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2012年01月01日 12時22分20秒

あけましておめでとうございます

テーマ:挨拶
みなさま
あけましておめでとうございます。

紙の年賀状は2年前からほとんど出していません。いつもお世話になっている方のかなりがFacebookやTwitterなどにいらっしゃいますので、こちらでご挨拶いたします。

2011年はなんといっても東日本大震災の衝撃が一番でした。そのときは実は数日前から頭が痛くて、震災の瞬間は実は早退をして自宅におりました。そのおかげで、帰宅難民にならずにすみました。自宅のグランドピアノが50センチくらいずれて、本が頭の上から降って来ました。すぐにテレビをつけて自宅の深刻さにすぐに気が付きました。またたまたまその数日前からなんか嫌な予感がして、ファンドの株式も売却をしていたので、震災によるファンドの傷口が小さかった要因にもなりました。

震災および原発の事故の影響は多岐に及びましたが、震災後の月曜日には電力不足とサプライチェーンの破壊については理解をしていて、その方面に詳しい友人と、放射能及び電力の影響で東京の外に出るべきではないかという議論をして、大阪への本社の移転も検討しました。香港やシンガポールへの移動も実は議論をしていました。結果的に震災直後のさらに月曜日にも売却をしたこと、その直後の火曜日の昼に大きく買い増しをしたこともファンドには大きくプラスの寄与になりました。

渡邉美樹さんが東京都知事選に出ることでその応援をしたのですが、そのあと渡邉美樹さんが陸前高田市の参与になられたのをきっかけに陸前高田市の震災復興イベントの副実行委員長になりました。そこで震災復興イベントのお手伝いで何度も陸前高田市に訪問をして議論をしました。そこで多くの人に出会い、また多くの仲間に助けてもらいました。力を貸してくれたすべての人に感謝申しあげます。

ツイッターピアノの会(ついぴの会)は順調に成長をして、今では札幌、東京、千葉、埼玉、名古屋、関西、福岡で開催する大きな会になりました。全国にすばらしい仲間ができ、ピアノを通じてたくさんの出会いや気づきを得られました。またその会の中で飲み会や小旅行などが行われたり、他地域との交流もできたりして、仲間同士の交流が進んだのも嬉しいことです。


本は「図解スリッパの法則」1冊だけ出しました。本の出版は比較的少なかった1年です。今年は今のところ3冊出す予定です。楽しみにしてください。

ひふみ投信は震災直後の対応にも成功したおかげもあり、設定来3年間の日本株ファンドの運用成績としてはトップクラスの成績になりました。これは国内外の多くの強敵がいるなかなので(外資系、国内系など)これは十分に胸を張れることです。当社の他のファンドマネージャーのがんばりによるところが大です。佐々木くん(ふらにゃん)などはよく頑張ってくれました。

趣味のテニスやダンスについてはぼちぼちです。2010年ほどではなかったですが、忙しい中、それなりに続けることが出来ました。TwitterやFacebookで知り合った人達とたくさんリアルにも交流をしました。またゆかしの会という勉強会を発足させ、月1度活発な勉強会をすることができました。ゆかしの会のメンバーにとってもそれぞれ激動の1年だったような気がします。

2012年は年初にいろいろ動きがある予定です。前向きな話もいろいろとできると思います。
とにかく明るく元気に過ごして、かつ多くの人が明るく元気になるように少しでもお手伝いをできたらよいと思っています。本年もよろしくお願いいたします。
2011年10月31日 14時52分28秒

あらためて自己紹介

テーマ:挨拶
こちらは少し長めの私の自己紹介のページです。

テレビなどを見てこちらに来られた方、はじめまして。

私は株式投資の仕事を専門にしています。株式投資、経済についてよく語ります。しかし直接秘密に関わるようなお話はできません。他には政治や社会、経営、起業、ベンチャーファイナンスについて語ります。でも、その他の話題も多いです。起業家を応援していきたいという強い思いがあります。投資の専門家ですが決して怖い人ではありません。でも体も大きくて、自分自身、街で鏡に映った自分の姿を偶然にみると自分で自分のことをぎょっとすることがあります。


