クレオパトラ
【メーカー】オリンピア
【販売年月日】1998年9月
【タイプ】B-CT
【特徴】オリンピア初のCT機
ウルトラマン倶楽部の大ヒットで陰に隠れた存在となっていましたが、ほぼ同時期?に
登場していたオリンピアのCT機。
CTゲーム数は80Gと少なかったものの、その分ビッグ中のリプレイ外しの効果や、設定
判別(5・6)が可能等、当時主流だった技術介入性も持ち合わせており、上級者向けの
仕様となっているのが特徴です。
しかしながら、この台はCT中の小役狙いがわかりにくいのと、獲得枚数が筐体で全く表示
されないという、やや不親切な設計となっていました。一応パンクが近くなると、サウンドが
変わるようにはなっていたのですが、このBGMが非常に小さいもので普通にホールで打っ
ていると、先ず気付かないようになっていました。
自分は知り合いのホームで初めて打ったのですが、「どういう機種?」と聞いたら「増えない
CTだよ」というわけのわからん説明を受けました。
*知人はどこを狙ったらいいのかわからなかったので、適当打ちで消化していたそうです。
(偶然)時々揃う15枚役のおかげで現状維持にはなっていたようなので、勝手に増えない
と思っていたようです。
通常時やCT突入時はパネル上部で抽選演出があり、リール制御もなかなか面白かった印象
があるのですが、全体の造りがいかにもマニアック(図柄デザインも非常にわかりにくい)だった
のも影響したのでしょうか?・・・設置も稼動も今一だったような気がします。
只、個人的にはこういう「わかる人だけ打てばいい」という姿勢で作られた台って結構好きです。
設置されている機種全部がこうだとさすがに問題でしょうが、バランス的にはこういう台がある方
がメリハリがあっていいと思うんですよね。