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2017年05月09日 18時36分25秒

神々の履歴書第5回 天使を召喚する祭壇

テーマ:スピリチュアル

神々の履歴書 第5回 天使を召喚する祭壇

 

  

 

こんにちは。サイキックリーダー&クリスタルセラピストのマユリです。

 

前回は、「リーディング(透視)能力がないのに、見えない世界に関わるのはリスクを伴う」ことをお話しました。

 

例えば、召喚文を唱えると、呼ばれた霊体(悪魔であろうと神様であろうと)は必ずやってきます。普通の人には、やってきても視えません。しかし、わかってなくとも、事は起きています。貴方の見えない次元で、変化が起きているのです。

 

いい変化かもしれません・・・でも、悪い変化かもしれません・・・見えていないのに、見えない世界に深くかかわることは、目隠しをして見ず知らずの人と交わるようなものなので、大変危険なのです。

 

 

東洋の召喚文・西洋の召喚文

 

「いったい召喚文って何ですか?」質問をうけました。

 

召喚文とは、ある霊体を呼び出す言葉のことです。日本では、密教や修験道で使うマントラや、神道や陰陽道で使う祝詞などが有名です。たいていは、同時に印を結んだり、シンボルを切ったりします。

 

同じようなものは、西洋にも伝わっており、カヴァラ(ユダヤ神秘主義)の呪文や護符が有名です。

 

なんだか、アニメのようなお話ですね・・って思われる方もいるかもしれません。見えないとリアリティがないので、そう思ってしまうのも仕方がないかもしれませね。

 

けれども、視えようが視えまいが、誰が言っても、召喚文さえ正しければ、呼ばれた霊体はやってきます。問題は、唱える本人が、それが召喚文だとわからずに唱えている場合が、あることです。

 

 

エネルギーワークとしての召喚文

 

以前、「幼稚園児の息子さんが虚弱で、しょっちゅう熱をだすので、毎日のようにエネルギーワークをしてやっているのだけど、ちっともよくならない」という方が来られたことがありました。一言でエネルギーワークといってもいろいろあるので、どういうものか尋ねても、本人もよくわかっていないようだったので、とりあえず実演してもらいました。

 

その方が、何か唱えてシンボルを切った瞬間、左上からすっと長いものが飛んできて、息子さんの足に巻き付きつくのがみえました。こういう風に息子さんの足に巻きついていると絵に書いてあげると、「そこは赤く湿疹がでているところで、いつも痒がっているところだ」とのことでした。

 

それから、しばらくワークをやめると、湿疹も引いて、息子さんも元気になり、熱をださなくなりました。

 

 

そのエネルギーワークがいいものか悪いものかを考える以前に、一つ覚えていてほしいことがあります。通常、子供は霊的な免疫力も、大人と違って、大人が大丈夫な霊的衝撃でも、大きな衝撃となります。お薬同様、大人と子供は違うので、大人と同じ薬を子供に飲ますと、ひっくり返ってしまうのです。

 

それはさておき、このお母さんの問題点は、

   自分の習ったエネルギーワークがどんなものなのかよくわかっていない

   わかっていないのに、毎日子供に施している

この点です。これって、よくわからない薬を、毎日子供に飲ませるようなものです。

 

実はこのエネルギーワークは召喚文を含んでいます。彼女が、それを唱えた瞬間、霊体が左上からやってきて、子供の足に巻き付いたのです。(ちなみに、頭の中で唱えてシンボルをきっても、やってきました。)

 

他にもたくさんこうした方が来られましたが、「これは召喚文だ」とわかって唱えている方は少なく、この女性のように、スピリチュアルや何かの一環として習い、「自分は何かを召喚しているという意識のないまま」に、「手順通りに行っている」方が、ほとんどでした。

 

 

 天使を召喚する祭壇

 

そういう中に、ちょっと悪質かも・と思われるものもありました。

 

ある日私の講座に、その方がそばに来ると、霊媒体質の方ならば、頭が痛くってたまらないほど、強い邪気を放つ方が来られました。

 

「パワーストーンの波動を測定する」ワークでは、なんと、その方の着けているブレスすべてが強いマイナス波動(強烈な邪気)を放っていました。今朝初めてつけてきたブレスということで、念のため購入したところのエネルギーもみましたが問題ありません。その方がつけると、数時間のうちにマイナス波動になってしまったのです!

