メーカー相関図リバース
*最新バージョンはカテゴリの目次 の項目で号機別に掲載しています。
メーカー相関図がなかなか完成しないのは、4号機中盤からうじゃうじゃと参入した
新規メーカーの関係が把握出来ない事に加え、初期のファミコン加盟メーカー並に
限られたパイの中で離反、新規参入を繰り返す複雑な背後関係を、0号機から全て
まとめるのが事実上不可能に近い事が考えられます。
・・・・・そこで発想の転換。
元々これらの情報収集は 業界初まとめさん と共有する形で整理していたのですが
双方が同じベクトルで話を進めても効率が悪いので、面倒くさい最新バージョン
はあちらにお任せしてw、こちらでは節目毎の途中経過風相関図に専念しようかなと。
前回のブログでもわかるように、3号機までは販売機種に制限があった事と新規メーカー
もなく、これなら簡単に出来上がるだろうといざ初めて見ると、意外に謎が多かったりするのですが(汗
とりあえず情報の少なさをごまかす為、古文書風にしてみましたが、対して意味はありませんw
*画像クリックでノーマルバージョンと切り替わります
【メーカー相関図1号機編】
上段メーカー名・中段・1号機・下段1・5号機
*バグ対策用の改修機に関しては除外
参入こそしたものの、開発力に問題があったりで互換機を登場させているメーカーが
多いのが1号機の特徴。
唯一ユニバーサル系のみ微妙にスペックが異なる兄弟機を開発していますが、基本的に
この時代の提携は完全互換機を販売する為のものと思って問題ないでしょう。
■この時代の謎(情報おまちしております)
・アーク系マシンは1・5号機でバルとアークに統一されていますが、1号機はそれぞれ
0号機時代の老舗メーカーから発表されています。これは単に社名が変更されただけ
なのか?それとも何らかの形で会社が統合されたのか?
・タイヨー、興進等、決して大手とはいえないメーカーが製造・開発のラインを確保し、独自
に販売していたのか?
・当時既に、メーカーに対し主導権を握るような販社が存在していたのか?
・大東音響と提携していたメーカーはどこなのか?2号機以降を考えると高砂と考えるのが
無難なのですが、機種名にXXを付けているところを見るともしかしたら山佐なのかも・・・?
・ボナンザの証紙に記載されているメーカーはどこ?(多分バルテックだとは思うのですが)
【追記】
・ボナンザのメーカーがマックス商事と判明しました
・サミーとエーアイの提携が確認されました
中段は2-1号機・下段は2-2号機
今とは逆に2号機になると(公の)メーカー間の繋がりが弱まって行きます。
特に2-2号機からは日活、パイオニアが独自開発に乗り出し始め、完全兄弟機として
リリースされたのは高砂系マシンのみとなっています。
ユニバーサルがリバティベルシリーズを発表し、兄弟機を発展させた形での販売戦略を
生み出します。
アーク系はメーカーが完全に整理されたようですがその経緯は不明のままです。
オスカー物産が何故かエーアイの販売代理店をしていたそうなのですが、この関係も
謎のままです。
■この時代の謎(情報おまちしております)
・提携を打ち切ったメーカーは本当に独自開発を行なっていたのか?
・アーク系メーカーの統合後の整理会社の経緯。
・この時代に既に登場していたマックスアライドはどんな会社だったのか?
・興進マシンの筐体にオリンピアは関与していたのか?
裏物が席巻した3号機では自前で作った方が儲かる・・・と各メーカーが
考えたのか、グループ戦略を推し進めるユニバ系以外はほとんどが独自路線を
歩みます。オリンピアがハード提供という形でそれまで無縁のように思えた提携
を開始。
裏物対策で検定自体が中止された為、メーカー毎の発表台数にばらつきが発生。
元々3号機は1メーカー3機種の予定だった。
■この時代の謎(情報お待ちしております)
それまでオリンピアは本当に提携を行なっていなかったのか?
裏物問題でピンク色メーカーが検定取り消し処分を受け、3年間の販売禁止処分。
1号機時代からの老舗グループだったアーク系が壊滅。
それと同時に海外からの新規参入メーカーが登場。
互換機戦略だった高砂系も販売規制が解除された事により、兄弟機やオリジナル機を
登場させるようになる。
グループとして活動するのはユニバーサル系のみとなる。
タイヨーや興進は4号機の開発体制が整わなかった為、OEMマシンを借り受ける形で
提携を実施。
■この時代の謎(情報お待ちしております)
・新規参入を果たしたIGTに協力をしたメーカーはなかったのか?
【追記】
販売を三共が担当している事がわかりました
情報収集項目はあくまでも相関図を作成していた時にふと思った事なので、どんな
細かい内容でも御存知でしたらコメント頂けると嬉しいです。
最新バージョンが鮮度重視ならば、こちらは深く細かくをモットーに関係する会社を
どんどん付け加えて行きたいと思っています。
*尚、最新バージョンはカテゴリの目次の項目で号機別にそれぞれ掲載しています。