明日から真似したくなる漢の映画

男子総草食化が叫ばれる、昨今。
男なら明日から真似したくなる映画を紹介していきます。
たとえ真似したところで、明日が全然変わらないにしてもだ!


テーマ:
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~たった一つの命を捨てて、生まれ変わった機械の体。
ド外道どもを叩いて砕く、ロボコップがやらねば誰がやる!!←キャシャーン風OPあらすじ~

かつて日曜洋画劇場でガキどもを正座させる映画があった。
パトカーからズイと身を乗り出し、オレンジ色の街灯が反射する銀のメタリックボディ。
その映画の名はロボコップ。
ピカピカ光るものやらメタリックなものが好きなのはヤクザかガキが相場なわけですが、御多分に洩れず、俺もロボコップのメタリックなビジュアルに震えたわけですよ。
そういうわけで、ガキの頃、ロボコップの「痛快!丸かじり!な展開を期待しつつ、淀川長治さんの話を「話長いなぁ…」と思いながら(今思うと失礼だったなぁ…)今や遅しと正座しながら待っていた。
だが、いざ蓋を開けたら、勧善懲悪のストーリーでありながら、不謹慎なブラックジョーク、やり過ぎなバイオレンスがてんこ盛りの、正座しながらお漏らしそうな映画なのであった。
そして、トラウマ級な模写が連続するものの、そのハードコアな正義っぷりとぶっ飛んだ世界観はガキの俺に多大な影響を与えたわけですよ。
で、何で俺がロボコップの話をしてるかと言うと、リメイク版のロボコップが見れずに涙を飲んでいるからだ!
そんな腹いせに、もはや何回目か分からん87年版ロボコップ鑑賞会,ヤケ酒ならぬヤケロボコップをしたわけですよ、一人で。

ガキの頃、友達全員が武者ガンダムの「SD戦国伝」シリーズのプラモを持ち寄ったものの、絶望的に小遣いの少なかった俺だけ初期のBB戦士の武者ガンダム(確か300円位のプラモ)を持って行った時のような気持ちを思い出しながら。

しかし、改めて見ると男なら明日から真似したくなるシーンに満ち溢れた映画だなぁ、と。
…というわけで、今回は84年版ロボコップをご紹介します。

時は近未来のデトロイト。
街を管理するグローバルなブラック企業オムニ社は警察すら民営化したものの、バンバン人が死ぬもんで人員不足だわ、危険な職場環境に「やってられっか!!」と現場からストライキの声が出るわ、治安の悪さに頭を悩ませていた。
「ならロボットはどうだ?ロボットなら文句言わねえし!!」というわけで、警備用のロボットED209を開発したものの、星のカービィ・スーパーDXのセーブデータばりにすぐバグり、初プレゼンの際に社員を蜂の巣にしてしまうのだった。
「人間もダメ、ロボットもダメ、じゃあどうすんのさ?」という疑問が出たときに「んじゃ、人間をロボに改造すればいいじゃん!!」という斬新なんだか場当たり的なのか分からん計画、「ロボコップ計画」が提唱される。
一方その頃、デトロイト市警察にアレックス・マーフィー巡査が赴任してきた。
地獄へようこそ」などと窓口で言われ引継ぎもそこそこに、居酒屋のバイトのようにロッカールームへ案内されるマーフィーは、早速女性の相棒「デトロイト市警のあゝ無情」ことアン・ルイスと警らに当たる。初出勤したマーフィーだったが、デトロイト1のイケイケなワル、クラレンス一味に遭遇。
廃工場まで追い詰めるものの、体中にオーバーキルな弾丸を叩きこまれ殉職してしまうのだった。
それに目を付けたオムニ社はマーフィーの体を改造。
ロボコップとして生まれ変わったマーフィーは、街の悪党どもを殺傷率100%で取り締まるが、徐々に自らの記憶を取り戻していく。
警官として、そして全てを奪われた男としてクラレンス一味にリベンジを図るロボコップ。
今、鋼鉄の体に熱き警官魂を宿したロボコップの戦いが始まる!!
・・・というあらすじ。
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↑ロボコップ撃ち。左手の位置がポイントです。

監督は、演技指導として、率先してカメラマンと素っ裸になり最低の映画ラジー賞の受賞式に唯一映画監督として出席笑顔でトロフィーを受け取った男の中の男、ポール・バーホーベン。
土方が火星で大暴れする「トータルリコール」
馬面のネーちゃんが体と度胸でのし上がる「ショーガール」
シャロンストーンがマンちらする「氷の微笑」
体育会系の残酷バカ青春映画「スターシップトゥルーパ-ズ」
透明人間がやたら下衆で全米が吐いた「インビジブル」
…など、グロ、不謹慎、おっぱい、下衆を描かせたら右に出るもののいない、映画史的に見ても偉い監督なわけですよ。
そんなパーホーベンのハリウッド作品第一弾が「ロボコップ」なわけだが、この「ロボコップ」はまだ比較的マトモな作品ではある。
おっぱいは足りないものの、グロ、不謹慎、下衆という3拍子は十分に楽しめる。

