ファイアーバードEX・トロピカーナA・アメリカーナX2 | 懐かしのぱちすろ名機列伝xxΣ

ファイアーバードEX・トロピカーナA・アメリカーナX2

ユニバーサル系は2ー1号機で、1号機の名前をそのまま継承して登場させました。


ユニバーサル販売の「アメリカーナX2」

アメリカーナx2

【メーカー】ユニバーサル販売
【販売年月日】1988年5月
【区分】2-1号機
【タイプ】A
【特徴】特になし


瑞穂は「ファイアーバードEX」

ファイアーバードEX
【メーカー】瑞穂製作所
【販売年月日】1988年7月
【区分】2-1号機
【タイプ】A
【特徴】特になし


メーシーは「トロピカーナA」

トロピカーナA

【メーカー】メーシー販売
【販売年月日】1988年8月
【区分】2-1号機
【タイプ】C
【特徴】初のCタイプ。シングルの集中で出玉を増やす


このうちアメリカーナとファイアーバードは兄弟機としての登場です。

リーチ目に若干の違い(前者は右上がり7テンパイで2確、後者は上段テンパイで2確)は

あったもののゲーム性はほとんど一緒でした。

2号機の特徴である集中もシングルボーナスも登載されておらず、極めてオーソドックスな

Aタイプでした。


唯一にして最大ともいえるこの機種の特徴はボーナスゲーム終了後にありました。



ビッグ終了後90秒一切の操作不能

当時はオートリセットなんてありませんでしたから、店員さんもリセットするために
まちぼうけをくらったものです。なんか規定の解釈を間違えてしまったらしいのですが・・・


ウェイト制限がビッグ中は解除されるのですが、そのしわ寄せが終了後にまとめて来る

という感じですかね。どうせ、ボーナス後は店員が解除するまで遊技ができないから、その

ロス時間を有効利用しようと考えたのかも知れません。


勿論以後はどの機種、どのメーカーからもこの機能は採用されていません。あえて、良い

方向で解釈するならば・・・


初のフリーズ機能搭載


と言えなくもありませんが・・・


「トロピカーナA」に至ってはCタイプとしての登場です。こういう実験的な開発は販売ルートを

数多く持つメーカーならではの戦略と言えるかも知れませんね。


しかし、この頃のユニバはまだ2号機よりも1.5号機の販売に力を入れていた気がします。


2号機が登場した後も、1・5号機トロピカーナ7Xの新装が結構ありましたし、人気の面でも

まだまだ需要が残ってましたからね。

2ー1号機は他メーカーの動向やホールのニーズを伺っていたのではないでしょうか?


個人的にファイアーバードは好きだったんですけど、やはりボーナス後のあのエンディングは

どうにかならんものかと思いました。閉店前なら尚の事です。


そういえば、自分の打っていたお店はアメリカーナと交互に設置してました。

今では考えられない並べ方ですね。バラエティじゃあるまいし・・・



【追記】


何とファイアーバードには色違いではなく別デザインの新パネルが存在しました。


パネル


恐らくこれが、初の「別デザイン同一機種」だと思われます