明日から真似したくなる漢の映画

男子総草食化が叫ばれる、昨今。
男なら明日から真似したくなる映画を紹介していきます。
たとえ真似したところで、明日が全然変わらないにしてもだ!


テーマ:
かつて童貞だったころ。

いつか童貞を失う時にやりたいことがあった。
それは、一発終わったあとにベッドでタバコを吸い、寝てる女に10万円をぶん投げて、ティアドロップのグラサンをくいっと指で押し上げて、部屋を出る。

まったく、そこに至る経緯を考えずに、事後を考えるというのが童貞特有の思考回路だな~と今となっては思うのだが、そんな間違った価値観を抱いてしまったのは、ある俳優の映画が原因だった。

松田優作の「蘇る金狼」

オスだかメスだか分からん俳優が多い、昨今、「どう見てもこの人はオスだ!!」というのが分かる俳優である。


松田優作と聞くと、「何じゃこりゃー!!」の人と思われがちだが、松田優作業界(?)では死んだ目つきで、「ねえ、ジュピターには何時に着くの?木星には何時につくんだよ・・・木星には何時につくんだ・・・(ガクッ。。)」のモノマネがメジャーである。
そのモノマネの出所が、この「蘇る金狼」。


好きなバイクでブログをやろうと思ったのですが、全然ツーリングとかカスタムもせずに放置プレイだったので、こうなったら、備忘録も兼ねて、好きな映画でブログを書こう!!ということで、第一弾は松田優作の映画「蘇る金狼」を紹介しようと思います。


「刺すような毒気がなければ、男稼業もおしまいさ」
1979年、松田優作主演の「蘇る金狼」の公開当時のキャッチコピー。
そんな事を言われたら、僕などは男稼業を開店休業もいいところである。
ベッドでタバコを吸い、10万円なげる所か、今は真っ先に事後はティッシュを手渡し、しっかり精算機で宿泊代1万5千円をきっちり払うつまらん男になってしまった。
現実とは悲しいものである。
それでも、忘れられない言葉として、僕の中で残っている。

かつて中学生だった頃。
巷に溢れるラブソングや人生の応援歌は信じられない。
かといって、ボンタンを履いてリーゼントにするほど悪くもない。
おたくといわれる人ほど、アニメやゲームにもこだわりをもてない。
ごく一般的な人間の反面、思春期特有の多感さは罪だ、と思うような、典型的な中二病だった僕は、悶々とした日々を送っていた。

どうにも晴れないモヤモヤを抱えたまま、その日も馴染みのツタヤへニコラスケイジのB級アクション「コンエアー」を借りに行った。
新作のため、ビデオは全部貸し出し中。
このまま帰るのももったいないな~と思った矢先、ツタヤの棚の端にある、ボロいビデオのパッケージが目に付いた。

黒いレザーのツナギに、アナーキーなほどのパーマ。
片手にはリボルバー。
そして、今だったら間違ったオシャレさんがしているような、ティアドロップ型サングラス。
タイトルは「蘇る金狼」。


「コンエアー」の不自然なロン毛とタンクトップのニコラスケイジより数倍カッコイイ、ビデオジャケット。
そのパッケージに僕は心をカツアゲされてしまった。
僕は早速、家に帰り、一人でビデオデッキにて鑑賞を始めた。

それまで見た映画は勧善懲悪、予定調和のものばかりだったが、この映画は僕の常識を覆した。

普段は従順な会社員の主人公が、会社を乗っ取る為に、手段を選ばず、たった一人で悪の限りを尽くす。

盗んだ金を麻薬に変えるために、売人を躊躇なくぶっ殺し、やくざを敵に回す。
上司の女をナンパし、麻薬で籠絡。
会社の弱みを握り、それをネタにひたすら裏の出世道を突っ走る。

別に誰かのために、とか復讐とかではなく、あくまで目的は自分の野望の為!!

鑑賞後、何かヤバイものを見てしまったという感覚と、それまで天然パーマがコンプレックスだったのだが、松田優作の思い切りのいいカーリーヘアを見て、「うん、天パも悪くないな!!」と根拠のない自己肯定をできる、強烈な印象を抱いたような気がする。

特に麻薬に酔った風吹ジュンをバックで犯しながら、朝飯を食うシーンは、もはやギャグすれすれの名シーン。

会社の重役を脅した後、入口の警備員に通りすがりに言う「おい、あしたからヒゲ剃ってこい」(おそらく松田優作のアドリブ)

ガルウイングの真っ赤なカウンタックを買い、車について丁寧に説明する営業マンに「あ、いい、いい。帰っていいよ。」「いや、まだ車の説明が・・・」「帰っていいって。帰れよ!!おい!!」と唐突にキレる松田優作のシーン。

男として生きるなら、一度は真似したい名シーンである。

中学生だった僕にはひとつ疑問が残った。
タイトルの「蘇る金狼」とは何だったのか?
最近の映画でいえば、「もし野球部のマネージャーがドラッカーを読んだら」で、前田敦子がどこら辺でドラッカーの経営哲学を活かしたのか?位に内容とタイトルに対し、ぼんやりした疑問を抱いたのだが、キャラのカッコよさにやられた僕にとってはどうでもよいことだった。

結局、それから無事「コンエアー」は借りたものの、飛行機を降りた時、長髪を風でなびかせるニコラスケイジしか記憶に残っていない
見てから、恐らく15年ほど経つが、未だに僕は松田優作にシビレている。
真似したいと思うものの、僕はいまだに女性に十万円なげつけて部屋を出る事が出来ない。
明日から真似したくても、誰にも真似できない男、それが松田優作なのである。

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