ってくれた。きっと日本のファンのあまりにも熱狂振りに応えてくれた
のだと思う。そして逆に熱い想いをわかってこんな粋なことをしてくれる
なんて!ボブ・ディランも同じ人間なんだなあと感動。

更に、今日のトピックは、ディランが最後の最後で日本語をしゃべる!
今日のディランは最初から大ゴキゲンで、笑顔も何度も見せてくれました。
アンコール最後の曲の前にメンバー紹介をする場面。
ディランが「THANK YOU, FRIENDS!」と一言言ったあと、ギターのSTU、
Charlieなどなど紹介した後、ドラムのGEORGE RECILEの紹介前に
なんと日本語で「行きましょう」と笑いながら一言!!!
(ちょっと照れてたみたい・・・。)
遂に初めて日本語をひとこと披露!これまでそんなこと一度もなかった
ので、超びっくり!!!その後の奇跡のアンコールへの突入を日本語で
指示したのか???(ま、そんなことはないか・・・)

最終曲「風に吹かれて」のあと、メンバー全員がステージ前方に整列
して不動のポーズを取っているとき、ディランは何度も小さなガッツ
ポーズを繰り返し、最後は深く頭を下げてお辞儀をして去っていった。

長いようで短かったボブ・ディラン2010 JAPAN TOUR、
奇跡のライヴハウス・ツアー全14公演は奇跡の最終公演とともに
遂に終了!毎日お付き合いいただきありがとうございました!
いやー久々に血湧き、肉踊るような毎日でした。

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★ボブ・ディラン:3月29日東京7日目、日本公演14日目セットリスト!
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本日も菅野ヘッケルさんからのレポートです!!

3月29日(日本ツアー最終日)
ZEPP東京

ついに日本ツアー最終日。19時。ボブは上下黒の衣装、パンツのサイドに
白色のストライプ。グレーのスペイン帽子。ブルーグレーのシャツ
(ラインストーンの装飾?)とスカーフ。バンドは黒の上下。


1.Rainy Day Women #12 & 35 /雨の日の女
(1966『ブロンド・オン・ブロンド』)

ボブ:キーボード。ドニー:ラップスティール。
18日名古屋に続いて2度目の登場。オープニングから客席は大興奮。
「エヴリバディ・マスト・ゲット・ストーンド」の大合唱がわき起こる。
チャーリーのギターも全開。

2.It's All Over Now, Baby Blue
(1965『ブリンギング・イット・オール・バック・ホーム』)

ボブ:ギター。ドニー:ペダルスティール。スチュ:アコースティックギター。
23日東京、25日東京に続いて3度目の登場。過去2回はステージ中央で
ハーモニカを持って歌ったが、今夜はちがう。ボブはギターを弾いて歌った。
間奏部分ではボブがチャーリーとツインリードを披露。
ローポジションを中心に弾くボブのギターは魅力的だ。後半では崩した
ヴォーカルで自由にギターリフを交錯させた。エンディングの指示もボブが出した。

3.Most Likely You Go Your Way (And I'll Go Mine)/我が道を行く
(1966『ブロンド・オン・ブロンド』)

ボブ:キーボード。スチュ:アコースティックギター。ドニー:ラップスティール。
16日大阪、24日東京に続いて3度目の登場。24日はボブのハーモニカの
イントロではじまり、交互にハーモニカとヴォーカルを器用に入れ替える
歌唱法を披露してくれたが、今夜はハーモニカは演奏しない。代わりに
チャーリーがギターでおなじみのリフを繰り返す。ボブは笑顔を見せ、
後半はヴォーカルを自由に操っていた。とても楽しそうだ。

4.My Wife's Home Town /マイ・ワイフズ・ホーム・タウン
(2009『トゥゲザー・スルー・ライフ』)

ボブ:ギター。トニー:ウッドベース。ドニー:マンドリン。
雪模様の照明が灯り、ボブがふたたびギターを持ってステージ中央に立った。
何を歌ってくれるのかと緊張したが、すぐに判明した。2010年初登場となる
「マイ・ワイフズ・ホーム・タウン」だ。ヘヴィーブルースに仕上げたこの曲で
「わたしはただこう言いたいだけ/地獄とはわたしの妻のふるさとの町の
ことだと」と歌うボブの声がよく出ていることに改めて気づいた。
間奏ではボブとチャーリーがツインリードを聞かせる。ボブはストラト
キャスターのネックを顔に近づけず、かなり水平にして演奏した。

5.I Don't Believe You (She Acts Like We Never Have Met)/アイ・ドント・ビリーヴ・ユウ)
(1964『アナザー・サイド・オブ・ボブ・ディラン』)

ボブ:ステージ中央、ハーモニカ。ドニー:ラップスティール。スチュ:リード
11日大阪、16日大阪、18日名古屋、23日東京、25日東京に続き
6度目の登場。ボブはこの曲がとても気に入っているのだろう。ボブは
いつもと逆の姿勢、めずらしく右半身のポーズをとる。この曲が始まる前に、
客席の男性が「愛してるよ!」と大声で叫んだが、たしかにボブのポーズ
を見ていると、愛らしく感じる。セクシーだ。途中、みごとなリードハーモニカ
を聞かせ、さらにヴォーカルとハーモニカを交錯させる離れ業も披露した。

6.Spirit On The Water /スピリット・オン・ザ・ウォーター
(2005『モダン・タイムズ』)

ボブ:キーボード、ハーモニカ。ドニー:ペダルスティール。
トニー:ウッドベース。ジョージ:ブラシ。
11日大阪、15日大阪、19日名古屋に続く4度目の登場。4ビートジャズ
を連想するようなスタッカートリズムのバックに乗せて、チャーリーがしぶい
ギターソロを聞かせる。エンディングはハーモニカで締めくくった。

7.Cold Irons Bound/コールド・アイアンズ・バウンド
(1997『タイム・アウト・オブ・マインド』)

ボブ:ステージ中央、ハーモニカ。ドニー:ラップスティール。
11日大阪、15日大阪、19日名古屋、24日東京に続いて5度目の登場。
ストップ&スタートを効果的に組み込み、今夜もドラマチックな仕上がり。
ボブは右手を高々と上げて決めポーズを取った後、熱のこもった
ハーモニカ演奏を披露。すごい。ジョージのヘヴィーなドラムにも圧倒される。

8.Desolation Row/廃墟の街
(1965『追憶のハイウェイ61』)

ボブ:キーボード。ドニー:マンドリン。トニー:ウッドベース(弓)。
スチュ:アコースティックギター。ジョージ:ボンゴ。
15日大阪、19日大阪、24日東京に続いて4度目の登場。さまざまな
人物が登場するこの曲では、10分間の短編映画を見ているように
ストーリーテラーとしてのボブの魅力がほとばしる。ボブはオルガンで
下降メロディのリフを奏でると、それに答えるようにヴォーカルも自由に
メロディを変える。オルガン、マンドリン、ギターが絡み合って印象に
残る熱演を繰り広げる。最後はトニーが弓でベースを弾いた。

9.The Levee's Gonna Break/ザ・レヴィーズ・ゴナ・ブレイク
(2005『モダン・タイムズ』)

ボブ:キーボード。ドニー:マンドリン。トニー:ウッドベース。
11日大阪、12日大阪、15日大阪、18日名古屋、19日名古屋,
25日東京に続いて7度目の登場。固定曲以外では最多登場だ。
ボブは上半身を前後に大きく揺らしながらキーボードでリードをとり、
調子の良いシャッフルと言えるような奔放なジャムを展開。ステージ上の
ミュージシャンたちの視線はボブに集中している。
ボブはインプロヴィゼーションにあふれる自由なヴォーカルを披露。会場は大興奮。

10.When The Deal Goes Down/ホエン・ザ・ディール・ゴーズ・ダウン
(2005『モダン・タイムズ』)

ボブ:キーボード、ハーモニカ。スチュ:アコースティックギター。
ドニー:ペダルスティール。トニー:ウッドベース(弓)。ジョージ:ブラシ。
25日東京に続いて2度目の登場。25日のイントロはボブのハーモニカ
だったが、今夜はちがう。スチュがアコースティックギターで美しいリフを
奏でると、チャーリーも負けじとセミアコでおなじように美しいメロディを演奏。
ボブはやさしさあふれるヴォーカルを聞かせた。
エンディングではトニーが弓でベースを弾いた。

11 Highway 61 Revisited/追憶のハイウェイ61
(1965『追憶のハイウェイ61』)

ボブ:キーボード。ドニー:ラップスティール。チャーリー:ボトルネック。
毎日歌われるが、少しずつちがう。だから何度聞いても飽きない。
今夜はボブのオルガンがしつこいぐらいに同じリフを繰り返し、
あおりまくるジャム大会だ。ボブは両手を振り回す動きさえ見せる。
もちろん観客は大歓声を上げる。

12.Can't Wait/キャント・ウェイト
 (1997『タイム・アウト・オブ・マインド』)

ボブ:キーボード。ドニー:マンドリン。
11日大阪、18日名古屋、24日東京に続いて4度目の登場。
大阪と名古屋ではステージ中央で歌ったが、東京ではキーボードを
演奏しながら、ストップ&スタートを組み入れて歌う。ドラマチックな仕上がり。

13.Thunder On The Mountain/サンダー・オン・ザ・マウンテン
(2005『モダン・タイムズ』)

ボブ:キーボード。ドニー:ラップスティール。 スチュ:アコースティックギター。
明るい照明に照らされ、今夜も興奮のジャムが繰り広げられる。チャーリー
のギターによるイントロに始まり、ボブがオルガンソロでミュージシャンたち
を駆り立てる。軽快なジャムはいつまでも聞き続けたい。曲が終わると
ボブがステージ中央に歩いて出てきた。すぐにトニーが近寄り、
ふたりで何やら相談しているように見える。「もしかすると、セットリストの
曲目を変えるのかな?」と思ったら、その通りとなった。

14.Forever Young /いつまでも若く
(1974『プラネット・ウェイヴス』)

ボブ:キーボード、ハーモニカ。ドニー:ペダルスティール。
スチュ:アコースティックギター。
2010年初登場曲。しかも2009年に2回、2008年にも2回しか歌っていない
レアな曲だ。ゆったりと、やさしく歌うボブを見ていると、東京の観客は幸せ
だと思った。歌の後半は、キーボードを離れ、ステージ中央に出てきて
スタンドマイクで歌い、ハーモニカも演奏。曲の最後はふたたびキーボード
に戻って続けた。

メインセットが終わり、10分後にアンコールセットがはじまる。
バックに大きなアイロゴの幕が飾られる。

15.Like A Rolling Stone/ライク・ア・ローリング・ストーン
(1965『追憶のハイウェイ61』)

ボブ:キーボード。ドニー:ペダルスティール。
コーラス部分で、客席にスポットライトが当てられる。ボブのヴォーカルの
崩しは少なかった。これなら観客もいっしょにコーラス部分を合唱できる。

16.Jolene/ジョリーン
(2009『トゥゲザー・スルー・ライフ』)

ボブ:キーボード。トニー:ウッドベース。ドニー:ラップスティール。
チャーリーがギターで、ボブがオルガンですばらしいソロを聞かせる。
トニーもウッドベースを回して乗りまくる。

(メンバー紹介)
この夜、歌以外でボブが声を発したのは、このときだけ。
しかし、昨夜とちがって、ドニーはヴァイオリンを持っていないので、
「見張り塔からずっと」の復活だとわかった。

17.All Along The Watchtower/見張塔からずっと
(1967『ジョン・ウェズリー・ハーディング』)

ボブ:キーボード。スチュ:リードギター。ドニー:ラップトップ。
25日東京以来の登場。スチュが鋭いリードギターを聞かせ、
今夜もエネルギーのほとばしる自由な絡み合いがステージで展開。
ドラマチックで突き抜けるような鋭い歌と演奏に、観客は大歓声を上げる。

曲が終わると、いつものようにボブを中心にミュージシャンたちが一列に
整列した。ついに14公演の日本ツアーがこれで終了したのか、
と寂しさが湧いてくる。同時にすばらしいステージを届けてくれたボブに
感謝したい気持ちも高ぶってくる。

会場を埋め尽くした2700人も同じ気持ちだった。ボブたちがステージを
去っても、拍手と歓声は止みそうもない。いつもなら、すばやく点灯される
場内の明かりも点きそうにない。やがて奇跡が起きた。
ボブがミュージシャンといっしょにステージに戻ってきた。

ボブが2度目のアンコールをすることは、ほとんどない。
奇跡としか言いようがない。
ファンの熱意がボブを動かしたのだ。また、ボブも日本が大好きなんだろう。

18. Blowin' In The Wind/ 風に吹かれて
(1963『フリーホイーリン・ボブ・ディラン』)

ボブ:キーボード→ステージ中央、ハーモニカ。ドニー:ヴァイオリン。
26日東京、28日東京に続いて3度目の登場。ロックビートを強調した
メリハリのあるヴァージョン。約半世紀も前につくられた歌が、
いまも衰えることなく聞き手の心に突き刺さる。

思いもかけなかった6分間のボーナスが終わり、ふたたびボブを中心に
ミュージシャンが一列に整列する。ボブが何度も小さなガッツポーズを
繰り返し、最後は深く頭を下げてお辞儀をして去っていった。
「サンキュー、トーキョー」なんて言わない。ことばなんていらない。
ボブの表情と動作がすべてを伝えている。ぼくは叫んだ。「ありがとう」。
会場を後にする観客も、全員にこやかな笑顔をうかべている。

PS:
3月31日、ソウルのコンサートで2010年ファーストレグは終了する。
ボブが韓国でコンサートをするのは初めてだ。ソウルの模様も、
このページでお伝えする。
 
(Reported by 菅野ヘッケル)

メンバー:
BOB DYLAN,
TONY GARNIER (bass),
DON HERRON (steel guitar / mandolin / violin / trumpet),
STUART KIMBALL (guitar),
GEORGE RECILE (drums / percussion),
CHARLIE SEXTON (guitar)

http://www.sonymusic.co.jp/bobdylan
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2010-03-29 03:31:09

ディラン東京6日目:最後にディランが「ガッツ・ポーズ」!

