上村松園

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今夜の《美の巨人》は上村松園でしたね。
数年前に山種美術館で女流画家展覧会があった際、観に行きました。

美術に詳しい友人と一緒に観ていたら、ある事件を教えてくれました。
「当時、日本の画壇は男社会。松園は15歳で内国勧業博覧会にて一等褒状を受賞し、その絵を来日中の英国皇子が購入しました。華々しいデビューを飾り、展覧会に出品する度に受賞を重ね。松園の名声が海外まで高まるにつれ、男性画家からの誹謗中傷が増し、絵に落書きされる事件が起きてしまいました。
展覧会直前に汚された絵を『なんとかして下さい。』と慌てるスタッフに、松園は『このままにしておきましょう。犯人が何をしたか、見てもらいましょう。』と言ったそうです。」


言葉が正確か、定かではありませんが。なんと潔い、というか、強い女性。慌てず騒がず堂々とした様が思い浮かびました。


いつも作品を眺めて繊細で優雅だな、うっとりする美しさだなぁ、と癒されていたけれども。きっと強さがなくてはこの絵を描けない。


実際、松園が帝室技芸員になったのは70歳頃。
男性だったらもっと早かったのでは、と友人が付け加えていました。


江戸の美人画も好きだし、唐の玄宗皇帝時代の美女”楚蓮香之図”も好き。長安一の美女、歩くだけで蝶が寄って来る、匂い立つような美しさってどんなだろう?と想像が広がる。
また山種美術館にも行きたいな。


芸術鑑賞の際は制作背景を読んだり調べたりせずに、ただ作品を観て、感じるのが好きですが。

詳しい人と行くといろいろ教えてもらえてまた面白い。

映画も絵画も観て好きになると、後から調べたりしています。




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