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75歳で脳梗塞を発症した人見浩一が、

前向きに(?)リハビリを頑張るブログです。

パートナー・人見英子が書いた、

発症から1,425日目の日記です。


相棒どの、転院50日目!



4:40

何となく目が覚めた。


眠れそうにもないなと考えながら


明かりをつけ、


タブレットを開けてみたり…


水を飲んだり…


何をするでもなくベッドに腰かけ


“相棒どの、どうしてるかなぁ!?”


“今夜はちゃんと眠れたんだろうか!?”


…などとぼんやり考えたりしていた。


…と、そこへ…


あとから考えればこれこそが


“虫が知らせた”


…と言うことなのかも。


直子(二女)にこのことを話したら


「きっと父さんが呼びに来たんだよ!

そうに違いないよ!」


そう言われたのだが…


5:16

突然電話の着信音が鳴った!


そのようなわけで起きていたから


着信音が鳴り始めるとほぼ同時に


携帯を手に取り応答した。


S病院からだった。


「(相棒どのの)呼吸が止まっている!

来られるまでは

延命措置をしながら待つ!」


すぐ3人の子どもたちに連絡電話を入れる。


「10分経たないうちに伺えると思います!」


…と返事をして電話を切る。


大急ぎで身支度。


駆けつけてくれた直子(二女)、


淳(直子の夫)、アサカ(直子の二女)と


4人でS病院へ。


当直の先生と看護師さんから


呼吸を助ける措置を受けながら


相棒どのベッドで昨夜


“帰るね”と声をかけたときと


同じ格好で眠っていた。


手を握り耳元で呼びかけても、


もう返事が返って来ない…。


5:42

当直医から最期の宣告!


相棒どの、長い間よくがんばったね!


これでようやく楽になったね!


お疲れさま!


…でも…


感傷に浸っていられたのはここまで。


あとは涙を流しているヒマなどなかった!


葬儀社に電話して


この後の段取りを相談したり…


ベッドサイドのあれこれを片付けたり…。


6:30

先ほどの看護師さんから


身体をきれいに拭いて、


着替えさせてもらう。


「入院して来られたときも私、

着替えをお手伝いしたんですよね。」


「人見さん、よくがんばられました。」


「昨日はあんなに

“点滴はもうエエ”

…だとか、お話されたのにね…。」


相棒どのにともなく私にともなく


話しかけながら…。


7:00

着替え終わり


ヒゲをていねいに剃って


顔をキレイに整えるところまで


彼女が一人でやってくださった。


7:30

婦長さんが来られる。


「人見さん、おはようございます。

よくがんばられましたね。

ゆっくり休んでくださいね。」


耳元に顔を近づけ頬をなでながら


声をかけていただく。


7:40

死亡診断書を受け取る。


8:00      
葬儀社から男性スタッフが迎えが来て


ストレッチャーへ。


看護師さんたちが抱えて移してくださる。


正面玄関とは反対側の入り口から


外に出て車へ乗り込む。


病棟の看護師さんたちほぼ全員が


見送ってくださるのに一礼して


私も相棒どののすぐ横に乗り込む。


8:10

我が家へ。


このまま葬儀場へ直行するとの


選択肢もあったのだが、


あれだけ自宅へ


帰りたがっていたんだから


少なくとも一晩は自宅で


過ごさせてあげたいと言うことは


以前から誠(長男)とも確認済。


玄関から廊下とリビング入り口を


通って行くには狭すぎるので、


テルくん(昌子の夫)と葬儀社の方と


二人で庭を横切って奥の和室へ。


相棒どの、あんなにも


“帰りてぇ!”


…と訴え続けた我が家ですよ!


今まで本当にお疲れ様。


ゆっくり休もうね。


11:10

誠が東京から帰って来た。


手にはアサヒスーパードライ


相棒どの用の125ml缶と


自分用の350ml缶!


帰って来るなりいきなり相棒どのの


飲みたがってたビールで乾杯だ!





11:30

誠が落ち着いたところで


誠を座長に家族会議!


参加者は昌子(長女)夫婦と


直子(二女)夫婦とその娘2名。


あとは誠と私の計8名。


相棒どのは中学校長として


定年を迎えたので


正規の手続きをとるとなると


様々なことでかなりの数の方々の


お手を煩わせることとなる。


故人の意思を尊重するならば


“全て厳格に”となるのだが、


直接関係のない方々に


過度の負担をおかけするのは


親族として心苦しい。


なのでご迷惑を最小限に


とどめるにはどうしたらいいか、


ひとつひとつ懸案を話し合い、


最終的に誠の仕切りで決定していく。


12:00

ひと通り懸案事項が片付いたところで


とにかくお昼。


誠と私は、誠が朝7時に


新横浜駅を出る直前に


買って来てくれた弁当を食べる。






他の人たちはホカ弁。



13:00

葬儀社より担当者が来て


細々とした打ち合わせ。


打ち合わせ内容は多岐に渡るが、


熟練の担当者さんのおかげで


スムーズに決まっていく。


通夜と告別式の詳細が決まったところで


メモを片手にあちこちへ電話連絡。


相棒どのの写真選び。


相棒どのの亡き両親や兄夫婦たちと


長男(誠)一家と和倉温泉へ!


大好きだった由紀夫兄と!



18:00

一段落したところで直子が


線香のお守りをしてくれるというので


誠と2名で食事に行く。


成田家福富店へ。


いつも大盛況のお店だが、


三連休最終日で雨のせいか、


店内は閑散としていた。


「名物・湯豆腐」



「名物・鳥酢」



「イカの天ぷら」



「はす(レンコン)天ぷら」



「ハマチの刺身」



「とろろそば」


買い置きのサンドイッチをつまんで


終わらせるつもりだったので、


温かい食べ物が本当にうれしい!


ドラッグストアとコンビニへ


寄ってから帰宅。


コンビニで誠が買い込んで来たのは…


大量の缶ビール!




本格的なダイエットのため


4月1日からアルコール類を


一滴も飲んでいないという誠だが、


今日は成田家からお持ち帰りした


焼き鳥と細巻きを肴に






相棒どのとサシで


とことん飲み明かすのだそうだ。


まあ男同士、それも良いでしょう(笑)





明日、相棒どのにはこのスーツを


着させてあげるつもりだ!




スーツにネクタイ着用、


革靴まできちんと履かせた状態で


カッコ良く旅立たせてあげよう!



0:00

相棒どのをはさんで誠と私、


40数年ぶりに親子三人


川の字で寝る。




これまた幸せな時間ですね。


心から感謝!





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