テーマ:★DYLAN JAPAN 2010
3/28はディラン東京6日目、通算13回目となるツアー終盤…。
にも関わらず、なんと日本公演初登場5曲も!!!

おとといの「風に吹かれて」初登場も驚きましたが、初っぱな2曲が
初登場曲の連発で1979年『スロー・トレイン・カミング』からの
「ゴナ・チェンジ・マイ・ウェイ・オブ・シンキング」、1965年
『ブリンギング・イット・オール・バック・ホ-ム』からの
「ラヴ・マイナス・ゼロ/ノー・リミット」。更には1975年『血の轍』
からの「運命のひとひねり」、そして、2005年『モダン・タイムズ』
からの「ワーキングマンズ・ブルース#2」と「ネティ・ムーア」。

初登場曲5曲のうち、「ラヴ・マイナス・ゼロ/ノー・リミット」と
「運命のひとひねり」は昨年はたった1回しか歌っていない超レアな曲。
それを日本でこの日両方披露してくれた、ある種神がかり的なセット
リストでした。

これで日本公演トータルで60曲突破!今日までで64曲の異なる曲を演奏!
おとといのセットリストと比べると17曲中9曲も変更。
東京のみで考えると6日間で54曲の異なった曲を演奏ということに…。

「風に吹かれて」がおととい日本初演された時イントロではまったく
何の曲がわからず、歌詞を注意深く聞いてて、ようやくわかった!
という感じだったのですが、今日も同じくゆったりとしたブルージーな
ヴァージョン。一方で「ライク・ア・ローリング・ストーン」は日増し
にわかりやすくなっていく…。今日だけ聞いた方はオリジナルに近い
なあと思ったかも。東京初日のあのアレンジはいったいなんだったのか???
本当に不思議。

そして、今日のトピックは、ディランが“ガッツ・ポーズ”!

最終曲「風に吹かれて」のあと、メンバー全員がステージ前方に整列
して不動のポーズを取っているとき、なーんとディランが客席に
向かってガッツポーズを見せたのです!?それも客席を煽るように何度も!
これは驚きました。当然それを見た観客もディランに応えて
「ウォー」と大歓声をあげ盛り上がる。それに応えてくれたのか、
今度はディランがそして、深~く一礼、お辞儀です!(これまで
で一番深く頭をさげました!)

最終曲のあと一瞬暗転し、その後パッと明かりがつくとステージ中央に
ディラン&バンドが一同に整列。これまでは見栄を切るみたいに
会場見つめ続け、それでサッと帰ってしまうのがほとんどだったのですが、
おとといの26日にはちょっとお辞儀、そして今日はガッツ・ポーズ&
深く一礼。ん~本当に不思議な人です!
今日はお客さんの歓声も凄く、「ボビぃ~~!」って各所から掛け声連発。
(でも「ボビィ~」って呼んでいいの!?)、バンドの演奏も素晴らし
かったので、それが嬉しかったのかなあ??こんなこと言うと怒られ
ちゃうかもですが、ちょっとオチャメに見えたのは僕だけでしょうか?
全くわけがわかりません!

迎合せず、媚びず、ぶれず、挑戦、変化し続け、我が道を行く!
長いようで短かったボブ・ディラン2010 JAPAN TOUR、
日本公演最終公演は29日。残すところ遂に1回のみ!
チロル・チョコも売れてます!!

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★ボブ・ディラン:3月28日東京6日目、日本公演13日目セットリスト!
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本日も菅野ヘッケルさんからのレポートです!!

3月28日
ZEPP東京

ボブは考え方を変えたのだろうか。日本公演13日目、東京公演6日目
となる今夜のセットリストには、2010年初登場曲が5曲も含まれる。驚きだ。

19時8分、ステージにミュージシャンたちが姿を現し、紹介アナウンスが
はじまった。今夜のボブは黒の上下、パンツのサイドにゴールドのストライプ。
白のスペイン帽子。白色のシャツを着ている。バンドも黒の上下。

1.Gonna Change My Way Of Thinking/ゴナ・チェンジ・マイ・ウェイ・オブ・シンキング*
(1979『スロー・トレイン・カミング』)
 
ボブ:キーボード。ドニー:ラップスティール。
2010年初登場曲。2009年秋の全米ツアーでもオープニング曲として
登場したゴスペル時代のレアな曲が、東京でも登場した。ヘヴィー&
ファンキーなリズムをバック、ボブのヴォーカルにはパワーが
あふれている。昨日の休みがよかったのだろう、オープニングから
伸びのあるヴォーカルだ。

2.Love Minus Zero/No Limit/ラヴ・マイナス・ゼロ/ノー・リミット*
(1965『ブリンギング・イット・オール・バック・ホ-ム』)

ボブ:ステージ中央、ハーモニカ。スチュ:アコースティックギター。
ドニー:ペダルスティール。
2010年初登場曲。昨年は1回(11月5日)しか歌っていないレアな曲。
ペダルスティールが「新しい夜明け」を連想させるリフを繰り返し、
ゆったりとしたテンポでボブはやさしいヴォーカルを聞かせる。
3番の歌詞まで歌い終わると、つづいてハーモニカで美しい間奏を
たっぷり聞かせたあと、4番の歌詞に移った。ハーモニカとヴォーカル
のすばらしさに、ただ酔いしれるしかない。

3.I'll Be Your Baby Tonight/アイル・ビー・ユア・ベイビー・トゥナイト
(1967『ジョン・ウェズリー・ハーディング』)

ボブ:ステージ中央、ストラトキャスター。スチュ:アコースティックギター。
ドニー:ペダルスティール 。
13日大阪、15日大阪、21日東京に続いて4度目の登場。間奏で
ボブとチャーリーがツインリードを披露。ボブがローポジションで
弾くギターソロは魅力的だ。ボブのようなギターを弾く人はいない。

4.Simple Twist Of Fate/運命のひとひねり*
(1975『血の轍』)

ボブ:ステージ中央→キーボード、ハーモニカ。
スチュ:アコースティックギター。ドニー:ペダルスティール 。
2010年初登場曲。ペダルスティールのイントロが流れた瞬間、
耳を疑った。予想しなかった「運命のひとひねり」の登場だ。
2009年は3月29日に1度歌っただけのレアな曲。ヴォーカルと
ハーモニカのインタープレイをはさみながら、曲の後半は
キーボードに移った。

5.Tweedle Dee & Tweedle Dum /トゥイードル・ディー&トゥイードル・ダム
(2001『ラヴ・アンド・セフト』)

ボブ:キーボード。ドニー:ペダルスティール。
12日大阪、13日大阪、18日名古屋、21日東京、26日東京
に続いて6度目の登場。ステージ中央のスタンドマイクで歌ったり、
今夜のようにキーボードを弾きながら歌ったり、日によってちがう。
ジョージが叩くヴードゥー風リズムのドラムが体に響くなか、
スチュとチャーリーがリードギターで掛け合いバトルを展開する。

6.Shelter From The Storm/嵐からの隠れ場所 
(1975『血の轍』)

ボブ:キーボード&ハーモニカ。トニー:ウッドベース(弓)。
ドニー:ペダルスティール。スチュ:アコースティックギター。
13日大阪、18日名古屋、21日東京に続いて4度目の登場。
もちろん2010年版の、チャーリー、スチュ、ドニーがソロパートを
取る新アレンジ。

7.Summer Days/サマー・デイズ
(2001『ラヴ・アンド・セフト』)

ボブ:キーボード。トニー:ウッドベース。ドニー:ペダルスティール。
16日大阪、21日東京、23日東京、26日東京に続き5度目の登場。
早口で歌う時のボブのリズム感の良さに脱帽。だれにもまねできない。
チャーリーがすばらしいギターを聞かせる。後半のジャム大会では、
ボブが3連音を強調したオルガンソロを披露。客席から大歓声が沸き上がる。

8.Workingman's Blues #2/ワーキングマンズ・ブルース#2 *
(2005『モダン・タイムズ』)

ボブ:キーボード、ハーモニカ。ドニー:ペダルスティール。
スチュ:アコースティックギター。
2010年初登場曲。スチュがアコースティックギターでイントロを
弾き始めた瞬間、熱望していた曲だとわかる。ボブはていねいな歌い方
でことばをクリアに伝える。後半はステージ中央に移り、ハーモニカ
を演奏。ボブの低音のヴォーカルが艶やかに響く。

9.High Water (for Charlie Patton)/ハイ・ウォーター
(2001『ラヴ・アンド・セフト』)

ボブ:ステージ中央、ハーモニカ。ドニー:バンジョー。
トニー:ウッドベース。
11日大阪、15日大阪、25日東京に続いて4度目の登場。
ジョージが叩くフロアタムがパワフルに響く。ベースが手を休めて演奏
されたバンジョーソロもすばらしかった。センターステージのマイクの
前で歌うボブはじつに魅力的だ。

10.Tryin' To Get To Heaven /トライン・トゥ・ゲット・トゥ・ヘヴン
 (1997『タイム・アウト・オブ・マインド』)

ボブ:キーボード、ハーモニカ。ドニー:ペダルスティール。
15日大阪、21日東京に続いて3度目の登場。雪模様の照明の下、
スローなテンポで歌われる「天国への扉が閉じられる前に、たどりつきたい」
ということばが身にしみる。エンディングはハーモニカで決める。

11. Highway 61 Revisited/追憶のハイウェイ61
 (1965『追憶のハイウェイ61』)
 
ボブ:キーボード。ドニー:ラップスティール。チャーリー:ボトルネック。
毎日歌われるが、少しずつちがう。だから何度聞いても飽きない。
今夜は炸裂するリズムのジャム大会だ。ボブが聞き応えのあるすばらしい
オルガンソロを披露。

12. Nettie Moore/ネティ・ムーア *
 (2005『モダン・タイムズ』)
 
 ボブ:キーボード。ドニー:ヴァイオリン。スチュ:アコースティックギター。ジョージ:ブラシ。
 2010年初登場曲。イントロがはじまった瞬間、「エイント・トーキン」かと早とちりしたが、すぐに「ネッティ・ムーア」と判明した。ボブのリズム感の良さと、早口でことばを入れる歌い方に感激させられる好演だ。後半には、まるで踊っているような自由なヴォーカルを聞かせてくれた。トニーのスライドベースも効果的。「ぼくはクレージーマンの長男、カウボーイバンドの一員だ」のくだりで歓声が上がったのを聞き、日本のファンもみんな聞き込んでいることがわかってうれしかった。


13. Thunder On The Mountain/サンダー・オン・ザ・マウンテン
 (2005『モダン・タイムズ』)
 
ボブ:キーボード。ドニー:ラップスティール。
スチュ:アコースティックギター。
明るい照明に照らされ、今夜も興奮のジャムが繰り広げられる。
ボブが「これならどうだ」とでも言いたげに、オルガンソロで
ミュージシャンたちを駆り立てる。6分間、わくわくしっぱなしだ。

14. Ballad Of A Thin Man/やせっぽちのバラッド
 (1965『追憶のハイウェイ61』)

ボブ:ステージ中央、ハーモニカ。ドニー:ラップスティール。
いつものように黒幕にシルエットが映し出され、ドラマチックな効果
を生み出す。ボブは一瞬左手を頭上高く上げて歌い始める。3番からは、
ハンドマイクで歌う。みごとなハーモニカソロに、観客が大歓声を上げる。

メインセットが終わり、10分後にアンコールセットがはじまる。
バックに大きなアイロゴの幕が飾られる。

15. Like A Rolling Stone/ライク・ア・ローリング・ストーン
 (1965『追憶のハイウェイ61』)
 
ボブ:キーボード。ドニー:ペダルスティール。
コーラス部分で、客席にスポットライトが当てられる。ボブのヴォーカル
の崩しは少なかった。これなら観客もいっしょにコーラス部分を合唱できる。

16. Jolene/ジョリーン
 (2009『トゥゲザー・スルー・ライフ』)

ボブ:キーボード。トニー:ウッドベース。ドニー:ラップスティール。
チャーリーがギターで、ボブがオルガンですばらしいソロを聞かせる。
今夜もクールなジャムを展開。

(メンバー紹介)
この夜、歌以外でボブが声を発したのは、このときだけ。

17. Blowin' In The Wind/ 風に吹かれて
 (1963『フリーホイーリン・ボブ・ディラン』)

ボブ:キーボード→ステージ中央、ハーモニカ。ドニー:ヴァイオリン。
今夜もメンバー紹介の時、バックでドニーがヴァイオリンを弾いていた
ので、26日に続いて「風に吹かれてだと、すぐにわかった。
ロックビートを強調したメリハリのあるヴァージョン。

アンコールが終わって、全員がステージ前方に整列して不動のポーズを
取っているとき、ボブはめずらしく小さくガッツポーズをするように
何度も両腕を振り、最後にお辞儀をして去っていった。
14公演の日本ツアーは残すところあと1日となってしまった。
早く明日のコンサートを見たいという気持ちと、明日が来なければいい
という気持ちが入り交じり、複雑な心境だ。
 
