高知県香美市土佐山田町『甫喜ヶ峰』 防空監視哨:聴音壕 其の2

2014年04月04日 テーマ:『高知戦争遺跡』 聴音壕

『高知県戦争遺跡』 防空監視哨:聴音壕 6


高知県香美市土佐山田町、甫喜ヶ峰 防空監視哨:聴音壕 其の2

音壕とは…

簡単に説明すると、戦時中のものであり、在所は、山頂など見張りに適し、周囲に邪魔になるようなものがない所に造られた防空監視哨付帯施設となります。

その用途は、敵航空機飛来をいち早く察知するためのもので、この壕中に人が入り、機体がどの方向から来たのか、機種は何かなどの情報を得て、軍に報告することでした。見張り聴音係は、交代制で24時間防空監視に従事していました。



外周天板の破損は著しく、ギザギザ状態です。





聴音壕内部…破損が著しい南東側内壁



比較的きれいな状態の南西壁



西側には垂直クラック(横幅親指大)も見られました。


骨材は、砕石?もしくは山の石で角がとがっています。



聴音壕の外周には、この壕の破損パーツが散在しています。



聴音壕から頂上三角点をはさんで反対側に残る土塁です。恐らく構造物関連を囲んで守っていたものでしょう。これほど状態の良い土塁を近所では見たことがありません。




木造建物掩体凡例

「大戦中の陸軍教本より引用」


枡形のコンクリ物



土塁内部の建物基礎と思われるものに、ナット付きのアンカーナット残っています。この状態からコンクリート基礎上の土台木材は、そのままで腐ったのかもしれません…




この防空監視哨は、1945年(昭和20年)3月19日、眼下に見える高知海軍航空隊基地(現高知龍馬空港)空襲、空母艦載機グラマン襲撃3波、述べ数100基を目撃したはずです。



その時の関連出来事のひとつ…

高知海軍航空隊基地の西側でグラマン照射を実際に受けた当時10代前半の方が語って下さいました。


空襲は昼間で、蜂の大群襲撃のごとく空は恐ろしく真っ黒になった。乗っていた自転車を放置して、溝に飛び込み伏せこんで隠れたが、明らかに狙われた。連射され自分をかすめる銃弾は、直ぐそこで地面にめり込んだ。そのグラマンからの発射音はさることながら、弾が空気を切り裂く音、着弾し地面を伝わる「ズンズン」と衝撃がすごかった…死を覚悟したと言われていました。

結果は、幸いなことに身体は無傷であったも、自転車は破損したとのことでした。

こんなに恐ろしいことがあるでしょうか…直ぐそこに死があったお話しでした。

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南国市甫喜ヶ峰 防空監視哨:聴音壕記事おわり






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高知県香美市土佐山田町『甫喜ヶ峰』 防空監視哨:聴音壕 其の1

2014年03月30日 テーマ:『高知戦争遺跡』 聴音壕

『高知県戦争遺跡』 防空監視哨:聴音壕 5


高知県香美市土佐山田町、甫喜ヶ峰 防空監視哨:聴音壕 其の1
聴音壕とは…

簡単に説明すると、戦時中のものであり、在所は、山頂など見張りに適し、周囲に邪魔になるようなものがない所に造られた防空監視哨付帯施設となります。

その用途は、敵航空機飛来をいち早く察知するためのもので、この壕中に人が入り、機体がどの方向から来たのか、機種は何かなどの情報を得て、軍に報告することでした。見張り聴音係は、交代制で24時間防空監視に従事していました。



高知県南国市の香長平野の北側山頂に風車が2基あります。


ここ日は東の1基にみが稼働していました。いつもより風が強く、ブンブン回りブレードも反ってビュンビュンと凄い音!風速メーターを見ていると、時々ビックリする値がでてました。真下にいると危険を感じます。



風車下まで車で行けるようになっています。そして、この風車広場入口の左側に、山頂へ向かう遊歩道(頂上は直ぐそこですので迷うことはありません)があります。

遊歩道入口に駐車して歩き2~3分で、この甫喜ヶ峰頂上三角点に到着します。そして南側を向くと、プリン型の盛り土が直ぐそこに見えます。




その盛り土(大きな石などが混じる)の中に、聴音壕があります。
この聴音壕の案内説明板があれば最高だと思いますが、現在その関係の物は何もありません。



聴音壕です。周囲の草は刈られて管理されており、ベンチも設置されていました。このベンチは近年設置されたものです。この配置は転落止も考えられているのかもしれません…

ここは、南国市の香長平野が見渡せる場所ですが、現在は残念ながら周囲に木が生えており、ここからは全く眺望がききません。尚、風車の南側に回ると、土佐湾、高知龍馬空港、その平野が見渡せます。