言葉遊びが大好きです。時として変なダジャレを連発するときがあります。自分のことをオヤジギャガーと言っています。

twitterは@fu4でやっています。ツイッター上ではふっしーと言っています。facebookは本名でやっています。

あらゆることに関心があります。趣味も幅広く好奇心が旺盛です。趣味としてはクラシック(ピアノ中心)、社交ダンス、テニス、野球(中日ドラゴンズ)などに関心があります。地域振興などにも興味があります。妖怪ふぁんどのプロデュースをしました。

生まれたのは富山市です。母の実家です。父が両親を早くに亡くしたせいもあり、富山が実家のようなものです。夏休みと冬休みはいつも富山にいました。藤野家のルーツは福岡県粕屋郡篠栗。子ども時代はさいたま市、横浜などで育ち、中学高校は名古屋(高校は旭丘高校です)、大学は早稲田大学です。法学部出身です。いわゆる「あほう」学部ですが。。。。

ピアノは子供の頃から演奏をしています。腕前はまったくピアノがひけない人からはびっくり(よくわかんないけど凄そう)、でも玄人からは「あっそう。お疲れ様」というレベルです。好きな曲はショパン、バッハなのですが、最近はフランスの作曲家に凝っています。ツイッターピアノの会を主宰しています。札幌、東京、千葉、埼玉、名古屋、関西、福岡で開催しています。ピアノの好きな方はぜひ!


社交ダンスは4年目。ひょんなきっかけで入りましたが、今はなかなかはまっています。ダンスは楽しいですよ。

そういえばダンスは男性が少ないんです。興味のある方、熱烈歓迎です。私にご連絡を。連絡はtwitterで「ダンスに興味があるよ」と絡んで、フォローしてください。DMいたします。女性ももちろん大歓迎。

テニスは4年前から。週1~2回、深夜22時から2時間やっています。私の後悔の一つは子供の頃からテニスをやっていればよかった、ということです。テニスはすばらしいスポーツですね。エナン、ツォンガ、ジョコビッチが好きです。フェデラーは別格ですが。全仏オープンの女子、スキアボーネには感動しました。もしテニスをする会があったら東京地域なら誘ってください。下手ですが好きです。でもいじめないで。

ゴルフは4年前くらいに始めましたが、あまり性に合わず、ゴルフクラブのセットも寂しげです。でも気の合う人と行くわいわいするゴルフは嫌いではありません。でもゴルフは誘わないで。

喘息の持病があります。薬でコントロールしていますからいつもゼイゼイしているわけではありません。しかし、たまに発作があるので気を付けています。喘息の病気にかかったおかげで、健康に関心を持ったり、スポーツを始めたりするようになりました。一病息災とはよくいったもんだ。

明治大学でベンチャーファイナンス論という授業をしています。もう明治大学で教え始めて11年くらいたちます。学生と語り合うのが大好きです。明治の学生はぜひ履修を。受講したことを後悔しない授業をします。

スクールエイドジャパンという公益財団法人で理事をしています。カンボジアでの学校建設のボランティアです。最近はカンボジア以外の国や孤児院の建設も務めています。スクールエイドジャパンはワタミの渡邊美樹さんが理事長で、いっしょにカンボジアの支援をしています。陸前高田市の支援にも少し関わっています。

レオス・キャピタルワークスの創業者で今は最高投資責任者(CIO)と言います。1990年に野村アセットマネージメントに入社して、JPモルガン、ゴールドマン・サックスの資産運用会社をそれぞれ経て、レオスを立ち上げました。今は、ひふみ投信の運用責任者で、ひふみ投信を通じて多くの人に長期投資の楽しさとすばらしさを知って欲しいと心から願っています。

