2005-06-30 03:45:26

どっちだ?

テーマ:人と人

「お前を受け入れない周りが憎いのか、
周りに溶け込めない自分が憎いのか、
どっちだ?」
「…どっちも…」
(日本橋ヨヲコ「G戦場ヘヴンズドア第1巻/小学館より)



自分をわかってくれない、受け入れてくれない周りの人間が憎い。
でも、それは、周りの人間に愛情を持っている、
ということの裏返しで。
人はどうでもいい相手を憎んだりしない。
愛して欲しい相手に愛して貰えないから、憎むのだ。
そして、愛して欲しい人に愛して貰えない自分も、
きっと、同時に憎んでしまう。
だから、憎しみを感じた時は、
その大元に在った筈の愛情を思い出すようにしたい。
憎む前は、きっと、その人のことがとても好きだったんだよ、
と自分に言い聞かせて、
その時の好意や愛情といった感情を思い出したい。




著者: 日本橋 ヨヲコ
タイトル: G戦場ヘヴンズドア 1 (1)
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2005-06-09 22:55:18

風景が全然違う

テーマ:人と人

中上 時代だね。
君と僕との六つの差は、
僕が中学一年のときには君は小学一年生というぐらいだね。
俺と姉の距離がそうだもんな。
この時代の六歳の時代差というのは、
最初に出っくわす風景が全然違うんだよね。
(村上龍「村上龍対談集 存在の耐えがたきサルサ」文藝春秋より)



これは、中上健次の発言。
「最初に出っくわす風景が全然違う」という言葉が、
ジェネレーションギャップというものを象徴しているように思う。
多感な年頃に出会ったものというのは、
その人の好みや傾向に多大な影響を与えると思うけれど、
その出会うものは生まれた年が数年違うだけで、
全く違うものになったりする。
……自分と年齢の離れている人と出会う時は、
「この人とは最初の風景が違うんだ」
ということを念頭におかなければいけないな、
と、思った。



著者: 村上 龍, 中上 健次
タイトル: 存在の耐えがたきサルサ―村上龍対談集
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2005-06-05 18:46:51

好きも嫌いも何もなし

テーマ:人と人

感情見えぬ薄笑い
好きも嫌いも何もなし
(B'z「guilty」/シングル「RING」収録より)



これは、怖い。
笑み、という表情は、無表情よりも、
その人の本音を押し隠す効果が有ると思う。
でも、その笑みの裏に何か隠れていればまだいいけれど、
その裏に「好き」も「嫌い」も「何もなし」というのは、
本当に恐ろしいことではないだろうか。
私も(特に職場だと)無意味な笑顔を作ってしまうことがあるので、
注意したいな、と思う。



アーティスト: B’z, 稲葉浩志, 松本孝弘
タイトル: RING
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2005-05-06 14:15:17

口はそれ故につぐまれる

テーマ:人と人

からだの中に

深いさけびがあり

口はそれ故につぐまれる

(谷川俊太郎「朝のかたち」角川文庫収録「からだの中に」より)




これは、そうだ、と思う。

本当に、叫び出しそうな強い感情が体の中に在る時、

却って、何も言えなくなってしまうことの方が多い。

本当に現実で叫ぶことが出来る時は、

ほんの僅かしか無い。

伝えたいのに伝えようが無い強い感情は、

ただ胸の中で、出口を求めて彷徨うばかり、で。




著者: 谷川 俊太郎
タイトル: 朝のかたち―谷川俊太郎詩集 2
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2005-04-27 15:38:54

醜悪だと思いますね

テーマ:人と人

本当にいるんだよね、

インターネットで世界に繋がっていると

思っている人が。

そういう人が、

自分のホーム・ページに

日記を載せていたりするんですけど、

醜悪だと思いますね。

(「村上龍対談集 存在の耐えがたきサルサ」より、村上龍の発言)

 

 

まるで自分のことを言われているようで、ちょっとどきっとした。

でも、インターネットで世界に繋がっているとは微塵も思っていないし、

大体日本語と英語以外のサイトを開いてもちっとも読めない。

そもそもインターネットで誰かと繋がっているという感覚自体、

私には無いけれど。

だけど、ホームページ自体はもう4~5年前から作っているけれど、

日記を載せることの意味や良し悪しは、

4~5年前からずっと考え続けて、でも、まだ、わからないでいる。

(2005.6.26.一部改稿)

 



著者: 村上 龍, 中上 健次
タイトル: 存在の耐えがたきサルサ―村上龍対談集
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2005-04-11 18:03:35

不安になる

テーマ:人と人

人の期待にこたえて動いていなくちゃ 不安になる
誰から見てもいい人は
ねぇ いないの いないのに

(鈴木祥子「Angel」/アルバム「Candy Apple Red」収録より)

 

 

