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2005-03-30 16:34:00

守れやしないんだ

テーマ:生きる
金も名誉も力も無いから信じるものも守れやしないんだ
(篠原美也子「冬の夜」/アルバム「SPIRAL」収録より)



これは事実。でも、事実の一面でしかない。
信じるものを守れない一番の原因は、
心が弱いから。自分のたましいに背いているから。
信じるものを信じ抜く強さが無いから。
この歌は、面倒になるだけだよ、
下らないこだわりなんか、さっさと捨てちまえよ、
そういう声に抗う術を持っていないことを知りながら、
「あきらめたくはない」と呟く人間の歌。
大丈夫、そう呟けるうちは、まだ、信じる強さは残っているから。
信じたいものを信じる力が無くなってきている、
と感じる時、そっと背中を押してくれる歌、だ。




アーティスト: 篠原美也子
タイトル: SPIRAL
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2005-03-30 16:19:51

なお美しい

テーマ:男と女
ほんものの女は
所謂女らしさをきっぱり棄てて、
なお美しいひと。
(柳美里「私語辞典」角川文庫より)



これは、そうだよなあ、と思う。
生殖能力や生命力や弱さや可愛らしさ=女、ではない。
子持ちのオバさんは或る意味では「女」そのものだが、
しかし同時に「女」というものから遠くかけ離れていたりする。
こういう美しい人はごく希に居て、
具体的にイメージ出来るのだけれど、
でも、何となく、
男はこういう女の人を「女」と見なさない気がする。
理由は、よく分からないけれど。
……取り敢えず、男と飲んでも女と見なされない私は、
どういう意味でも「女」から程遠い気はするが……。





著者: 柳 美里
タイトル: 私語辞典
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2005-03-30 16:07:07

セックスと避妊

テーマ:男と女
結婚してない限り、セックスと避妊はワンセットなのだ。
(田口ランディ「スカートの中の秘密の生活」幻冬舎文庫より)



本っ当に当たり前のことなのだけれど、
このことが判っていない男が多過ぎる、と思う。
実は私はペーパー保健師なのだが、
一応家族計画等も業務のうちなので、学校で習った。
その一応専門的な知識に依ると、外出しは避妊ではないし、
コンドームも適切な使用をしないと避妊具としての役割を果たさない
(説明書をきちんと読みましょう)。
その男に逃げられても一人で堕胎する、
もしくは子供を育てる覚悟と経済力と精神的余裕が有る
(そんな女が居るのだろうか、あまり居ない気がする)
のならともかく、そうでないのなら、
避妊を嫌がるような男とは、
さっさと(出来れば一日も早く)別れるべきであろう。
その男は恐らく無責任で自分勝手で、
その上頭が悪い(知能指数が低いという意味ではない)
可能性が高いから。





著者: 田口 ランディ
タイトル: スカートの中の秘密の生活
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2005-03-30 16:02:24

正体

テーマ:生きる
グローバルスタンダードというものの正体は
実はアングロサクソンスタンダードだったり
アメリカンスタンダードだったりする。
(村上龍「アウェーで戦うために」知恵の森文庫より)



……そうなんだよね。
村上龍も何度も何度も指摘していることだけれど、
ここのところ、言葉の文字通りの意味と、
その中身が食い違う日本語が多い気がする。
(いや、このところ、ではなくて、
 本当は昔からそうだったのかもしれないが、
 ……いや、でもそうではない気がする)
別にそのこと自体をどうこう言うつもりもないのだけれど、
そういう言葉によって伝えられた情報というのは、
絶対的な意味では正確ではあり得ないし、
どこか必然的に歪んできてしまう。
本質を見失っちゃ駄目だぞ、と、
常に自分に言い聞かせることが必要な時代、なのかもしれない。
今がどんな時代かなんて、あまり考えたくもないけれど。
でも考えないと、多分、馬鹿を見るんだろう。




著者: 村上 龍
タイトル: アウェーで戦うために―フィジカル・インテンシティ III
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2005-03-30 15:57:26

すこし淋しい

テーマ:生きる
生きて行くだけの日々はゆるやかですこし淋しい
(篠原美也子「河を渡る背中」/アルバム「everithing is passing」収録より)



日本人だったら、生きていゆくだけなら、比較的簡単だ。
しかし、これが日本以外の国だとまた事情が変わってくる。
生きること自体が多大な困難を伴う国も在る。
そういう国の人々のことを思うと、
生きていられるだけで充分だよなあ、と感じるけれど、
でも、だけど、何故か、生きてゆくだけの日々は、
篠原美也子が歌うように、どうしようもない淋しさを伴っている。
どうしてかは、判らない、けれど。





アーティスト: 篠原美也子
タイトル: everything is passing
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2005-03-30 15:37:48

わからなくなって

テーマ:男と女
時を重ねるごとに、ひとつずつあなたを知っていって
さらに時を重ねて、ひとつずつわからなくなって
(ポルノグラフィティ/「サウダージ」より)