(Reported by 菅野ヘッケル)

メンバー:
BOB DYLAN,
TONY GARNIER (bass),
DON HERRON (steel guitar / mandolin / violin / trumpet),
STUART KIMBALL (guitar),
GEORGE RECILE (drums / percussion),
CHARLIE SEXTON (guitar)

http://www.sonymusic.co.jp/bobdylan


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★ディラン・チロルチョコ売れてます!
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ロック史上最重要アーティスト、ボブ・ディランと日本の伝統チロルチョコ
がコラボ!ディランの名盤50枚のジャケットを使ったチロル・チョコが
日本ツアー会場限定発売中!会場では「チロルチョコ買った?」が
合言葉のように皆さん口々に語ってます。とても評判がいいようで
いろいろなブログやサイトでファンからも良い評判ばかり。

たとえばこんなことを語るファンの方々も!
http://twitpic.com/1b0gp7
http://tweetbuzz.jp/entry/14919960/www.barks.jp/news/?id=1000059359&p=1

果たして最終日29日どれくらい売れるのでしょうか??
でも皆さん買っても食べられないだろうなあ。。。

*ボブ・ディランがデビューした1962年、チロル・チョコも誕生。
一つ一つ手作りでセットされた日本の職人芸的チョコと、ロックの神様との
何か運命的な結びつき・・・。

詳しくはこちら
http://www.dylan07.jp/special/tirol_choco.html
http://www.sonymusic.co.jp/bobdylan

*このバックカバーの絵柄は超貴重!オフィシャルのTシャツの絵柄の一部など
しか使用されておらず、何はともあれ今回のツアーのアンコールの際に
バックの垂れ幕にどーんと入ってる、現在のディランの貴重なロゴなのです。
(それをディラン側がわざわざチロルチョコのために使用を許可したんです)


●最初で最後のライヴ・ハウス・ツアー全14公演!いよいよあと一日

*終りなきツアーには、日本だけ特別にライヴハウスが用意されていた!
3月11日の大阪初演から29日の東京最終公演まで19日間でなんと14公演!

大阪:3月11日(木)・12(金)・13(土)・15(月)・16(火)/
名古屋:3月18(木)・19(金)
東京:3月21(日)・23(火)・24(水)・25(木)・26(金)・28 (日)・29(月)
http://www.udo.co.jp/Artist/BobDylan/


●ボブ・ディラン:『DYLANがROCK』3/10発売!

17年越しの企画が実現!来日記念ディランの直撃ロック盤『DYLANがROCK』
(みうらじゅんイラスト・選曲) 3/10に限定発売!
*1993年に一度プロモーション盤として企画=>商品化目指すも  
そのときは残念ながらNG=>17年の月日を経て遂に実現!!

http://www.sonymusic.co.jp/high-hopes/
http://www.sonymusic.co.jp/Music/International/Special/high-hopes/release/bob_dylan_1003/index.html


●来日にあわせたスペシャル・サイトも完成

来日公演に合わせてスペシャルサイトも展開中!
最速セットリストをアップ中!他日本のファンが選ぶドリーム・セットリスト
募集他、BBSの方でも熱いレポートがきてます!
セットリスト速報、チロルチョコ・ページも!

http://www.sonymusic.co.jp/bobdylan

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2010-03-27 14:04:16

ディラン東京5日目、遂に「風に吹かれて」まで登場!

テーマ:★DYLAN JAPAN 2010
ディラン東京5日目、通算12回目となる3/26はなんとびっくりラストの不動の「All Along The Watchtower」にかわり、遂に「風に吹かれて」までもが初登場!しかし、全くオリジナルとは似ても似つかないアレンジで、歌詞がでてきてなんとなーくわかる感じ・・・。「親指トムのブルースのように」も初登場。本日の初登場2曲で日本公演通算59曲の異なった曲を演奏。

本日も昨日のセットリストと比べると、なんと12曲入れ替え!(同じ曲は5曲のみ)
東京のみで考えると東京5日間でなんと49曲の異なった曲を演奏ということに…。
なぜか17曲中6曲が2001年『ラヴ・アンド・セフト』から。

びっくりしたのは「Make You Feel My Love」。
この曲はビリー・ジョエルがカバーしたことでも有名な名バラード(ビリー・ヴァージョンは「心のままに」という邦題。ディランは1997年の『タイム・アウト・オブ・マインド』で発表)。12日の大阪に続いて、2度目も登場だが、普通キーボードを弾きながら歌うこの曲を、なぜか今夜はギターを弾きながら歌ってる。案の定、最初音探しながらギター弾いてて、それが全然音合ってない!?こりゃ大丈夫かいな~??と心配してたものの、途中でぴったしあって、そこから弾くギターソロは、それはそれは味わいのあるものでした。

「Like A Rolling Stone」はこれまた毎日違う! こちらは逆にオリジナル・バージョンにだんだん近づいてきてるかも??

いやーまったく不思議な方です・・・。誰も予想だにできません!

海外でも滅多にない3月23日以降4日連続となるライヴで、68歳で4連チャン大丈夫かー??と
誰もが心配してたと思いますが、全然元気で4日目も無事終了。ん~凄い!

ボブ・ディラン2010 JAPAN TOUR、残すところあと2回!

HIGH-HOPES NEWS(2010.3.27)
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★ボブ・ディラン:3月26日東京5日目、日本公演12日目セットリスト!
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本日も菅野ヘッケルさんからのレポートです!!

3月26日
ZEPP東京

開演前のBGMについて訂正しなければならない。アーサー・アレキサンダー
の音楽と、ジャック・ケルアックの『路上』の朗読テープが流されたあと、
開演を告げる音楽をアーロン・コープランドの『ホーダウン』と書いたが、
これはまちがいだった。正しくはチェコの作曲家レオシュ・ヤナーチェクが
1926年につくった『グラゴル・ミサ』の第8曲「イントラーダ」だった
(誤りを掲示板で指摘してくれた方に感謝)。

ステージにミュージシャンたちが姿を現し、紹介アナウンスがはじまった。
今夜のボブは黒の上下、パンツのサイドに白色のストライプ。黒のスペイン
帽子。黄緑色のシャツを着ている。バンドも黒の上下。

1. Leopard-Skin Pill-Box Hat/ヒョウ皮のふちなし帽
(1966『ブロンド・オン・ブロンド』)

ボブ:キーボード。ドニー:ラップスティール。 
12日大阪、19日名古屋に続いて3度目の登場。ネヴァーエン
ディング・ツアーではめずらしい四日間連続コンサートの夜だったので、
疲れているんじゃないかと心配していたが、はじまってみるとまったく
問題なかった。最初からまとまりのあるサウンドをバックに、
ボブは力強いヴォーカルを聞かせてくれた。

2. Lay, Lady, Lay/レイ・レディ・レイ
(1969『ナッシュヴィル・スカイライン』)
 
ボブ:ステージ中央、ハーモニカ。スチュ:アコースティックギター。
ドニー:ペダルスティール。
 2曲目も12日大阪、19日名古屋に続いて3度目の登場。
名古屋ではギターを弾きながら歌ったが、今夜は大阪とおなじように
何も持たずにステージ中央のスタンドマイクで歌った。
ペダルスティールの甘く切ない響きをバックに、ボブは左半身の
決めポーズで立ち、両手を何度も広げる。雪模様の照明の下、
セクシーなボブに魅了される。

3. Just Like Tom Thumb's Blues/親指トムのブルースのように
(1965『追憶のハイウェイ61』)

ボブ:キーボード、ハーモニカ。ドニー:ラップスティール。
2010年初登場曲。1番はアップシングを多用して歌い、2番以降は
最近のお気に入りの下降メロディに崩して歌った。ボブはスタッカート
の歯切れの良いオルガンソロを聞かせ、チャーリーは腰を落として
美しいリードギターを弾いた。めずらしくトニーがドラムの前まで
出てきてベースを弾く。エンディングはボブのすばらしいハーモニカ。

4. Every Grain Of Sand/エヴリ・グレイン・オブ・サンド
(1981『ショット・オブ・ラブ』)

ボブ:キーボード→ステージ中央、ハーモニカ。
スチュ:アコースティックギター。ドニー:ペダルスティール。
19日名古屋に続いて2度目の登場。最初はスタッカートで演奏する
キーボードで歌ったが、後半はステージ中央のスタンドマイクに移動し、
このツアーから見せ始めているヴォーカルとハーモニカを交互に入れる
器用な歌い方を披露。それにしてもステージは照明が暗すぎるんじゃないか
と感じるほど薄暗い。

5. Summer Days/サマー・デイズ
(2001『ラヴ・アンド・セフト』)

ボブ:キーボード。トニー:ウッドベース。ドニー:ペダルスティール。
16日大阪、21日東京、23日東京に続き4度目の登場。早口で歌う時の
ボブのリズム感の良さに脱帽。だれにもまねできない。
後半は興奮のジャム大会。前屈みの体を上下に揺らしながらキーボードを
熱演するボブに、客席から大歓声が何度も沸き上がる。

6. Sugar Baby/シュガー・ベイビー
(2001『ラヴ・アンド・セフト』)

ボブ:ステージ中央、ハーモニカ。トニー:ウッドベース(弓)。
ドニー:ペダルスティール。スチュ:アコースティックギター。ジョージ:ブラシ。
19日名古屋、21日東京、24日東京に続いて4度目の登場。
今夜はキーボードを弾かずに、最初からスタンドマイクで歌った。
ボブの優しい歌い方に感動。最後はトニーが弓でベースを演奏して締めくくる。

7. Tweedle Dee & Tweedle Dum /トゥイードル・ディー&トゥイードル・ダム 
 (2001『ラヴ・アンド・セフト』)

ボブ:キーボード。ドニー:ペダルスティール。
12日大阪、13日大阪、18日名古屋、21日東京に続いて5度目の登場。
名古屋ではステージ中央のスタンドマイク歌ったが、今夜は大阪の時とおなじ
キーボードを弾きながら歌った。スチュとチャーリーがリードギターで
掛け合いバトルを展開。ジョージが叩くヴードゥー風リズムに心が躍る。

8. Make You Feel My Love/メイク・ユー・フィール・マイ・ラヴ
(1997『タイム・アウト・オブ・マインド』)

ボブ:ギター。ドニー:ペダルスティール。スチュ:アコースティックギター。
12日大阪に続いて2度目の登場だが、大阪ではキーボードを弾きながら歌い、
美しいハーモニカも聞かせたが、今夜はギターを弾きながら歌った。
ボブの特徴であるシングルノートで展開するリードギターが魅力的に響く。
それにしても元来ピアノ曲なのに、わざわざギターで歌ったのはなぜだろう。
やはり不思議な人だ。

9. Honest With Me/オネスト・ウィズ・ミー
 (2001『ラヴ・アンド・セフト』)

ボブ:キーボード。ドニー:ラップスティール。
12日大阪、16日大阪、19日名古屋、23日東京に続いて5度目の登場。
崩したヴォーカルをまじえ、下降メロディを繰り返すジャムを展開。
短冊型の照明の下、ヘヴィードラムを強調した仕上がり。

10. Po' Boy/ポー・ボーイ
 (2001『ラヴ・アンド・セフト』)

ボブ:キーボード&ハーモニカ。ドニー:ペダルスティール。
スチュ:アコースティックギター。トニー:ウッドベース。
12日大阪、16日大阪に続いて3度目の登場。

11. Highway 61 Revisited /追憶のハイウェイ61
(1965『追憶のハイウェイ61』)

ボブ:キーボード。ドニー:ラップスティール。
毎日歌われる不動の11番だが、今夜は18日名古屋で聞かせた
のとおなじように、ハーモニカのイントロではじまった。毎日歌われるが、
少しずつちがう。だから何度聞いても飽きない。

12. I Feel A Change Comin' On/アイ・フィール・ア・チェンジ・カミング・オン
(2009『トゥゲザー・スルー・ライフ』)

ボブ:キーボード。ドニー:ラップスティール。
12日大阪に続いて2度目の登場。『トゥゲザー・スルー・ライフ』の曲
をあまり歌わないのは、アコーディオンがないからなのだろうか。
普通のアーティストなら、最新アルバムの収録曲を中心に歌うのに。

13. Thunder On The Mountain/サンダー・オン・ザ・マウンテン 
(2005『モダン・タイムズ』)

ボブ:キーボード。ドニー:ラップスティール。 スチュ:アコースティックギター。
明るい照明に照らされ、チャーリーが弾く派手なイントロではじまった。
今夜も興奮のジャムが繰り広げられる。トニーもドラムの前に出てきて
演奏する。ボブが上昇メロディを多用したアヴァンギャルドな
オルガンソロを聞かせてくれた。

14. Ballad Of A Thin Man /やせっぽちのバラッド
(1965『追憶のハイウェイ61』)

ボブ:ステージ中央、ハーモニカ。ドニー:ラップスティール。
いつものように黒幕にシルエットが映し出され、ドラマチックな
効果を生み出す。ボブは腰を深くかがめて得意ポーズを何度も決める。
まるで66年のステージを再現するかのように、一度だけ両手を型より
高く上げてポーズを決める。みごとなハーモニカソロに、
観客が大歓声を上げる。

メインセットが終わり、10分後にアンコールセットがはじまる。
バックに大きなアイロゴの幕が飾られる。

15. Like A Rolling Stone/ライク・ア・ローリング・ストーン
(1965『追憶のハイウェイ61』)

ボブ:キーボード。ドニー:ペダルスティール。
コーラス部分で、客席にスポットライトが当てられる。ボブのヴォーカル
はどんどん自由度を増している。

16. Jolene/ジョリーン
(2009『トゥゲザー・スルー・ライフ』)

ボブ:キーボード。トニー:ウッドベース。ドニー:ラップスティール。
チャーリーがギターで、ボブがオルガンですばらしいソロを聞かせる。
ジャズバンドのインプロヴィゼーションのようなジャムがクールだ。

(メンバー紹介)
この夜、歌以外でボブが声を発したのは、このときだけ。

17. Blowin' In The Wind/ 風に吹かれて
(1963『フリーホイーリン・ボブ・ディラン』)

ボブ:キーボード→ステージ中央、ハーモニカ。ドニー:ヴァイオリン。
メンバー紹介の時ドニーがヴァイオリンを持っていたので、もしかして
曲目変更かと思ったが、結果はその通りだった。2009年7月以降、
コンサートを締めくくる曲は「見張り塔からずっと」に固定されていたが、
今夜、突然2009年7月まで歌われていた「風に吹かれて」に戻った。
アレンジも、2009年前半とほぼ同じ。ロックビートを強調したメリハリ
のあるヴァージョンだ。
 
(Reported by 菅野ヘッケル)

http://www.sonymusic.co.jp/bobdylan
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2010-03-26 03:39:49

ディラン東京4日目、遂に最後にお辞儀する!