こうバーホーベンを紹介すると、どんだけ馬鹿な映画なのか?と思われるかもしれんが、そんなことは断じてない。
いや、ちょっと馬鹿かもしれん
だが馬鹿だからこそ伝わる道理ってのがあるじゃねえか!と言いたくなる作品だ。
「ロボ」で「コップ」なんて言われたら、良い大人だったら眉を潜めるかもしれませんが、(実際、バーホーベン自身も脚本を見ずにゴミ箱へ一度捨てた。)そんな題材にクソ真面目に取り組んでいるわけですよ。
1度死んで、蘇ると自分は会社の命令に忠実なロボ警官になっていて、記憶は消したはずなのに人間の時の記憶がフラッシュバックする、と。
マーフィが息子のために練習していた銃をくるくる回す癖をロボコップに見た相棒ルイスが「あなた名前は?」と問われても答えることができない。
かつての家族と住んでいた家も売り払われ、もはやロボとなった自分には泣くこともできず、営業用のモニターをパンチで破壊することしかできない。
最初は一目置かれていたものの、クラレンス一味にオムニ社副社長ジョーンズの影を見たロボコップは早速逮捕に向かうが、「オムニ社の役員に手出しはできない」というプログラムに逆らえず、仲間の警官から容赦なく銃弾を浴びせられる。
ヒーローでありながら、人ならざるものになってしまったものの悲しみやら切なさも存分に描いている。
しかもロボなんで泣いたり喚いたり出来ない 模写が悲哀に拍車をかける。
もう泣かずにいられるか!!という話だ。
そうした絶望的な状況の中、人間としての自我を自ら取り戻していく、と。
この姿勢は男なら是非真似したい姿勢だ
それじゃあ陰鬱な映画なのか、と言われるかもしれないが、合間合間にブラックなニュースやら馬鹿なCMが挿入され悲哀が嫌味になっていない。
むしろド外道どもに弾丸を放つエッセンスになっている、捨て所のない映画なんですよ。

そんなロボコップが相対する敵役である、クラレンスボディッカー一味は、平松伸二先生の描くような生粋のド外道
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↑『無慈悲に手榴弾置く人ランキング1位』、クラレンス・ボディッカー

大体映画の悪役は大層な野望とか悪役哲学なんかを披露するもんですが、クラレンス一味は、そんなもんは持ち合わせず、まあ底が浅い。

冒頭のマーフィーのなぶり殺しから始まり、ヤバいと分かれば命乞い、一味のリーダーの反面、雇い主であるオムニ社の副社長ジョーンズのオフィスに行けば受付嬢のネーちゃんをナンパする底の浅さ。
ロボコップですら木端微塵に破壊しそうなコブラ砲を街中で楽しそうに試射するような無軌道っぷり。
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↑花火を楽しむようなクラレンス一味たち。

最近でも通り魔の容疑者が「チェックメイト」やら「ヤフーチャット最高!!」とか、やたら自分に酔ったダサいセリフを叫んでましたが、そんなもんがお子様レベルに見える位のワルなわけですよ。
だからこそ、ロボコップが遂にクラレンス一味に殴り込みをかけるシーンは非常に爽快感に満ち溢れている。

クラレンス一味が麻薬工場でマフィアとてめえのケツに白い粉をぶっこんで、白いクソを垂れ流させようか?」とスマートな交渉をしている最中、門がバンバンなる。
色めき立つ悪党どもの前にロボコップが姿を現し「お前たちを逮捕する」のセリフから、ロボコップのテーマをバックに銃撃戦が始まるわけだが、鈍重な動きにも関わらず相手を見ずに愛銃オート9で仕留めていくシーンのカッコ良さたるや。
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↑明日から真似したい余所見撃ち

かつて自分が殺された廃工場で、コブラ砲を持ったクラレンス一味とのラストバトルでも、このロボコップのテーマが流れるわけだが、ここぞという時に流れるロボコップのテーマはかなり男騒ぎさせてくれる。
男なら、ここぞという時にロボコップのテーマで奮い立ちたいものだ。

ラスト、クラレンス一味を胸がすくほど惨殺し、返す刀で副社長ジョーンズを始末すべく、オムニ社へ向かうロボコップ。
「オムニ社の役員に手出しはできない」というプログラムをある裏ワザで覆す。
銃をくるくると回し、銃を収めるロボコップ。
「いい腕だ。名前は?」とロボコップに尋ねる社長。
ルイスに名前を聞かれたときは答えられなかったロボコップだったが、ここで微笑を浮かべ一言。

「マーフィー。」

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↑いい笑顔だ。

そしてエンドロールに一発、「ロボコップ」の字が踊る。
なんやかんやあって自分を取り戻した男にしかできない微笑。
見るものに「人間としての肉体は無くなっても魂は残る」というメッセージを叩き付ける。
このシーンを見て、俺は泣きましたよ、泣けないロボコップの代わりに!(またかよ!正気か⁉︎)
まさか、いつも鬼畜な映画ばっか撮ってるバーホーベンに泣かされるとは。
いうなれば飲み屋で、いつも下ネタばっか言ってる親父が急に胸に沁みることを言って、ふいに涙がこぼれた、みたいな印象を俺に与えた。
何にせよ、これから新卒して会社に入る人、何かしらで挫折している人には是非見ていただきたい、明日から真似したくなる映画である。

そして、この文章を書きながら、俺は未だにリメイク版の「ロボコップ」は見れていないわけだが、「そういえばリメイク版ロボコップ見た?」と誰かに言われたら、俺も言いたい。

「見たよ。」と。

それがDVDで何年か後だとしてもだ!!

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↑劇中のCM。男なら一ドルで楽しめ!何かを‼︎




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