染め物の教室
4月下旬と 5月の 2回に分けて行われました
染め物教室の 模様です
講師は 経験値MAX の 小野先生です
創業100年 5代に渡り 染め物を 生業とされてきた 家系の 第5代目 当主と 言ったところでしょうか
今回は コットンのストールを 染め上げる授業です
材料は 楊梅 (ヤマモモ) です
楊梅の樹皮は 黄色が出ます
煮出した液体に 白いストールを 入れると
あっという間に 鮮やかな黄色に 変化します
ここでは むらが出ないよう 素材の入れ方 混ぜ方 (繰る といいます) が
大事です
先生は 経験値MAX ですから このあたりの知識は 完璧です!!
媒染は 焼きミョウバン か 酢酸鉄 を 生徒さんそれぞれで選んでいただくことにしました
媒染剤によって 仕上がる色が 大きく変わってきます
今回使用した酢酸鉄は 先生が 1週間かけて こしらえたもの
酢のにおいがする 液体です
分量を 正確に量り 適正な割合で 混ぜていく・・・
まるで 料理でも しているかの ようでしたよ♪
煮出した液や 媒染の液は 高温ですから 厚手のゴム手袋を
しようしました
使用するなべにも 気を使わなくてはなりません
ホーロー や ステンレスの 大き目のなべが必要なのですが
ホーローでも 古くて さびなどが出ているものは 使用できません
また 水も 井戸水などでは 色がくすんでしまうそうです!
ちなみに 先生のお宅は 井戸水なのだそうで
草木染には 向いていないと おっしゃっていました
そして 出来上がりは こんな感じです
手前の黄色いものが 焼きミョウバンで 仕上げたもの
奥の黒味が 強いものが 酢酸鉄で 仕上げたものです
せっかくなので 使用しているところの写真が 撮りたいですね♪
次回は 先生と交渉中ですが 6月に実施したいと 思っております
内容も かなり 魅力ある感じで 企画しています
また ご報告いたしますね!