ココロの相談室 すべての子どもたちと、子育て中のパパさんママさんへ

普通の子育て中のパパですが、もしよかったら何でもご相談ください。アドバイスはできませんが、一緒に考えてみることならできると思います。やり取りはメッセージのみで、お会いしたり、電話でお話ししたりはしません。すぐにご返信できないこともあります。ご了承ください。


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本日のNHK「あさイチ」で放送された、「女性の貧困・追い詰められる母親たち」の内容を記載します。


アナウンサーやゲストの発言に「ムッ」とくる所もあったのですが、感情的にならないように、放送された事実を客観的に書きます・・・




「ケース1」


大久保理香さん、子ども3人のシングルマザー。


日中は飲食店で働き、午後5時半に帰宅。


30分で家族の夕飯を作り、先に一人で食べる。


すぐに宅配便屋の仕事に出かけ、午前0時まで働く。


それに加え、週末は介護施設で働くというトリプルワーク。


1日の平均労働時間は14時間。


これで月収は24万円。


12万円は飲食店の仕事から得ているが、1年契約の仕事であり、3月で契約が切れるため、仕事の合間にハローワークに通う。


4月から働く場所はあるのかを考えていると、不安で眠りも浅い。


月給18万円以上の仕事を探しているが、高度な資格や経験を求められるので、面接までたどり着けない。




「解説」


母子世帯の貧困率は48%。


2世帯に1世帯が、112万円未満の年収。1か月に10万円に満たない。


大阪では、28歳の母親と3歳の息子が餓死し、死後3か月に遺体が発見されるニュースがあった。


「おいしいものを食べさせられなくてごめんね」とのメモ書きが残されていた。


母子家庭の数は、この20年間で倍増。2011年現在で123万世帯に上る。





「ケース2」


大阪子どもの貧困アクショングループの徳丸ゆき子氏による紹介。


Aさんは、30代のシングルマザー。3人の子どもがいる。


徳丸氏がAさんの生活実態を聞き取り、どんな支援が必要かを考える。


月収は10万円。家賃が6万円、消費者金融への返済が3万円で、1万円しか残らない。


電気・ガス料金が滞納して3か月。供給停止の通告状が届いている。


暖房が使えず、寒くて手が震える。


食費を削らなければならず、生活がしんどい。


父は高齢で頼れない。兄弟には貧困の現状を知ってもらいたくなく、頼れない。


徳丸氏は、生活保護を受けることも視野に入れ、定期的に訪問をしている。




「30人のシングルマザーに対する調査結果」


徳丸氏が実施。


36歳、子ども3人。ダブルワークで1日16時間以上労働。周囲との交流なし。


22歳、3歳の子ども。子どもの病気で仕事を休むと、減給のペナルティが課せられた。


42歳、1歳の子ども。シングルマザーであることを理由に、賃貸契約を拒否された。


シングルマザーは社会的に孤立していることが多く、周囲に助けを求められない。


また、つらい経験や裏切られた経験から、社会や人を信用できなくなっている人もいる。




「中野冬美氏(コンサルタント)による解説」


日本は女性が働きづらい環境。出産したら、仕事を辞めなければならず、再度働くとしても、低収入で労働条件が悪い非正規の仕事を選ばざるを得ない。


雇用保険もなく、子どもが病気のために休むと解雇されることもある。


失業してもすぐに仕事を探さなくてはならず、良い仕事を選んでいる余裕がない。


こうしてどんどん待遇の悪い仕事をするという、負のスパイラルに巻き込まれてしまう。




「解説」(中野氏からの発言もあり)


母子家庭の養育費需給状況についての調査を行ったところ、「受けたことがない」が61%、「受けたことはあるが現在は受けていない」が16%と、両方合わせて8割近くになる。