スリッパの法則という本を書きました。この本はビジネスマン、特に金融関連や会計関連の人によく読まれているようです。隣にありますので、クリックして見てみてください。

渋澤健さん、中野晴啓さんと草食投資隊というチームを作って全国で長期投資の素晴らしさを語っています。もう50か所以上北海道から沖縄まで活動をしています。

これからもよろしくお願いいたします。
2011年09月04日 01時08分42秒

ベートーベン・トリオ・ボンを聞いてきました。

テーマ:クラシック音楽
ピアニストの濱倫子さんはドイツで活躍されているピアニストで、私の大好きなピアニストのひとりで応援しています。イケメン二人を引き連れて2年に一度来日されていますが、今回は日独交流150周年記念事業の一環として開催し、他に名古屋、新潟で開催されました。

ピアノトリオはみなさんあまり馴染みがないでしょうが、とても素敵なジャンルですよ。
ピアノ、チェロ、バイオリンの3つの楽器によるアンサンブルで、あまり演奏機会が少ない割には名曲も多く、実際に聞く楽しみと見る楽しみを持っているのが特色です。

今回はプログラムにそれと明確に書いていませんが、あきらかに震災があったことに対するトリオの祈りのプログラムであったと思います。出色の出来がラフマニノフの悲しみの3重奏曲です。震災の犠牲者に対する慟哭の曲であったと思います。ラフマニノフはこの曲に作品番号もつけずに封印したそうですが、冬のロシアの大地に青春の思い出を捨て去ったようなそんな風情の曲です。女性は恋の記憶は上書き保存、男性は名前をつけて保存といいますが、明らかにラフマニノフさんは名前をつけて秘密のフォルダーにしまった感じです。いやあ、ラフマニノフさんたらあはは、うふふ、君もオトコね==と言いたい感じで。。。

プログラムは「1番」というのがキーワードで、ベートベンのピアノトリオもブラームスのも1番のトリオ。ベートーベンにいたっては作品番号1番というおまけつき。特にブラームスの1番のトリオは若い時に作曲したものを40年後に大改訂したものであり、青春の曲をなぜ40年後に大改訂したのかじっくりブラームス先生に聞いてみたいところです。

あとはリームの作品。リームはドイツの現代作曲家で非常に多作で知られており、今回の曲も現代曲にしてはわかりやすい曲でした。

私は個人的にはラフマノニノフ、ブラームスがすごいあなと。特にブラームスはアンサンブルとしても難しそうで、特にピアノの弾きにくさには定評があるブラームスを濱さんが完璧に演奏しただけでなく、それがチェロとバイオリンのアンサンブルの練度が以前聞いた時よりも上がっていて、すごく「練れて」いたのがすばらしかったです。


草食投資隊藤野英人(@fu4)のブログ
2011年08月01日 16時48分30秒

陸前高田100のご案内

テーマ:紹介
1 目的



陸前高田市(戸羽太市長)は今回の震災後、約6000人近い急激な人口減少に直面しています。雇用の受け皿である第一次産業の多くが被災し、壊滅的なダメージを受け、市外に「仕事」を求めて、就業世代の住民の多くが陸前高田市を離れていることが原因です。陸前高田市やその周辺地域に雇用の受け皿、産業の復興がなされない限り、このような人口流出を止めることはできません。就業世代の人口減少は、すでに全国平均よりも高い高齢化率をますます高め、地域の生産力を弱め、地域社会の崩壊をもたらす可能性もあります。これは、被災地の復興が進まない要因となるのに加え、結果として投資対効果の低い復興投資を続けることになり、日本経済全体の資金配分問題を引き起こします。また、供給能力の限界が存在続けることにより、日本全体のGDP成長率の回復が遅れる可能性もあります。

このような問題を解決していくためには、雇用の受け皿である「地元企業の復興」が言うまでもなく喫緊の課題と考えます。なぜならば、地元企業が復興し、供給能力を回復し、雇用を生み、消費が行われる、こうした経済循環を被災地の地域内で作り出していくことにより、就業世代の人口減少を抑制し、地域の生産力を高められると考えるからです。