確かに、恋とはこういうものだ。
最初は、相手のことが少しずつわかっていくような気がして、
或る地点まで行くと、今度は、
ただひたすらわからなくなっていくような感覚しかなくなる。
……と言っても、私は大体その地点に辿り着く前に、
分離不安に駆られて相手との関係を断絶してしまうので、
あまりこういう感覚は味合わない。
もしかして、関係が熟してきた途端に別れてしまうのは、
相手がわからない、という不安から逃れる為、
かも、しれないけれど。
相手のことなど判りはしないし、
相手も自分のことなど判るわけもない、
それでも一緒に居たい、と願う強さが欲しい、
そう思う、けれど。





アーティスト: ポルノグラフィティ, ハルイチ, ak.homma, アキヒト, シラタマ
タイトル: サウダージ
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2005-03-30 15:24:41

二度めはない

テーマ:人と人
なぜ神の機嫌を損ねた巫女は、
みずから命を絶つほど重い責を負わされるのか。
それは、天つ神には許すという行為がないからなのだ。
しくじったら、やりなおすことはできない。
二度めはない。輝の御子にはそれが当然なのだ。
(荻原規子「空色勾玉」福武書店より)



「空色勾玉」は題名の通り、
古代日本を舞台にしたファンタシー作品だが、
上に引用したのは、
輝の宮で育った稚羽矢が「謝る」という行為を知らず、
主人公・狭也が当惑する場面。
「謝る」という言葉は、「誤る」から転じた言葉で、
間違いをしたことを自認することからきているという
(参照:岩波国語辞典)。
確かに、自分の過ちを認めなければ謝ることは出来ないし、
全知全能の神なら間違えることはないのだから、
「謝る」という概念を持たなくても当然だろう。
しかし、人間である限り、必ず間違いは犯す。
そんなことは分かっているのに、
そして自分が間違えてしまったことは分かるのに、
私は謝り方がいつも判らずに途方に暮れてばかりいる。





著者: 荻原 規子
タイトル: 空色勾玉
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2005-03-30 15:16:08

一番よくない

テーマ:生きる
「すてばちになってはいけない。
過ちを認めるのに、一番よくない方法じゃ。
つぐなおうにも、つぐなえないものもこの世にはあるが、
それを知っていることと、
努力をしないこととは別じゃよ」
(荻原規子「空色勾玉」福武書店より)



謝るのが、苦手だ。
何を言っても何かをしてしまった後では、
もう言い訳にしかならない、という思いもあるし、
何を言ったところで取り返しがつかない、
という思いも常にある。
多分、自分が、謝られるのがあまり好きではないから、
かもしれない。
どうしてあまり好きでないのか、は、
自分でも、よく、分からない。

(注:私の手元にあるのは福武書店版ですが、
   現在は徳間書店版が主に流通しているようです)





著者: 荻原 規子
タイトル: 空色勾玉
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2005-03-28 12:48:51

震える体を抱いても

テーマ:男と女
無理に震える体を抱いても(I love you, baby)
辛くなるのは俺だよ
失恋よりも切ないさ My heart(I need you, baby)
寂しいのは きっときっと
俺の方だよ Oh ナナ
(THE CHECKERS「NANA」/アルバム「THE CHECKERS」収録より)



今時こんな男は居ないんじゃなかろうか、
と懐かしい曲を聴いていてふと思った。
そもそも抱かれる時に男の前で震える女、
なんてものが今時存在しなさそうだし、
従ってそんな女を抱こうとして、
辛くなったり切なくなったり寂しくなる男もまた、
存在しないのではないか、と。
セックスはこの歌が作られた当時より、
ずっと当たり前で日常的でお気軽なものになった。
エッチ、という、曖昧で、婉曲的で、軽く、
寒々しい言葉に置き換えられるうちに。
女も男も、相手が余所で姦ってないかを気にするくせに、
自分はあっけらかんと大して悪気も無く、
大して罪悪感も持たず、他の誰かと寝る。
そういうことが当たり前になっているうちに、
私達は大事な辛さや切なさや淋しさを、忘れてしまった、気が、する。




アーティスト: チェッカーズ, 康珍化, 芹澤廣明, 売野雅勇, 藤井郁弥
タイトル: THE CHECKERS
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2005-03-28 12:18:03

戻れなくなってしまった

テーマ:男と女
一度体がふれあってしまったら、
もう元のようにしゃべるだけの関係には戻れなくなってしまった。
(田口ランディ「スカートの中の秘密の生活」幻冬舎文庫より)



女は、そうなのだ。
よっぽど行きずりで一度限りの関係で無い限り。
一度体を許した相手は、特別な相手になる。
……でも、男はそうではなくて。
男は基本的に誰とするのも、一緒
(ただ、一度寝た女を「自分のモノ」扱いする傾向はあるが)。
体が触れ合う前も触れ合った後も、
まるでそのことが無かったかのように振る舞うことが出来る。
何て薄情な生き物なんだ!! と思うけれど、
まあ、男は精子をばらまかなきゃいけないから、
仕方が無いのかな……。
でも、それだと、女は、ちょっと寂しいぞ。
よっぽどでなけりゃ、女が体を許すのは特別な相手、だけなのだから。




著者: 田口 ランディ
タイトル: スカートの中の秘密の生活
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