小松菜農家 hideのブログ

発祥の地=江戸川区で小松菜を作る農民のブログ


テーマ:

おはようございマス♪

どうやら終われそうデスw


マジこの2週間疲れたw

終わってみれば大した話じゃなかったけど・・・

(それは何度も聞きすぎて麻痺したからw)


これ、ブログのトップにずっと貼っとくわ。

価値あると思うし。みんなに知って欲しいし。


ホントさ・・・ネット上ってあらゆる情報でいい加減なもの多いじゃん?

言ったもの勝ちみたいなところ。でも、結局ほとんどが根拠なくて

言っているだけなんだけど・・・。


まぁそうなったら、見る側がちゃんとした知識を身につけるしかないんだが・・・

それが農家でもなかなか難しいwもうさ・・・




『究極の野菜』




とか言われると・・・凄そうに思うよねw

本当なら『究極シアニン』みたいのがない限り




何を持って究極なの?w




となる筈なんだけど、まぁネット上にあると結構鵜呑みにする。

それが農家が言っちゃうと何故か説得力ある。



農家なんてただの農民だぜ。俺も含め。

俺は俺が細々と勉強して、5年くらいかかって今回の内容を納得して

書いている。実際の学問と照らし合わせたことしか真実と言いません。


むしろ自分で作った妄想を持って販売促進に

つなげるなんてしたことねーし。



※今の科学で証明されているすべてを真実とは思わないけど

それ以外の根拠のない妄想の方が真実だと思うことはない。




『まぁ頑張ったしよくできてるから食ってみてよ。』



くらいだよ。

俺がネット販売して、一番最初にぶつかったのが

葉物野菜に多く含まれる可能性のある硝酸態窒素。


これについては、現在の日本の農林水産省も

『リスク管理を優先的に行うもの』としてリスク化している。

そのリスク管理の表・・・農水のサイトにつなぐと速攻なんだけど

まぁリンク先に飛ぶ人も少ないだろうから・・・すげー多いけど・・・

一応書こうかw


書いても読む人少ないだろうけど。

だって、半分くらいなんだかよくわかんねーんだもんw


注)半分くらいわかるようになった時点で農民としては大したもの。


※松永先生の話で↓の方で

もう一度必要になります。


『有害化学物質(2010年12月更新)』


●リスク管理を維持するために、直ちに含有量実態調査

リスク低減技術の開発等を行うべき危険要因。


<環境中にあり、農水産物に含まれる>

ヒ素、カドミウム

<カビ毒>

アフラトキシン、ゼアラレノン、T-2トキシン、フモニシン

<流通、調理、加工などで生成>

アクリルアミド、多環芳香族炭化水素(PAH)、フラン、ヒスタミン


●リスク管理を継続する必要があるか決めるため、関連情報収集が必要な危害要因

または既にリスク管理措置が実施されている危害要因


<環境中にあり、農水産物に含まれる>

鉛、水銀、ダイオキシン類(コプラナーPCB含む)、ポリブロモジフェニルエーテル(PBDE)

パーフルオロオクタン酸(PFOA)およびパーフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)

農薬として使用された履歴のある残留性有機汚染物

<カビ毒>

オクラトキシンA、デオキシニバレノール及び、ニバレノール、バツリン

<海産毒>

麻痺性貝毒、下痢性貝毒、シガテラ毒、ドウモイ酸、ブレべトキシン

<その他>

硝酸性窒素

<調理、加工などで生成>

クロロプロパノール類、トランス脂肪酸


『有害微生物(2012年3月に更新)』


●リスク管理を実施するため、直ちに汚染実態調査の実施及び

リスク管理措置を検討する必要がある危害要因。

カンピロバクター、サルモネラ、ノロウィルス、腸管出血性大腸菌

リステリア・モノサイトジェネス


●リスク管理を実施する必要があるが、基礎的情報が不足しているため

それを収集する必要がある危害要因

クドア・セプテンプンクタータ


農水省はこのリストを随時見直しており、以前は残留農薬も含まれていたが

リスク管理がすでに行われ、リスクが小さいことから現在は外されている。




ウワァァ━━━━━。゚(゚´Д`゚)゚。━━━━━ン!!


