『ジャーヘッド』2006・2・12に観ました
テーマ:★2006劇場鑑賞作品評『ジャーヘッド』
●あらすじ
アンソニー・スオフォードは、18歳になると当然のように憧れの海兵隊へ入隊を果たす。その彼が新兵の現実に直面。訓練に次ぐ訓練。・・・時勢はクウェートにイラクが侵攻していた・・・・
●コラム
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湾岸戦争・管理人の稚拙な簡単予備知識
●イラクのフセイン政権が、当時クウェートとの間に、油田の利権争い、イランVSイラク戦争のクウェートから借りた膨大な戦時債務を抱えており、それに窮して油田の盗掘など理由に、クウェート(1990年8月)に侵攻した。
●米国は、イスラム原理主義国家が中東に多い事を理由に、イラクを圧制国家と知りながら軍事的にフセインに(イスラエルに次ぐ)膨大な援助を与えてきた。(フセインはこの事実を理由に、米国は眼をつぶってくれると完全に読み違えた節が有ります)
ただ当然クウェート侵攻は許す立場で無く、パパ・ブッシュが開戦を決意。
●米国は、この戦争から、完全に戦争の概念を変えて来た、
スカッドミサイル・ステルス戦闘機・(劣化ウラン弾を使った)自走迫撃砲や戦車・など、超ハイテク及び破壊力が格段と進歩した圧倒的な戦力で、殲滅。歩兵などの消耗が一切出無い方策を取った。(ただ戦死者の大半は誤射による同士討ちと言われる)
●1991年3月に深追いを避け、パパブッシュは終戦を決意
●アメリカ軍は、湾岸戦争に610億ドルを費やしたが、アメリカの自己負担は70億ドルだけで
サウジアラビアとクウェートが160億ドル、アラブ首長国連邦が40億ドル、日本が90億ドル、ドイツが70億ドルなど、大部分が他国の援助によりまかなわれたという(日本は人を出さない事に非難を受けた)
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長々とスミマセン。ただ以上の事を踏まえた上だと、この映画は楽しめます。
海兵隊に入隊して、第二次世界大戦と変わりが無い、新兵教育、『軍隊への洗脳』は変わっていないのに、現実は、超ハイテク近代戦のギャップの滑稽さの暴露を感じましたし、『Fuck!やってられネエゼ』と言う歩兵のストレスの高まり、空しさ悲哀を感じました。
●それにこの映画で大きくウエートを占める。青春群像映画の要素も面白かった。『有頂天ホテル』でクネクネダンスを見られないで不満だった方(笑い)
主人公のTバックでのクネクネダンス
は観られます(笑い)
それに従来の第二次世界戦争映画に出るような貞操で健気な奥さん、恋人のイメージは完全に打ち破ります。有る意味今のアメリカ人の等身大の姿なのでしょうね(其処が面白いです)
●主人公は、当時の大多数の歩兵の状況では珍しい、拙攻(敵情視察)兼狙撃兵(第二次世界大戦的)と言う、イラク兵と会うかもしれない緊迫の体験は、説得力と緊張感が有ります(油田炎上も見られます)
★マアこの映画は、超近代兵器戦や当時のニュース映像は有りません。あくまで歩兵の立場で見た、かなり変わった戦争映画で、現代の近代戦での皮肉も感じました。
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1 ■http://rts3.exblog.jp/
こんにちは。
TBありがとうございます。
つくづく戦争でケリがつかない世の中になったと思います。
戦争の終結が問題の解決にならない。
まさに歩兵は単なる将棋のコマ。ただそのコマを無駄死にさせないようなシステムにはなってそうですが。
まあ、そんな事を思ってしまう映画でした。