SOUVENIR TEE OF THE ISIGUROSOU

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10周年を迎える2018年。
名も無き古いお土産Tシャツばかりを売り続けてきたハローテキサスが、自身のお土産Tシャツをついに販売する。
自分で考え、自分でデザインした屋号を、自分の家で、自分で刷る。業者には任せない。





ボディは、160年以上の歴史を持つアメリカのTシャツメーカー「FRUIT OF THE LOOM」。
手軽に入手できる量産Tシャツに思いのまま絵を描く。それが「お土産Tシャツ」の正しい姿だ。
例えば画家がキャンバスを自作しない、あるいは写真家が印画紙を自作しないように。こだわるのは、そこに乗る作品と作る理由。それだけでいい。

アメリカ人なら誰もが知る「果実ロゴ」のタグが付くこのTシャツを、ハローテキサスの存在を知らないアメリカ人が見たらこう思うだろう。
「珍しい書体をしたテキサスのお土産だなあ」。
そして、背面の「TOMOYUKI MIYOSHI」「ISHIGUROSOU」というワードに気づき、さらにこう推測するかもしれない。
「ああ、テキサスの日系アメリカ人が作ったのか。ISHIGUROSOU? デザイン事務所とかアトリエの名前じゃね?」。

いつかまたアメリカへTシャツ探しの旅に出た時、どこかのスリフトストア(リサイクルショップ)でこのハローテキサスTシャツと出会えたら、何と幸せなことだろう。



COTTON 100% SOUVENIR TEE
ALL HAND-PRINTED BY TOMOYUKI MIYOSHI
6,900YEN
※2018年1月15日(月)より店頭に並びます。よろしくどうぞ。




HELLO//TEXAS
東京都渋谷区神宮前2-18-4 石黒荘1階3号室(郵便局側からは入れません/この地図を参照)
14:00オープン/19:00クローズ 定休日=日曜日
TEL=03-6804-1147(イイシナ) MAIL=vintage@hello-texas.jp








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10th anniversary year

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明けましておめでとうございます。
ついに10th anniversary yearの2018年に突入!
今年は、いろいろと仕掛けていくと前々からお伝えしてきたけど、とりあえず「お土産Tシャツ」を現在作ってまっせ。
オリジナルTシャツではなくお土産Tシャツ。こう呼べる境地に達するまでの長い道のりよ、この9年間。
以前、「生まれるべくして生まれるもの」というタイトルのブログで、オリジナルTシャツを作る気はない、という趣旨の文章を綴ったけど、もう、あの時と今では、ハローテキサスの存在がまったく異次元なんでね。そりゃ作るよ。もう、バンドマンがライブ会場で売るグッズTシャツとかと同じ意味だもん。生まれるべくして生まれるもの、になったよ十分に。四の五の言わず、やり残したことはやる。それが2018年のテーマなんでね。
このお土産Tシャツについての詳細は、近々公開。
それでは、2018年。どうぞ、ハローテキサスをよろしくお願いします!


ハローテキサス
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9日間におよぶ出稼ぎから帰ってまいりました。
2年前よりもさらに多くの方々にTシャツを届けることができました。
ホームディクトのNAOくん、スタッフのみんな、そしてオーナーの宮田さん、本当に有り難うございました。




これからは、こういう「人里に降りる機会」を多く作っていきたい。
もう、ごちゃごちゃと難しく考えず、ハローテキサスのTシャツが欲しい人だったら超ウェルカムに届けたい。そう強く思う。
この9日間、素直にショッピングを楽しむ服好きのお客さんとふれあい、「ああ、これが店だよなぁ」と当たり前のことを考えた。石黒荘ではあり得ない数の人がハローテキサスのイベントを心待ちにしてくれていた。10年目の第一歩として、最高のスタートを切ることができたと思う。

ゼロからイチ。そして2、3へ。
着実に積み上げていけるよう、これからも精進いたします。


ハローテキサス
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出稼ぎ 2017 冬

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今月の後半は、店を休んで「出稼ぎ」に行く。

以前から、ずっとハローテキサスを応援してくれてるNAOくんがディレクターをやってるHOMEDICT
写真集が出た2015年にも、2回ここでハローテキサスのTシャツ販売イベントをやって、いずれも大盛況だったの。あの時は、2~3日しかHOMEDICTに俺は立たなかったけど、今回はかなり立つよ。もう、これからはマスにどうやって届けるかの勝負なんでね。誰もたどり着けん原宿の最深部でずーっと待ってても、ごく限られた常連さんしか来やせんよ、この時期は。もし予定を入れてくれてた人がいたら、すんません。今回は、HOMEDICTにいらしてくださいな。イベント期間中、14時〜19時の間HOMEDICTにおります。




