ヴェスターラントの虐殺とは、田中芳樹の名作「銀河英雄伝説」の中のエピソードの一つで、「リップシュタット戦役」と呼ばれる銀河帝国の内戦時、帝国貴族ブラウンシュヴァイク公の領地である惑星ヴェスターラントに対して核攻撃が加えられ、200万人の住民が虐殺された事件。
攻撃は甥のシャイド男爵を民衆の叛乱によって殺されたブラウンシュヴァイク公爵が命じ、事前にそれを知ったラインハルトが、ブラウンシュヴァイク公の人望を失墜させるため利用すべしとするオーベルシュタインの進言で黙認した</span>(アニメではラインハルトが迷っている様子をみてオーベルシュタインが攻撃予定時刻を偽り、実行を手助けした形になっている)
これによってリップシュタット連合軍は民心を失い、貴族連合軍の拠点であるガイエスブルグ要塞内では兵士達のサボタージュや反乱まで起きた。

そして、相対的にラインハルトの支持が高まった。

なおオーベルシュタインの発言によれば、もしヴェスターラントの虐殺を阻止したとすれば、リップシュタット戦役は最短でも3ヵ月は長引き、その期間における戦死者の数は最も少ない数字でも1000万人以上に達したと試算されている。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%8A%80%E6%B2%B3%E8%8B%B1%E9%9B%84%E4%BC%9D%E8%AA%AC%E3%81%AE%E7%94%A8%E8%AA%9E#.E3.83.B4.E3.82.A7.E3.82.B9.E3.82.BF.E3.83.BC.E3.83.A9.E3.83.B3.E3.83.88.E3.81.AE.E8.99.90.E6.AE.BA

TPP 首相が10日にも方針発表
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1803193&media_id=2

このニュースを見てふとこんな妄想が浮かんでしまった。
自民党内でオーベルシュタイン参謀長がラインハルト・フォン・ローエングラム元帥に「ヴェスターラントへの核攻撃」という暴挙を黙認しろと進言するシーンのような事があったんでないか…と。

平作のブログ

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(道原かつみさんの漫画版銀河英雄伝説がベース)