2005-07-22 10:30:34

笑顔ひとつで

テーマ:男と女

私は…
私は…っ
死ぬほど
あんたに
怒ってるのよ…!!


なのに
そんな
うわごとみたいので
ごまかしみたいな
笑顔ひとつで
どうして――
私がこんなに
幸せにならなきゃならないの……!!


あんたは
世界一
ずるい――
(樹なつみ「OZ完全収録版」第3巻/白泉社より)



天才家系において唯一の凡人・ヴィアンカは、
妹の天才科学者・フィリシアのボディーガード、
傭兵のムトーに恋心を抱くが、
ムトーはヴィアンカに真摯に向き合うことはあっても、
決して恋愛対象としては見ない。
そんなムトーが負傷し、
成り行きで彼を看病することになったヴィアンカ。
高熱の中から一瞬目覚めたムトーの言葉と笑顔に、
揺れるヴィアンカのモノローグが上記。
まったく、ヴィアンカは可愛い女だよね、と思う。
可愛くて、バカだ。
例え脈が無くても、女として見て貰えていなくても、
好きな男の笑顔、というのは、
恐ろしく強烈な威力を持つもので、
こちらがどれだけ怒っていようと憎んでいようと、
そんなネガティヴな感情を一瞬で消し去ってしまう。
本当に、惚れた相手に笑顔を見せられたら、叶わない。
だったら、さっさと白旗を揚げてしまって、

でもその恋から逃げ出すことはしないで、
というのが私の理想なのだけれど、
実際はいつも、潔く白旗を掲げる度胸が持てないでいる。



樹 なつみ
OZ 3 完全収録版 (3)
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2005-07-21 16:04:21

「きょうも生きのびた」

テーマ:生きる

村上 本当は「きょうも生きのびた」というだけで人間は勝利なのに、
この国ではそのほかにいろいろ要るんですよ、
生きがいとか恋愛とか、老後の保障とかね。
それも何かおかしいと思うんです。
生理的にそういうのが嫌いだったんです。
(村上龍/村上龍対談集 存在の耐えがたきサルサ/文藝春秋より)



この思いには、とても共感する部分が有る。
特に、恋愛に関して。
彼氏も彼女も居なくたって、生きていくのには何も困らないのに、
どうして彼氏や彼女が居ない人間は残念そうにしたり、
どこか恥ずかしそうにしなければならないのだろう、
と思春期の頃から思っていたし、今も思っている。
純愛ドラマの流行にしても、
日本全体が「恋愛依存症」になっているんじゃないか?
……でも、恋愛自体は、素晴らしいものだと思う。
普段とは違うワクワクした高揚感や、
ドキドキする緊張感が味わえる
(そしてその結果女は妙に綺麗になったりもする)。
だけど、そこに依存しては、いけない、のだ。
生き延びただけで、人間は勝利。
この言葉は、とても清々しい。



村上 龍, 中上 健次
存在の耐えがたきサルサ―村上龍対談集

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2005-07-18 16:38:23

がんばらなければならないのか

テーマ:生きる

ただし問題は、教育する側が、
なぜ「ど根性」を出して「一生懸命」がんばらなければならないのかということを、
どう教えていくかだと思う。
(村上龍編集/JMM VOL.8 教育における経済合理性/NHK出版より石澤靖治の発言)



答えは簡単だ。
何故「ど根性」を出して「一生懸命」頑張らなければならないのか、
と言うと、
どんなに社会が豊かになろうが、
人が自立して他人に依存しないで生きていくのは、
「ど根性」を出して「一所懸命」頑張らなければ出来ないことだからだ。
一人で生きていく、というのは、そんなに簡単なことではない。
なのに、それが簡単なことのように勘違いされているのは、
多分、「パラサイト・シングル」や「ニート」と呼ばれる人々の存在に代表されるように、
本来なら一人で生きていけない人間でも、
誰か(大部分は親)が養ってしまっているからだ。
本当の意味で一人で自立して生きる、というのは、
簡単なことではない。
もういい年して家を出て行く気も無い、
将来設計を立てるつもりでもない子供は、
路上に放り出してしまえよ、
と思う私は冷酷なのだろうか……?



村上 龍
JMM〈VOL.8〉教育における経済合理性―教育問題の新しい視点
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2005-07-18 07:09:14

自分の実際の力量

テーマ:生きる

常に奇蹟を追いもとめるということは、
気がつくたびに落胆するということの裏と表で、
自分の実際の力量をハッキリ知るということぐらい悲しむべきことはないのだ。
(坂口安吾/堕落論/角川文庫より)



人間は多分、自分の力量を半分は把握して、
半分は把握出来ていないから、希望を持つことが出来るのだろう。
安吾が言うように、自分の力量を完全に把握してしまったら、
本当は絶望するしかないのではないだろうか。
今の自分の力量を正確に把握して、
それでも明るい未来を思い描くことが出来たなら、
それが本当の希望、なのかも、しれないけれど。
そう出来る精神力を持っていることが、
もしかしたら希望の本質、なのかもしれない。




坂口 安吾
堕落論
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2005-07-12 12:03:31

no other place to go

テーマ:生きる

There is no other place to go
(B'z「Brighter Day」/アルバム「THE CIRCLE」収録より)



作詞者の稲葉浩志の訳だと、
「他にどこにも行く場所なんてないよ」
となる。
そう、他にどこにも行く場所なんて、無いのだ。
今、自分の立っているこの場所こそが、自分の戦場。
どこか違う場所に行けば、
何か新しい素晴らしいものが待っているような、
違う自分になれるような、
そんな感覚をつい持ってしまいがちだけれど、
それは、違う。
今、自分が居るこの場所こそ、
自分に一番相応しい場所なのだ。
どんなに絶望的でも、辛い場所でも。
その場所で戦い続けることが、必要なのだ。
むしろ、その場所が安全で安穏と出来る時こそ、
旅立つべきなの、かもしれない。



B’z
THE CIRCLE
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