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 ケネス・ブラナーによるロンドン・ギャリック劇場での丸一年の興行を締めくくる、最後の作品。ブラナー・シアター・ライヴとしての上映も、勿論これがラストの1本だ。

 

 ジョン・オズボーンの戯曲「エンターテイナー」は、1957年に初演された。この時、主人公アーチーを演じたのはローレンス・オリヴィエ。ブラナーがこの作品に意欲を燃やしたことは容易に想像できるし、時代遅れのミュージック・ホールで歌って踊ってスタンダップ・コメディもこなす芸人という役柄は、野心のある俳優なら一度は挑戦してみたいと思うにちがいない。私も、予告映像でタップダンスをこなすケネス・ブラナーの姿に、「おおっ」と思ったもの。

 

 

 が、今回の上演でうまく機能していたかというと……正直、私はイマイチ乗り切れなかった。アーチーとその家族が集う居間での会話と、アーチーが立っているミュージック・ホールの舞台とが瞬時に切り替わるのはいいとして、問題はアーチーのスタンダップ・コメディが、いちいち微妙に間が悪いというか笑えないこと。ただし、アーチーは二流どころの芸人という設定なので、観客を気持ち良く盛り上げられないのも正解といえば正解だから、演じるケネス・ブラナーを下手と断じるわけにもいかない。でも、頭でそうとわかっていても、気持ちよく盛り上げてもらえないのは観ていて何とも居心地が悪いんだよなあ。

 

 あと、アーチーは芸人として二流なだけでなく人間としても相当しょぼい男だと思うんだけど、ケネス・ブラナーだとあまりしょぼい感じがしない。でも、そういう解釈じゃないからと言われたらそれまでのようにも思えて、やっぱり観ていて居心地が悪かった。

 

 と、文句ばかり並べているけれど、今回も早口の会話が飛び交う作品だっただけに、日本語字幕付きで観られたのは本当にありがたいと思っている。そもそも、こんな機会でもなかったら私がジョン・オズボーンの戯曲作品を観ることなんて絶対になかったし!

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 イアン・マキューアンが今年の3月にプラダ財団のエキシビションL’image volee」(「The Stolen Image」)に向けて書き下ろした短編小説「My Purple Scented Novel」を、ロジャー・アラムが朗読する。何と贅沢な組み合わせ! 

 

 こんなプログラムがBBCラジオ4で放送され、BBCラジオ4のサイトで1ヶ月間は無料で視聴できる、と知ったからには、これはもう聴くしかない。たとえどんなに英語のリスニングに自信がなくても、だ。

 

 というわけで、玉砕覚悟で聴いてみたところ——これが素晴らしくおもしろかった。ロジャー・アラムの朗読はゆっくりと丁寧で聴き取りやすいし、前編と後編、それぞれ15分ほどの長さしかないので英語のリスニングの集中力が切れることもない。マキューアンの英語も、少なくともこの作品に関しては、恐れていたほど複雑でも難解でもなかった。

 

 この小説は、パーカー・スパロウという男のの告白という形をとっている。パーカーが告白するのは、40年以上の長い付き合いがある親友、ジョスリンについて。二人は、共に大学で英文学を専攻し、共に作家になることを志し、大学卒業後も執筆活動を続けていくが、作家としてのキャリアで次第に二人の間に差が広がっていく。ジョスリンが華々しい成功をおさめる一方で、パーカーのほうは一向にぱっとしない。

 

 先にも書いた通り、この短編は「盗まれたイメージ」というエキシビションのために書かれたものであり、パーカーは冒頭で「彼の成功は私の没落、彼の没落は私の勝利、私は他人の人生を盗んだが、返すつもりは毛頭ない(超訳)」と宣言している。では、パーカーはいかにして親友ジョスリンの成功を盗んだのか。

 

 それはもちろん「聴いてみてのお楽しみ」だが、いやはや実に見事な完全犯罪だった。でも、単なるよくできた話というだけでなく、さらりと流れる言葉の裏にある感情の重さを深読みするのもこの作品の楽しみの一つだと思う。この語り手のあっさりとした語り口を、少なくとも私は気安く信用しないぞ(笑)。

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 WWFのパンダショップの秋冬カタログが届くと、私は毎回必ずWWF特製のリングダイアリーを購入し、職場での業務日誌として愛用していた。お値段が少々お高めなのと、イギリス製なのでカレンダー部分がイギリス仕様なのが難点だが、それでも各ページに見開きで掲載された美しいカラー写真は、労働意欲が低い私の気分を日々向上してくれる。

 

 それだけに、昨年から販売中止と知った時は大いに落胆した。しようがないから今年は新年あけに安売りしていたカレンダーノートを買って業務日誌として使っているが、テンションの上がらないこと上がらないこと。書き込む文字も乱雑になる一方だ。

 

 それだけに、ああそれだけに、突然の販売中止からわずか1年であのリングダイアリーが復活したと知った時の喜びたるや。おまけに、今度は日本製でカレンダー部分も日本仕様になって発売されるとのこと。ただし1000部限定だって、そりゃ急いで注文しなくちゃ!

 

 で、さきほど、その他の注文品、これまた私が愛してやまない柚子マーマレードとかクランベリーチョコレートとかと一緒についに私の元に到着した。

 

 

 中をパラパラめくると、相変わらず、というか、いつも以上に動物のかわいい写真が多い気がする。たとえば、PANDA SHOPのサイトに載っていた写真を転載すると、

 

 

 ね、かわいいでしょ?

 

 この他にも、雪まみれのうさぎとか、スタイリッシュなしまうまとか、素敵な写真がいっぱい。よーーし、2017年も(それなりに)がんばって働くぞ!

 

追伸/PANDA SHOPを確認してみたら、このダイアリーは既に完売だとか。やっぱり人気があるんだな。早めに注文しておいてよかった。

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