マジ知らない単語とか多すぎて、しかも特殊過ぎて変換まともにできねーからw

つーか・・・マジ知らないからっ!農家知らないから。こんなの。

でも、ネットで販売する多くの農民(上記のような危険物質管理を知らないのに)の

『安全・安心♪』の方が何故か信じる・・・。



どこが安全だったのか・・・w



で、こういった農水省や科学者の言ったことの方が

こう比較してみれば正しいことは一目瞭然なのに・・・

本当にリスクが高いから要チェックして調べ続けてるのに


『あいつらは役人だから』とか

『机の上だけだから』とか。



おいw

まぁそういう見方もなくはないけどw


でも、こういった危険物質の判断に関しては農家はどう考えても素人だぜ。

なのに、一部知った知識だけで農家が硝酸態窒素が危ない!!とか言っちゃうわけ。

そいで、それだけを取り除けば自分たちの野菜が安全っ!!ってね。


危険物質1個についてだけじゃんw


俺がここまで勉強しても所詮素人。

でも、農家の仲間の中で話せば無茶苦茶勉強してる人に映るだろう。




でも、過去にはある農家や野菜の流通業者が軽く言ったことを信じた俺。

だからすっごい苦労したw


今でもサイトで野菜を売るために安全安心を連呼する

農家や流通業者を信じちゃう消費者。


いや、まぁ人の言うことは最初は信じないとね。

そのあと俺は徹底的に調べるんだけどさwそいで間違ってたら

無茶苦茶に反論するんだけどさw



農水がリスク管理すべき物質として注目しているもののすべてを

把握している農家はたぶん日本に1人もいないと思う。まぁ居たとしたら

まともに農産物作れてねーと思うw忙しすぎて。


せーぜー名前を知ってるくらい。 ← それでも立派。



このリストの中で、赤字で示した硝酸性窒素

ネット販売で最初にぶつかったから沢山調べた。


俺がかつて栄養女子大学、名誉教授の吉田先生に

無理を言って直接話を聞いたときに執着していた物質。



だってさ・・・ネット上でこういう人がいるから。



ナチュラル○ーモニー。

(一応伏せとくよ、かわいそうだし。)


