間違った責任の認識と罪悪感
テーマ:心理こんにちは。カウンセラーの池内秀行です。
「責任」
法律の仕事から離れて、心理カウンセラー・セラピストになっていく時、最初は、「責任」という概念との直接の関わりからは、遠のくのかなと思っていました。
しかし、実際は、違いました。
セラピー、カウンセリング、キャリアコンサルティング、企業・事業者へのセッションの提供やグループファシリテーション、全てにおいて、法律の仕事をしていた頃よりも、「責任」という概念がとても重要で、深く考えなければならない場面が増えました。
私の場合、法律が先だったので、まだ、法律責任の範囲内だけで、考えて判断する方が楽だよなと思うこともあります。
「責任」の認識を間違えていることで、深く傷ついたり、無自覚に他者を傷つけたり、トラウマ体験の理解に誤解が生じたり、責任の誤解によって生じた罪悪感に苦しんでいたり。。。。。
経営者や管理職の場合、大切な部下を失ったり、会社を窮地に追い込んだりします。
男女関係や夫婦関係の場合、相手の力や幸せ喜びを奪い、その結果、自分の力や幸せ喜びを奪うことになります。
親子関係の場合、ネグレクトや暴力等の虐待や子供の自主性を奪う躾や教育になります。
間違った責任の認識は、不健康な罪悪感を生み出し、状況によっては恥を感じることもあります。
健康的な罪悪感と恥は、自らを振り返り成長のきっかけとなります。健康的な罪悪感は、相手にどれだけ自分がすまないと思っているかを伝える原動力になり、それ相応の謝罪や償いをすることで、相手との関係が深まり、人間としての自分が成長していきます。
相手が受け取ってくれる謝罪と償いは、お互いに許しと慈悲の心をもたらしてくれます(内容によっては難しい場合もありますし、相手を必ず許さないといけないことはありません。場合によっては簡単に許してしまうことで自分を貶めることになる場合もあるからです)。
不健康な罪悪感に取り組む時、実は、それを感じている根っこにある「責任」について取り組むこともとても大切になるのです。
いつも同じような罪悪感を感じて、身動きがとれなくなったり、前に進めないことが続いているようなことがあれば、その根っこにある「責任」の概念について、真剣に取り組んで整理してみるといいです。
HP→http://www.ikeuchihideyuki.com/
Bonne chance!
池内秀行
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