桜の草木染め
桜の枝を煮出し、染液を作ってから 2ヶ月半
やっと、染色する素材を見つけました
今回染めるのは、リネン(麻)100%の 薄手のリネンガーゼ
草木染には、繊維によって染まりやすいものと、そうでないものがあります
●染まりやすい素材
シルク(絹)・ウール ・・・ 動物性のタンパク質繊維
●染まりにくい素材
コットン(綿)・リネン(麻)など
・・・ 植物性繊維は、染まりにくいが豆乳などに浸けて下処理をすることにより
ある程度染めつきがよくなる
≪ 精錬(せいれん) ≫
素材の汚れや不純物を取り除く作業、染める前に素材をキレイに洗います
中性洗剤でしっかり洗い、乾かす
≪ 下処理 ≫
コットンやリネンなどの植物性繊維は、染まりにくいため下処理を行います
精錬した素材を「無調整豆乳」に1~2時間浸け込む
※染まりやすいタンパク質を繊維に染み込ませるため 豆乳や牛乳に漬け込む
牛乳は臭いが気になるので、豆乳に浸けこみました
(4時間程浸け混んだ)
よく絞り、乾かす
≪ 媒染(ばいせん) ≫
植物から抽出した色素と繊維を結びつけ、色素を定着させます
媒染剤を使用しなくても染められるが、媒染することで繊維に染めた色素の色止め効果や
化学反応による発色効果があります
媒染剤の種類や濃度、染液に浸す時間によって、染まる色が変わってきます
●媒染剤
みょうばん媒染、鉄媒染、アルミ媒染、銅媒染など
桜の草木染めに適している媒染剤は 『椿灰』
植物を燃やした灰は、最も古くから使われている媒染剤
中でも、椿は燃やした灰にアリミナ(酸化アルミニウム)が多く含まれるため
赤や黄色の色をより鮮やかに発色する効果があるそうです
椿灰を作るには、8月から9月頃 枝葉を切り 生のまま燃やします
できるだけよく燃やし、白灰にする
今回は、我が家の剪定した椿 (3月)を灰にしてもらいました
火を着けると、とにかく煙がすごい・・・
父が七厘を使い、少しづつ灰にしてくれました
(ありがとう・・・)
椿灰に水を入れ、一晩置き
その上澄み液を 媒染剤として使用します
≪ 媒染の順番 ≫
媒染は、素材によって順番が変わってきます
●先媒染(さきばいせん) 染る前に媒染を行う → ウール
●後媒染(あとばいせん) 染めた後に焙煎を行う → 絹・綿・麻
下処理をした 素材を1時間程水に浸けたら・・・
いよいよ染色開始です!
大きめの鍋に湯を沸かし、原液を入れます
染液が60℃になったら、素材を入れて・・・
60℃の温度を保ち 20分間 煮込む
どんな色に染まるか、ドキドキです
媒染をし、水で洗い乾燥させる
さて・・・染め上がり♪
きれいなピンクに染まりました♪♪
3パターンの媒染方法を試してみました
↓ 左から
①後媒染 (椿灰) : 原液 お玉4.5杯
②後媒染 (椿灰) : 原液 お玉3杯
③先媒染 (椿灰) : 原液 お玉3杯
初めての 『桜染め』
きれいで、やさしい ピンクに染まりました
自分の生まれ育った土地に育った 桜
我が家の庭の 椿 を使っての 『桜染め』
染液作りから染色まで とっても時間と手間がかかったけど・・・
その分 とっても愛おしい ♪
文句1つ言わずに、手伝ってくれた家族に感謝です
ありがとう・・・
来年もまた、キレイな桜染めできたらいいな(^^)