円周上辺部の破損は大です。


西側内壁は比較的きれいな状態ですが、残りの壁は損傷しています。内部(底部)には、コンクリート片が、たくさん落ち込んでおりボコボコしています。水の貯留はありませんでした。


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つづきます…




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戦争遺物発掘

2014年03月27日 テーマ:『高知戦争遺物』
昨日の高知は雨降り
そんな悪条件の中でも、同じ研究者のFさんと、ある山に調査に行ってましたところ、なんとこういう物(無線機関連物)を発掘!本当に驚きました。

photo:01


詳しいことは、後日アップさせて頂きます。



iPhoneからの投稿
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高知県高岡郡越知町 防空監視哨:聴音壕 其の2

2014年03月24日 テーマ:『高知戦争遺跡』 聴音壕

『高知県戦争遺跡』 防空監視哨:聴音壕 4


高知県高岡郡越知町 防空監視哨:聴音壕 其の2


聴音壕の他にも、防空監視哨の遺構が多く残っていました。

監視哨建物基礎、しっかり残っています。




女川山防空監視哨図面↑作成者O氏掲載許可済み



監視哨建物2階部分の基礎。最初このコンクリートの塊を見た時に、全く何であるのかわかりませんでしたが、この監視哨の調査をされた方のお蔭で、理解することができました。



離れのトイレ槽跡


聴音壕の北側斜面には、入口が潰れた防空壕跡があります。




周囲には、割れた瓦が散在しています。





土に半分埋まっていた古いビン



戦時中に使用された統制食器の『瀬254』国民食器…何年も前に埋もれてたのを発見し、掘り出してそのまま置いてたところ、ご覧の様にピカピカになっていました。



戦時中は、360度開けていた場所だと思いますが、現在は殆んど眺望がききません。




この監視哨の電源はバッテリーで毎日荷揚げされて、飲料水は中腹の谷水を1日2回のくみ上げたそうです。

勤務は7人グループにて昼は2交代制、夜は3交代制の24時間体制で、1942年(昭和17年)の配給では1人あたり1日4合「ふるさと今昔-越知町集落史」だったそうです。


1日4合とは結構な量ですが、勤務されていたのは青年達で、副食が少ない場合は、この様な量になるのでしょう。



外径:約2.6メートル

内径:約2.4メートル

深さ:最大1.74メートル(堆積物ママ)

内側腰掛け張出21~24センチメートル

静かな山に、この様な遺構が残っている…

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この監視哨はアジア・太平洋戦争末期に、低空で飛ぶグラマンを捉えています。また、他の時期に敵機発見報告もして、表彰されたとのことです。


高知県高岡郡越知町 防空監視哨:聴音壕 其の1

2014年03月20日 テーマ:『高知戦争遺跡』 聴音壕

『高知県戦争遺跡』 防空監視哨:聴音壕 3



高知県高岡郡越知町

『女川山(おながわやま)防空監視哨、聴音壕』 其の1

聴音壕とは…

簡単に説明すると、戦時中のものであり、在所は、山頂など見張りに適し、周囲に邪魔になるようなものがない所に造られた防空監視哨付帯施設となります。

その用途は、敵航空機飛来をいち早く察知するためのもので、この壕中に人が入り、機体がどの方向から来たのか、機種は何かなどの情報を得て、軍に報告することでした。見張り聴音係は、交代制で24時間防空監視に従事していました。


『女川山防空監視哨、1944年(昭和19年)当時の写真』

この建物の向こう側に、聴音壕がありました。

1944年頃に、ここに軍隊が駐留し、全員が県外人だったそうで、電鍵が備え付けられていたそうです。
女川山防空監視哨は、1936年(昭和11年)に用地決定され、1938年(昭和13年)に発足。アジア・太平洋戦争のずっと前より運用されていたとは知りませんでした。


