第四回のテーマは無課金者。つまりミントを一切使わずに英雄国を堪能してる人達が実はしっかりMgame国に貢献してるという事について書きます。


英雄はご存知の通り基本的にプレー料金は無料で、課金アイテム制をとっています。課金アイテムを買わなくてもプレーできますよね。

ならばMgame国は英雄国の住民が一切Mgame国の特産物課金アイテムを買わなくなったら大打撃となります。それは説明するまでもなく、儲けが無くなるからです。Mgame国は他にも植民地をもってますが、数多くの植民地の中でも英雄国の利益が一番高いと聞きます。となると課金アイテムを一切誰も買わなくなった時英雄国は滅亡してしまう訳です。植民地としての意味がなくなり管理費の方が高くつくからです。


だから英雄国の中で無課金者は英雄国の存続にとってなんら貢献しないふとどき者だ~~~!と言われてもしかたないかもしれません。英雄国への愛国心はないのか!とかwそれは一見正しい意見に感じます。ミントを買わずにのうのうとプレーして、一体誰が英雄国を支えてると思ってるんだ~!と。それでいて課金売りをして強くなる人に対し、一部の無課金者は反発心を抱いていたりしますので、余計こういう課金者の気持ちが高ぶるのもまた仕方ありません。

そういう意味で英雄国内問題には課金者と無課金者の対立が密かに存在してます。

無課金者は課金強者を軽蔑し、逆に課金強者はその強さを誇る!w


ところが!!こういう対立は全体の構造が見えてないから沸き起こる対立なのです。ホントは無課金者もMgame国にしっかり貢献してるのです。勿論高額課金者になる程英雄国存続の為に貢献してるのはいうまでもありませんが・・。


何故無課金者がMgame国に貢献してるのか?それは間接経済という言葉で簡単に説明できます。無課金者(ミントを一切買わずにプレーする人)でも英雄国通貨「両」を使って長安市場で課金アイテムを買いますよね?一切課金アイテム自体を使わずにプレーして強くなってる人などありえません。鱗も幸運符も金槌も使わずにLV80まで頑張った人なんて聞いた事ありません。ごく一部には居るのかもですが。無課金者も課金アイテムを間接的に買ってるのです。


これが何を意味するのか?!


つまり無課金者も課金アイテムの需要を高めるのに役立っているのです。第二回で説明しましたが、需要が下がると課金アイテムの相場が下がっていきます。また需要があるから課金者は現在の値段で課金アイテムを売る事が出来ます。無課金者が需要を増やしてくれるから符1枚10Mで売れるのです!

無課金者がいなくなれば皆が自分で使う課金アイテムを自分で買う事になります。そうなると長安市場で課金アイテム売りそする人がいなくなります。売っても安い値段でしか売れないからです。つまり課金売りのメリットが無くなってきます。

逆に無課金者が増える程課金アイテムの相場は高くなり、課金強者の利益も上がります。少しのミントで多額の両が手に入るって事です。

同じく課金露店売り商人が大幅に減るとこれまた供給が減るので課金アイテムの値段が暴騰(相場があがる)します。暴騰すればまた、こんなに高くで課金アイテムが売れるのならと、課金売りしようとする人が増えます。そしてある程度の値段で落ち着いてくるという事ですね。だからそう言う意味で、課金者は無課金者のお陰で高い値段で課金を売る事ができるし、課金売り強者がいるお陰で無課金者も課金アイテムを使う事ができる訳です。

結局は相互依存関係ですね。


一般的に課金を多くする人程社会人の割合が増えるでしょう。逆に無課金で頑張る人程学生や未成年だったりしますね。


社会人は一般的に時間が足りない。

学生は一般的にお金が足りない。


そこで社会人はお金で時間を買い、学生は時間でお金を買う。そいう形ができています。そしてその両者ともホントは対立関係にはなく、相互依存関係で恩恵を受けている訳です。どちらもお互いのニーズ(欲求)を満たしてるんですね。


それから無課金者でも高LV者になる程、そしてIN率が高い程、白虎印や四神印を買う訳です。これも大きな間接経済なんです。

間接的に毎月3000円前後の経済効果を生んでいます。課金売り屋は貿易商社と同じです。皆誰でも貿易商社に簡単になれますが、資本が無いと大量仕入れ出来ませんよね。だからそういう人は時間に余裕がある場合が多い為、英雄国内で労働して大資本家の貿易商から英雄国内で両を使ってMgame国の特産物である課金アイテムを買う訳です。もし無課金者が自分で課金するようになれば、大資本家の大量課金売り者は買ってくる量を減らします。何故なら売るメリットが減るからです。だから英雄国は簡単には潰れません。無課金者が増えれば高額課金売り商人も増えます。となるとMgame国の収益は結局大して変化しません。

Mgame国も多分この事を良く理解しています。他の植民地では老若男女変わらず一定の税額を毎月納めるシステムの所もたくさんあります。そういう植民地では自ずと資金力のない人(学生など)は締めだされて行く傾向にあるのです。それでいて資金力のある人もそれを生かす事ができません。そういう植民地ではより面白いゲームで無いと亡命者が後を経たず崩壊せざるを得ません。

その逆に英雄国は資本力の低い人も囲い込み、英雄国内で働けば課金アイテムを買う自由を与えられています。こう考えれば無課金者もMgame国にとっては大事なのです。元来お金を落とせないタイプのユーザーも取り込める分月額制よりユーザー数を増やせて収益効果があがるのです。高額課金者もまた彼等の労働で得た両やアイテムを課金アイテムを売る事で買うので、社会人で忙しく英雄国内であまり長く働けない分を補う事ができます。


だからこれを読んだ方は是非英雄国内における課金者・無課金者の対立に終止符を打ちましょうw

お互いの存在がお互いを支えているのだと理解しましょう~!w


さて、次回(第五回)のテーマは【英雄国最大のタブーRMTの分析】ですw


UPは20日23時です。お楽しみにw


とにもかくにも今回はこの辺りで失礼します^^