つきましては、民間による復興支援事業の一環として、陸前高田市の復興支援をする100名のメンバーを募集します。岩手県陸前高田市の参与(特別支援アドバイザー)の渡邉美樹(公益財団法人スクールエイドジャパン(SAJ)代表理事)とともに資金の支援とともに東日本大震災の被災地支援のために力を貸していただける100名の仲間を募集します。



2 応募資格




① 陸前高田市および東日本大震災の被災地の復興のため、可能な範囲で具体的な活動として支援(応援)してくださる方。(年齢、男女は問いません)

② 1口以上(1口10万円)、公益財団法人SAJに寄付をしてくれる方



3 特典



① 陸前高田市復興街づくりイベント実行委員会の準会員として参加できる。

② 陸前高田市復興街づくりイベント実行委員会が主催する陸前高田市および地元企業に対して開催する会合等でオブザーバーとして参加できる。

③ 渡邉美樹参与との「陸前高田100」限定の復興支援懇親会への参加(実費)

④ 陸前高田市復興街づくりイベント実行委員会特設ホームページでお名前および会社名をご報告させていただきます(名前を伏せたい方はのぞく)

⑤ 100名限定の会員証の発行

※陸前高田市への交通費・宿泊費等の実費につきましては、すべて自己負担となります。



4 応募方法




必要事項(住所、氏名(ふりがな)、年齢、職業、電話番号、emailアドレス、被災地支援で私ができること[200字以内]を電子メールにより送付をしてください。



5 応募締め切り

平成23年8月19日(金)



6 あて先





sajinfo@schoolaidjapan.or.jp



7 問合せ先




公益財団法人School Aid Japan

TEL:03-5737-2773

備考*

「サークルやチームでお金を出し合っての参加も大歓迎です。ただその場合は特典は代表者の方に限らせていただけますが、代表者の方がサークルやチームの意見を集約して、表明していただけるのは大歓迎です」

「遠隔地や多忙などにより会への参加はあまりできないという方でも大歓迎です。メールやフェイスブックなどによる遠隔地でも参加できる方法も考えていますし、寄付をしていたけるのも立派な社会貢献のひとつだと思います




2011年06月11日 00時07分52秒

陸前高田市に行ってきました(4)

テーマ:雑感
街の復興ビジョンについて

◯ 陸前高田市がどのように復興をするのかについては非常に課題が多くやっかいである。特に津波を受けた平地の再利用については使うべきかも含めて簡単ではない。ただ多くの人が住宅にするのは難しいだろうという意見だ。ではこの使わない土地をどのように活用するのか、またその土地の財産権をどうするのかについては皆さんご存知のとおり何も決まっていない。

◯ もともと陸前高田市は過疎の町で人口がどんどん流出をしている地域だ。少子高齢化の進展と共に他地域への流出が進み、そもそも震災がなくても人口が減っている街であった。そこでこの震災である。街が消滅をしてしまった。新たに街を作るのか、それとも消滅をさせたままにするのか。いっそのこと消滅したままにしたほうがよいという意見も現地に行くとそれほど極端な意見とも思えない。

◯ とはいえ自分の生まれた地域に対する愛着や郷土愛というのもノスタルジックなものと切り捨てるほど人間は合理的な生き物ではないと思う。戸羽市長は自身、奥様が被災されていて津波でなくなられている(記事はこちら)。本日は戸羽市長とも面談をしたが、とても強いリーダーシップを感じるとても強い方のように感じられた。現在人口は2万5千人から2千人の死者を出し、人口は1割も減ってしまった。この地域から他地域の親戚に身を寄せている人もいる。地元の経営者等とお話をしても、楽観的にみてもこの1年で1万5千人程度まで人口が減ってしまうかもしれないと危機感は隠せない。そのような中で戸羽市長は「人口10万人の街にしたい」と意気込む。とはいえこのくらい言っておかないと、人口減少に歯止めがかからないだろうという切実な現実がこの発言の裏には滲み出てくる。