テーマ:★DYLAN JAPAN 2010
ディラン東京4日目、通算11回目となる3/25は『モダン・タイムズ』
収録「ホエン・ザ・ディール・ゴーズ・ダウン」が初登場!
アメリカの古き良き時代を感じさせるノスタルジックなこの曲は
当時スカーレット・ヨハンソンが出演したPVが印象的でした。
(ビデオはこちらご参照↓)
http://www.youtube.com/watch?v=VsahLRdQEo8
日本公演トータルで57曲の異なる曲を演奏中!もはや60曲は固いですね!

本日も昨日のセットリストと比べると、毎日演奏する6曲
(「Highway 61 Revisited」「Thunder On The Mountain」
「Ballad Of A Thin Man」「Like A Rolling Stone」「Jolene」
「All Along The Watchtower」)を除いた、11曲を全部変えちゃってます。
東京のみで考えると4日間で41曲の異なった曲を演奏ということに…。

本日も雨だから?ってわけではないとは思うが「はげしい雨が降る」
を演奏。「女の如く」では大歓声があがった。あとディランはオスカー像を
必ずステージに飾ることも有名な話であるが、今回もキーボードの後ろ、
ステージ右端に鎮座している。そのオスカーを獲得した、
アカデミー歌曲賞受賞曲「Things Have Changed」も演奏!

トピックは遂にディランが最後にお辞儀!名古屋ではアンコール前に
ちょっとお辞儀したそうですが、東京お初!最終曲「All Along
The Watchtower」のあと一瞬暗転し、その後パッと明かりがつくと
ステージ中央にディラン&バンドが一同に整列するのですが、
これまではずっと会場見つめ続け、それでサッと帰ってしまうの
ですが、でも今日はちょっとお辞儀したんです。それも2回も!
ん~なんでだろう?今日はお客さんの歓声も多くそれが嬉しかった
のか??

迎合せず、媚びず、ぶれず、挑戦、変化し続け、我が道を行く!
ボブ・ディラン2010 JAPAN TOUR、残すところあと3回!

HIGH-HOPES NEWS(2010.3.25)
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★ボブ・ディラン:3月25日東京4日目、日本公演11日目セットリスト!
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本日も菅野ヘッケルさんからのレポートです!!

3月25日
ZEPP東京

開演前のBGMは、アーサー・アレキサンダーの音楽に続いて、ジャック・
ケルアックの『路上』の朗読テープが流された。19時10分に場内の明かり
が落とされ、アーロン・コープランドの『ホーダウン』が流れると同時に、
ステージにミュージシャンたちが姿を現し、紹介アナウンスがはじまった。
ボブは黒の上下だが、ジャケットは23日とおなじロング・ブラック・コート。
パンツのサイドに紫色の2本のストライプ。白のスペイン帽子。
紫色のシャツを着ている。バンドはグレーの上下。

1. Watching The River Flow/河の流れを見つめて 
(1971『グレイテスト・ヒッツ第2集』)

ボブ:キーボード。ドニー:ラップトップ。
11日大阪、15日大阪、21日東京に続いて、オープニング曲として4度目の登場。
今夜はイントロが長い。チャーリーのギターが冴える。

2. It's All Over Now, Baby Blue
(1965『ブリンギング・イット・オール・バック・ホーム』)

ボブ:ステージ中央、ハーモニカ。ドニー:ペダルスティール。
スチュ:アコースティックギター。
23日東京に続いて2度目の登場。今夜もオリジナルヴァージョンをそれほど
崩さずに歌った。ステージ中央、スタンドマイクの前で斜に構えたボブの姿が
とてもセクシーだ。エンディングに向かって、みごとなハーモニカを聞かせた。

3. The Levee's Gonna Break/ザ・レヴィーズ・ゴナ・ブレイク
(2005『モダン・タイムズ』)

ボブ:キーボード。ドニー:マンドリン。トニー:ウッドベース。
11日大阪、12日大阪、15日大阪、18日名古屋、19日名古屋に続いて
6度目の登場。固定曲以外では最多登場だ。ボブは上半身を前後に大きく
揺らしながらキーボードでリードをとり、奔放なジャムを展開。ステージ上の
ミュージシャンたちの視線はボブに集中している。

4. Just Like A Woman/女の如く
(1966『ブロンド・オン・ブロンド』)

ボブ:ステージ中央、ハーモニカ。キーボード、曲の終わりはキーボードに移動。
スチュ:アコースチックギター。ドニー:ペダルスティール。
12日大阪、19日名古屋に続いて3度目の登場。12日のボブはキーボードを
弾きながら最後だけステージ中央に移動、19日はキーボードに専念したが、
今夜は逆にステージ中央でほとんどを歌い、最後にキーボードをすこし弾いた。
コーラス部分では、1番は早口で一気に「ジャスト・ライク・ア・ウーマン」と
ワンワードのように歌ったが、2番以降はゆったりと歌った。
これならファンもいっしょに歌える。

5. Things Have Changed
(2008『テル・テイル・サインズ』ブートレッグ・シリーズ第8集)

ボブ:キーボード。ドニー:ペダルスティール。スチュ:アコースティックギター。
11日大阪以来となる2度目の登場。大阪ではギター(デューセンバーグ)を
演奏しながら歌ったが、今夜はキーボードで歌った。スタッカート風にメリハリを
効かせたリズムにのせ、ボブはていねいな、みごとなヴォーカルを聞かせた。
最近のライヴでもよく歌われる曲だが、今夜のパフォーマンスはとびきりだ。
アンプの上に飾られたオスカー像も微笑んだにちがいない。

6. Girl Of The North Country/北国の少女
(1963『フリーホイーリン・ボブ・ディラン』)

ボブ:ステージ中央。スチュ:アコースティックギター。ドニー:ペダルスティール。
トニー:ウッドベース(弓)。ジョージ:ブラシ。
昨年は8回しか歌わなかった曲だが、11日大阪、18日名古屋に続いて
早くも3度目の登場。大阪ではギター、名古屋ではヴォーカルとハーモニカ
だったが、今夜はギターに専念。雪模様の照明の下、ヴォーカルではアップ
シングを、ギターでは低音を主とするリードを披露した。

7. High Water (For Charley Patton)
(2001『ラヴ・アンド・セフト』)

ボブ:ステージ中央、ハーモニカ。ドニー:バンジョー。トニー:ウッドベース。
11日大阪、15日大阪に続いて3度目の登場。鍵盤(短冊)模様の照明の下、
ボブはハンドマイクで歌った。ベースが手を休め、ハーモニカとバンジョーだけ
のソロも聞かせた。

8. A Hard Rain's A-Gonna Fall/はげしい雨が降る
(1963『フリーホイーリン・ボブ・ディラン』)

ボブ:キーボード。トニー:ウッドベース。ドニー:マンドリン。
スチュ:アコースティックギター。
11日大阪、18日名古屋に続いて3度目の登場。ちなみに昨年は10回しか
歌っていない。今夜の階段を昇降するような自由なヴォーカルに大歓声が
わき起こる。降り続く雨の影響だろうか、今夜は水に関係する歌が多く登場する。

9. I Don't Believe You (She Acts Like We Never Have Met)/アイ・ドント・ビリーヴ・ユウ)
(1964『アナザー・サイド・オブ・ボブ・ディラン』)

ボブ:ステージ中央、ハーモニカ。ドニー:ラップトップ。スチュ:リード
11日大阪、16日大阪、18日名古屋、23日東京に続き5度目の登場。
ボブはこの歌の新しいアレンジが気に入っているようだ。
歌の冒頭でボブは両手を高々と上に上げるポーズをとる。

10. Love Sick/ラブ・シック
 (1997『タイム・アウト・オブ・マインド』)

ボブ:キーボード。ドニー:マンドリン
13日大阪、18日名古屋に続いて3度目の登場。
ヘヴィーなサウンドにのせてボブのヴォーカルが悲痛に響く。
チャーリーも悲しみに満ちたリードギターを弾いた。

11. Highway 61 Revisited/追憶のハイウェイ61 
 (1965『追憶のハイウェイ61』)

ボブ:キーボード。ドニー:ラップトップ。
毎日歌われる不動の11番。チャーリーがときおりボトルネック奏法を
はさむ。ボブはヴォーカルにことばの頭をのばすアドリブを加えたり、
オルガンソロを披露したり、激しさが倍増したジャムをくりひろげる。
毎日、少しずつちがう。だから何度聞いても飽きない。

12. When The Deal Goes Down/ホエン・ザ・ディール・ゴーズ・ダウン
 (2005『モダン・タイムズ』)

ボブ:キーボード、ハーモニカ。スチュ:アコースティックギター。
ドニー:ペダルスティール。トニー:ウッドベース(弓)。ジョージ:ブラシ。
2010年初登場曲。イントロはボブのハーモニカ。スタッカートでリズムを
刻むオルガンにのせ、ボブはやさしさあふれるヴォーカルを聞かせた。
エンディングではトニーが弓でベースを弾いた。

13. Thunder On The Mountain /サンダー・オン・ザ・マウンテン 
 (2005『モダン・タイムズ』)

ボブ:キーボード。ドニー:ラップトップ。 スチュ:アコースティックギター。
明るい照明に照らされ、今夜もノリ乗りのジャムが繰り広げられる。
ここからアンコールの最後まで不動の5曲が演奏される。
今夜はボブがかなりアヴァンギャルドなオルガンソロを聞かせながら、
チャーリーと掛け合い演奏を繰り返した。

14. Ballad Of A Thin Man /やせっぽちのバラッド 
 (1965『追憶のハイウェイ61』)

ボブ:ステージ中央、ハーモニカ。ドニー:ラップトップ。
いつものように黒幕にシルエットが映し出され、ドラマチックな効果を生み出す。
ボブは腰を深くかがめて得意ポーズを何度も決める。
途中、みごとなハーモニカソロを披露した。

メインセットが終わり、10分後にアンコールセットがはじまる。
バックに大きなアイロゴの幕が飾られる。

15. Like A Rolling Stone/ライク・ア・ローリング・ストーン
 (1965『追憶のハイウェイ61』)

ボブ:キーボード。ドニー:ペダルスティール。
いつものようにコーラス部分で、客席にスポットライトが当てられる。

16. Jolene/ジョリーン 
 (2009『トゥゲザー・スルー・ライフ』)

ボブ:キーボード&ハーモニカ。トニー:ウッドベース。ドニー:ラップトップ。

(メンバー紹介)
この夜、歌以外でボブが声を発したのは、このときだけ。

17. All Along The Watchtower/見張塔からずっと
 (1967『ジョン・ウェズリー・ハーディング』)

ボブ:キーボード。スチュ:リードギター。ドニー:ラップトップ。
スチュが鋭いリードギターを聞かせ、今夜もエネルギーのほとばしる
自由な絡み合いがステージで展開。階段を降りるような下降メロディに
崩したヴォーカルも聞かせた。

不動のアンコール3曲だが、毎回、少しずつ変えられている。
 
(Reported by 菅野ヘッケル)

メンバー:
BOB DYLAN,
TONY GARNIER (bass),
DON HERRON (steel guitar / mandolin / violin / trumpet),
STUART KIMBALL (guitar),
GEORGE RECILE (drums / percussion),
CHARLIE SEXTON (guitar)

http://www.sonymusic.co.jp/bobdylan
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2010-03-25 04:33:52

ディラン:東京3日目。「悲しきベイブ」初登場!超レア「ブラインド・ウィリー・マクテル」も!