防空監視哨跡には、女川山の北側の谷よりアプローチします。植林の中で大きな岩の脇を通る場面、頭上にも今にも落ちてきそうな石がある箇所があり、要注意です。

越知の方への聴き取り調査より、当時も監視員がこの道を上がったと言われていました。




防空監視哨跡に無時に到着しました。まず最初に聴音壕が目に飛び込んできます。

ここを一番最初に訪ねたのは、もう10年程前だったと思います。越知町史の記事がきっかけとなり、取材もしました。その頃から、あまり変化がなくて、時が止まった様な錯覚を起こしました。



聴音壕の天板エッジ部は、北側半分弱が本来の姿を残こしています。

内壁下部に沿う、腰をかけることが出来る張出は、堆積物の下にて、きれいな状態でしっかりと残っていました。




入口開口は、建物があった方向へ向いています。



この聴音壕の最大特徴は、この開口部です。

開口部の外側の堀切様になった部分は、土の異常な堆積があり、盛り上がっていて、内部にも流入してます。この感じからして、本来は隧道でつながっていたのかもしれません…




北東壁上部に(土圧のため?)亀裂が生じており、今後が心配されます。



東側壁の上部は完全に破損崩落。何故この様な崩れ方をしているのでしょう?意図的な破壊に見えなくもないのですが…



骨材の石は、山の頂上付近にはまずないもので、川の大きな石を持ってきた様です。



この厚さのコンクリートで、よく崩れずに残っていると思います。鉄筋は破損部においても全く確認できていません。



天板エッジの外側仕上げ部(高さ10cm×奥行10cm)


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つづきます…



高知県高岡郡四万十町(旧窪川町)防空監視哨:聴音壕

2014年03月13日 テーマ:『高知戦争遺跡』 聴音壕

『高知県戦争遺跡』 防空監視哨:聴音壕 1


高知県

高岡郡四万十町(旧窪川町)の山にある聴音壕の記事です。


聴音壕とは…

簡単に説明すると、戦時中のものであり、在所は、山頂など見張りに適し、周囲に邪魔になるようなものがない所に造られた防空監視哨付帯施設となります

その用途は、敵航空機飛来をいち早く察知するためのもので、この壕中に人が入り、機体がどの方向から来たのか、機種は何かなどの情報を得て、軍に報告することでした。見張り聴音係は、交代制で24時間防空監視に従事していました。




四万十町の舗装山道を、少しだけクネクネ行くと、とても古い隧道がありました。その手前に立派な林道があり、そこを上がって行くことにしました。


最近できたばかりの林道の様子。山は高くないので、のんびりテクテク歩きます。


途中、林道から外れて、真っ直ぐに山頂に向かいました。すると、突然瓦の破片が!周囲を見回すと数枚発見、ちょっと集めてみました…。



もう少し上では一升瓶も…底部のガラス厚みが一定でなく、品質があまり良くなく、最近のものでない印象を受けました。


空が開けてきました。変わらず最短距離、真っ直ぐに登ります。



山頂近く、振り返ると東方向に、先程通った高知自動車道の橋が見えました。


無事に三角点に到着しました。

そして、真南方向、数メートルに聴音壕があります。

現在山頂は、残念ながら植林に囲まれており、眺望は全くききませんでした。




聴音壕の真南側には、明らかに山肌を削り取った建物小屋が一軒入る様な窪みがあります。そこは一段と瓦の破片が多く散在してました。




当時は、この様な感じであったと思われます。


こちらは、反対側から(向こう側に三角点あり)の写真です。

凄い状態でしたので、少し掃除をさせてもらいました。


天板枠の約半分は破損していました。その一部が内部に落ち込んでいました。しかし、高知県にある、他のコンクリート製聴音壕、南国市甫喜ヶ峰と、越知町女川山のものと比較すると、保存状態が良い印象を受けました。



周囲天板枠:360度中の半分弱が脱落。

天板枠上辺奥行:約35センチメートル
下辺最大張出:約20センチメートル


周囲広範囲に、瓦破片や明らかに、他の地(河原など)から持ってきた角の取れた丸い石(バラス)が周囲に、散在していました。



下部には レンガをついた跡が残っています。この壕の最大の特徴だと思います。







レンガ積み跡、この部分は大変弱くなっていました。



今すぐにでも落下しそうな天板枠の張出部を、下から見上げる。


外径:約3.7メートル

内径:約3.4メートル

深さ:最大1.9メートル(堆積物ママ)


