頭痛の前に起こる、キラキラ、ギラギラは閃輝暗点(せんきあんてん)といいます。
一般的に知られてなく、また突然見え始めるので、初めての経験ならかなり驚くはずです。
いろいろなパターンがあるそうですが、僕の場合はキラキラが見え始めてから30分後に痛みで動けなくなるようなパターンでした。
Wikiに閃輝暗点のページがありますが、閃輝暗点を未経験の人には、コイツの厄介さが分かり難いと感じました。
閃輝暗点は偏頭痛の前におこる前兆で、一時的な視覚障害です。
ふつうは大丈夫なのに、突然でてきます。
偏頭痛のシグナルのようなものです。
閃輝暗点は未経験の人には、幻覚とさえ思われることがあります。
例えば仕事でパソコンを使っていて、隣の人が「目の前にキラキラしたものが見え出した」なんて言ったらどう思います?
ふつうは「目薬させば?」とか、「コンタクト変えたら?」とか言われるでしょう。
何度も起これば、「コイツとうとうおかしくなったか」と思われるかも(汗)
それで未経験の人にも分かるように、閃輝暗点の様子を、時間別に分けて画像にしてみました。
画像編集の経験がないので、画像の質についてはご容赦ください。
閃輝暗点でよく見えなくなった部分をモザイクにしています。
またこれは1例にすぎません。
僕は毎回違いましたし、他の方のはもっと違っていてもおかしくありません。
では閃輝暗点の前から、時系列にどう見えているのか、画像を使って説明していきますね。
まず、閃輝暗点前です。
閃輝暗点が始まりました。
中央に白いドットが見えますか?
キラキラしたものが見え始めました。
偏頭痛が始まったかと、冷や汗をかく瞬間です。
閃輝暗点開始の1分後です。
だんだん大きくなってきました。
閃輝暗点の10分後です。
白いドットがあったところが、ボンヤリしていきます。
閃輝暗点の15分後です。
白いドットが左下に移動していき、ボンヤリも広がっていきます。
この辺からは正面が見えないので、横目で見るようになります。
正面が見えないので、仕事になりません。
閃輝暗点の20分後です。
左半分が持ってかれました(誰に?)
痛みと吐き気と脂汗が出てきます。
閃輝暗点の30分後です。
もう目を開けるのさえしんどいです。
歩くのがツラく、呼吸も荒くなります。
これから6時間くらい死にます。
「もういっそ殺してくれ」という気分です。
僕が経験する閃輝暗点を画像にしてみました。
偏頭痛を知らない人に説明するときの一資料として使ってもらえばと思います。
それにしても画像処理の技術が無さすぎです(笑)
イラストレーターの方は石を投げないでください。
あなたの閃輝暗点はどんなパターンですか?
あなたの偏頭痛が1日でも早く治りますように!
(薬を飲まずに偏頭痛を治したい方はこちらへ)
追加:
閃輝暗点の様子を表現した動画を見つけたので転載します。
この動画で言うと、30秒すぎくらいの状態になると気分が悪くなり、40秒過ぎの状態では頭がガンガン痛くなってます。
閃輝暗点は消えていきますが、痛みはなが~く続きます。