昔の千葉テレビは微妙?

https://netallica.yahoo.co.jp/news/20170612-71653521-bchive

 

ん〜今みたいにようつべなんか存在してなくて手軽にPV観られる環境じゃなかった当時は「テレジオ5」は重宝してたんだけどなぁ。 それを「微妙」と言うなら今の千葉テレビだって昔のドラマやアニメの再放送だとか韓流ドラマばっかじゃん。

 

ま、「地方あるあるネタ」で受けを狙うのもセンスが要りますね。

 

ちなみに20年前の千葉テレビは『テレジオ5』の他にも『レッツゲットロック』とか意外と音楽番組が充実していて、洋邦問わずロックにハマったばかりの中学生の俺にはありがたかった。

 

キャプテン和田誠氏が司会の『レッツゲットロック』は、公開収録を観に行ったこともあるぞ。その頃日本進出を始めたばかりだった「イヤーエイク(言わずと知れた英国の激音系レーベル)」の小冊子をお土産に貰った。

 

ちなみに当時、キャプテンがかけていたガリベンみたいな黒縁メガネが、なぜかうちのクラスでけっこう話題になっていた。

 

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正直、期待外れでした。

そもそも『デスメタルアフリカ 暗黒大陸の暗黒音楽』(パブリブ)という本は、著者のハマザキカク氏による身も蓋もないレビュー(例:美人キーボード擁する退屈極まりないゴシック!)だとか、現地バンドマンの斜め上な言動が面白いのであって。

取り上げられているバンドの大半はただのB級メタル(「デスメタル」ですらない)か、それ以前のアマチュアだから音楽自体に面白味があるわけじゃないんだよね。

たとえば代表格(?)のSCRATCHは、あのブラック・メタル風のいわゆるコープス・ペイントで泥臭い歌謡ロックを演っているというギャップがおかしいわけだけれど、そのおかしさを楽しむには、やはり相応にメタルの知識が必要。そうでなければプログレのOSANNAと比較するという的外れな感想になるのは仕方がない。

あとベスト10は多すぎで、SCRATCHを5位に格上げしてベスト5にしたほうがインパクトを残せたのでは。またインパクトの面ではAFRICAN DOOMHAMMERを取り上げていないのも腑に落ちない。

(……とツイッターで呟いたところ、ハマザキ氏から「(AxDxは)曲が長すぎる上にPVも作られていないので見合わせた」との解答をいただきました)
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「BURRN!」の今月号(2013年3月号 シンコー・ミュージック)に、当ブログでも取り上げた昨年12月22日のALDIOUSワンマン・ライブのレポートが載っているというので立ち読みしたところ、当日のアンコールで披露された新曲バラードのタイトルが判明した。


『菊花』


本文中ではRe:NOが17歳の時に作ったと書かれていたが、元々は推定少女のラスト・ライブで、【Rino】がアコギの弾き語りで独奏した曲である。


2006年03月25日 推定少女『フレアイ☆イベント FINAL』


公の場ではそれが初披露だろう。ソロに転じた後も、推定少女時代に自作した『ヌリツブサレタジジツ』や『イバラの道(未音源化曲)』と共にレパートリーに加えられていたようだが、私が聴いたのは6年前の1回きりだ。


ホテルの地下のカラオケボックスで、50人ほどの客を前に、ところどころつっかえながら奏でていたあの歌が、今や渋谷O-EASTという大舞台で、あれほどまでに立派な形に昇華された。



ALDIOUSワンマン@渋谷O-EAST

テーマ:
すでに周知のとおり、昨年8月、「嬢メタル」ブームの中心的存在であるガールズ・メタル・バンドALDIOUSの新ヴォーカリストとして、元「推定少女」のメンバーでファッション雑誌「KERA」の読者モデルのRe:NO(推定少女時代は【Rino】)が加入した。

 

2005年の推定少女解散以降、ソロやバンドの活動を通し、インディーズの世界で独自の音楽性を模索していたRe:NOであるが、メジャーで活動していた頃に較べるとやはり精彩に欠ける感は否めず、正直なところあまり興味がもてなかった(なお、今のところ推定少女の活動については「黒歴史」として“なかったこと”にされており、これはALDIOUS加入後も変わっていない)。


しかし、まさかヘヴィ・メタル・バンド、それも今や「嬢メタル」の枠を越え、日本のメタル・シーンを牽引するバンドの一つとなったALDIOUSに加入するとは……。


このあまりの“仰天人事”をTwitterのTLでたまたま目にしたとき、我が目を疑わずにはいられなかった。推定少女時代にも激しめの曲はあったとはいえ、ライブではカラオケだったし、しかも相方のLissaとのツイン・ヴォーカルだった。Re:NOとメタルのイメージが、どうしても結びつかない。