平和な山に、この様なものが残っているなんて…

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戦争当時、夜中に、この壕で耳を澄ませた人は、山の静けさもることながら、飛行機の音が聴こえだすと、本当に恐ろしかったことだと思います。












米軍岩国基地 『航空機用掩体』

2014年03月09日 テーマ:『山口戦争遺跡』

山口県戦争遺跡、『航空機用掩体』



今回は山口県岩国にある戦跡

旧日本海軍航空機用掩体の記事です。

『米国海兵隊岩国航空隊基地』正面入り口
掩体はこの基地内にあります。




この掩体は岩国海軍航空隊のものです。

横幅24.2メートル×高さ4.6メートル×奥行11.2メートル。




平時は(非開放日)入口開口部にガラスアルミサッシで閉ざされて、零戦レプリカが格納されています。



『桜花』  四国高知発 戦争遺跡調査・研究

開放日はサッシは取り除かれて…



東宝映画『零戦燃ゆ』で使用された零戦レプリカが出てきてました。



掩体外部は米軍基地ですが、内部は旧日本海軍一色でした。



『桜花』  四国高知発 戦争遺跡調査・研究

前面壁には多数の弾痕があります。



『桜花』  四国高知発 戦争遺跡調査・研究

エッジにも損傷が見られます。


屋根のクラックには補修と防水塗装が施されていました。



『桜花』  四国高知発 戦争遺跡調査・研究

この掩体は、旧岩国海軍航空隊のものですが…




現在、在日アメリカ合衆国軍事施設・区域内にあり、自由に訪ねることはできません。



ここ旧日本海軍岩国航空隊基地があった山口県岩国市三角町には以下の3施設が存在しています。

民間飛行場:岩国錦帯橋空港

海上自衛隊:岩国航空隊基地

米国海兵隊:岩国航空隊基地



そして滑走路はそれら3施設が共用しています。

戦時中は日本海軍機が離発着する
現在は『オスプレイ』などが離陸する…

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複雑です…



ダイナランド スノボ(後編)

2014年03月07日 テーマ:スノボ

『ダイナランド スノボ(後編)』

先日、友人のYさんと岐阜県のダイナランドへ、スノボに行ってきました。

JR高知駅を20:10出発、ダイナランドに5:00着)


大日岳山頂付近からのパンラマ~地球は丸い~


外国製のリフトみたいです。



立ち乗りゴンドラ~



ほとんど貸切状態!これが手を上げずにいられますでしょうか!

超ハイテンションです。



お昼頃には人も増えてみましたが、コースを選ぶと、まだまだ空いてます。

(写真左端の巨大ワンちゃんはいったい…?)



この日、コースにバーンは全くなし、それでいてザラメ状態でもなく、とても滑りやすいコンディションでした。Yさん、グングンスピードが上がります。



コースは空いてるからって、坂を上っていく変わった人も…



天気を含めて絶好のコンディションに、とにかく「最高!」の一言でした。


来期も「必ず来る~。」と2人で約束して無事にバスで帰りました。

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とてもよい思い出になりました。

感謝々!有難うございました。


ダイナランド スノボ(前編)

2014年03月05日 テーマ:スノボ

『ダイナランド スノボ(前編)』

先日、友人のYさんと岐阜県のダイナランドへ、スノボに行ってきました。

JR高知駅を20:10出発、ダイナランドに5:00着)

途中、徳島県のコトバスステーションで乗り継ぎがあり。

四国各県からこのステーションにコトバスが集結し、荷物が効率よく行先別に仕分けられ、各バスに積み込まれます。


ダイナ行きのバスに無事に乗り換えて、ほっと一息お酒を飲んでいると、間もなく室内は消灯しました。運転席の後ろで厚いカーテンが引かれ、完全に客室と隔離、窓のカーテンも遮光タイプで室内は真っ暗状態です…スマホの灯りを頼りに、お酒なんて初めてです!大爆笑しました。その後はスーパーシート(リクライニング角が大きい)のおかげでゆったり就寝です。


気が付けば到着。ダイナランドゲレンデで、日の出を迎えました。



お日様の反対側に、お月様も。

お天気最高!気持ちワクワクです!



まだ誰も滑っていないゲレンデに影が伸びます。


ゆっくり着替えを済ませるとゲレンデオープン!

早速リフト乗車、リフトはグングン、力強く登っていきます。感謝!


