昨夜は早く寝たので、朝は2時には目覚めてしまいました。

足元にも人が寝てるので窓に近づく事が出来なくて音だけの判断ですが、強風が吹き荒れてて小雨も降ってるような感じでした。

風はドンドン強くなっていって、3時頃には小屋が揺れるのを感じるほどでした。

今日の予定は、3時に起きて5時に出発。
お昼前に下山でした。

5時出発は無理そうなのは判ったけど、いつでも出発できるようにと3時半には起きだして朝食を食べました。
その頃には、雨は止んでる気配でした。

コースタイムが短い所だからか、こんな早くから起きてるのは私達だけでした。
昨日はギューギューだった炊事室も、広々と使う事ができたけど、主人と話しをしてたら小屋の方が来て「音が響くので静かにしてください」って注意されちゃった。(^^;)


ご飯を食べて部屋に戻って、布団に横になって風が止むのを待ってました。
明るくなってくると、人々が動き始めました。

数名のグループは、玄関前のテーブルで出発準備をしてました。
同室のソロ男性(おじさま)は、諦めて下山して行きました。

その頃の外はこんな感じ。





写真では判らないけど、ガスが真横に流れて行くのが見えるほどの風でした。

主人の隣の男性がスマホで天気を見てて、「もう晴れてくると思うんだけどなぁ」って。
小屋の人も「麓はもう晴れてきてるから、大丈夫だと思うんだけど」って。


私達のタイムリミットは7時。
それを過ぎると、中門岳まで行く時間がなくなります。
身支度をしていつでも出られるようにして待ってました。

何度も何度も窓の外を見て居ると、雲の間から薄い青空も一瞬だけど見えるようになってきました。

風も、少し弱くなったようです。
「良しビックリマーク行くぞビックリマーク


7:05 出発~ あし


小屋の前の池塘の所は、右からでも左からでも行かれます。



ガスは、みるみる薄くなって行きましたが風はまだまだ強かったです。

帽子は飛ばされそうだったので被らなかったら、私の髪の毛 爆発してる~にひひ





今回の反省点。
ウインドブレーカーを持って行かなかった事。
ソフトシェルを着てましたが、ちょっと登りを歩くと暑くて暑くて。
でも中は半袖1枚なので脱げば風が冷たいし・・・・レインウェアを着てみたものの、乾燥室に置いといても乾いて無かったから、肌に冷たくて逆に冷えちゃう感じでダメでした。
前にもそんな経験があったのになぁ。^^;


小屋前の池塘を過ぎて少し行くと、階段の登りになりました。
ここ意外とキツかったですよ。

深夜までの雨で濡れた木道は、ツッルツルに滑ってキャップを付けたストックなんてスーーーて滑っちゃうほどでした。


会津駒ヶ岳山頂直下で見つけました。

初めて実物を見たギンリュウソウ。



木道が狭いし滑るしで、顔を近づけて見る事が出来なかったので、『変なキノコ』みたいでした。( *´艸`)