もっとも、ALDIOUSというバンドについては、音源が出るたびにいちおうはチェックしていたものの、前任ヴォーカリストの一本調子な歌い方に魅力を感じられなかったこともあり、こちらも特に思い入れのある存在ではなかった。


それでもRe:NOが加入したとあっては話は別だ。Ozzy Osbourne脱退後のBLACK SABBATHにRAINBOWのRonny James Dioが加入した時の衝撃も、おそらくこのようなものであっただろうか(もっともロニー時代のサバスは大嫌いですが)。


ALDIOUSは今や押しも押されぬ人気バンドであり、ライブもファンクラブの優先予約を利用しないかぎり良い場所を押さえることは難しい。Re:NOの“第二の人生”を応援すべく、私はファンクラブに加入し、初音源となるシングル『WHITE CROW』発売に伴うワンマン・ツアーのファイナルにあたる渋谷O-EASTでの公演に参加した。


整理番号は16番。下手側ではあるが最前列を確保できた(ちなみに推定少女のライブではけっきょく一度も最前列を取ることができなかった)。


ツアーでは各公演ごとに同じ事務所に所属する「嬢メタル」バンドが前座につき、この日はCYNTIAが登場した。


しかしのっけからバラードという選曲で出鼻を挫かれ、続くアップ・テンポのナンバーも印象に残るものではなかった。華美な「アゲ嬢」のイメージを売りにするALDIOUSと異なり、バンド自体のコンセプトや各メンバーのキャラクターが曖昧なところも弱点といえる。そうこうしているうちに、昼間に食べた穴子天丼の油が重すぎたのか、だんだん腹の具合が悪くなってきた。たった3曲で切り上げたのがせめてもの救いだ。


その後も胃の不調は続き、よっぽど退出しようかとも思ったが、会場の暗転とともにSEが鳴り響き、ALDIOUSの面々が一人ずつステージに出てくると、具合の悪さも吹き飛び歓声を上げていた。


「アゲ嬢」スタイルのYoshi(Gu)とAruto(Dr)、ロリータ系のトキ(Gu)、メイド服姿のサワ(Ba)、そして漆黒のロング・ドレスを纏ったRe:NO――メンバーの一人一人がスターとしてのオーラを発散している。


1stアルバム『DEEP EXCEED』からオープニングの静かな前奏曲を省き、いきなり『LUFT』で激しく攻め立てる。インディーズ時代のXを思わせるスラッシーなファスト・チューンだ。


そして気になるRe:NOの歌だが、結論から述べると予想以上にしっかり声が出ていた。


先述のシングルでは、自己のキャラクターとALDIOUSの世界観とのギャップにまだ戸惑っている印象も受けたが、その後何度か共にライブを重ねたことで、ようやく声がバックの音になじんできたのだろう。


ソロで地道にキャリアを重ねてきただけあって、その声には透き通るような美しさだけでなく陰影が備わっている。『ULTIMATE MELODIOUS』『DEFENDED DESIRE』そしてシングルにも収録された『DEEP』など代表曲の数々が、次々にRe:NOの色に染め変えられていく様は圧巻だ(ただし前任者時代のシングル曲『MERMAID』は演奏されず)。


とくにアンコールで披露した新曲のバラードが絶品。もともと優しくしなやかな声質なので、推定少女時代もバラードがとくに秀逸だった。また先述のとおり本編ではイメージ・カラーの黒を基調としたドレスを纏っていたRe:NOだったが、アンコールではウェディング・ドレスを思わせる純白の衣装にチェンジ。このあたりもさすがにファッションモデルらしい気配りといえる。


ただ、MCは相変わらず苦手のよう。時々「シブヤーッ!」などと掛け声を入れるのを除いては、喋りはほとんど他のメンバー、主にトキとArutoの漫才のような掛け合いに任せっきりだった。そのせいでフロントマンでありながらメンバー中でいちばん影が薄い印象を受けてしまう。アンコールでの長い一人トークにも緊張が窺えた。


思えば推定少女時代もLissaがリードする横で相槌を打つのが【Rino】のスタイルであった(ツービートにおけるきよし師匠のポジション)。けっきょく長所も短所も推定少女時代のままというのが、なぜだか嬉しかったり……。


いずれにせよステージングについては課題が残るものの、今のRe:NOはALDIOUSのヴォーカリストとして、じゅうぶんにその役割を果たしていると言えるだろう。そしてこれまでは正直言って良い聴き手ではなかった私も、今のALDIOUSなら胸を張ってファンを名乗れる。