小松菜農家 hideのブログ

発祥の地=江戸川区で小松菜を作る農民のブログ


テーマ:

ウワァァ━━━━━。゚(゚´Д`゚)゚。━━━━━ン!!



何故なんだー!!!w

何故白菜の浅漬けに・・・。



_| ̄|○ ガックシ



そう、数年前のカイワレ大根の時もそう。

まぁね、ここまでくるとわかっちゃうだろうけど・・・

原因は牛の糞という説が有力


今日も松永先生のコメントとともに行きませう。

ちなみに、ほんとここまでくると『天然・自然』だから安全

というわけのわからない価値観は変えるべきだと思う。



知識を持って安全を徹底しているから結構安全。



くらいが正しい。ちゃんと知識を持ってリスクを回避することが

大切であって、有機無農薬が安全というのは随分浅はか。


もう実際飽きてきたろうけど、一応書きマスが・・・w


この後のルールはまたいつもと一緒で

・松永先生の話した言葉自体は紫色で、ハイライトは

(口語を文語に変えて編集する程度。)


・俺のツッコミや個人的感想は灰色で、ハイライトは黒色で。

で行きマス。



『浅漬けでO157が発生したわけ』


浅漬けで8月にO157が発生したんですけど・・・

浅漬け、漬物メーカーだし自分たち(農業者)に関係ないと

もしかしたら、みなさん思っているかもしれない。




違うんです。 ← きっぱりw



これはみなさんにも十分関係ある話なんです。

これは野菜が潜在的に持っているリスクと言えるかもしれないからです。


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まず、事案の概要ということで説明します。


札幌市の漬物メーカーの浅漬けが原因で

O157食中毒事件がおきまして


患者数169人死亡者8人(高齢者と4歳児)

ということになりました。



じゃ、何故浅漬けでO157食中毒が起きたのか

それは野菜の栽培時に用いられる牛糞堆肥には

腸管出血性大腸菌が含まれている場合がある。



もう、これ当たり前ですよね?

約1割の牛は保菌しているわけです。


で、牛の糞には入っているわけですよね。

堆肥として使ったときに、堆肥が完熟していれば

発酵熱で病原性の微生物が死ぬ。


と言われてますが

たぶん、皆さま方よく御存じだと思いますが・・・



堆肥。



塊ですよね。あれを万遍なくすべてのところを完熟させる。

って、これ・・・


結構難しいんですね。




間違いない。

つーか100%完熟とかいう業者はたくさんいるけど

100%完熟とかありえないんですけどw


他の生物がやることで100%・・・究極とか・・・。

ないわー。絶対揺れ幅がある。それが自然。

いや、そうじゃなくても結構いい加減w



100%完熟。なかなか容易ではないんです。

ということで、やっぱりちょっと入っている(生きてる大腸菌が)

可能性があるということは常に念頭に入れておかなければ

いけないと思います。



うむ。こういったこと一つ一つを知り、注意を促す。

また、生産者自身も気を配る。それが安全。本当の安全。

それも100%じゃないけど。自然・天然を安全という人に

教えてあげたい・・・。何が安全・安心なのかw勉強してくれ。



そうすると、堆肥が土に還されたら、まぁ環境によっては

増える場合もありますよね。そうすると土壌に居れば野菜に

腸管出血性大腸菌が付いている可能性がないとは言えません。



※腸管出血性大腸菌は100個以下で感染すると言われ

感染者の排便からは100万個/gのO157が検出されるとのこと。



で、実際に土壌肥料学会などで発表された事例で

やっぱり付いていた。野菜に大腸菌が付いていた。

というのも発表されていますし、農水省も最近ずっと調べています。



それから、有機農産物の方が付いていた※

という結果もあります。




ここで問題・・・。

有機栽培って今の日本では有機JASのルールに沿ったもののみを有機栽培

という権利がある。そういうルール。だから俺のは有機栽培だっ!って言っても

そのルールから外れると有機栽培とは言ってはならないというもの。


まぁこういう次元で安全とかを話してる場合100%有機栽培じゃなくても

土を使っている時点で何割かは有機栽培。

(いや、水もなんだけどね。水の中にだって微生物は居て

有機物も純水じゃない限り少量はあるわけだから。

水道から出る飲料水を殺菌などしているのを想像すれば

微生物の中にマイナスになるものがいるのはわかること。)