テーマ:★DYLAN JAPAN 2010
ディラン東京3日目、通算10回目となる3/24は「悲しきベイブ」登場!
そしてハイライトは超レア「ブラインド・ウィリー・マクテル」
そして新作から「イフ・ユー・エヴァー・ゴー・トゥ・ヒューストン」
と日本公演初登場曲3曲。そしてトータル10公演で56曲。
東京だけで考えると、東京3公演でなんと34曲の異なる曲を演奏した
ことに!今日はセットリスト、パフォーマンスも最高だった。

「ブラインド・ウィリー・マクテル」はファンの間ではディランの
80年代の最高傑作呼ばれている歌で、初めて収録されたのは1991年発表
レア音源集の『ブートレッグ・シリーズvol.1-3』)。
ライヴではほとんど歌っていない曲なので、今日聞けた人は大ラッキー!
この曲が始まったとたん会場中のダイハードなディラン・ファンから
大歓声があがった

それにしても本当に日替わりセットリストで凄い。昨日と比べた
だけでも、10曲も違い、東京3日で34曲…。それに加えて更に驚きなのは
曲自体のアレンジも演奏も日々変わるから、見てるほうとしては、
毎日見ても新鮮な驚きがある。「LIKE A ROLLING STONE」はまた今日も
変わった!ディランのキーボードが日増しに上手になっていってるような
気がするのは気のせいか??

一方で果たしてその日のセットリストはいったいどういうタイ
ミングで決めてるのだろうか?と変な心配もしてしまう。
バンドの皆さん毎日ドキドキだろうなあと。。。
まあそんな緊張感もあるからこそディランもバンドもライヴが
やめられないんでしょうが。

迎合せず、媚びず、ぶれず、挑戦、変化し続ける…ってのがディランの
ライヴ。本日演奏した、まさに「我が道を行く」ってことなんでしょうね!

HIGH-HOPES NEWS(2010.3.24)
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★ボブ・ディラン:3月24日東京3日目、日本公演10日目セットリスト!
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本日も菅野ヘッケルさんからのレポートです!!

3月24日
ZEPP東京

会場で開演前に流されているBGMが、東京初日の21日から変わったと
書いたのはまちがいだった。正確には18日名古屋からジャック・
ケルアックの『路上』を朗読したテープに変わったのだ。
ちなみに大阪ではアーサー・アレキサンダーの音楽が流されていた。
今夜もおなじ朗読テープが流れていた。

19時15分に場内の明かりが落とされ、アーロン・コープランドの
『ホーダウン』が流れると同時に、ステージにミュージシャンたちが
姿を現し、紹介アナウンスがはじまった。ボブは黒の上下。パンツの
サイドに黄色のストライプ。白のスペイン帽子。黄色のシャツを着ている。
バンドはベージュの上下。

1. Stuck Inside Of Mobile With The Memphis Blues Again
/メンフィス・ブルース・アゲイン(1966『ブロンド・オン・ブロンド』)

ボブ:キーボード、ハーモニカ。スチュ:アコースティックギター。
ドニー:ペダルスティール。
昨夜6曲目に歌った曲が、今夜はオープニング曲。だれも予測できない。
やはりボブは変わった人だ。13日大阪、15日大阪、23日東京に
続いて4度目の登場。

2. It Ain't Me, Babe/悲しきベイブ
(1964『アナザー・サイド・オブ・ボブ・ディラン』)

ボブ:ギター。スチュ:アコースティックギター。
ドニー:ペダルスティール。
2010年初登場曲。イントロからボブのリードギターが冴える。
前回の来日公演ではファンが「ノー、ノー、ノー」と大合唱したが、
今夜はそれを許さないアレンジで歌った。
ボブといっしょに歌うのは至難の業だ。いや、不可能だ。

3. Rollin' And Tumblin'/ローリン・アンド・タンブリン
(2005『モダン・タイムズ』)

ボブ:キーボード。ドニー:マンドリン。チャーリー:ボトルネック。
13日大阪に続いて2度目の登場。

4. Mr. Tambourine Man /ミスター・タンブリン・マン
(1965『ブリンギング・イット・オール・バック・ホーム』)

ボブ:キーボード。トニー:ウッドベース。ドニー:ラップトップ。
スチュ:アコースティックギター。ジョージ:ブラシ。
21日東京に続いて2度目の登場。雪模様の照明をバックに、
しっとりと聞かせる。スタッカートを効かせたり、
「タンーブーリーンマン」とことばを伸ばしたり、下降メロディを
何度も繰り返したり、ボブの自由なヴォーカルに聞き入ってしまう。

5. Cold Irons Bound/コールド・アイアンズ・バウンド
 (1997『タイム・アウト・オブ・マインド』)

ボブ:ステージ中央、ハーモニカ。ドニー:ラップトップ。
11日大阪、15日大阪、19日名古屋に続いて4度目の登場。
ストップ&スタートを効果的に組み込み、ボブは深く膝を曲げながら
熱のこもったハーモニカ演奏を披露。ジョージのヘヴィーな
ドラミングに圧倒される。

6. Sugar Baby/シュガー・ベイビー
(2001『ラヴ・アンド・セフト』)

ボブ:ステージ中央、ハーモニカ。トニー:ウッドベース、
ドニー:ペダルスティール。スチュ:アコースティックギター。
ジョージ:ブラシ。
19日名古屋に続いて2度目の登場。ボブは最初キーボードの位置で
ハーモニカを演奏したが、すぐにステージ中央に移動。両手を大きく
広げたりしながら、すばらしいヴォーカルを聞かせる。
最後はトニーが弓でベースを演奏して締めくくる。

7. Desolation Row/廃墟の街
(1965『追憶のハイウェイ61』)

ボブ:キーボード。ドニー:マンドリン。トニー:ウッドベース(弓)。
スチュ:アコースティックギター。ジョージ:ボンゴ。
15日大阪、19日大阪に続いて3度目の登場。ストーリーテラー
としてのボブの魅力がほとばしる好演。オルガン、マンドリン、
ギターが絡み合って印象に残る熱演を繰り広げる。

8. Blind Willie McTell/ブラインド・ウィリー・マクテル
(1991『ブートレッグ・シリーズvol.1-3』)

ボブ:最初キーボード、すぐにステージ中央に移動、ハーモニカ。
スチュ:アコースティックギター。ドニー:バンジョー。
2010年初登場曲。80年代の最高傑作といわれる歌だが、近年の
ライヴではあまり歌っていない。昨年は7回歌っただけだ。今夜、この
「ブラインド・ウィリー・マクテル」を聞いた人は幸せだ。
5番の出だしの歌詞「神は天国にいる」を「窓の外を眺めている」と
歌ったのは、単なるミスなのだろうか、それとも意図的にかえたの
だろうか。いずれにしても、まちがいなく今夜のハイライトだ。

9. Most Likely You Go Your Way (And I'll Go Mine)/我が道を行く
(1966『ブロンド・オン・ブロンド』)

ボブ:キーボード、ハーモニカ。スチュ:アコースティックギター。
ドニー:ラップトップ。
16日大阪に続いて2度目の登場だが、鍵盤(竹林)を連想させる
照明の下、今夜はボブのハーモニカのイントロではじまった。
さらに、交互にハーモニカとヴォーカルを器用に入れ替える歌唱法をこの曲で披露。

10. Can't Wait/キャント・ウェイト
 (1997『タイム・アウト・オブ・マインド』)

ボブ:キーボード。ドニー:マンドリン。
11日大阪、18日名古屋に続いて3度目の登場。大阪と名古屋では
ステージ中央で歌ったが、今夜はキーボードを演奏しながら、
ストップ&スタートを組み入れて歌った。

11. Highway 61 Revisited/追憶のハイウェイ61 
(1965『追憶のハイウェイ61』)

ボブ:キーボード。ドニー:ラップトップ。
不動の11番。初日の大阪から連日かならず歌われる。チャーリーが
ときおりボトルネック奏法をはさむ。ボブはヴォーカルにアドリブを
加え、オルガンでミュージシャンをあおりながら、自由奔放なジャム
をくりひろげる。

12. If You Ever Go To Houston/イフ・ユー・エヴァー・ゴー・トゥ・ヒューストン
(2009『トゥゲザー・スルー・ライフ』)

ボブ:キーボード。スチュ:アコースティックギター。
ドニー:ペダルスティール。
2010年初登場曲。不思議なことに、ボブは最新作『トゥゲザー・スルー・
ライフ』収録曲を積極的に歌おうとしない。通常は、新作をプロモート
するために、むしろ積極的に新曲を歌うのだが、ボブはちがう。
この曲をふくめてようやく4曲目だ。

13. Thunder On The Mountain /サンダー・オン・ザ・マウンテン 
(2005『モダン・タイムズ』)

ボブ:キーボード。ドニー:ラップトップ。 スチュ:アコースティックギター。
明るい照明に照らされ、今夜もノリ乗りのジャムが繰り広げられる。
ここからアンコールの最後まで不動の5曲が演奏される。今夜はボブの
オルガンとチャーリーのギターの掛け合いがみごと。ベースのトニーが
めずらしくステージ中央まで出てきて、ボブと何かことばを交わした。

14. Ballad Of A Thin Man /やせっぽちのバラッド 
(1965『追憶のハイウェイ61』)

ボブ:ステージ中央、ハーモニカ。ドニー:ラップトップ。
ボブはキーボードを離れるとき、ハーモニカを持っていくのを忘れそう
になり、すこしあわてた様子で急ぎ足で移動。後半はハンドマイクで歌う。
黒幕にシルエットが映し出され、ボブは腰を深くかがめて得意ポーズを
何度も決める。

メインセットが終わり、10分後にアンコールセットがはじまる。
バックに大きなアイロゴの幕が飾られる。

15. Like A Rolling Stone/ライク・ア・ローリング・ストーン
(1965『追憶のハイウェイ61』)

ボブ:キーボード。ドニー:ペダルスティール。
コーラス部分で、客席にスポットライトが当てられる。スタッカート歌唱、
アップシングもすこし聞かせた。

16. Jolene/ジョリーン 
(2009『トゥゲザー・スルー・ライフ』)

ボブ:キーボード&ハーモニカ。トニー:ウッドベース。ドニー:ラップトップ。
リードキーボードといわんばかりに、ボブがみんなを引っ張る。

(メンバー紹介)
この夜、歌以外でボブが声を発したのは、このときだけ。

17. All Along The Watchtower/見張塔からずっと
 (1967『ジョン・ウェズリー・ハーディング』)

ボブ:キーボード。スチュ:リードギター。ドニー:ラップトップ。
スチュが鋭いリードギターを聞かせ、ストップ&スタートも組み込まれた。
エネルギーのほとばしる自由な絡み合いがステージで展開。
不動のアンコール3曲だが、毎回、少しずつ変えられている。

今夜で東京3公演が終わったが、東京ではすでに34曲の異なる歌を
歌ったことになる。しかも今夜は最新作『トゥゲザー・スルー・ライフ』
からの初登場曲もあった。公演後、「最高!」「すごくよかった!」
というファンの声が聞こえてくる。
たしかに、今回の日本公演はすばらしい出来だ。
どの日が最高と言えない。毎日が最高だ。

(Reported by 菅野ヘッケル)

メンバー:
BOB DYLAN,
TONY GARNIER (bass),
DON HERRON (steel guitar / mandolin / violin / trumpet),
STUART KIMBALL (guitar),
GEORGE RECILE (drums / percussion),
CHARLIE SEXTON (guitar)
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2010-03-24 04:32:04

ディラン東京2日目「イッツ・オール・オーヴァー・ナウ、ベイビー・ブルー」初登場

テーマ:★DYLAN JAPAN 2010
連日のメールですみません!
ディラン東京2日目、通算9回目となる3/23は「イッツ・オール・
オーヴァー・ナウ、ベイビー・ブルー」(1965年『ブリンギング・
イット・オール・バック・ホーム』収録)が初登場!
ただし東京初日と比べるとなんと9曲も変更!!
今日は60'sの曲が多かった(17曲中8曲が60年代の曲)!

都市が変わることによってセットリストをリセットして
変更していくということなのかもしれません。

それにしてもびっくりなのは、おとといの東京初日から既になんと
曲のアレンジが変化してしまったこと。
あの「ライク・ア・ローリング・ストーン」では21日の初日で、既に
びっくりしてしまったのに(途中から全く別の曲かと思うほど、
スタッカートでディランが歌うPOPなアレンジ)本日また変化…!
ディランのキーボードのリフ(ドシラソファミレド、ドレミファソラシド
みたいな!?)をフィーチャーしたようなヴァージョンで、おとといの
ヴァージョンはいったいなんだったの??と思えるほど。
いきなり今日変えたみたいです。ん~びっくり、凄い!
というかバンドは大変・・・!

HIGH-HOPES NEWS(2010.3.24)
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★ボブ・ディラン:3月23日東京2日目、日本公演9日目セットリスト!
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●HIGH-HOPES
http://www.sonymusic.co.jp/high-hopes/

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★ボブ・ディラン:3月23日東京2日目、日本公演9日目セットリスト!
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本日も菅野ヘッケルさんからのレポートです!!