◯ 実際に早期の段階から政府筋の学者からも話が出たが、山を削って高台にコンパクトシティを作り、人口を一箇所に集約させて、下の平地の部分を産業施設と発電装置を作るエコシティを作るというようなビジョンしかたぶんとりえないだろうと現地を見て思った。平地の部分は太陽光発電パネルや洋上風力発電などを設置し、植物工場や水産加工工場などを並べ、循環型のエコシティを作り世界の先端的なモデルにしていくという考え方だ。アブダビのマスダールシティのような街を陸前高田に作るというアイデアである。津波があってもすぐに逃げられるように高台へ連なる放射線状の広い避難道路も必要である。実際に陸前高田市のアドバイザーに元国連の高等弁務官づきで人事をしていた国際人がいて、彼自身もシンガポール投資庁などとコミュニケーションをして資金を引っ張ってこようとしているらしい。それはかなり面白い。

◯ もちろん津波がいつくるかわからないし、それが前提であるならば、あまり平地に設備投資をしてもそれが一定の確率で波にのみこまれて消滅をするのならば安心して投資ができるのか、という疑問は残る。そこが砂漠緑化のマスダールシティーとの違いだ。

◯ あとは教育施設なんだろうと思う。エコシティ、コンパクトシティを目指してそのような都市を建設しながら、全国の中学生や高校生が安全な高台で自然教育、環境教育をできるようなプログラムを作り、そこに集まってもらうような施設を作るなどはひとつの考え方だし、全寮制の愛知の海陽中等学校のような実験的な学校を建設し、それこそ欧米の超一流高と提携したエリート校を設立するのもひとつの考え方だ。とにかくなにもないので、ゼロベースで街を作り考えることのできるチャンスなのである。そのような復興ビジョンのもとに投資資金を集めていかないといけないし、またこのような復興ビジョンがなければ投資資金は集まらず限定的なものにとどまるであろう。

◯ せっかくワタミのわたなべ美樹さんが参与にいるので、「出口」としてワタミグループを活用するのは自然なことだ。魚、野菜を作ったら、介護施設、タクショク、和民を中心とする外食グループなどで買いあげてもらうことができるし、またワタミファームなどと連携をして農業での提携も可能だ。生産者の顔がみえて、食の安全をうたい、エネルギーのクリーン化なども含めた循環型社会をめざしていくのがひとつのビジョンなのであろう。

◯ 実際に自分がファンドを通じてどう関われるか関われないかはさらにじっくり考えてみたい。
2011年06月10日 23時25分07秒

陸前高田市に行ってきました(3)

テーマ:雑感
今必要なもの

◯ 陸前高田市で今、必要なものはなにか、ということを現地の人や専門家に聞くと口を揃えるのは、「飲む場所」「カラオケのできるところ」だ。被災地の人は食べ物を与えて寝るところがあればそれでいいだろうというような雰囲気があるそうなのだが、もちろんそれが最低限大事だけれども、切実なのは発散する場所であるというのは行かなければわからない盲点だった。

◯ もちろん今は働く場所がないわけで雇用をどう作るのか、という発想でいろいろ考えていたのだけれども「人はパンのみにて生きるにあらず」で、飲んだり騒いだりするところが必要なのだというのは考えて見れば当たり前なことなのである。

◯ 仮設設店舗でローソンなどが頑張っていてお弁当とかおにぎりなどがあるけれども、外食をできる場所がまったくない。最近、仮設店舗でラーメン屋さんができて、そこはかなりお客様が入っているようだけれども、仮設店舗で構わないけれども、「居酒屋」が欲しいというのが多くの人が語っていることだった。今回はワタミのわたなべ美樹さんの代理の幹部といっしょに回ったのだが、わたなべ美樹さんが参与になってまず皆が強く期待したのは「ワタミ」を作って欲しいということだというのには驚いた。実際にはこの近辺ではもともとワタミは店がなくて、そもそも盛岡にあるくらいだったということだし、わたなべさんが参与になったのはあくまでも復興支援のためでありワタミの店を作るきっかけを作りたいことではまったくない。また震災直後の被災地の人達が今現在切実にのぞんでいるのは外食をする場所であり、飲んで発散する場所であるというのはまさにそれが本業であるワタミの幹部からしても盲点で、架設店舗でもワタミができないかはかなり真剣に考えるべき課題であるかもしれない。