「ゼロをイチにするのが表現、イチを百にするのが商売」。

そう俺は思ってて。
だから、これまでの9年間は、ほぼゼロをイチにするための日々だったんよね。ハローテキサスのやってることは、イチにならんと、商売としてスタートしようがないもん。イチになって初めて、マスに届き始めるし、届けても許される。価値のないものに価値を付けたいなら、価値を付ける人間自体に価値があることを証明せんとダメって、いつかのブログでも書いたけど、まさにそういうことなんよ。でね、去年の秋頃、タグを縫い付けて売り始めた。自分の中で「イチになった」と思えたから。ところが、ゼロをイチにするような焼きの回った奴が待ち構えてる個人空間に、誰が来んねんって話でね。こえーよ。普通の感覚だと。

そこで、HOMEDICTなんかの出番よね。

ハローテキサスは、商材としてニーズがないわけじゃなくて、俺がひとりで石黒荘でやってるから、興味がある人も来づらい。2年前のHOMEDICTは嬉しかったねぇ。通常では考えられないほど沢山のお客さんが来た。で、売れた。石黒荘ではなかなか届けることのできないマスに。俺がTシャツの説明、、ってか「Tシャツ・ショー」とか「パフォーマンス・アート」って言う人もいるけど、まあ、ただならぬトークをして、その後に、NAOくんが着こなしの提案をする。この「あうんの呼吸」で、売れる。同じ古着Tシャツでもハローテキサスのフィルターを通ったら、もはや別モン。そう思わせる「魔法」が、少なくともHOMEDICTのお客さんには通用したってことやね。

ハローテキサス以外の場所でハローテキサスのTシャツを売るって試みは、実はHOMEDICTよりずっと前に、トゥモローランドの渋谷店でやったことがあって。ハローテキサスのTシャツコーナーを渋谷店に設けたらどうなるだろう。そういう「実験」をしてくれた。2009年の7月末から8月にかけてだったかな。はっきり言って「早過ぎた」よね、いろんな意味で。話を持ちかけてくれた人はトゥモローランドの幹部で、彼が店頭に立つわけじゃない。もちろん、俺も立たない。当時、価値をあまり理解していなかった渋谷店のスタッフが売る。、、、実験の結果がどうなったか? 俺は聞いてないけど、うまくいかなかったんだろうな、と思ってる。だって、まだ全然知名度がなかったハローテキサスのTシャツなんて、いくらトゥモローランドで格好良くディスプレイしてもなかなか売れないよ。ちゃんと説明しないと、ただの「古着Tシャツ」だもん。最低でも、実際に店で接客するスタッフが「魔法」にかかってないと。ところが、あの時は「魔法」どころじゃなかった。むしろ「何でこんなTシャツ、売らなあかんねん」っていう敵意すらスタッフの中にあったように思う。俺は俺で、もっと若くてトンガってたし。すべてが、早過ぎたんだよね。

まっ、とにかく。

10周年を迎える1年後までに、どれだけイチから数字を伸ばせるか。その一発目の仕掛けをNAOくんが買って出てくれた。感謝感謝。
そんなわけで、11月18日(土)から26日(日)までの9日間はお休みです。なっが!!
この9日間で、イチを3くらいまで伸ばせたら嬉しいなぁ。

ハローテキサス

The Tenth Year

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ハローテキサスが、あと5日で10年目に突入する。
この「10」って数字をアナウンスできるのは、本当に感慨深い。
皆が望む商品を、皆が納得する価格で、皆が入りやすい空間にて、皆が憧れるお洒落スタッフから買える、、、そんな服屋としてあるべき姿であったとしても、10という数字はなかなか到達できんからね。ハローテキサスは、あるべき姿の全部逆をやってきたもん。

継続は力なり。この言葉の意味が、実際に店をやってみて本当によくわかる。

10年売れ続けるのがすごいのはもちろんだけど、10年売れないのに続けるってのも、それと同じくらいすごいと俺は思う。普通は心が折れるよ。あと、続けたくても本当にまったく売れてなかったら、続けようがねえし。心が折れん程度に希望の持てる何かが起こり続けてて、なおかつ潰れん程度に売れ続ける。何やかんやでここまで継続できたのは、この条件をクリアしてきたってことやからね。