3月23日
Zepp 東京

会場で開演前に流されているBGMが、東京初日の21日から音楽ではなく
本の朗読に変わった。正確かどうか定かでないが、情報によるとジャック・
ケルアックの『路上』だという。今夜もおなじ朗読テープが流れていた。
さらに、アーロン・コープランドの『ホーダウン』に変わることなく、
突然、19時10分に場内の明かりが落とされ、ステージにミュージシャン
たちが姿を現し、紹介アナウンスがはじまった。

ボブは黒の上下。しかも上着丈の長いロング・ブラック・コートだ。
パンツのサイドに赤のストライプ。黒のスペイン帽子。赤いシャツを着ている。
バンドは黒の上下。

1. Cats In The Well/キャッツ・イン・ザ・ウェル)
 (1990『アンダー・ザ・レッド・スカイ』)

ボブ:キーボード。ドニー:ヴァイオリン。
16日大阪に続いて2度目の登場。ボブがめずらしく歌の途中で、
キーボード脇に設置されていたマイクスタンドの位置をずらし、
足下のスペースを広くした。踊りやすくするためだろう。
1曲目からから熱のこもったキーボード演奏を披露。

2. It's All Over Now, Baby Blue
(1965『ブリンギング・イット・オール・バック・ホーム』)

ボブ:ステージ中央、ハーモニカ。ドニー:ペダルスティール。
スチュ:アコースティックギター。
2010年初登場曲。フレーズの最後を高音で終えるアップシングも少し
聞かせたが、全体的にはオリジナルヴァージョンをそれほど崩さずに
歌った。エンディングはハーモニカ演奏でしめる。

3. Summer Days/サマー・デイズ
(2001『ラヴ・アンド・セフト』)

ボブ:キーボード。トニー:ウッドベース。ドニー:ペダルスティール。
16日大阪、21日東京につづいて3度目の登場。
トニーもかなり大きな動きを見せるほどのジャムを展開。

4. I Don't Believe You (She Acts Like We Never Have Met)/アイ・ドント・ビリーヴ・ユウ)
 (1964『アナザー・サイド・オブ・ボブ・ディラン』)

ボブ:キーボード→ステージ中央、ハーモニカ。
ドニー:ラップトップ。スチュ:リード
11日大阪、16日大阪、18日名古屋に続き4度目の登場。
1番はキーボードで、2番以降はステージ中央で歌った。

5. Forgetful Heart/フォゲットフル・ハート
 (2009『トゥゲザー・スルー・ライフ』)

ボブ:ステージ中央、ハーモニカ。スチュ:アコースティックギター。
ドニー:ヴァイオリン。トニー:ウッドベース(弓)。ジョージ:ボンゴ。
16日大阪に続いて2度目の登場。薄暗いステージに、頭の中を歩き回る
影が映し出されたようなシルエットが投影され、物悲しさが漂う。
ハーモニカの響きがもの悲しさを倍加させる、感動の1曲。

6. Stuck Inside Of Mobile With The Memphis Blues Again/メンフィス・ブルース・アゲイン
 (1966『ブロンド・オン・ブロンド』)

ボブ:キーボード&ハーモニカ。スチュ:アコースティックギター。
ドニー:ペダルスティール。
13日大阪、15日大阪に続いて3度目の登場。大阪で聞かせたような、
1小節、あるいは1単語ごとにヴォーカルとハーモニカを交互にくりかえす
驚きの奏法は聞けなかったが、エンディングに向かうハーモニカ演奏はみごと。
鍵盤(竹林)模様の照明が使われる。

7. John Brown/ジョン・ブラウン
(1995『MTVアンプラグド』)

ボブ:ステージ中央、ハーモニカ。スチュ:アコースティックギター。
ドニー:バンジョー。トニー:ウッドベース(弓)。ジョージ :ブラシ。
16日大阪に続いて2度目の登場。ボブのストーリーテラーのパワーに圧倒される。

8. Under The Red Sky/アンダー・ザ・レッド・スカイ
 (1990『アンダー・ザ・レッド・スカイ』)

ボブ:ギター。ドニー:ペダルスティール。
16日大阪に続いて2度目の登場。大阪ではキーボードで歌ったが、
今夜はギターで歌った。ボブはストラトキャスターでリードギターを演奏、
途中チャーリーとのツインリードも披露。まさにギター弾きまくりだった。

9. Honest With Me/オネスト・ウィズ・ミー
 (2001『ラヴ・アンド・セフト』)

ボブ:キーボード。ドニー:ラップトップ。
12日大阪、16日大阪、19日名古屋に続いて4度目の登場。
かなり崩したヴォーカルをまじえながら、階段を降りるようなリフを
繰り返すジャムを展開。

10. Masters Of Warr/戦争の親玉
 (1963『フリーホイーリン・ボブ・ディラン』)

ボブ:キーボード。ドニー:ラップトップ。 スチュ:アコースティックギター。
トニー:ウッドベース(弓)。
16日大阪に続いて2度目の登場。ボブの説得力あふれるヴォーカルによって、
50年近く経ってもメッセージはまったく色褪せない。

11. Highway 61 Revisited/追憶のハイウェイ61
 (1965『追憶のハイウェイ61』)

ボブ:キーボード。ドニー:ラップトップ。
11曲目は「追憶のハイウェイ61」に固定されたようだ。
チャーリーがときおりボトルネック奏法をはさむ。ボブのオルガンがミュージシャン
をあおるように鳴り響き、自由奔放なジャムがくりひろげられる。

12. Shelter From The Storm/嵐からの隠れ場所 
   (1975『血の轍』)

ボブ:キーボード&ハーモニカ。トニー:ウッドベース。
ドニー:ペダルスティール。スチュ:アコースティックギター。
13日大阪、18日名古屋、21日東京に続いて4度目の登場。
雪模様の照明、エンディングはハーモニカでしめる。

13. Thunder On The Mountain/サンダー・オン・ザ・マウンテン
 (2005『モダン・タイムズ』)

ボブ:キーボード。ドニー:ラップトップ。 スチュ:アコースティックギター。
明るい照明に照らされ、今夜もノリ乗りのジャムが繰り広げられる。
ここからアンコールの最後まで不動の5曲が演奏される。

14. Ballad Of A Thin Man/やせっぽちのバラッド
 (1965『追憶のハイウェイ61』)

ボブ:ステージ中央、ハーモニカ。ドニー:ラップトップ。
ボブはブリッジ部分でハーモニカを演奏しながら数歩だけだったが、
ファンサービスのつもりなのか、左右に歩いた。後半はハンドマイクで歌う。
黒幕にシルエットが映し出され、ボブは腰を深くかがめて得意ポーズを何度も決める。

メインセットが終わり、10分後にアンコールセットがはじまる。
バックに大きなアイロゴの幕が飾られる。

15. Like A Rolling Stone/ライク・ア・ローリング・ストーン
 (1965『追憶のハイウェイ61』)

ボブ:キーボード。ドニー:ペダルスティール。
コーラス部分で、客席にスポットライトが当てられる。
今夜のキーボードはすごい。アップシングもすこし聞かせた。

16. Jolene/ジョリーン
 (2009『トゥゲザー・スルー・ライフ』)

ボブ:キーボード&ハーモニカ。トニー:ウッドベース。
ドニー:ラップトップ。
リードキーボードといわんばかりに、ボブがみんなを引っ張る。
いままでよりも、ヴォーカルを崩して歌った。

(メンバー紹介)
この夜、歌以外でボブが声を発したのは、このときだけ。

17. All Along The Watchtower/見張塔からずっと
  (1967『ジョン・ウェズリー・ハーディング』)

ボブ:キーボード。スチュ:リードギター。ドニー:ラップトップ。
ボブが5人のミュージシャンをぐいぐいと引っぱり、
エネルギーのほとばしる自由な絡み合いがステージで展開。

2010年新登場は1曲だったが、東京初日とくらべると9曲が入れ替わったセットリストとなった。

(Reported by 菅野ヘッケル)

メンバー:
BOB DYLAN,
TONY GARNIER (bass),
DON HERRON (steel guitar / mandolin / violin / trumpet),
STUART KIMBALL (guitar),
GEORGE RECILE (drums / percussion),
CHARLIE SEXTON (guitar)
いいね!(0)  |  リブログ(0)
2010-03-22 04:34:33

ボブ・ディラン:3月21日東京初日、ライヴレポート

テーマ:★DYLAN JAPAN 2010
誰もが伝説の目撃者。
ロック史上最重要アーティスト、ボブ・ディラン。3月21日東京公演スタート!
東京公演は自身のネヴァー・エンディング・ツアー史上初の
同一会場連続7回公演。


風に吹かれて、転がる石のように約半世紀・・・ロックの時代を作り、時代を変革し、様々な人々の人生に影響を与え続ける、ロック界最重要アーティスト・ボブ・ディラン。遂に2001以来9年ぶり、1978年の初来日公演以来通算6回目の来日公演が実現した。現在68歳、2010年5月24日には69歳となるディラン。今でも世界各地で年間100ヶ所以上のライブツアーを行い、それはファンの間で“NEVER ENDING TOUR”と呼ばれているが、1988年以来行われている、ディランの終りなきツアーには、日本だけ特別にライヴハウスが用意されていた。最初で最後のライヴ・ハウス・ツアーは3月11日の大阪初演から29日の東京最終公演まで19日間でなんと14公演。会場は全てZEPP。日本のロック史の中で伝説となるツアーとなることは間違いない。

3月21日(日)、いよいよ東京7DAYS公演スタート。同一会場での連続7回の公演はディランの1988年以降12年に渡って行われているのNEVER ENDING TOURでは史上初、新記録となるものである。3月11日の大阪でスタートしたボブ・ディランの2010年日本ツアーは、これまでに大阪5回、名古屋2回と計7回が終了したが、もはや伝説の様相と化しているのは、その演奏曲の多さ。驚異の日替わりセットリストで、これまでの7回公演で既に50曲を超える異なる曲を演奏しているのである。東京初日、日本公演8日目となる3/21は初登場は1曲だったものの、なんと名曲「ミスター・タンブリン・マン」が初登場した。

日曜日の公演ということで開場16時、開演17時。かなり早い時間からグッズ・コーナーへ並ぶ人々の列。Tシャツ、パンフ、そして既にニュースにもなっている話題のディランのチロルチョコは飛ぶように売れている。開場時間後ZEPPの中に入ると、もうギュウギュウでぎっしり。いまや遅しと伝説が始まるのを待つファンの熱気と、何かが起こりそうなときの異常な雰囲気というか、不安と期待感が交じったドキドキ感で会場中が包まれている。

17時8分。会場が暗転となり、会場内の興奮は頂点に。メンバーのシルエットが見えると更に会場中のテンションは最高潮。リングアナのようなディランを紹介する場内アナウンスとともに、暗転から一転ステージ上が照らしだされ、一曲目がスタート。大阪の3月11日、15日に続いて、オープニング曲として3度目の登場となる「Watching The River Flow/河の流れを見つめて」(1971『グレイテスト・ヒッツ第2集』収録)である。ディランはステージ右端でキーボードを弾いている。キーボードは観客席を向いておらず、ディランはステージの左端を見て・・・要するに観客に対して横向きで演奏。中央にはギターのチャーリー・セクストンがいる。これまた変な感じではあるが、これが近年のディラン流。ファッションも素晴らしい。黒地に白の水玉(!)模様のシャツを着て、上下黒の衣装、パンツのサイドにゴールドのストライプ。そして頭に白のスペイン帽子。バックを固めるバンドメンバーも黒い衣装を身にまとっている。

 2曲目でディランはギターを持ってステージ中央へ。ほとんどの皆さんがすぐにイントロで1963年『フリーホイーリン・ボブ・ディラン』収録「Don't Think Twice, It's All Right/くよくよするなよ」とわかり、なじみの曲に会場は“ウォー”と大歓声。12日の大阪に続いて2度目の登場。ディランはサンバーストのストラトキャスターで味のあるギターソロを弾き、チャーリーがそれに応えてシビれるフレーズを絡める。チャーリーは時折なぜか中腰というか座って弾くポーズ。最後のほうでディランの合図でミッドテンポのブルーズへ変化。

 3曲目は大阪の13日、15日に続いて3度目の登場となる1967年『ジョン・ウェズリー・ハーディング』からの「I'll Be Your Baby Tonight/アイル・ビー・ユア・ベイビー・トゥナイト」。ディランは引き続きステージ中央でギター。ステージ中央に出てきてギター弾く時、ちょっと左足下げてリズムを取っている。

 ディランはキーボードに戻り、4曲目は19日の名古屋に続いて2度目の登場となる「Sugar Baby/シュガー・ベイビー」。5曲目「Tweedle Dee & Tweedle Dum/トゥイードル・ディー&トゥイードル・ダム」とともに2曲連続で2001年『ラヴ・アンド・セフト』からの曲を演奏。
そして、6曲目は1975年の名盤『血の轍』からの名曲「Shelter From The Storm/嵐からの隠れ場所」。13日大阪、18日名古屋に続いて3度目の登場。これはかなりアレンジを変えて歌っていて最初は全くわからなかった。2010年版の新アレンジの模様。ディランはキーボード弾きながら、時折両腕を伸ばし「ヤ~」って感じのポーズをとったのには驚いた。

 7曲目の「Summer Days/サマー・デイズ」も2001年『ラヴ・アンド・セフト』より。原曲はロカビリーっぽい雰囲気だが、ここでは全く異なるアレンジになっている。16日大阪に続いて、2度目の登場。8曲目は「Tryin' To Get To Heaven/トライン・トゥ・ゲット・トゥ・ヘヴン」(1997『タイム・アウト・オブ・マインド』)15日大阪に続いて2度目の登場。

 個人的にこの日の最高のパフォーマンスと思ったのは次の9曲目「Cold Irons Bound/コールド・アイアンズ・バウンド」。前曲に続いてグラミーのALBUM OF THE YEAR受賞アルバム1997年『タイム・アウト・オブ・マインド』からのナンバーであるが、これが相当カッコよかった。ディランはギターも持たず、ハーモニカだけを右手に持ってステージ中央へ。ヴォーカリストとしてのディランということなんだろうが、不思議な感じを受けるとともに、これがまた新鮮。時折意味不明なちょっとしたしぐさやポーズをつけるのですが、その一つ一つがまたカッコイイのです。最後はブルース・ハープのソロも披露。変化した曲のアレンジも最高、演奏もディランとバンドのパフォーマンスも最高でした。