◯ 実際にはそれがワタミである必要はなく、現地で居酒屋をやっていたヤル気のある人達で行われるべきであり、実際にそのような人達はいるようだ。むしろ需要はとてもあるしとにかく居酒屋を切望しているので、仮設店舗の居酒屋を作ったらあっという間に繁盛店ができてすぐに回収をできてしまうだろう。その意味では、ファンドでできるのはそのような意志のある人に仮設で什器備品を用意して売上から回収をしてしまうというようにすれば非常に小投資で即時回収でもできる。そこで小さいけれども雇用をうみ、そこで人が集まって愚痴をいいあったり、なぐさめあったりすれば、それがいつしか前向きな話になり、がんばる起点になるかもしれない。

2011年06月10日 22時54分27秒

陸前高田市に行ってきました(2)

テーマ:雑感
ボランティアセンターでの話

◯ ボランティアを行うことはそれ事態はとても良いことだけれども、いつもなかなか難しい問題をはらむ。というのはボランティアは「させていただく」姿勢がとても大事なのとそれぞれのボランティアセンターの流儀があるので、それに素直に従ってなじむことがとても大切であるということだ。ボランティアのマッチングをするボランテイアセンターのスタッフそのものがボランティアで行われているために、そもそも会社や地方公共団体のような雇用関係で動いているわけではないので、スタッフのモチベーションコントロールの維持がとても大切なのである。

◯ 震災があってボランティアをしようと思う人達はもちろんよい人が多いし、そのような善意によってボランティアは支えられているのだけれども、そのような中ではものすごく思い入れが強くて暴走気味になる人が少なからずいることも事実である。「がんばろう日本」「がんばろう東北」のTシャツを着て、場合によっては車にそのような文字を書いてやってくる人がいる。いや、けっして「がんばろう東北」という言葉やスローガンが悪いわけではないのだけれども、そのようなTシャツを着て車にでかでかとそれを書いて、現地に着て、目をキラキラさせて「ぜひお手伝いをしたいんです」というのは、そもそも田舎で静かな生活をしていた人達からするといろいろ微妙な感情を引き起こすらしい。

◯ いや、憐憫の情や扇情的なヒロイズムが悪いわけではないのだけれども、そのような人達の不規則な行動がまた先行して入っているボランティアのチームや地元とに軋轢を生じてしまうことにもなってしまう。とはいえ、これまた微妙なのが、被災者からすると忘れてもらいたくないし自分たちをサポートしてくれることに対する感謝の気持ちはそれはそれですごくあるわけなのである。特に話をしていると、福島原発のニュースで津波の被災地域の情報がかき消されて、三陸地方への震災復興の関心が失われてしまうことに恐怖に近い心理も働いている。関心を持ってほしい。支援を継続して欲しい。助けて欲しい。当然な気持ちだ。

◯ まだまだボランティアは足りていないし、特に平日は手が足りない状態である。継続的な支援が必要なのは明らかだ。継続的な支援が必要であるからこそ、ボランティアはまずは気張らずに現地に入り、まずは先に入っているボランティアの人達の話をよく聞き。それぞれの流儀にまずは静かに従い、地元の人に寄り添うような態度が必要なのだろう。
2011年06月10日 22時28分37秒

陸前高田市に行ってきました(1)

テーマ:雑感
陸前高田市に行ってきました

◯ ワタミのわたなべ美樹さんから連絡があり、陸前高田市の参与になり、陸前高田市の成長戦略を考える立場になったが、ファンドで震災復興を支援できないか考えて欲しいと言われて、それではということでまずは現地で視察をすることにした。ファンドで支援といっても方法はいろいろあるし、そもそもファンドが向いているかどうかもわからない。まずはそのような需要があるかどうかが大事で、まずは現場にいって話を聞くというのが私の流儀でもあるし、正攻法である。