養育費をかつての夫からもらえない理由としては、夫の暴力があり話すことができないケースや、夫の収入が低いケースなどがある。


海外では、元夫の給与から養育費が天引きされるシステムがあったりするが、日本では公的機関が関わることはない。


また、生活保護を受けることについては、最近の生活保護バッシングによる問題や、受けることに恥ずかしさを感じる人もいる。


離婚したことや非婚で子どもを産んだことは「女性のわがまま」と周囲からとらえられてしまい、バッシングが子どもに及ぶことをおそれ、生活保護を断念するケースもある。


役所に行っても、生活保護を受ける前に、元夫から養育費を払ってもらえと言われる。





「性風俗へ」


普通の仕事では低収入・長時間労働でつらいため、性風俗に行き着くシングルマザーも多い。


札幌市のある風俗店(30歳以上の女性が多く在籍)では、40人の女性のうち9割が子持ち。


離婚や夫の失業のためにこの仕事に就くケースが多い。




「ケース3」


40歳代、5歳の子どもを持つ女性。


夫が無職になり、貯金を使い果たしたため、数年前に離婚。


乳飲み子を抱えて実家に戻るが、母親に強く非難され、仕方なく実家を出て子どもと2人で生活。


トイレ清掃のパートは月10万円。


子どもは保育園に預けていたが、熱をよく出すため、何度もパートを抜けて保育園に迎えに行かなくてはならない。


職場に申し訳ない気持ちから、仕事を変えるが、育児や仕事の疲れで、一つの仕事が長続きしない。


電気を止められ、役所の生活保護窓口に何度も相談に行くが、担当者は相手にしてくれない。


「それぐらい健康なら働けるでしょ」「あなた、何社面接受けたの? 100社落ちてから来なさいよ」といった心無い言葉に傷ついていく。


心身の疲労が限界に達し、おととしの冬にうつ状態になる。


インターネットで時給の高い仕事を探していたところ、性風俗の仕事に行きあたる。


「完全自由出勤制」「提携託児所あり」の言葉に惹かれ、半年間悩んだ後に、就職。


朝8時から午後4時まで子どもを幼稚園に行かせ、その間に働いている。


風俗店で働いていることは誰にも話しておらず、客が知り合いではないことをマジックミラーで確認している。


現在娘は5歳。娘が物心がつくまでには、お金を貯めて風俗の仕事はやめたい。





「調査結果」


性風俗で働く女性を支援する団体SWASHが調査を実施。


200人にアンケートを取ったところ、子持ちの母親は45人いた。


「生活のためにやむを得ず風俗を選んだ」


「本当はこんな仕事は辞めたいが、生活のために辞められない」


「仕事を掛け持ちしており、休日がない」


「いつまでこんな生活を続けていればいいんだろう」


「こんな仕事をしている母親で申し訳ない」


様々な悲痛な声が聞こえる。






「神戸大学青山薫准教授による解説」


生活のために風俗を選ぶシングルマザーは多い。


離婚した女性が働くには不利な社会。


性風俗は、対人関係に気を遣う仕事でもあり、肉体労働でもある。


ダブルワークをしている女性も4割おり、やっと月収20万、30万円を稼ぐ。


風俗で働くようになって初めて「季節の果物が買えるようになった」と言う女性もいた。


風俗で働くリスクとして、客からの乱暴、性病感染、大量の水の使用による肌荒れ、風邪をひきやすいことなどがある。







「徳丸氏の活動」


街中で女性に積極的に声掛けをし、困った時に連絡してもらえるようにカードを配っている。


社会的なプレッシャーで声を上げられない女性や、孤立しているということに気づかない女性がいる。


とにかく関係づくりをしないとサポートも行えないため、お寺を利用したつながりづくりを行っている。


徳丸氏の団体から、奈良のお寺に対し、お供え物のお菓子を毎月段ボールに詰めてもらい、母子家庭に送ってもらうようお願いしている。


母親から徳丸氏に「お菓子が届きましたメール」が送られ、徳丸氏からは、「生活に変化はありませんか」と返信。


お菓子を介して、どんなことでも話せる関係づくりを行っている。


この活動を通して、あるシングルマザーから相談を受ける。


知り合ったときには相談されなかったが、4か月後に、「元の夫から養育費を受け取れず、生活が苦しい」旨、打ち明けられる。


徳丸氏からは無料の法律相談所を紹介し、養育費についての調停を勧める。


このように、困った時に相談してもらえる関係づくりを心がけている。







シロツキです。ここまで読んでくださってありがとうございました。


私が関心があるのはあくまで「児童福祉」です。


しかし、子どものことだけを考えても、決して問題は解決しません。


「大人の貧困」は「子どもの貧困」に直結しています。


色々な分野をカバーすることには、正直、力不足を感じていますが、少しでもできることを勉強していかなくてはならない、と感じています。


本当は、海外の児童虐待や子どもの貧困にも目を向けたいのですが、なかなかそこまでできないのが実情です。


自分ひとりができることにはどうしても限界があります。


自分の子どもを育てること、そして児童と関わる今のボランティアぐらいしか、今はできません。


あとは、本を読み、情報発信するぐらいがせいぜいです。


少しでも、何かが変わってくれることを願っています。









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