15日午後4時5分ごろ、福岡市中央区那の津3の須崎ふ頭で、作業員が「人の頭のようなものが浮いている」と福岡県警博多臨港署に通報した。駆けつけた県警捜査員が頭部を確認した。博多湾内では3月15日~4月14日、3カ所で福岡市博多区堅粕(かたかす)の会社員、諸賀礼子さん(32)の切断された遺体が見つかっており、福岡県警は頭部が諸賀さんの可能性があるとみて、DNA型鑑定で身元の特定を急ぐ。

 県警によると、見つかった頭部は首の下部から上。性別は不明。目立った外傷は確認されていない。

 現場は4月14日に首から腹部までが見つかった場所のすぐ近く。

 頭部が諸賀さんの遺体の一部と確認されれば、見つかっていないのは両足だけになる。

 諸賀さんは3月5日、勤務先の製薬卸会社を退社後、連絡が取れなくなった。親族が7日に県警に届け出た。県警が調べたところ、室内に財布やバッグが残され、窓ガラスが内側から割れていた。室内では血液反応が検出されておらず、県警は諸賀さんが何者かに連れ出されて他の場所で殺害され、遺体を切断されて遺棄されたとみている。【島田信幸】

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