◯ 朝6時の新幹線で行くと9時には一ノ関という駅にいく。気仙沼、大船渡、陸前高田市に行くにはこの一ノ関で降りて車で行くのが一番早い。三陸鉄道やJR は破壊されているし、復旧のメドがついていない。だいたい一ノ関からは山を超えて1時間30分くらいかかる。決して近いとはいえない。

◯ 現地は壊滅という言葉でも足りないくらいで消滅といっていい惨状だ。平地はすべて何も残っていないでところどころ建物の残骸が残っている程度で瓦礫の山といっていい。この地に住んでいた2万人もの生活の基盤が消滅してしまったということはあらためて津波のおそろしさや破壊力には言葉もない。

◯ 「津波というよりは巨大な壁が迫ってくるといったほうが正確だ」誰しもがそういった。波がやってきてそれがだんだんと厚みを増して来たというより、海から20メートルをこす大きな壁が高速で迫ってくるというような実態だったらしい。走って逃げて助かった人。車で逃げて助かった人。走ったからだめだった人。車で逃げたからだめだった人などそれはいろいろらしい。すぐに車で逃げた人は助かったけれども、あとから車で逃げた人は大渋滞にはまってしまい、渋滞の中で車ごと波に呑まれた人が多い。途中で判断良く車を乗り捨てて逃げた人は助かったけれども、その残した車がさらに後列の渋滞を引き起こしそれで亡くなった人達もいる。しかし乗り捨てた人を責めるわけにもいかないだろう。そのような時にどう判断しどう行動するか。とっさの判断がまさに命運をわけることになる。

◯ とはいえ正直な感想は人口2万5千人の街で犠牲者が2000人というのはよくこの程度ですんだということだ。もし東京人ばかりだったら半分以上亡くなっていただろう。津波についての知識や知恵があったから10%程度の犠牲者ですんだともいえる。ただ防災無線が大音量で津波警報を出しても、それが広い地域で複雑に反響し、うわああんというように音が割れたり重なってよくわからなかったことが被害を拡大したという声もあった。隣町では家庭の各戸に防災無線の小型スピーカーを設置してために正確な津波の情報を流して、被害を最低限に食い止めたというような実例もあるそうだ。
2011年05月26日 10時25分14秒

本日、本が出版されました

テーマ:紹介
〇 お知らせです。本日、PHPから

図解】スリッパの法則 5000人の社長に会ったプロが教える! 伸びる会社vs危ない会社の見わけ方

が出版されます。

【図解】スリッパの法則 5000人の社長に会ったプロが教える! 伸びる会社vs危ない会社の見わけ方/藤野 英人

¥840
Amazon.co.jp

ベストセラーになった愚書、「スリッパの法則」も10年たったので中身を少し変えて、震災後に中身を書き変えました。あと図解があるので見やすくなっていると思います。書店でも発売しますが、コンビニでも発売します。

価格も840円でお手頃なのでぜひ手に取ってみてください。

2011年03月28日 00時55分53秒

投資先の会社で「水」があります

テーマ:お知らせ
◯ 私達の投資先で水の供給をしている会社がありますが、今まではサーバーとのセット販売でしたが、緊急時ですので、「水」だけの販売を解禁します。

以下、内容。
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安全なミネラルウォーターを緊急販売(納期注文後2-4日)



安全な水の不足が社会問題化する中、ウォーターダイレクト(本社:山梨県

富士吉田市)は、下記商品販売開始することになりました。



1)安全な水

富士山麓地下203mから湧き出た水をクリーンルームで充填しており
放射能の影響がありません。

2)お子様の粉ミルクにも最適な硬度25の軟水です。

3)価格は12リットル 1700円(税込)です。

4)お一人様1回4本までとさせていただきます。

5)代引手数料315円が別途掛かります。



お申し込みは、下記モバイルサイトへ。

こちら。

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