もう1つ、このそばにあった物。




これも初めて見た物体です。
生き物ですよねぇ。
突いても転がしても動かなかったから死んでるみたいだったけど。
中指くらいの太さと長さでしたよ。


山頂には、7:23ころに着きました。
狭くて、背丈ほどもある笹で周りが覆われて、展望は無かったです。
覆われてて風が遮られてたので、すっごい蒸暑さでした。




ガスって無かったら、笹の上からお隣の山が見えるんでしょうけどね。
山の名前が書いてある板もあったけど、晴れててもこの笹じゃ全部は見えなそうですねぇ。


時間が無いし展望も無いので、写真を撮ったら先へ進みます。
少し進むと視界が開けました。



開けた途端に風が寒くて、またまた上着を着ました。


先へ進むと、ガスも晴れて周りが見えるようになりました。


前方




左手 紫色の花がいっぱい咲いてました。





右手 ガスがすごい速さで上に上がっていってました。





会津駒ヶ岳を振り返る
今だったら、少しは周りが見えてるのかなぁ。




若干のアップダウンはあるものの、緩やかなでも滑って怖い木道を歩きました。
主人も1度滑りましたが、あちこちで滑って転んでる人を見ましたよ。


この辺り、快晴だったらどんなに綺麗なんだろうって思いました。






雲の上におっぱい山が見えました。
何て言う山なのかなぁ。はてなマーク







8:22 中門岳に到着。
この写真では良く判らないけど、足元は半分以上水没してました。




こっちならわかるかなぁ。






ここは、言うなればコル。
何か変な感じだと思ったら、『この辺り一帯を中門岳と言います』って書いてありました。
な~るほど。

なんか煮え切らない気分だったので、少し先へ登ってみました。



ところが、こんな感じでピークと言えるような所は無かったし、この先はまた下ってるようだったので、ここで引き返すことにしました。


帰りには、ときよりガスが晴れて遠くの山も見えることがありました。




日差しがあって木道が乾いて来たので、帰りはしゃがんで写真を撮る事もできました。
行きながら遠くに見えた紫の花はコレです。
誰かが何とか桜だって言ってたけど、良く聞きとれませんでした。^^;






ガスが晴れてきたので、主人は会津駒ヶ岳山頂へ登り返すと言ったのですが、見るとまだまだガスは山頂方向へ流れて行ってます。
体力も残して置きたかったので、私は巻き道を通って先に小屋へ戻ることにしました。
しばしのお別れ。(^.^)/~~~






側道へ入った私ですが、側道は日陰でまだビッショリと木道が濡れてます。
まあ、足が良く滑ること~。にひひ
でも右手側は開けてて、眺めは良かったですよ。



9:22小屋が見えて来ました。




小屋の右手側は西になるのかなぁ。
まだまだガスが濃かったけど、小屋へ着くとベンチの所はピーカンで暑かったですねぇ。


主人が戻るのを待ちながらパンを食べていたけど、日焼け止めをつけるのをすっかり忘れてて腕がドンドン赤くなって来ちゃいました。💦

主人が戻ってから、小屋で水を買って来て水筒やペットボトルにスポーツドリンクを作って、10:04下山開始しました。


昨日はすっごい雨だったし、朝も強風とガスでどうなる事かと思ったけど、中門岳まで行かれたし晴れてきたし、結果は良かったって思います。


ただ、ピークハントが好きな私達には少し物足りなさが残る山行でしたけどね。にひひ


下山は全く同じ道を戻るし、昨日登ってた時よりも登山道がグチャグチャでツルツルで、慎重に歩く所が多かったので写真は1枚も撮りませんでしたねぇ。
いつもピストンしても写真を撮る私なのに珍しい。


まるで雪道をアイゼン着けて歩いてるかのように、泥が靴に貼り付いて足が重くなるほどでした。
昨日の疲れが残っていたのか、主人から「少し休もう」の声がかかり、1時間ちょっと歩いただけで座って休憩したりもしました。



そうそう、下山は気温が上がって来ての樹林帯だから、帽子にネットを付けて歩きました。
すれ違った女性から「上は虫が出てますかはてなマーク」って聞かれたから「下に虫が多いかと思って」って答えると、「ほとんどいませんでしたよ」の答え。


へ~、そうなんだぁって思って下って行くと、目の前を虫が飛び交っていました。
あの人は、あまり虫が気にならない人なんですねぇ。にひひ

でも、水場から下へ降りて行くほど虫は減っていきましたけどね。
私、ほんと虫がダメなんですよぉ。
山の中育ちだって言うのに。(^^;)


・・・・・っていう事で、こんな姿で下山しました。12:18






健脚なら日帰りで百名山をゲットできるとあって、ここは人気なんですねぇ。
駐車場にはいっぱいの車が停まってて、かなり下の方まで路駐の車が並んでました。




ピークの迫力に物足りなさを感じたけど、小屋までの登山道としてはキツイけど楽しいと思いました。


でも、なにせ家からは遠いです。
歩いてる時間と同じくらいの時間をかけて来るにしては・・・・って言うのが2人の意見。
『次』は無いかなぁ。にひひ