ユーザフォルダを丸ごと(/.mozillaや/.SpiderOakなども含めて)RAMディスク上で使うことでかなり高速化できると言うわけで、こちらの記事と、最近のバージョンのUbuntuでは編集するファイルが一部違うと言うことでこちらも参考に、Lxubuntuより格段に遅い(USBに入れてる私の場合です)Mint12でやってみました。
USBで普通に使うMintはHDDのVistaの調子が悪いとき並みに遅いんですが、RAMディスク利用でとてつもなく速くなりました。Lxubuntuよりも軽快で気分はすっかり赤い彗星です(ノ゚ο゚)ノ
実メモリは多いに越したことはないですが2GBも有れば十分実用レベルじゃないかと。

LinuxだとWindowsと違ってGUIで設定できるRAMディスクのアプリというのが無いらしいです、と言ってもGUIでできないだけで必要な機能は元々入っていて、設定の仕方もそれほど難しくはないです。(少なくとも私の横着アレンジでは)

RAMディスクと言うか厳密にはRAMディスクとは別物(だそうです)のtmpfsを利用します。tmpfsとは容量が動的に変化するRAMディスク的な物ということです・・・

Windowsで使えるRAMディスク作成アプリのように、

1電源を切ると消えてしまうRAMディスク上のユーザフォルダを消えない場所に自動で退避してからシャットダウン

2電源ON時にその退避先のユーザフォルダをRAMディスクに自動で復元

と、この二つをrsyncでやります。
rsyncについて

もしpreload入れてる場合はメモリも消費するし使うまでもなさそうなので削除して良いでしょう。

それとWebDAVのdriveeなどをユーザフォルダ内にマウントしてる場合はその状態ではどういう挙動になるかわからないのでRAMディスク化しない場所、/home/直下に変更しておいた方が良いと思います。
・・・やり方

 ユーザフォルダを/home/oreoreとして・・・

電源OFF時のユーザフォルダ退避先をハードドライブ上に作る

sudo mkdir -m 777 /home/oreoreB

/home/oreoreの外側に作るわけでパーミッションとかがもし何かあれだと嫌なので-m 777付けてます。(自分しか使わないし)


電源OFF時に消えてしまうtmpfs(RAM上)の/home/oreoreから退避先(ハードドライブ上)の/home/oreoreBへ同期
/etc/init.d/umountfsを編集

 stop)とdo_stopの間に一行

stop)
/usr/bin/rsync -a --delete /home/oreore /home/oreoreB
do_stop


起動時に/home/oreoreをtmpfsでマウントする設定
/etc/fstabを編集

tmpfs /home/oreore tmpfs defaults 0 0

↓こっちはすでにやってある人も多いと思いますが/tmpもtmpfsにする場合はもう一行

tmpfs /tmp tmpfs defaults 0 0


起動時に退避先の/home/oreoreBからtmpfsの/home/oreoreへ同期
/etc/init/mountall.confを編集

 post-stop scriptの下に一行

/usr/bin/rsync -a /home/oreoreB/oreore/ /home/oreore

(もともと空っぽの場所へ同期するので--deleteオプションは不要)


設定後、とりあえず再起動して使ってみたところ、しっかり何でもサクサク軽快に動いてくれて問題なさそうに思いましたが、設定段階で私がちょっと横着して元ネタの人が「リカバリーモードで」と言ってるのにリカバリーモード使ったこと無いからって通常モードでやったり「ユーザフォルダを退避先にムーブして・・・」と言うのにtmpfsでマウントしたら自動的に消えるだろうとその過程を飛ばしたりしたせいかわからないですが、後でこのMint(終了してる状態)のUSBをLxubuntuでのぞいたらRAM化したから中身が消えてるはずと思った/home/oreoreが妙な状態で残ってました。(設定作業時に消したはずの/home/oreore/driveeフォルダが残っていたり、でも退避先には/home/oreoreB/driveeは無かったのでumountfsの編集は間違っていないようです)で、このままだと無駄にストレージ容量をとられてしまうので、そのLxubuntu上でMintの/home/oreoreの中身をごっそり削除し(←削除は退避先にしっかりrsyncできているのを確認してから、かつ起動していない状態で)その後、正常に使えるかを確認しました。どうやら大丈夫そうです、でもなるべくなら元ネタの人の言う通りにしたほうが良いかも。

ちなみに、そこに載っていたFirefoxのCacheを保存しないための設定はしなくても、Firefoxの設定で終了時に消去する項目を指定するか、about:configでメモリ・キャッシュを有効にし、ディスク・キャッシュを無効にすれば同じことですね。私はあえて消さないですけど。(その後、キャッシュ消さずに使用は2~3日でやめました、サイズをある程度制限しなければならない環境だしメリットは無い感じですね)


起動するとき、シャットダウンするとき、それぞれに同期する作業が加わる分有る程度は時間が余計にかかることになりますが、どうしても必要ってことでなければ動画や音楽など容量が大きいものはRAMディスクに含まないほうが(/home/直下にそれ用のフォルダを作ってそこへ入れておくなど)そう酷く遅くならずに済むと思います、容量にもスペックにもよりますが。
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