(注: ネットで拾った画像を拝借しています。)
『永井大』 を お人好しにしたようなスタッフ
H君が働く スポーツクラブ。
何か突発的なことが起きない限り、
H君は 木曜日に レギュラーで勤務している。
私にとっては、木曜日だけが
H君に会える 唯一のチャンス。
いつものように スポーツクラブに向かったわ。
先週、いつもより早い時間に行って、
なんとなく気まずかったから、
今週は これまでと同じ時間帯にチェックイン。
ジムエリアへと向かう螺旋階段を降りると、
ジムカウンターに H君を発見!
髪を切って 先週より 短くなってる。
『美容院』 (ヘアサロン)じゃなく、
『理容院』 (散髪屋)で 切ったって感じ。
切った髪の毛 欲しい…。
枕カバーの中に入れたい…(笑)!?
『こんにちは!』 と
H君は 笑顔で 私に挨拶してくれたわ。
こんな時、私は…
『アルプスの少女ハイジ』 に
なれたらと いつも思うの。
『おじいさ~~ん♪♪』
『ペータ~~♪♪』
『ゆきちゃ~~ん♪♪』
『クララ~~♪♪』
ハイジって…
ウザいぐらい 素直に
感情を表現できるでしょ(笑)!?
ここまで 突き抜けてると、
まわりも圧倒されると言うか、
受け入れるしかないと思うの。
ちょっとぐらい クレイジーでも
許されそうじゃない(笑)!?
H君に会うことを目的に来てるのに、
素直に喜びを表現できない自分が
もどかしくなるのよ。
昔は もう少し素直に
喜怒哀楽を表現できてた気がするのに、
小学校、中学校、年齢を重ねるごと、
『オトコおんな』、『オカマ』 と
笑われたり、いじめられたりするうち、
隠すことを覚えちゃった…。
『男のくせに 女が腐ったみたい…』
父親から言われたことも 尾を引いてるかも…。
テンションが上がると キャピキャピ喋ったり、
笑う時に 手で口を押さえたり、
恥ずかしくて カラダをクネクネさせたり…
勢いまかせで 感情を露わにすると、
女の子みたいな仕草になる。
普通の男の子っぽくないってことを、
身をもって思い知らされたのよね。
それ以来、感情を表現する前に、
一旦 ブレーキを掛けるようになり、
ついには 無表情でいることが多くなったの。
その方が 傷つかずに済むから…。
人として なんだか淋しいことだわ…。
ハイジの格好をしたら、
私も ハジケることができるかしら(笑)!?
『Hく~~~ん♪♪』
きゃあぁ~~!! 素敵~~~♪♪
1988年 発売
シングル
『きゃきゃきゃのきゃ』
(西村知美)
トレーニングジムに、
オッサンが ハイジの格好で
元気に登場して来たら、
H君はもちろん、その場に居合わせた人
全員 ドン引きよね(笑)!?
出入り禁止になって、
H君とは永遠に会えなくなりそう…(笑)!?
私は、何の思い入れもない様子で
H君に挨拶すると、
運動前のウォーミングアップのため、
エアロバイクを漕いだわ。
その後は ストレッチ。
ストレッチしながらも、
H君との会話を妄想したり、
この後のことを考えてたわ。
H君が 当然 トレーニングフォームを
チェックしてくれると思って…。
ストレッチを済ませ、気持ちも落ち着かせると、
私は トレーニングカルテが置いてあるラックへ行き、
自分のカルテを取り出した。
H君がいないわッ!?
代わりにいたのは 『前田敦子』!!
H君 休憩に行ったのかしら?
私が来たのをわかってて休憩へ!?
先週、いつもより早い時間に行ったから、
それを見越して 休憩時間を設定した?
いろんな思いが駆け巡ったわ。
H君は 今どうしてるのかを、
前田敦子には 絶対 聞きたくないので、
私は ひとり マシンエリアへ向かい、
メニューに沿って トレーニングを始めた。
ひとつ目のマシンでのトレーニングを終える頃、
H君が 私の視界に入って来たわ。
なんだ… いるんじゃない!?
H君
『中野ブロードウェイ 行って来ました。』
いきなり 先週 話してた 東京の話題!?
私
『えっ!? 行ったんですか?』
H君
『2時間ぐらい単独行動する時間ができたので、
○×(私の名前)さんが薦めて下さった
中野ブロードウェイに行こうと思って…。
自分、アニメとか 結構 好きなんで…。』
たまたま口にしただけで、
別に薦めてないんだけど…。
それにしても…
『漫画とかアニメが好きな人なら
楽しめる店があります。』
この言葉に食いついてたのね!?
まさか アニメのキャラクターで
オ●ニーしてる!?
アニメが好きと言っても、
どうせ 最近のアニメよね??
『ジャングル黒べえ』 じゃないわよね(笑)!?
会話を広げる自信がないので、
アニメの話題には触れなかったけど、
まさか ホントに 中野ブロードウェイに行くとは!?
H君
『もしよろしければ、
下半身のトレーニングマシンの使い方を
お教えしたいのですが…?』
あっという間に話題を変えられたわ!?
トレーニングメニューを新しくする際…
上半身と下半身、別々で メニューを組んでもらってて、
上半身のメニューの説明しか受けてなかったの。
H君から マシンの使い方を教わりたくて、
下半身のメニューは放置して過ごしてたのよ~。
私
『是非 お願いします!』
『カーフレイズ』
ふくらはぎを鍛える運動よ~。
H君が見本を見せてくれる。
体毛の少ない ツルンとした足。
ふくらはぎは 男らしく発達してて、
すごく美味しそう~~♪♪
私がやってみることに…。
回数をカウントしながら、
H君は ひざまづき、
私の足の筋肉の動きをチェック。
ふくらはぎにも触れてくれる。
なんだか エロティック…♪♪
H君は、私のふくらはぎが長いと言う。
確かに 比べてみると、
H君のふくらはぎは 小さくプリンって感じだけど、
私のは 全体に細長い。
ふくらはぎも 人によって様々ね~。
H君のふくらはぎに触れたい衝動に駆られたけど、
その勇気は出せなかったわ。
セット間のインターバル(休憩)では、
東京ネタで話題を振ってみる。
H君は 多くを語ってはくれなかった。
『剣道の道場が すごく立派だった。』
『知り合いの案内で 早稲田大学へ行った。』
せいぜい これぐらい…。
何を食べたのか、どんな風に過ごしていたのか、
まったく教えてくれなかったわ。
東京ネタで もう少し盛り上がりたかったのに…。
『早く 大阪に帰りたかった。』
『大阪に戻って ホッとした。』
これが最大の本心みたい!?
私と違って、地元愛が強いのね!?
その後、いくつかのマシンの使用法を教わり、
H君によるトレーニング指導は終了。
あとは ひとり淋しく トレーニングの続きをやるだけ。
H君との時間が終わると、
いつも 切なさが 押し寄せてくるの・・・。