有機栽培は別に安全だの安心だのの目安にはなりません。

『ただそういうもの。』それだけです。多くの家畜の糞尿や動植物の死骸とか。

あ、死骸っていっても葉っぱとかもね。


それを微生物(肉等なら肉食動物の糞尿も含む)に分解させて

無機質のNPKその他にすることで野菜を育てることを有機栽培。

何も神秘的なことはない。100%有機栽培というのはそういうもの。

という意味だけで、安全などを保証したり、それを理由に高価で

売ってはならないというのはJAS認証が言ってマス。


すべては多かれ少なかれ有機栽培ということ。

だから、有機農産物の方が含まれてた※という表現も

個人的にはちょっと微妙だと思う。


例えばJAS有機栽培の認証を得られるスタイルで農産物を

作っていたとして、そこに1gの化成肥料を撒いたらそれで

JAS認証はなくなるわけ。でも大腸菌のリスクが減るかと言えば

全然減らないでしょ?wそういう意味ね。




まぁ有機農産物は家畜糞尿を大量に使ってますので

そういうリスクは高いと言えるのかもしれません。

それも管理のしようで、きちっと完熟たい肥を使っていれば

大丈夫だと思いますけども、そういう調査結果もあります。



いや・・・100%完熟の堆肥を使い続けるっつーのは難しいと

俺は思います。滅菌でもしない限り100%はないと思われます。

いや、滅菌しても100%は死なないのかwww


何はともあれ、食べる前に水で洗えっちゅーことですわ。



ともかく、野菜についているという可能性があるということを

踏まえておかなくてはならないということです(リスク管理という意味で)