これまでTシャツを買ってくれたみんな、本当にありがとう。
当初のゴールに設定してた10年まであと1年。噛み締めながら日々を紡いでいこうと思います。


「これからはマスに届けるための戦い」。

この9年間のほとんどは、マスに情報を発信する連中との戦いだった。そこを認めさせんと、何かのきっかけで「オセロ」みたいにすぐひっくり返されるからね。それにお客さんに安心してハローテキサスのTシャツを着てもらうには、俺がそういう層に舐められたらダメなんよ。「うわ~、やっちゃったね。あそこで買ったんだ。ボッタクリで有名だよ?」とか他で言われたらお客さんに申し訳ないからね。実際、店を始めたばっかりの頃はそういうこともガンガンあった。だから、ある時から、そういう舐めたことを他から言われようがない猛者か、言われても気にしないハートの強い人にしか売らないようにしてきた。1万以上も出して馬鹿にされるとか、最悪やんか。そんなリスクを、ファッションだのアートだのに関わりのない大衆に負わせるわけにはいかんって。移転の理由にはそんなんもあったんよ。でも、一人また一人とファッション・ピラミッドの頂点付近にいる連中を「落とす」ことで、そのリスクが減っていった。その意味で、あの写真集は決定打だったと思う。もちろん、今後もディスってくる連中はずっといるよ。でも、「俺は好きじゃないけど、何かすげえらしいね」って感じにはすでになってると思う。やっとマスに届けてもええかなって。そういう風に俺がやっと思い始めたのが去年の秋くらいで、だからこそ、今年からドアの貼り紙を「Please come in」にしたり、インスタを始めたり、ブログを俺にしてはよく更新したりするようになった。

一番の心境の変化は「タグ」やね。

もうご存知だと思うけど、ハローテキサス的な解説付きTシャツには全部、俺とカミさん手製のタグが縫い付けられてる。このタグへ込めた想いは昨年のブログで何度でも読んでほしいんだけど、本当にこのタグを付けるようにして良かったと思ってる。予想通り、このタグを付けることによって離れたお客さんもかなりいた。その気持ちはよくわかる。
でもね。
そこの期待を裏切らないように気合いを入れて来る者を拒み続けるっていうのは、実は戦ってるようで逃げてるんじゃねえのって気づいたんよ。初期のハードコア客の中には、「マスなんかに売らんといてくださいよ」とか「タグなんかそんなん付けたら着れないっすよ」とか面と向かって俺に言わんまでも、そういうことを思ってそうな顔をする人もいた。そりゃあ俺もそんな顔されたくない。だからといって、本当はやりたいことをやらないっていうのは、もう「媚びてる」のと同じよね。お金ほしさにマスに売るべく調子に乗ってタグを付け始めたなら、そりゃあダメよ。よく言う「マスに媚び始めたら終わり」ってやつ。でも、あんな写真集が出て、もうただの古着屋じゃないってのが証明されたあとに、作家で言う「サイン」に相当する「タグ」を付けないで売るっていうのは、俺のエゴやもん。初期の客に媚びるのか、マスの要求に応えるのか。そりゃあ後者を選ぶよ。初期の客が一生通い続けてくれるわけではないし、サイバーだのイノベーターだの要するに「アングラ」なところでイキがってる井の中の蛙で終わりたくないからね。

昔はね、わかる人にだけ届けるのがカッコいいと思ってた。でも、今はその逆。

「わからない人がほしいと思ってこそ本物」。

ヴィトンだろうがプラダだろうがシュープリームだろうが、マスに人気のあるブランド、、いや服以外でも全部そうだけど、並んでまで手に入れたいと思われる人気ブランドは、売り上げの99パーセントを「わからない人」に支えられてる。残りの1パーセントが、ブランドをブランドたる存在まで引き上げてくれたサイバーやイノベーター。マスにぜんぜん売れてない時は、彼らがブランドのお客だった。彼らが買ったり、いいよって宣伝することで、マスが存在を知る。苦しい時を支えてくれた初期のお客には感謝しかない。でも、「わかるから買う」人だけがずっと途切れずに来てくれてるならそれもいいけど、そういう感度の高い人は次へ次へと新しいものに移って行く。結果、いい店だったけど終わったね、ってなる。

つまりね、「わかるから買う」も感謝だけど、「わからないのに欲しい」ってのは最高の評価なのよ。

ハローテキサスにも、そういうお客さんが前々から来てた。
どれか1枚選べと言われたら選べない。でも、ほしい。タグのない頃は、そういうお客さんに対し「選べないなら買うな」って言ってたのと同じなんだよね。それは、違うよ。

1年後に、通過点として10周年を迎えるんか、10周年でゴールするのか。
これまではやらんかったことも、バーンって頭から否定するんじゃなくて、一度テーブルに乗せて考えるっていう感じにしていけたらなと思う。

一見、期待を裏切ってそうなことが、長い目で見たら一番期待に沿う答えを出してるってことはある。意味のある「裏切り」をどんだけできるか。
そこに、ハローテキサスの未来はかかっている。


HELLO//TEXAS
東京都渋谷区神宮前2-18-4 石黒荘1階3号室(郵便局側からは入れません/この地図を参照)
14:00オープン/19:00クローズ 定休日=日曜日
TEL=03-6804-1147(イイシナ) MAIL=vintage@hello-texas.jp