大日岳頂上付近の眺望。

遠くを眺めていると、飛行機で飛んでるみたいな錯覚に…



ダイナランドと高鷲スノーパークの2つのスキー場を、山頂を起点にして行き来します。コース最長滑走距離は山頂から4Kmあり、それが3コースもありました。



2人とも元気いっぱいでニコニコです!

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さぁー思いっきり、滑りましょう!


高知県香南市・南国市の戦争遺跡めぐり 3

2014年02月26日 テーマ:平和・戦争学習

高知県香南市・南国市の戦争遺跡めぐり 3


先日は『香南・南国の戦争遺跡めぐり』

~香南市戦争遺産と南国市掩体公園~

に参加させていただきました。


行先は

①掩体公園(南国市前浜)

②高知海軍航空隊耐弾式地下通信所(南国市物部、高知大学農学部)

③陸軍トーチカ、壕(香南市野市町大谷)

④震洋隊殉国慰霊塔(香南市夜須町住吉)

⑤海軍砲台(香南市夜須町千切)



2014年2月23日午前9時、香南市文化財センターに小学生から、ご高齢の方までの、大変年齢層が幅広い参加者約50名弱が集合しました。


そして香南市教育委員生涯課課長の開会挨拶があり、戦争遺跡めぐりがスタートしました。つづいて…

香南市文化財センター職員Mさんの「香南市戦争遺産」の活用や今後の取り組み、課題の話がありました。


つづいて、戦争遺物の『防弾チョッキ制作時の木型』の説明(香南市文化財センター収蔵)がありました。


木型には昭和十二年十月製作組合員

お名前4名の次に、「是レハ東亜戦役ノ際防弾チョッを作リシ時ノ型ナリ」(ママ)と墨字で書かれていました。


防弾チョッキも見たことがないのに、木型…初めて見ました。そして、さらに驚いたのは、この4名の方をたどり取材をして、ルーツの一部を紐解かれたことでした。上手に表現できませんが、戦争遺物が語り始めたと感じました。


そしてフィールドワークへ、マイクロバス2台で移動します。最初に向ったのは高知海軍航空隊航空機用掩体、南国市前浜の掩体群へ

昨年2014年完成した『掩体公園』(5号)と



公園整備はされていない、時代経過そのままでの国内最大級、一式陸攻用の4号掩体を見学。



ここに来られたのが初めての方もいらっしゃいました。


掩体を造るのに参加された方のお話しがありました。実際戦争を経験された方の話は、大変重くずっしりと心に響きます。



次は『耐弾式地下通信所』に行きましたが、ちょうど工事中で見学はできませんでしたが、現地で写真による内部説明などが行われました。




『陸軍トーチカ、壕』の見学。足場の悪い中でも、沢山の参加者がいました。


ヤ・シィーパークで、お昼の休憩して、次に向かったのが

『震洋隊殉国慰霊塔』、1945年8月16日に、ここであった想像を絶する、大変悲しい出来事の説明を受けました。そして参加者全員で黙とうをささげました。



直ぐ近くの海軍『四十五口径三年式十二糎砲』の砲台へ移動




本土決戦準備下での砲台を見学し、小中学生へのインタビューも行われました。後の感想で、その規模や雰囲気に「何とも言えない恐ろしさを感じた。」と言っていたのが印象に残りました。



香南市の戦跡マップ!今後、チェックマークが、もっと増える予感がします…。



今回、用意された素晴らしいパンフレットです。20ページを超える内容は大変充実していました。香南市の戦争や歴史がこの一冊で、多く知ることが出来ました。

ここ高知県香南市は、戦争遺跡の保存について市議会でも取り上げられ、戦争体験者の聴き取り、また物としての戦争遺物、構造物の戦争遺跡も含めた『戦争遺産』の活用、保存への取り組み意識が高いことに、感激致しました。


隣りの南国市も市議会で戦争遺跡が取り上げられたことがあります。そして、戦跡保存活用に対しての具体的な動きがあり、昨年には掩体公園も完成し、一歩一歩進んでいる状態だと思います。南国市にも貴重な戦争遺産が多くあるので、この様な学習会があればと思いました。

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今回、大変勉強になりました。

今後も、この様なイベントに参加したいと思います。お声かけ下さいましたMさん有難うございました。また宜しくお願いします。



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