先日、あーちゃんさん預かりのセナ君のトライアルに同行。

とても素敵な幸せさんに見つけてもらい、

預かりのあーちゃんさんもとても幸せそうでした。

「ルイくんも、セナくんのトライアルが終わったら、ぜひ我が家に」と

一緒に暮らしていたルイ君にも、心を寄せてくださって

それまでにルイくんにご縁がなかったらぜひ!とお話し、帰宅しました。

 

引き出し当初から穏やかで、人にも犬にも優しいルイ君。

多頭一家ケースAの最初の引き出し犬、5匹の中の1匹でした。

我が家で預かったCOCO(こより)ちゃんと一緒で、

あーちゃんさんと一緒に、2匹を迎えに行ったのです。

 

昨日の朝、里親会にエントリーのルイくんが、不参加表明をしていました。

なんで???

私はあーちゃんさんにラインでメッセージを送りました。

返事は

「ルイ、亡くなりました」

 

・・・・・・

・・・・

・・・・・・・・!!!!!!

 

すぐにあーちゃんさんに電話。

泣きながら、何が起きたかわからないと、悲しみと動揺でいっぱいのあーちゃんさん。

 

その日は少し体調が悪く、早めに就寝したあーちゃんさん。

いつもは一緒に寝よう!ってくるルイ君がこなかったけど、今日はいいのかな?と

そのまま就寝。

朝も夜も普通にご飯も食べ、仮母不調でお散歩はなしでしたが

あーちゃんさんが寝るまでは普通に元気だったそうです。

AM3時頃、ルイくんの嘔吐で目が覚め、ルイくんの様子を見ると

嘔吐物は消化済みのもの。

そのあとは吐くことはなかったそうです。

1時間後、突然の血便。

そのまま、心臓が止まってしまいました。

 

もし、私があーちゃんさんの立場でも、1回の嘔吐では

深夜のその時間に病院へとは思わなかったと思います。

朝になったら病院に。あーちゃんさんと同じように考えていた。

とくに疾患もなく、若いルイ君。こんなに急激に命を落とすなんて

思いもしなかったと思います。

 

特に疾患もなくと書きましたが、ボランティアで成り立つ保護団体ARChでは

最初の健康チェックで、レントゲンから何から、しっかりしたことまでは

医療費の関係上、してはおりません。いえ、できません。

※追記です。

  代表から連絡があり、不妊処置をしている子はすべて、エコー、レントゲンは

  受けているそうです。訂正させていただきます。失礼しました。

 

まだまだ若く、これからだったルイ君。

神様の気まぐれとして、いいようがありませんが

最後の数カ月、あーちゃんさんのおうちでセナくんと

仲良く寄り添ってぬくぬくしたり、おいしいご飯やお水をもらい

あったかいベッド、優しいママと一緒で

間違いなく幸せだったと思います。

 

ルイくん、どうぞ安らかに。

あーちゃんさんの後悔が、少しずつ軽くなりますように。

そして涙が、早く乾きますように。

 

ルイくんへは、数件の里親希望をいただきました。

お気持ちを寄せてくださったご家族さま、ご縁を結ぶことができずすいません。

どうぞ、お許しください。

 

ルイ君のお別れ会は、11日の土曜日PM4時から。

どうぞその時間、お空にルイ君をしのんでいただけたら幸いです。

 

※あーちゃんさん、ネット回線工事のため、10日までネットができません。

代わりに、少し詳しく描かせていただきました。