全くもってその通り。

誰から見てもいい人、なんてものは、存在し得ない。

なのに、私もやっぱり、誰からも悪く思われたくなくて、

誰かの期待に添おうとして必死になってしまう。

誰かに嫌われるのは怖いし、

嫌われるんじゃないかという不安も常に在る。

でも、誰から見てもいい人、というのが存在しない、

というのは、厳然たる事実だ。

もうちょっと気楽に生きられたらなあ、というか、

気楽に生きる努力をしなければいけない。

もっと言うと、誰かに嫌われても気にしないようにならなければならない。

誰かに嫌われる勇気を、持たなければならない。

それはとても難しいこと、だけれど。

 

アーティスト: 鈴木祥子, 菅原弘明, 曽我部恵一
タイトル: Candy Apple Red

 

 

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2005-04-11 17:58:16

やめないというのが大事

テーマ:人と人

簡単に関係をやめないというのが大事だと思うんです。

(ダ・ヴィンチ第12巻第3号よりトニー・ラズロの発言)

 

 

トニーは「ダーリンは外国人」でブレイクした漫画家・小栗氏の夫。

私は常に対人恐怖と自分が無価値だという不安

(これは関連し合っているものだが)が在る人間なので、

直ぐに誰かとの関係を止めたくなる。

私が関わらない方がこの人は幸せなのでは、と思ってしまう。

それは妄想と紙一重なのだけれど、

でもそう思っている時は本気でそう悩んでいて、

特に恋愛関係だとその感情の渦にはまってしまって、

どうにもこうにも抜け出せない時が有る。

でも、やっぱり誰かと関係が出来たら、簡単に切ってはいけないのだ。

今や何十億と地球中に溢れている人間、

でもその中には同じ人間というのは絶対に存在していなくて、

その掛け替えのない1人のうちの誰かと関係を持てたのだから、

そんな貴重なものを、訳のわからない不安などを理由に、

簡単に切り離してはいけない、のだ。

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2005-03-30 15:24:41

二度めはない

テーマ:人と人
なぜ神の機嫌を損ねた巫女は、
みずから命を絶つほど重い責を負わされるのか。
それは、天つ神には許すという行為がないからなのだ。
しくじったら、やりなおすことはできない。
二度めはない。輝の御子にはそれが当然なのだ。
(荻原規子「空色勾玉」福武書店より)



「空色勾玉」は題名の通り、
古代日本を舞台にしたファンタシー作品だが、
上に引用したのは、
輝の宮で育った稚羽矢が「謝る」という行為を知らず、
主人公・狭也が当惑する場面。
「謝る」という言葉は、「誤る」から転じた言葉で、
間違いをしたことを自認することからきているという
(参照:岩波国語辞典)。
確かに、自分の過ちを認めなければ謝ることは出来ないし、
全知全能の神なら間違えることはないのだから、
「謝る」という概念を持たなくても当然だろう。
しかし、人間である限り、必ず間違いは犯す。
そんなことは分かっているのに、
そして自分が間違えてしまったことは分かるのに、
私は謝り方がいつも判らずに途方に暮れてばかりいる。





著者: 荻原 規子
タイトル: 空色勾玉
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2005-03-28 10:02:32

はるかに超えて

テーマ:人と人
「きっとこんな本」という私の想像を、
進吾さんの装丁はいつもはるかに超えているのです。
(角田光代/ダ・ヴィンチ第12巻第3号「作家が愛した装丁家」より)



これに似た感触を覚えたことがある。
KTRさんに装丁を依頼した、「春の日」を見た時だ。
事前に打ち合わせもして、原稿も見せて頂いていたのだけれど、
出来上がってきた本を見て、びっくらこいた。
私の想像なんか、遥かにぽーんと飛び越えていた。
はああ、これがプロの仕事なんだな、と嘆息したのを覚えている
(KTRさんは漫画も描かれるが、実際のお仕事はデザイン関係の人である)。
看護で食っていけそうなのが分かったので、
もうプロの作家になりたいなどと思ったりはしていないが、
多分、何かを間違ってなろうとしたら、
それは装丁をプロにして貰いたい、という理由だと思う。
本職に装丁をして頂く特権的な喜びを知ってしまったから。
この体験だけでも、売れもしない同人誌を細々と作っていて良かった、
と思う。
(2005.2.6)
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2005-03-28 01:16:40

でも平気

テーマ:人と人
「三界との仕事はどう?」
「うん、イイよ」
「彼はあまり仕事の内容を詳しく説明しないのね?」
「そだね。でも平気、言うことちゃんと言ってくれるし」
「そう」
(オオノサトシ「HEAVY NOVA」Platationより)



情報屋、ベラグアと人間の「生脳」を部品としている人工生命体、
ジャック・ノーの会話。
こういう人が、言葉の上では厳しくても本当は誠実なんだろうなあと思う。
言うべきことを言うべき時にちゃんと言ってくれる人は少ない。
どうしたって、嫌われたくない、という思いや、世間体やら、
色々なものが邪魔をしてくるから。
特に男は、或る意味で女以上に本音と建て前の使い分けが上手いから、
私は男が苦手だ。でも、だからこそ、男にも惹かれるのだけれど。
言うべき時に言うべきことを言えたらなあ、と思うけれど、
現実はそんなに簡単ではなくて。
(2005.1.30)
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