明日から真似したくなる漢の映画

男子総草食化が叫ばれる、昨今。
男なら明日から真似したくなる映画を紹介していきます。
たとえ真似したところで、明日が全然変わらないにしてもだ!


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先日、アメブロのタッグパートナー(と勝手に俺が思っている)、放課後エクスペンダブルズ隊長デッドプー太郎さんの所でヴァンダム版ストリートファイターの記事を読み、鑑賞当時誰もが抱いたであろう「愛しさと切なさとしょうもなさを久しぶりに思い出した。

特にヴァンダム版ストリートファイターに関していえば気合が入ってるわりには射程の短いリュウの波動拳」が未だに強烈に俺の脳裏に残っている。
原作作品に思い入れがあると、それ故に「おまえ原作と違うじゃねーか!」と言いたくなる粗のあるシーンが強烈に記憶に残るもんである。
ところがいい年になってから再び見てみると、何だかんだで味わい深いもんのがあるなぁ、と。
いやはや年はとってみるもんですな。
そうした「あまりにも原作とかけ離れて開いた口が塞がらない」というジャンルの原作付映画は少なからず存在する。
例に挙げると、洋画ではいわずもがなのヴァンダム版「ストリートファイター」を筆頭に、開始20分でメットを脱ぐスタローン版「ジャッジドレッド」、「ドラゴンボール」「北斗の拳」「鉄拳~TEKKEN~」のずっこけハリウッド格闘映画3部作、人類に打つ手はない!と景気のよいキャッチコピーを放ったものの、古参の特撮ファンから総スカンを食らった「GODZILLA」、これらがジャンルに当てはまるのではなかろうか。
邦画では世界の終末というより主演2人の演技が黙示録的な印象を与えた「デビルマン」、そして最近では、製作費80億円掛かった結果、劇中の光石研が爆発したガッチャマン」などが炎上物件として有名である。
「ダークナイト」や「マンオブスティール」、「アベンジャーズ」などのアメコミ原作映画がヒットする一方、原作付(主に漫画やゲーム)実写映画の多くは死屍累々の山を映画史の裏で築いてきた歴史がある。
そんな「死して屍拾う者なし」な原作付実写映画だが、俺には忘れられない一本がある。
それがジャッキーチェン版「シティハンター」である。
そして、現時点で一番ストリートファイターを映像で忠実に再現した作品でもある。
「え!?シティーハンターなのに何でまたストリートファイター?」と言われるかもしれませんが
それはおいおい説明しよう。気が向いたら。

最近でも、「シティハンターin seoul」という韓国制作のドラマがあった。
かつて職場の女子から韓国版シティハンターをおススメされ、シティハンターファンの俺も貸してもらったわけだが、DVDのジャケットが花より男子みたいだったもんで、この時点で嫌な予感は確かにあった。
だが、俺もジャッキー版シティハンターで鍛えられた男よ!!
どこからでもかかってこい!!
・・・と根拠のない自信を胸に帰宅してDVDを再生したわけですが、俺は唖然としましたよ。
やっぱ花より男子じゃねえか!!と。
とにかくテラスハウスみたいな男女のあれこれ、冴羽遼という名前ですらない主人公のファッションみたいなアクションと、ふやけたお子様ランチみたいな話があーだこーだと続くのであった
冴羽遼ですらなく、ハンマーも出てこなければ、愛銃コルトパイソン357マグナムもない、、もっこりすらないシティハンターなんて、寿司屋でシャリだけの寿司くってるようなもんじゃねえか!!
出せないなら出せないで、頑張れよ!!
ストリートファイターになるとか!!
そう考えると、先に実写化されたジャッキーチェン版「シティハンター」の方が1000倍面白いよ!!と。
いや、ジャッキー版シティハンターもね、原作ファン、あまつさえジャッキーファンからも存在を忘れ去られそうな位評判の低い作品なんですが、俺はあえて言いたい。
梶原一騎の言葉を借りるなら「これはこれで1種のサムライ!!と。
まあ確かにどちらも全然シティハンター関係ないじゃん・・・という共通点はある。
言うなれば寿司屋に行ったら満漢全席が出てきた、みたいな作品なんですが、このジャッキー版シティハンター、何がいいって、ずばりバカな模写のオンパレードなんですよ。
原作にもスラップスティックなノリはあったが、そのK点を超えたバカの金メダル級というか。

