ザ・拳法(西陣)
役物アクションが楽しい、旧要件時代のヒット機種。
通常時は役物中央の人形が左右に回転しており、入賞した玉のVを邪魔しています。
大当りになるとステージ両サイドに玉が2個ずつ貯留が可能になるのですが、実際に
大当りに結びつくのは人形の足元の玉がメインとなります。
この人形役物は大当り中は左右だけでなく、上下にも動くようになっており、上に上がった
瞬間に玉が足元を通過すると、足先で引っかかったような状態で玉を貯留してくれるのです。
サイドの貯留はどちらかというと、この足元へ玉を誘導する役割が強かったような気がします。
継続率も高めで西陣らしい羽根物の王道という設計なのですが、やはりこの機種を見ると殆どの
人が「ドラ○ンボール」を連想するのではないでしょうか?
確か登場時期の連載は天下一○道会の頃だったと思うのですが、開発期間を考えると修行編の
開始と大体一致するような・・・・
多分開発時点ではちょっとしたパクリ程度(当時はこういうバッタ物マシンが結構ありましたから)の
つもりだったのではないでしょうかね?まさか、その後も連載が続き現在でも人気を維持している国民
的漫画になるとは、当時は夢にもおもいませんでしたからw
主人公ではなく、サブキャラを採用しているところがいかにも非公認タイアップって感じですね♪
関係ないのですが、役物キャラの動きって拳法というよりはカンフーに近いのですが、当然
兄弟機で登場していますw
こちらは払い出しが11個タイプとなっています。
役物上部にドット表示を搭載しており、大当り時の玉のカウントだけでなく、色々なメッセージが
流れる等遊び心に溢れています。
自分の周辺では拳法の方ばかり設置されていたので、カンフーはマイナー機なのかな・・・という
イメージがあるのですが、こういう細かい作りを見ると実はこちらがメインで、たまたま自分の打っ
ていたお店がマイナーな方を導入していたのかも知れませんね。
当時の販売用パンフレットの表紙・・・というか、これはもうどうみても確信犯でしょうw
一応鼻があるのでクリ○ンとは別人という解釈もできますが・・・