 続いて本日のハイライト!10曲目は今回の日本ツアーで初登場!それも1965年『ブリンギング・イット・オール・バック・ホーム』収録、バーズのカヴァーでも有名な、誰もが知ってるこの名曲「Mr. Tambourine Man/ミスター・タンブリン・マン」が登場。東京のファンのための最初のサプライズ・プレゼントとして贈られた。場内も割れんばかりの大拍手とともに迎えられ、続けざまに「Highway 61 Revisited/追憶のハイウェイ61」(1965『追憶のハイウェイ61』)になだれ込むと最高潮。12曲目は『タイム・アウト・オブ・マインド』からこの日3曲目となる「Not Dark Yet/ノット・ダーク・イェット」。13日の大阪に続いて2度目の登場。

次の13曲目からアンコールの最後までの5曲はこれまでのセットリストからみてもしばらく固定される模様。11日大阪初日から東京初日の今夜まで、不動の5曲が演奏される。まずは13曲目「Thunder On The Mountain/サンダー・オン・ザ・マウンテン」(2005『モダン・タイムズ』)ではチャーリーのギター・ソロからディランのキーボード・ソロへ、とソロの掛け合いもびっくりなら、ディランはキーボードを押すような(あるいは腰をひくような)しぐさを何度も行ない、完全にノッてる感がビンビン伝わってくる。

本編セットの最後を飾るのは1965年『追憶のハイウェイ61』収録「Ballad Of A Thin Man/やせっぽちのバラッド」。ディランはステージ中央でハンドマイク&ハーモニカ。

メインセットが終わり、アンコールを求める拍手の嵐。ステージのバックに大きなアイロゴの幕が飾られると場内が再び盛り上がる(ちなみにこのロゴはTシャツなど一部にしか使用されていない貴重なもの。話題のチロルチョコの箱の裏面にも使用されている)。

 アンコール一曲目は米ローリング・ストーン誌でロック史上最高のシングルと位置づけられた、言わずもがなの名曲中の名曲「Like A Rolling Stone/ライク・ア・ローリング・ストーン」(1965『追憶のハイウェイ61』)。しかし、この名曲中の名曲をディランは原曲をとどめない凄いアレンジで聞かせてくれた。特に後半途中からスタッカートのように区切って歌うというか、とにかくメロディ、歌い方、完全に変えてしまって、完全に別の曲に生まれ変わってしまった感じ(途中からなにかPOPさまで感じるほど)。あれだけの誰もが知ってる名曲をあそこまで変えてしまう勇気はちょっとディラン以外あり得ないかもしれない。曲はそのつど進化していくということなんでしょう。。。会場に来てるファンの皆さんあそこできっと歌いたいんでしょうけど、さすがにあれでは歌えないかも(笑)。コーラス部分で、客席にスポットライトが当てられるので、きっと元は大合唱の場面なんでしょうが、果たして歌わせたいのか?歌わせたくないのか???

続いてようやくこの日初めて最新オリジナルアルバムである、2009年『トゥゲザー・スルー・ライフ』からのナンバーを演奏。結局新作からはこの「Jolene/ジョリーン」一曲だけでした。60年代のヒット曲の合間に昨年リリースされたこの歌が挟まってるわけですが、流れ的にまったく違和感はありません。そしてこの曲終わるとバンドメンバー紹介。この夜、歌以外でボブが声を発したのは、このときだけでした。

オーラスを飾るのは「All Along The Watchtower/見張塔からずっと」(1967『ジョン・ウェズリー・ハーディング』) 。ディランはキーボード。ディランの弾くキーボードが音を探るように流れ、オリジナルの原形は留めていないが、これぞロック。40年以上前に書かれた曲だが、全く「今」の曲に進化している。名曲は時を超えて名曲ということである。

最後ディランはメンバーをステージ中央に集め観客を見つめる。お辞儀をするわけでもなく…。それがまた大歓声を誘う・・・。しばらくの間見つめ続けたあと、さっとステージをあとにした。ん~これもカッコイイ・・・(たまにお辞儀をすることもあるそうです。名古屋ではお辞儀したとか?)。約2時間の伝説のライヴは終了し、終演後はグッズ売り場にまた長蛇の列ができていた。
今夜、ツアー初登場曲は1曲だったが、これでトータル52曲の異なった曲を日本公演で演奏したことになる。東京公演はあと6回、はたしてこのあとどんな歌が初登場するのだろうか?期待は高まるばかりである。

(リードギターのチャーリー・セクストンの弾きっぷり、動きっぷりには感動しました。9年前のちょっと遠慮気味な感じと違い、ステージの真ん中に位置して完全に存在感ばりばりでした。時折なぜか中腰っぽく座って弾くんですが、それはそれでカッコイイんですけど、疲れるだろうなあ、と心配したりして…。ディランのキーボードとギターソロの掛け合いなんか堂々としたもので、チャリ坊なんてもう言わせないという感じです・・・いい年の取り方してるなあと思いました。)

<3月21日 BOB DYLAN ZEPP TOKYO SETLIST>
1. Watching The River Flow/河の流れを見つめて (1971『グレイテスト・ヒッツ第2集』) 
2. Don't Think Twice, It's All Right/くよくよするなよ (1963『フリーホイーリン・ボブ・ディラン』)
3. I'll Be Your Baby Tonight/アイル・ビー・ユア・ベイビー・トゥナイト(1967『ジョン・ウェズリー・ハーディング』)
4. Sugar Baby/シュガー・ベイビー (2001『ラヴ・アンド・セフト』)
5. Tweedle Dee & Tweedle Dum/トゥイードル・ディー&トゥイードル・ダム (2001『ラヴ・アンド・セフト』)
6. Shelter From The Storm/嵐からの隠れ場所 (1975『血の轍』)
7. Summer Days/サマー・デイズ (2001『ラヴ・アンド・セフト』)
8. Tryin' To Get To Heaven/トライン・トゥ・ゲット・トゥ・ヘヴン (1997『タイム・アウト・オブ・マインド』)
9. Cold Irons Bound/コールド・アイアンズ・バウンド (1997『タイム・アウト・オブ・マインド』)
10. Mr. Tambourine Man/ミスター・タンブリン・マン (1965『ブリンギング・イット・オール・バック・ホーム』
11. Highway 61 Revisited/追憶のハイウェイ61 (1965『追憶のハイウェイ61』)
12. Not Dark Yet ノット・ダーク・イェット (1997『タイム・アウト・オブ・マインド』)
13. Thunder On The Mountain/サンダー・オン・ザ・マウンテン (2005『モダン・タイムズ』)
14. Ballad Of A Thin Man/やせっぽちのバラッド (1965『追憶のハイウェイ61』)
15. Like A Rolling Stone/ライク・ア・ローリング・ストーン(1965『追憶のハイウェイ61』)
16. Jolene/ジョリーン (2009『トゥゲザー・スルー・ライフ』)
17. All Along The Watchtower/見張塔からずっと (1967『ジョン・ウェズリー・ハーディング』)
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2010-03-22 03:02:01

ディラン東京初日。「ミスター・タンブリン・マン」初登場!

テーマ:★DYLAN JAPAN 2010
連日のメールですみません!
ディランはいよいよ東京7DAYSスタート!なんと同一会場での連続7回の
公演はディランの88年以降のNEVER ENDING TOUR史上初!
東京初日、日本公演8日目となる昨日3/21はなんと
「ミスター・タンブリン・マン」初登場!

水玉模様のシャツを着たディラン、白のハットに黒づくめの衣装も
最高にかっこよかったです!
ディランはギター弾いたり、真ん中でてくるとき、ちょっと左足下げてリズム
とるんですね。それとときたま全く楽器持たずにステージの中央来て、ヴォーカル
のみって時もあるのですが(ハーモニカ持ちながら)、これまた新鮮。
時折意味不明なポーズやしぐさ、それがまたかっこよかったんですよね!

個人的ベストテイクは「COLD IRONS BOUND」。これは相当カッコよかったです。
グラミー受賞アルバム『タイム・アウト・オブ・マインド』収録のイナタイ曲ですが
アレンジも変え、演奏もディランのヴォーカルも最高!

LIKE A ROLLING STONEは途中から歌い方、完全に変えてしまって、これまた
生で見るとびっくり!途中からなんかPOPさまで感じるほど、完全に別の曲に
生まれ変わってる感じです!あれだけの誰もが知ってる名曲をあそこまで
変えてしまう勇気はちょっとディラン以外あり得ないかも。
曲はそのつど進化していくということなんでしょうね。。。
会場に来てるファンの皆さんあそこできっと歌いたいんでしょうけど
あれは歌えないかも(笑)!

いろんな意味で凄いです、見事です!やはり伝説を目の当たりにしてるん
だなあと思ってしまいました。現在68歳(今度の5月24日で69歳!)の
ディラン、まだまだ進化し続けます!これからの変化が楽しみです!

あとギターのチャーリー・セクストンの弾きっぷり、動きっぷりに感動しました。
9年前のちょっと遠慮気味な感じと違い、ステージの真ん中に位置して
完全に存在感ばりばり(時折なぜか中腰っぽく座って弾くんですが、
それはそれでカッコイイんですけど、疲れるだろうなあ・・・と心配したりして)。
ディランのキーボードとギターソロの掛け合いなんか堂々としたもので
チャリ坊なんてもう言わせない!・・・いい年の取り方してるなあと思いました。

(ご迷惑おかけするようであれば、お送りするのすぐストップしますので、
お申しつけください。何か不明な点や内容についてのお問い合わせなど
ございましたらご遠慮なく言って下さい。)

HIGH-HOPES NEWS(2010.3.22)
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★ボブ・ディラン:3月21日東京初日、日本公演8日目セットリスト!
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●HIGH-HOPES
http://www.sonymusic.co.jp/high-hopes/

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★ボブ・ディラン:3月21日東京初日、日本公演8日目セットリスト!
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ディランはいよいよ東京へ!東京7DAYS公演のスタートとなる東京初日、
日本公演8日目となる昨日3/21は初登場は1曲ですが、
遂に「ミスター・タンブリン・マン」初登場!

ZEPP東京満杯!壮観でした。

本日も菅野ヘッケルさんからのレポートです!!

3月21日
Zepp東京

東京セヴンデイズの初日。22年目に突入したネヴァーエンディング・ツアー
だが、同一会場で連続7回の公演は新記録だ。ボブは上下黒の衣装、
パンツのサイドに白色のストライプ。白のスペイン帽子。黒地に白の水玉模様
のシャツ。バンドは黒の上下。13日大阪と同じ。17:08 スタート

1. Watching The River Flow/河のながれを見つめて
   (1971『グレイテスト・ヒッツ第2集』) 
*ボブ:キーボード。ドニー:ラップトップ。
*11日大阪、15日大阪に続いて、オープニング曲として3度目の登場。
*ディランはステージ右端・横向きでキーボード演奏。チャーリーど真ん中

2. Don't Think Twice, It's All Right/くよくよするなよ
   (1963『フリーホイーリン・ボブ・ディラン』)
*ボブ:ステージ中央・ストラトキャスター。トニー:ウッドベース(弓)。ドニー:ラップトップ。
*12日大阪に続いて2度目の登場。ボブはサンバーストのストラトを演奏。
 今回の日本ツアーでは、初日はデューセンバーグギターを演奏したが、
 2日目以降はすべてストラトを演奏している。
*味のあるディランのギターソロ。チャーリーは時折なぜか座って弾く。
*最後のほうでディランの合図でミッドテンポのブルーズに

3. I'll Be Your Baby Tonight/アイル・ビー・ユア・ベイビー・トゥナイト
    (1967『ジョン・ウェズリー・ハーディング』)
*ボブ:ステージ中央、ストラトキャスター。スチュ:アコースティックギター。
 ドニー:ペダルスティール 。
*13日大阪、15日大阪に続いて3度目の登場。

4. Sugar Baby/シュガー・ベイビー
   (2001『ラヴ・アンド・セフト』)
*ボブ:キーボード&ハーモニカ。トニー:ウッドベース(弓)。ドニー:ペダルスティール。
 スチュ:アコースティックギター。ジョージ:ブラシ。
*19日名古屋に続いて2度目の登場。
*ディランはハーモニカのみ持ってステージ中央で(楽器なし)。ちょっとしたしぐさ
 ポーズをつけるのもカッコイイ。最後はハープソロも

5. Tweedle Dee & Tweedle Dum/トゥイードル・ディー&トゥイードル・ダム 
   (2001『ラヴ・アンド・セフト』)
*ボブ:キーボード。ドニー:ラップトップ。
*12日大阪、13日大阪、18日名古屋に続いて4度目の登場。

6. Shelter From The Storm/嵐からの隠れ場所 
   (1975『血の轍』)
*ボブ:キーボード&ハーモニカ。トニー:ウッドベース。ドニー:ペダルスティール。
 スチュ:アコースティックギター。
*13日大阪、18日名古屋に続いて3度目の登場。もちろん2010年版の新アレンジ。
*キーボード弾きながら時折両腕を伸ばし「ヤ~」って感じのポーズも

7. Summer Days/サマー・デイズ
   (2001『ラヴ・アンド・セフト』)
*ボブ:キーボード。トニー:ウッドベース。ドニー:ペダルスティール。
*16日大阪に続いて、2度目の登場。

8. Tryin' To Get To Heaven/トライン・トゥ・ゲット・トゥ・ヘヴン
   (1997『タイム・アウト・オブ・マインド』)
*ボブ:キーボード&ハーモニカ。ドニー:ペダルスティール。
*15日大阪に続いて2度目の登場。

9. Cold Irons Bound/コールド・アイアンズ・バウンド
   (1997『タイム・アウト・オブ・マインド』)
*ボブ:ステージ中央、ハーモニカ。ドニー:ラップトップ。
*11日大阪、15日大阪、19日名古屋に続いて4度目の登場。

10. Mr. Tambourine Man/ミスター・タンブリン・マン
   (1965『ブリンギング・イット・オール・バック・ホーム』
*ボブ:キーボード。トニー:ウッドベース。ドニー:ラップトップ。
 スチュ:アコースティックギター。
*2010年初登場曲。

11. Highway 61 Revisited/追憶のハイウェイ61
   (1965『追憶のハイウェイ61』)
*ボブ:キーボード。ドニー:ラップトップ。

12. Not Dark Yet ノット・ダーク・イェット 
   (1997『タイム・アウト・オブ・マインド』)
*ボブ:ステージ中央、ハーモニカ。ドニー:ラップトップ。スチュ:アコースティックギター。
*13日大阪に続いて2度目の登場。

13. Thunder On The Mountain/サンダー・オン・ザ・マウンテン
   (2005『モダン・タイムズ』)
*ボブ:キーボード。ドニー:ラップトップ。スチュ:アコースティックギター。
*ここからアンコールの最後までの5曲はどうやら固定されているようだ。
 11日大阪初日から東京初日の今夜まで、不動の5曲が演奏される。
*チャーリーのソロ->ディランのキーボード・ソロとソロの掛け合い!
*ディランがキーボードを押すようなしぐさ。ノッてる感じ!