で、そういったことを踏まえて浅漬けを作っていたかというと

どうも、そうではなかった。ということなんです。


浅漬けの加工工程、提供準備中にどうもO157が、菌が増えてしまったと。

だから8人も亡くなってしまった。ということになっています。



で、ここまで説明しましたけれども、原因はわかりません。

絶対じゃありません。

あまりにも衛生管理が悪かった(その業者が)ので


・野菜に残っていた大腸菌が原因なのか

・あるいは外から何らかの形で持ち込まれたのか

・あるいは従業員の中に健康保菌者がいて入ってしまったのか


原因はわからない。

突き止めるのは無理だと言われています。


この大腸菌は恐ろしいことに健康保菌者がいるんですね。

菌はもっていても、その人は発症していない。その従業員の作業行程で

付いてしまった。ともいえます。



ただ、一つ指摘されているのは

次亜塩素酸ナトリウム溶液による消毒が十分でなかった。

と言われています。


これ、浅漬けの時、野菜を水でよく洗います。

そのあと大抵の漬物屋さんは殺菌をします。

食品添加物として次亜塩素酸ナトリウムで。



この事件が起きたときに、私のところにNHKの記者が連絡があって

色々聞かれました。


松永先生『堆肥っていうのはこういう風に作られているから

野菜はどうしてもそういうリスクはある。場合もありますよ。』


松永先生『腸管出血性大腸菌がついてる可能性が絶対ないとは

言えませんよ。』



という話をしたら・・・



記者『じゃー、牛糞堆肥を使って栽培した野菜は

漬物に使っちゃいけないってことですね?』



という風に言われたんですね。私は



ェエェエェエェエ(゚Д゚ノ)ノエェエェエェエェ



そんな風に思われると思ってなかったのでそのあと

ちゃんと説明したんですね。でも、こういう話をすると



●浅漬け食べない。

●牛糞堆肥使っちゃダメでしょ。



とか消費者の方は言うかもしれませんが・・・

牛糞堆肥を使わなかったら・・・どうなるかと言えば



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こうなります。


牛糞堆肥を禁止したら、国産牛肉も国産牛乳も

食べられなくなります。


重要なのは食品の持つリスクをしっかりと把握し

適切な対策を講じること。



そう・・・だって牛だって生き物。

彼らが糞尿をするのを禁止して牛乳と肉だけをよこせと

言っても無理がある。『牛』があれだけ居るだけで

ゲップによる大気汚染まであるという。あれだけ居る牛の

糞尿の行き場がないから、堆肥として有効利用してるわけ。


でも、その大気汚染があったとしても食べたい和牛。

それはもう仕方ないwそういうことを禁止して

いいところだけ取ろうと主張する人もいるけど

物事考えて、知ってから主張すべき。


ちなみに、畜産業界に行くと当たり前だけど

鶏だって豚だって牛だって一緒。全部なければ無い方がいい糞尿。

どーしても邪魔。その処理に相当お困り。


だから有効利用しているっていう点では有機農法は優れている。


・・・けど、それで地球を守っているくらい言っちゃう人いるけど

そもそも農業、農耕が環境を破壊してると思うし、生態系はバラバラに壊すし。

70億人の自由な食糧確保のために仕方のないことだと俺は思う。


そして、こだわりの有機堆肥などは糞尿、もしくは有機質を

例えば遠方より取り寄せたり、外国から持ってきちゃったりw


俺のように品質が気に入ったからと御前崎の様な遠くから持ってきたり

むしろ江戸川区にはそんな堆肥ないから仕方ないんだけど。


もっと言えば、その家畜が食べる飼料は外国から来てたり・・・。

もう、ちっともエコじゃない。


それでも、有機栽培の人はエコエコ言ってるわけ。口癖かwまぁいいけどw

まれに自分の敷地内だけでやれてる人は言ってよし。

あれはすごい。安全かどうかは知らないけど。恵まれた場所だと言える。

江戸川区・・・牛すら飼えませんw




あ、そうそう大腸菌の話。

じゃー、家庭ではどうなの?

浅漬けとかサラダとか。


思いマスよね?


●家庭

野菜を取り扱う量が少なく流水洗浄を

十分に行うことが出来る。→菌よ、さようなら。


一方


●あらゆる食品メーカー

野菜を取り扱う量が膨大。流水洗浄では100%菌を

取り除くことができるか懸念が残る。→塩素消毒。



実際、もしメーカー品、売っているものに付いていれば

そのメーカーの保証問題になるしw個人で付いてても

食中毒になりました。で終わるしね。影響が違いすぎる。



この塩素消毒どいうのは次亜塩素酸ナトリウムということで

『食品添加物』ということになります。

食品添加物を適切に使うことで(細かいルールがある)リスクを管理する。

家庭と食品メーカーと違いますよ。



ということになります。



こういう話をすると、昔は殺菌してなかったよね?

という疑問が出ますけど、昔はメーカーが大量に浅漬けなどを

販売することはなかったです。コンビニなどで浅漬けのパックが

置かれてませんでしたよね?




ここまで考えていくと

決して、添加物だからダメだとか、無添加だから安全だよ。

というようなことは、リスク管理において軽々と言えないということは

解っていただけるのではないかと思います。





というわけで、次回は一度まとめで

松永先生の話を踏まえて『価値観を見直そう。』

という俺のお話w



食品の安全について・序章

食品の安全について① ~『天然・自然は安全』はウソ~
食品の安全について② ~補足~

食品の安全について③ ~具体例の前にまた補足~

食品の安全について④ ~具体例・じゃがいものリスク~

食品の安全について⑤ ~具体例・塩や砂糖~

食品の安全について⑥ ~ユッケ・レバ刺しが問題になったわけ~



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