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↑劇中、思い出したようにハンマーが登場します。

原作アニメの冴羽遼の声優は神谷明さんなわけだが、この作品、ジャッキー声優でお馴染みの石丸博也さんが「俺の名は冴羽遼。私立探偵だ。」という、のっけからジャッキー丸出しなトーンのセリフから幕を開ける。
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いや、お前ジャッキーだろ!!という突っ込みを誰もが禁じ得ないオープニング。
見るもの全てに藤波辰彌が覆面レスラー、スーパーストロングマシンに「平田だろ、オマエ!?と言い放った気持ちを分からせる、強引なストーリー展開。
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この思い切りのよさはどうだ!と言わんばかりである。
ある種、清々しささえ感じる。
その後も、こちらの突っ込みお構いなしに原作ではシリアスだった相棒槇村の死妹である香との出会いを町内の写真スタジオみたいなセットで吉本新喜劇のノリで説明するジャッキー。
ジャッキーがファンに「冴羽遼に似ている」と言われたのが映画化のきっかけらしいが、「どこのどいつだよ!そんなこといったの!」と原作ファンに言われたであろう本作。
今では、かなり豪華な声優陣にも関わらず、吹き替え版のみのDVDが500円で買える状況を考えても、いかに不況を買ったかは推して計るべしであろう。
一応、あらすじをご紹介すると、金持ちのわがまま令嬢であるゴクミ(F1レーサー、ジャンアレジの嫁)を連れ戻すように依頼された冴羽遼。
しかし、ゴクミを追って乗り込んだ豪華客船がテロリストによって占拠され、朝から何も食べていない冴羽遼が1割=銃、9割=カンフーで戦うという、ジャッキー版『雑なスピード2の様相を呈する。
シティーハンターといえば銃だが、このシティハンターでのメインウエポンはトンファー、物干しざおみたいな棒、椅子である。…っていつものジャッキー映画じゃねえか!と言われれば俺もうなずくしかない。
そして、ジャッキー同様、原作の香、冴子と言い張るキャラ、映画オリジナルである香港版とんねるず、馬鹿を極めた香のいとこ、前髪をやたら吹かすギャンブラー、船を占拠する『ビックマック』ことマクドナルド大佐、その部下にしてこの『シティーハンター』の他に「北斗の拳」「鉄拳」という地雷の実写版映画になぜか出演しまくってるゲイリーダニエルズ扮するキム、そして特別出演(!?)のブルースリー。
こうした面々が馬鹿な話の展開を盛り上げていくのであった。

俺が本作を見たのは確か地上波のゴールデン洋画劇場にて、小学生位の時分だったが、「ジャッキーチェン+シティハンター」という構図に、「やった!!盆と正月が一気に来たようなもんだ!」と思わせるインパクトはあった。
そして、鑑賞後、ガキの俺に「この作品は間違いなくバカだな!!」と言わせる説得力があった、という意味でも、この作品がいかに破壊力を秘めているか分って頂けるだろう。

で、最初に言った、おいおい説明するといった、ストリートファイターの映像を忠実再現したシーンだが、遼とキムがゲーセンで戦っているシーンで始まる。唐突に。
え!?どういう展開なんだよ?」と問われれば「さあ・・・・としかいいようがないが、それが事実だ。というか、この映画は全体が終始こんなノリだ!
全然説明になってねえなぁ、こりゃあ!!
とにかく、シティーハンターなのにエドモンド本田、ガイル、ダルシム、ケン、春麗を無駄に忠実な再現で登場する。
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↑エドモンド本田の百烈張り手VSケンの弱(!?)パンチの図
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↑レジェンドオブチュンリーを超える、竜巻旋風脚VSスピニングバードキックの図。

日本向けのサービスシーンなのかもしれないが、なぜそれを原作ファンに向けてやれなかったのかという想いを改めて抱く。
だがヴァンダム版春麗よりジャッキーの春麗のが可愛いのは揺るぎない事実だ。
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↑意外に足が綺麗。

というわけで、原作の設定を無視した結果、予想以上に暴走した本作。
馬鹿検定1級を受けると思ってDVDをみてもらうのが一番早い話であろう。500円だし。
「こんなんシティハンターじゃねえ」と周りに言われようと傑作だと俺は思っている。
一応、このブログも明日から真似したくなる男の映画なので、それに関連して一言言うとすれば、この全方位的な開き直りに近い、馬鹿のストロングスタイルを見ると、男なら明後日の方向に走る勇気も必要だ、と思わせる、明日から真似したくなる映画である。
・・・って、いつも以上に適当な終わりだな、おい!!


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