14. Ballad Of A Thin Man/やせっぽちのバラッド
   (1965『追憶のハイウェイ61』)
*ボブ:ステージ中央、ハンドマイク&ハーモニカ。ドニー:ラップトップ。

メインセットが終わり、10分後にアンコールセットがはじまる。
バックに大きなアイロゴの幕が飾られる。

15. Like A Rolling Stone/ライク・ア・ローリング・ストーン
   (1965『追憶のハイウェイ61』)
*ボブ:キーボード。ドニー:ペダルスティール。
*コーラス部分で、客席にスポットライトが当てられる。

16. Jolene/ジョリーン
   (2009『トゥゲザー・スルー・ライフ』)
*ボブ:キーボード。ドニー:ラップトップ。トニー:ウッドベース
*メンバー紹介:この夜、歌以外でボブが声を発したのは、このときだけ。

17. All Along The Watchtower/見張塔からずっと
    (1967『ジョン・ウェズリー・ハーディング』)
*ボブ:キーボード。スチュ:リードギター。

今夜、ツアー初登場曲は1曲だったが、東京公演はあと6回続く。
はたしてどんな歌が初登場するのだろうか。期待は高まるばかりだ。

(Reported by 菅野ヘッケル)
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2010-03-20 10:23:03

ディラン遂に50曲超え!ジョー・ヘンリー来日!

テーマ:★DYLAN JAPAN 2010
(以下ネタばれありますので見たくない方は見ないでいただいて・・・)

連日のメールですみません!
ディランは名古屋2日日。日本公演7日目となる昨日3/19は初登場2曲。
名古屋だけみると2日間で27曲の異なる曲を演奏!全14公演中7公演を
終了しちょうど折り返し地点ですが、日本公演演奏曲数は遂に50曲超え!!!

そして、ジョー・ヘンリー初来日です!ちょっと時間が迫ってますが
本当に素晴らしいアーティストであり、今最も注目されているプロデュー
サーの一人ですので、告知など是非ご協力いただけると幸いです!
エルヴィス・コステロ、エイミー・マンをはじめボブ・ディラン、
トム・ウェイツあたりをお好きな方は絶対はまるはずですし、
彼にプロデュースを希望するアーティストが殺到してるプロデューサー。
先日アカデミー受賞したTボーン・バーネットのような存在になるはず。

HIGH-HOPES NEWS(2010.3.20)
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★ボブ・ディラン:3月19日名古屋2日目、日本公演7日目セットリスト!
 日替わりセットリストは遂に50曲突破!
★ジョー・ヘンリー来日公演がちょうど桜の季節に!
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●HIGH-HOPES
http://www.sonymusic.co.jp/high-hopes/

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★ボブ・ディラン:3月19日名古屋2日目、日本公演7日目セットリスト!
 日替わりセットリストは遂に50曲突破!
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ディランは名古屋2日日。日本公演7日目となる昨日3/19は初登場2曲
(アルバム『ショット・オブ・ラヴ』収録の「Every Grain Of Sand」と
『ラヴ・アンド・セフト』収録の「Sugar Baby」)。

名古屋だけみると2日間で27曲の異なる曲を演奏!
全14公演中7公演を終了。ちょうど折り返し地点ですが、これまで7日間で
異なる曲を51曲演奏したことになります。
いよいよ21日からは東京です!

本日も菅野ヘッケルさんからのレポートです!!

3月19日 ZEPP名古屋
ボブは上下黒の衣装、パンツのサイドに白色のストライプ。
黒のスペイン帽子。緑色のシャツ。バンドはグレーのスーツ。

1. Leopard-Skin Pill-Box Hat
ボブ:キーボード。
オープニングは大阪2日目と同じだったが、照明が変わった。
ばらばらに向いていたスポットライトが一瞬でステージに集められ、
観客の意識も音楽に吸い込まれる。

2. Lay, Lady, Lay
ボブ:ステージ中央、ストラトキャスター。
スチュ:アコースティックギター。ドニー:ペダルスティール。
2曲目も大阪2日目と同じだったが、今夜はギターを弾きながら歌った。
ハーモニカの演奏も、雪模様の照明もない。

3. Things Have Changed
ボブ:キーボード。ドニー:ペダルスティール。
スチュ:アコースティックギター。
大阪初日はギターを弾きながら歌った曲だが、今夜はキーボードで歌った。
ほんとに変わった人だ。ドローン効果のようにコードを奏でる
キーボードに変わったことで、手の動きがリズムから解放されて、
より歌い方が自由になったように聞こえた。
最後のオルガン、ギター、ペダルスティールによるトリプルリードに興奮。

4. Just Like A Woman
ボブ:キーボード。ドニー:ペダルスティール。
スチュ:アコースティックギター。
大阪2日目は最後にステージ中央に移動しハーモニカを演奏したが、
今夜はキーボードに専念。客は大声でコーラス部分を歌うが、
ボブの歌い方と合う訳もない。
それでも、互いに楽しむかのようにチャレンジし続けた。

5. The Levee's Gonna Break
ボブ:キーボード、トニー:ウッドベース、ドニー:マンドリン。
5曲目にして、初めて昨夜のセットリストと重なる。

6. Every Grain Of Sand*
ボブ:ステージ中央、ハーモニカ。スチュ:アコースティックギター。
2010年初登場曲。今夜ハーモニカが登場したのも初めて。このツアーから
見せ始めているヴォーカルとハーモニカを交互に入れる器用な歌い方
も披露。薄暗い照明の下で、間奏で感動的なハーモニカを聞かせた。

7. Cold Irons Bound
ボブ:ステージ中央、ハーモニカ。ドニー:ラップトップ。
ストップ&スタートを効果的に組み込み、熱のこもったハーモニカ
演奏を披露。ジョージのパワフルなドラミングに圧倒される。

8. Sugar Baby*
ボブ:キーボード、トニー:ウッドベース、ドニー:ペダルスティール。
スチュ:アコースティックギター。ジョージ:ブラシ。
2010年初登場曲。ボブの優しい歌い方に感動。
最後はトニーが弓でベースを演奏して締めくくる。

9. Honest With Me
ボブ:キーボード。ドニー:ラップトップ。
スチュがリードギターをとるパワフルなヘヴィーブルース。
この曲で鍵盤(竹林)のような照明が使われる。

10. Desolation Row
ボブ:キーボード&ハーモニカ。ドニー:マンドリン。トニー:ウッドベース(弓)。
スチュ:アコースティックギター。ジョージ:ボンゴ。
15日の大阪同様、ボブの物語を伝えるパワーに圧倒される。
オルガン、マンドリン、ハーモニカが印象に残る熱演を繰り広げる。

11. Highway 61 Revisited
ボブ:キーボード。ドニー:ラップトップ。
信頼できるドラム&ベースのリズムセクションに支えられた
ジャム演奏が繰り広げられる。毎回欠かすことのない曲だが、
聞くたびに興奮する。飽きることはない。

12. Spirit On The Water
ボブ:キーボード&ハーモニカ。ドニー:ペダルスティール。
トニー:ウッドベース。ジョージ:ブラシ。
初日は「ピークが過ぎたと思っているのかい?」と歌う最後の部分で
観客「ノー!」と反応したが、3度目の登場となる今夜は残念ながら
聞こえなかった。

13. Thunder On The Mountain
ボブ:キーボード。ドニー:ラップトップ。
スチュ:アコースティックギター。
ステージ全体が明るい照明に照らされ、ボブのリードオルガンに呼応する
ようにチャーリーのギターとドニーのラップトップが絡み合う。
インプロヴィゼーションあふれるジャムを展開。

14. Ballad Of A Thin Man
ボブ:ステージ中央、ハンドマイク&ハーモニカ。黒幕にシルエットが
映し出され、ボブは腰を深くかがめて得意ポーズを何度も決める。
この曲は2010年ツアーのハイライトだ。

ニューアルバム『トゥゲザー・スルー・ライフ』の収録曲は1曲も
歌わなかったメインセットが終わると、バックに大きなアイロゴの
幕が飾られ、10分後にアンコールセットがはじまる。

15. Like A Rolling Stone
ボブ:キーボード。ドニー:ペダルスティール。
コーラス部分で、客席にスポットライトが当てられる。

16. Jolene
ボブ:キーボード&ハーモニカ。トニー:ウッドベース。
ボブがミュージシャンをあおるようにキーボードを演奏。

(メンバー紹介)
この夜、歌以外でボブが声を発したのは、このときだけ。

17. All Along The Watchtower
ボブ:キーボード。スチュ:リードギター

ツアー初登場曲は2曲だったが、名古屋公演にかぎると2日間で27曲
の異なる曲を歌った。この夜で2010年日本ツアーの半分が終わった訳だが、
あいかわらず『トゥゲザー・スルー・ライフ』収録曲はあまり歌われない。
東京公演で登場するのだろうか。

*=初登場曲

(Reported by 菅野ヘッケル)

http://www.sonymusic.co.jp/bobdylan

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★ジョー・ヘンリー来日公演がちょうど桜の季節に!
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マドンナからオーネット・コールマンまで・・・。アメリカの音楽地図を
書き換える今最も注目されるプロデューサーであり、アーティスト
鬼才ジョー・ヘンリーが遂に初来日!

ソロモン・バーク、アラン・トゥーサン、ランブリン・ジャック・エリオット
といったアメリカ音楽の巨匠の復活の立役者であり、エルヴィス・コステロ、
エイミー・マンそしてマドンナまで絶大な信頼を誇るプロデューサーにして、
異能のシンガーソングライター、ジョー・ヘンリーがなんと初来日公演を
桜の季節に行います!

昨年の新作アルバム『ブラッド・フロム・スターズ』は本当に素晴らしい
作品でミュージックマガジン誌「ベスト・アルバム2009」では
年間ベスト・アルバムロック(アメリカ)部門では見事に1位。
また筆者の皆さんが個人が選ぶ「ベスト・アルバム10枚」でも多くの方々が
このアルバムをベスト・アルバムに選んでいました。

ざらついた歌声、濃密でいてクールなサウンド・プロダクション、ルーツ・
ミュージックへの深い造詣、そして独特の世界観をもった歌詞で、ジャズ、
ブルース、カントリー、フォークなどあらゆるジャンルのファンから注目される、
次世代のアメリカーナの巨匠の最初で最後の「初来日公演」ということで、
これは絶対見逃せない公演になりますので、是非よろしくお願いします!

既に京都、横浜公演はSOLD OUT。残すところ4月4日(日)東京は日比谷公園
大音楽堂で行われる、歌と花見の野外音楽フェスティバル 「ウォッチング・
ザ・スカイ '10」のみです!

きっと桜の花満開の中での日比谷野音、最高のシチュエーションで
今最も注目される次世代アメリカーナの巨匠、クリエイターの
初来日公演となります

エルヴィス・コステロ、エイミー・マンをはじめボブ・ディラン、トム・ウェイツ、
ランディ・ニューマン他お好きな方は絶対はまるはず!

●ジョー・ヘンリー来日公演
ブラッド・フロム・スターズ ジャパン・ツアー 2010
Joe Henry (vo, g, p)
David Piltch (b)
Patrick Warren (key)
■3/30(火) 京都 磔磔 
■4/2(金) 横浜 Thumbs Up
■4/4(日) 東京 日比谷公園大音楽堂
歌と花見の野外音楽フェスティバル 「ウォッチング・ザ・スカイ '10」出演

http://www.plankton.co.jp/joe/

●ジョー・ヘンリー作品
http://www.sonymusicshop.jp/m/arti/artiShw.php?site=S&cd=71003697&associate=SMO
ソニー・ミュージック・ジョー・ヘンリー・サイト
http://www.sonymusic.co.jp/joehenry/
オフィシャル
http://www.joehenrylovesyoumadly.com/

●ジョー・ヘンリーのプロデュース作品
http://www.joehenrylovesyoumadly.com/production/
たぶん先日アカデミー賞を獲得したTボーン・バーネットのような
存在になっていく方かと思います

●ジョー・ヘンリー交遊図
http://www.plankton.co.jp/joe/koryu.jpg
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