彼らの野菜、実際買うまでして実験したけど・・・




腐ったしw


でも、この人だけではない。

多くの人が硝酸態窒素の危険を過度に伝え

それを商売道具にしていた。今もしてる。



俺が葉物農家だと知れば・・・



『硝酸態窒素って知ってます?危ないですよね・・・

この資材を使えば減りますよ♪カゴメの野菜ジュースなんて

あれ、毒ですから。致死量の硝酸態窒素入ってますよ。

と、伊藤園のデータが出てます』



このカゴメと伊藤園の関係は事実だかどうか知らないが

俺に話しかけてきた販売の人は、さも自分が詳しい人間だとして

『硝酸態窒素はエグイですからね、すぐわかります』といい放ち

自社の液体散布剤を販売促進をする始末。



実際調べてみれば



硝酸態窒素には味がない。


結晶が尖っているから、舌に乗れば刺激はあるが

エグミなどの味はない。とわかる。


わけのわからない安全を売り物にすんな。


野菜に含まれる硝酸態窒素を散々危険危険というが、最早、誤解と言っていい。

農水省に問い合わせたら、リストに硝酸態窒素は入っているが

野菜に含まれるものと、添加物や水に含まれるものを同じもととして

捉えるのは妥当ではない。同じ規制を作るのは妥当ではない。


と言っていた。これWHOもFAOも言ってる。


対応してくれた人との電話でのメモ・・・追いつけなかった部分はあるが


『硝酸塩は経口摂取した後、発がん性物質になる。

が、野菜中に含まれるものに関しては、国際癌研究機関WHO、FAOの

合同専門家委員会もリスク評価をしている。』 リスク評価は以下。


●国際癌研究機関


発がん物質であるニトロソアミンの生成を抑制するビタミンCを含む野菜を摂取すれば

発がんリスクは低下するとした疫学研究から、ヒトにおける食品を経由した硝酸塩による

発がん性は十分ではない。という評価。


●合同専門家委員会


野菜を摂取する便益や、野菜を経由した硝酸塩の生物学的利用能から

野菜から摂取する硝酸塩を食品添加物由来の硝酸塩の許容摂取量と

直接比較することや、野菜中の硝酸塩に対して、基準値を設定することは

適切ではない。



こんな話だった。大体あってる。語尾とかが違うだけ。

なんか農業者や流通、ネット上で恐怖を煽る内容とは全然違うな。

ほとんどが嘘ばっかりだ。


一消費者がそういった妄想を描くのは勝手だけど

生産者側、販売する側が消費者に対してビジネスの為に

『安全・安心』を連呼して販売するスタイルはどーにかして欲しい。

松永先生のいう様に、責任を持つべきなんだ。


自分のところの野菜こそ究極で・・・

安全で安心で・・・みたく言う人。

何度も言うけど・・・究極シアニンとかない限り

究極の野菜なんてものはない。



一農家が色んな経験と観察から

日々異なった自然環境の中でも安定して野菜を栽培する。

これによって、毎回出来が良ければそれが優秀な農家。

そんなもんだ。美味しいかどうかは食べた人にしかわからない。


味覚も人それぞれ。



『美味しいは人それぞれの食の履歴による』



これは名言。

吉田先生のふつーに出た言葉だが

俺は名言だとしか思えない。



・・・なげーなw

まだ松永先生の話にならないw

さすがまとめ。いや、まとめという俺のボヤキが多すぎか。

そろそろちゃんと行きますか・・・w


前回の松永先生のラスト・・・

生産者はちゃんと考えるべき。



私がわざと生産者にこういう言い方をします。



『そうした資材(保証されてない、なんだかわからないもの)を使って

消費者に安全性を保証できますか?』




皆さん方が『使う』ということは

その食品に責任を持つ。ということ。


で、その出荷物にちゃんと責任持てますか?




ここね。これ重要。


ほんと農業だけじゃなく、食にまつわる多くの分野で色んな成分や資材があるけどさ・・・

経験とか工夫とかあるからそれは今後も煮詰めていくべきだと思うのね。

けど、それが天然だとしても人工だとしても、得体の知れない何かを使うとき





それで何かあったとき誰が保証すんの?



解るものを使うという安全性を超えることはない。

根拠がない妄想で究極の野菜とか言うのは大間違いです。

自然が本当の安全とかいうのは超間違いw



科学が発展する前に自然による人類の犠牲が

どれほどあったと思うのか・・・w

ここで勉強してなくても自然にも危険が多々あるのは

歴史をみても実はふつうにあった。



皆様・・・『麦角』って知ってマス?



主にイネ科の植物に寄生する菌類なんだけど。

ライ麦ってあるよね?ライ麦パンとか。

それ食って大量の人間が死んだ例がある。

結構面倒な歴史だったわけ。




『麦角(バッカク)』




で検索すると出マス。見てみてください。

自然や天然が安全な意味がわかりませんw

誰がいつから言い始めたのか・・・w





人間は人間の都合のいいように管理し

食を守らなくてはならないと俺は思いマス。


でゎいざ☆まとめ。


この後のルールはまたいつもと一緒で

・松永先生の話した言葉自体は紫色で、ハイライトは

(口語を文語に変えて編集する程度。)


・俺のツッコミや個人的感想は灰色で、ハイライトは黒色で。

で行きマス。






で、まとめですけども・・・


農薬の話だけ長くて申し訳なかったですね。

他にたくさんあるんです。リスクの要因になるものいっぱい。


これ農水省のwebサイトでちょっと見ていただくと

優先的にリスク管理を行うもののリスト。


※俺が上に苦労して書いたヤツw




カドミウムだとかヒ素だとかですね・・・

もちろんカビ毒も入ってますし、色々調理中に出来るものとかも

色々入っているんですが・・・


農薬はもうないんですね。


残留農薬はリスク管理が既に行われていてリスクが小さい。

ということでもう外されています。


で、皆様方(農業者)がこれから気を付けるべきことは

この辺のことなんですね。



小松菜農家 hideのブログ


・必要性を理解して使う

・しっかりと、リスクを管理して使う(適用作物、使用時期、使用回数

希釈倍率、休薬期間.......)

・記帳

・誰に対しても、しっかりと説明できるようにしておく





・・・ちょっとなかなか大変ですよね。

ということで、今私が思っているのは


食品生産は高度な複合技術と管理なんです。



これを要求しているんです。


物凄く重要だし、難しいものだと私は思っています。

それをまさに皆様方はやっているんですよね。


で、今までお父さんがやっていた、先祖がやっていたとか

あんまり意識しないでこういうことをやってきた。





まぁ、それでも科学者も知らないこともあって

世界中で人類はマイナスを受けたりしたけど。


それは天然物(凶悪なカビ毒等)も人工物(凶悪な農薬等)も

同等に被害を受けた。






で、日本の農業というのは意識をしなかったんだけども

すごくレベルの高い農業をやっているというのが現実なんですね。


で、もうそろそろそれを意識した方がいいんじゃないでしょうか?




