ゴルフの弾道の種類と言えば9種類と言われています。
その9種類の弾道を説明したのが飛球法則(ball flight law)
この飛球法則はヘッドの軌道(スイング軌道)が主でクラブヘッドの向きが従という考え方です。
つまりスイング軌道が
1) インサイドインに対して
フェースがオープン → ストレートフェード/スライス
フェースがスクエア → ストレート
フェースがクローズ → ストレートドロー/フック
2) インサイドアウト
フェースがオープン → プッシュフェード/スライス
フェースがスクエア → プッシュ
フェースがクローズ → プッシュドロー/フック
3) アウトサイドイン
フェースがオープン → プルフェード/スライス
フェースがスクエア → プル
フェースがクローズ → プルドロー/フック
最近、上記の飛球法則とは違う新飛球法則(NEW BALL FLIGHT LAW)が唱えられています。
従来の飛球法則はヘッドの軌道(スイング軌道)が主でクラブヘッドの向きが従という考え方でしたが新飛球法則はクラブヘッドの向きや入射角が主で最初の弾道が決まり、それに対しヘッドの軌道(スイング軌道)の差でその後の弾道が決まりとしています。
それが以下のビデオで解説されています。
Dプレーン徹底解剖 ~前編~ (日本語吹替え版)
あのタイガーウッズも、「避けては通れない。。。」と言及している、新飛球法則「Dプレーン」の謎に迫ります。Buena Vista Golf (www.bvgolfusa.com) による翻訳
Dプレーン徹底解剖 ~後編~ (日本語吹替え版)
フライトスコープ、トラックマンといった高性能弾道測定器の登場により分析が容易となった、スイングプレーン、クラブ軌道、入射角等の相互関係をDプレーン・新飛球法則の観点から徹底解剖。 Buena Vista Golf (www.bvgolfusa.com) による翻訳
Ball Flight Laws from Golf Evolution
スイング軌道ではなく、フェイスの向きの方向にボールが飛んでます!!
Recap of the Ball Flight Laws
(左方向に振ってもフェースの向きが右向きなので球は右方向に打ち出される)
New Ball Flight Laws (新飛球法則)
http://www.gcraft1.com/ballflightlaws.html
フェイスコントールの重要性
http://shgolfacademy.blogspot.jp/2012/08/blog-post_10.html#!/2012/08/blog-post_10.html
オンプレーンスイングからフェースコントロールスイングへ
http://shgolfacademy.blogspot.jp/2012/07/blog-post_10.html#!/2012/07/blog-post_10.html
スイングする方向(軌道)とフェースの向き、どっちが大事?
http://shgolfacademy.blogspot.jp/2012/06/blog-post_2156.html#!/2012/06/blog-post_2156.html
上記の図は左は今迄の法則、右は新飛球法則です。 違いがわかるかな?
同じスイング軌道、フェイスの向きでも従来の法則と新飛球法則では結果は違います。
上記の図のようにインサイドアウトのクラブパス(スイング軌道)でインパクト時にクラブフェイスが目標方向にスクエア(直角)の場合の例では左の今迄の法則ではプッシュドローとなるはずですが右の新飛球法則では出球はフェイスの向き通りに真っ直ぐ出てその後に左に曲がります。トラックマンなどの最新の弾道測定器では右に新飛球法則の結果が正しいとされています。
今までの理屈がくずれた??
ボールの出球はスイング軌道ではなく、フェイスの向きが優先される。
その後はクラブパス(スイング軌道)とフェイスの向きでできた傾き(D-PLANE)の方向に球は曲がっていきます。
D Plane Golf Tiger fade
D Plane Golf Sean O'Hair