アイドルの9nineが主題歌を歌い、キャラクターとしても出演するということで、
期待していたこのアニメ、7/22の初回放送を見ました。
http://thereflection-anime.net/
うーん、微妙・・・
アメコミばりの絵で、X-MEN的キャラ達が活躍するアニメなのですが、
演出がもろ日本風というか、やたら間が長いのがなんともいえない感じ。
アメコミの絵と日本の演出の融合といえば聞こえが良いのですが、
それにしてもやたらと間が長すぎる。
必要な演出というよりは、これって動画枚数を削減してコストカットしているからだよね、
としか思えないなあ。
派手なドンパチの場面もあるのに、効果音が随分と貧相で、これもコストカットなのか、
それとも演出家の想像力の欠如なのか・・・
それとBGMが懐かしいといえぼそうなんだけど、如何にも古臭くて、
見ていてどうも盛り上がらない。
エンディングに流れる、9nineによる主題歌もそうで、
バックの音楽も古い感じなんだけど、彼女達の声も哀愁のあるタイプだから、
なおさら聴いていて「寂しい」感じがしてしまう。
「微妙」というには以上の理由ですね。
とにかく30分がとても長く感じました。本来なら15分番組の内容じゃないかな。
ただ、見ていて思ったのは、アニメだからこその良さってあるんだなあ、と。
私が日本人俳優の出ている邦画を最近ほとんど見ないのは、
物語の設定が面白くても、出てくる俳優の顔が日常的過ぎるから。
こちら側の観客と地続きの、白っ茶けた平凡そのものの顔で出ている俳優が多すぎ。
それがアニメだと、必要以上の情報がないので、
一応その物語の世界観の邪魔にはならないのは良いなあ、と。
2回目以降のこのアニメ、どうなんでしょう?
例を出して悪いけれど、「攻殻機動隊」みたいな強烈な世界観があるわけじゃなく、
アメコミの絵で、日本のプロダクションが制作、演出、というのが売りなのだけど。
かえってUSAの視聴者に受けたりするのかな?
「あの長い間がクールだ!」とか言って。その辺は分からないなあ。
日本のアニメファンに向けてはどうなんだろう・・・
最近のアニメオタクのことは全然わからない。
「こういうのが見たかった!」とか言って、騒いだりするのかな?
私は大昔のアニメオタクなので、今の人の感覚は全然わからないなあ。