神戸市灘区 松浦歯科医院のブログ

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術前。

左上第一大臼歯が保存不可能な状態。

 

後々のインプラントオペを想定し、

抜歯の際ポケットプリザベーションを行う。

 

約5か月後にCBCT撮影。

直径5㎜、被覆長8㎜のインプラントでシュミレーションを行う。

上顎洞に対してソケットリフト(クレスタルアプローチ)が必要との判断に至る。

 

オペ後のCT画像。

<オペ内容>

口腔側皮質骨から8㎜ドリリングし、そこからオステオトームを使用してプラス2㎜の長さで追打。

上顎洞底側皮質骨を若木骨折させ、クッション材として人工骨(βーTCP)を植立窩内に挿入。

シュナイダー膜を約3㎜挙上しインプラントを埋入。

 

現在術後約10日ほどであるが順調に経過。

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左上3、4、5、6の4本埋入。

 

ファインキューブ(CBCT)による診断。

頬舌的な骨幅は十分だが5、6の2本はクレスタルアプローチによる洞底粘膜の挙上が必要。

 

また上顎洞粘膜の肥厚を認める。

ぜんそくの既往がありアドエア(吸入薬)使用とのこと。

アドエア自体は気管支拡張作用があるβ刺激薬とステロイドが入っている。

慢性閉塞性肺疾患(COPD)の影響も考慮し、対診が必要と思われる。

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右側上顎中切歯の根尖病巣。

(歯の根っこが膿んで歯茎が腫れている状態)

 

歯内治療は断念して外科的処置を選択。

囊胞摘出および歯根端切除術を施行し、最後に再発防止のためBio-MTAセメントを逆根管充填。

 

約1年後。

X線透過像は消失し、根尖病巣が完治したと認められる。

 

この治療のポイントはいかにして取り残しなく囊胞を摘出できるかどうかにかかっている。

(特に口蓋側)

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転倒により顔面を強打し、歯の一部が破折した症例。

コンポジットレジン修復。

GC社MIフローと松風社ビューティフィルネクスト、ともにA2使用。

(若干透明感が出すぎた)

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虫歯だけじゃなくて、欠けてしまった前歯とかにも有効です。


コンポジットレジン1
術前。


コンポジットレジン2
術後。


コンポジットレジン3
術前。


コンポジットレジン4
術後。


コンポジットレジン5
術前。


コンポジットレジン6
術後。


どうですか、なかなかやるでしょ(笑

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順調に経過した症例ばかり載せてもいけないので、少し経過が悪くなった症例も載せてみます。


炎症5
上顎無歯顎(歯が1本もない)で総入れ歯が気持ち悪くて(えずいて)入れられないとの事。


CT画像のように左右4番、5番あたりに各2本ず計4本インプラント埋入しました。

(ソケットリフトは必要ありませんでした)


最近はもっぱら1ピースばかりでしたが、この症例では2ピース2回法を採用。


フィクスチャにはヒーリングキャップを20ニュートンの力で装着し、粘膜下で閉じました。


2か月後粘膜を見ると、


炎症1
左側は問題なし。


炎症3
デンタルX線も問題なし。


炎症2
右側の粘膜を見ると、ろう孔(fistel)らしきものが発現していました。


炎症4
デンタルX線では後方のインプラント体のスレッドの部分に骨吸収像が出ていました。


麻酔下でもう一度粘膜を剥離し、不良肉芽を掻爬(FOP)。

リカバリーオペを無事終了しました。


このままほっとくと多分アウトだったと思います。


原因は未だわかっていません。


原因を究明して今後このようなことが起こらないようにすることも大切ですが、仮に起こってしまった場合に早期にリカバリーをすることも大切だと思います。

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