おはようございます!

さんくるです。

 

さて、昨日のつづき

心停止により、がん細胞が殲滅したとして

果たして手放しで喜べるものかというと

う~ん

と唸らざるを得ない。

 

自分の病理結果を

Adjuvant!Onlineに入力すると

トリプルネガティブ乳がん

「化学療法をすれば」10年再発率は32%

であるが

 

私の心臓の場合に該当するステージ3で

薬剤性で心室から心房への逆流が起こり、

肺水腫に至ることで呼吸困難を呈す

拡張相肥大型心筋症のレベル5グレードBの

無治療での5年生存率は25%

ベーター・ブロッカー剤の継続服用で

75%まで改善する。

 

とは言え心筋症ガイドラインを見ると以下のような報告もある。

心筋症の予後に関しては有病率以上に情報が少ない.様々な治療法が組み合わされて予後を改善してきている ため,心不全患者についても既に自然歴は不明である.まして,心筋症に限った自然歴は調査不能と思われる.一般の心不全患者においては上記のコホート研究のうち 入院患者を対象としたもので1年生存率がFukuoka study24) 8.3%,北里大学25) 13%,CHART26) 7.3%,JCARE-CARD28) 8.3%となっており,比較的最近の治療のもとで概ね8%前後で推移している.

心筋症ガイドラインについては下の方にリンクあり

 

心房細動の合併がある場合の

心不全入院患者の1年生存率は8%

これを潜り抜けても

診断されてからの5年生存率は54%

10年生存率は36%

 

えー……

で?

それ

喜ぶべき?

悲しむべき?

 

って言うかあたし生存率に入ってていいの?

どうなの?

 

戸惑うワタクシ。

 

 

ともあれ、化学療法中の方には下記を頭の片隅にでも置いておいていただき、ぜひ心臓にも気をつけていただきたいと思う次第。

 

心筋症ガイドラインから引用

13)薬剤誘発性心筋症 薬剤によって引き起こされる心筋障害により心筋症を呈するのが薬剤性心筋症の基本病態である5).ドキソルビシン心筋症には,急性毒性と慢性(遅発性)毒性が存在する.心筋障害を来たす薬剤としては,アントラサイクリン系のドキソルビシン(アドリアマイシン)やイダルビシン(イダマイシン),アルキル化剤のサイクロフォスファミド(エンドキサン)やイホスファミド(イホマイド),代謝拮抗薬のクロファラミン,微小管阻害薬のドセタキセル(タキソテール),チロシンキナーゼ阻害薬のトラスツズマブ(ハーセプチン),スニチニブ(スーテント)などがある.心筋に対する障害が強く,広く使用されている代表的な薬剤はドキソルビシン(アドリアマイシン)である.慢性毒性は蓄積性の心毒性であり,総投与量に比例して出現する.体表面積(m2)あたりの総投与量が400mgで3~5%,550mgで7~26%,700mgで18~48%の患者が顕性心不全症状を呈する.
最終投与日から10年を経過しても発症するとされているが,通常は投与後3か月を中央値とした期間内に発症することが多い.光顕では心筋細胞の変性,間質の浮腫・線維化がみられ細胞質の空胞変性,ミトコンドリアの変性が認められる.

 

 

すごいねすごいねミトコンドリア変化しちゃうんだよ

そのうち蛙になるかもよ

 

 

 


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何日残ってるかなんて誰にもわからないんだよん。

凹んでる時間はもったいない!

がんばろーd(@^∇゚)/ファイトッ♪

 

いつもありがとうございます。