・・・俺外国行って実際比べてないからわからんw精進あるのみ。





ということです。


食の安全の考え方がここ十数年で大きく変わって

リスクある中でどう管理するかという考え方になってきてますね。



ですから、少し意識して自分たちの仕事を見つめていただきたい。

で、その際にはですね、マスメディアの情報は追いついていない場合は

多いので、ちょっと参考にするリスクありますよ。



週刊誌、口コミ、色々ですよね・・・


ちょっとその情報の取捨選択っていうのを意識してください。


その際にこういうことを農業者がもちろん自分たちの責任で

自主的にやらなくてはならないのですけども・・・



完全にちゃんとやる




これはなかなか大変ですよね。

情報収集だけでも大変ですよね。


色んな情報が・・・


今日は農薬でほとんど時間を使ってしまいましたけども

繰り返しますが、農薬だけじゃない。もう農薬ってほとんど問題ない

状態になっていて、他に心配しなくちゃいけないことは






いっっっっぱい





あるわけです。その情報を一つ一つ一人で調べて・・・

それはちょっと大変ですよね。ということで普及指導員さんは

力強い味方だと私は思っています。





そう。普及指導員


彼ら、彼女ら、大学の院生を卒業したり・・・

もう勉強しっぱなしの様な人たち。こもってカビを培地で培養したりw


本当に目の前でデータを取り続けて事実しか事実と言わない。


曖昧なものは『わからない』というので頼りなかったりするけど

そこがむしろ頼れるのだと思う方が正解。


この世はまだわからないことだらけ。ということが勉強すればするほど解るのだ。

農業において、土一つとってもすべてをわかっている人は地球上にいないだろう。

なのに、わかった風にいう農業者はいるけど・・・



根拠はない。根拠を説明してくれと言っても絶対できない。


普及員は机の上だけだと否定する農業者もいる。

確かにそうだろう。けど、こっちは実地はしてても感だw


知識は重要。歩みよる必要がある。利用する必要がある。

利用して共存して生かす必要がある知識だと思う。



数々の失敗から正しい行動が生まれることもある。

歴史がそれを証明しているからそれは間違いない。

けど、正しい知識からこそ正しい行動が生まれる。


これは当たり前で多くの分野ではずっとされてきた。

けど、農業者はあまりこれを率先してやらない。


何故やらない・・・?確実にわかってることもあるんだ。

なのに、何故自分が一番。みたく思うのか。知識では普及員が遥かに上。

俺が書いた今回のことを全部知ってる可能性は高い。


しかも、自分たちの野菜を売りたいだけのビジネスのための

嘘をいう必要がないから、わかることはビシっというし、わからないことは

わからない。という。頼りになる。


あ、褒め過ぎか。普及員も人によるw

けど、頼りになる人は真実しか言わない。



どんどん働いていただいて、皆様方に情報提供していうただいて

そこで、皆さん方も自分たちで調べて考えると。


みんなで相談して何がいいのかということを協議して

また新しい農業をする。ということを是非皆様方意識してやって

いただきたい。



なので、その新しい農業を作るっていうのは農業者だけじゃない

普及指導員さんもお手伝いしていただきます。


そして、農業団体、農業関係者、もちろん資材屋さんもどんどん

情報提供してくれますので、有益な情報を提供してくれる資材屋さんも

沢山いますので。



で、そのあとに消費者も混ぜていただきたいな。


消費者もいいアドバイスをあげられる場合もありますし

皆さん方から、さきほども申し上げた通り、消費者に情報を伝える。


そうして、消費者を変えていっていただきたい。


皆様方の言葉っていうのはとても強い影響力を持ちます。

皆様方の言葉が消費者に実感として伝わるんですね。


で、多くの生産者がこんなに色んなことを考えてくださってるんだったら


私は信頼したい。

安心して食べたい。と。



松永先生は農業の未来を考えてました。

ここで、話は終わりです。


さて、どっちを信じる?


『安全』において


素人である農民と

玄人である科学者。


根拠のない都合のいい妄想と

データを積み上げて管理された食品の安全。


食品の安全について・序章

食品の安全について① ~『天然・自然は安全』はウソ~
食品の安全について② ~補足~

食品の安全について③ ~具体例の前にまた補足~

食品の安全について④ ~具体例・じゃがいものリスク~

食品の安全について⑤ ~具体例・塩や砂糖~

食品の安全について⑥ ~ユッケ・レバ刺しが問題になったわけ~

食品の安全について⑦ ~何故浅漬け=白菜に大腸菌が~

食品の安全について⑧ ~箸休め~

食品の安全について⑨ ~番外~

食品の安全について⑩ ~農薬について・上~

食品の安全について⑪ ~農薬について・中~

食品の安全について⑫ ~農薬について・下~

食品の安全について⑬ ~農薬を使った方が安全?~

食品の安全について⑭ ~それでも残る農薬の問題~

食品の安全について⑮ ~毒~

食品の安全について⑯ ~リスクについて~

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