 

 

 いったい、何でこんなことになってしまったのでしょうか?

 

授業中に「貴方、凄いのが憑いていますよ」というわけにもいかず、頭痛を我慢しながら授業をしていたところ、本人が

 

「私、天使を召喚したの」と話し出しました。

・・・・彼女はそれを天使だと思っているみたいです・・・

 

「ある日、メールが来てね、天使を召喚する祭壇の作り方をかいてあったの。それから、そのメールを3人の知り合いにも送ってくださいって。

「ええ!送ったの?」

「ええ。それでね、書いてある通りに、祭壇を作って、毎日、天使をお迎えする儀式をしたのよ。」「それと、玄関にリンゴも置いたわ。」

 

 

「え?なんでリンゴなの?」

「さあ?そう書いてあったから」

「でね、なんか手ごたえありっていうか、何かが来た気がしたの・・・」

 

彼女も、先ほどのお母さんと同じ間違いを犯しています。

 

彼女は、自分が作っている祭壇や儀式の意味がまったくわかっていません。「わかろう」という発想もありません。それでいて、出所不明のチェーンメールに書かれた内容を信じて、1か月も天使を召喚し続けたのです。

 

リンゴは、キリスト教では「罪の象徴」とされます。蛇(悪魔が化けたとされています)がイブを誘惑してリンゴを食べさせ、アダムとイブが楽園を追放された逸話から、リンゴはしばしば、蛇(悪魔)とセットで描かれます。

 

 

 

リンゴを食べさせる蛇は、サタンとも、ルシファーとも、堕天使サミュエルともいわれます。どちらにせよリンゴを手にするものは悪魔とされ、「玄関に置かれたリンゴは、悪魔を呼び寄せる印」と、とれなくもないのです。

 

もちろん、これは、キリスト教的な解釈で、宗教や宗派によっては別の解釈もあるでしょうから、決めつけるわけではありません。

 
 ここでいいたいことは、祭壇を作って、召喚文を唱え、玄関にリンゴをおくような――そんなことを実行するのならば、少なくともその前に、それは「どんな意味なのか?」「どういう理屈に基づいてそうしろといっているのか?」知ろうとしなければなりません。

 

問題なのは、そういう非理性的な態度なのです。

 

考える習慣をもつことが大事

 

天使を召喚する祭壇で、召喚される霊体はよい霊体でしょうか?悪い霊体でしょうか?

 

召喚文は、漢文やサンスクリット、ヘブライ語などが多く、ぱっとみて意味がわかりません。また、日本語や英語など意味が分かる場合も、必ずしも表面的な意味で召喚されるのではなく、霊体は言葉や文字に秘められた波動に感応してやってきます。

 

東洋的にいえば文の底に沈めた真の意味、カヴァラ的にいえば、ゲマトリア(数秘)による隠された意味に引かれてやってくるのです。ですから、召喚文自体から、良い霊体か悪い霊体か判定するのは、一般の方には難しいと思います。

 

 

でも、ここで問題としているのは、そんなサイキックレベルの話ではありません。それ以前の良識の問題です。

 

「チェーンメールなど、元々誰が書いたかわからないようなメールを鼻から信じるのですか?」と尋ねたところ、「信頼できる友人からのメールだったから」と返答されました。

 

ネットでも雑誌でもそうですが、著者のサインのない文章は、責任の所在が不明なので信じるに足りません。「信頼できる友人」は、メールを転送した人で、書いた人ではないのです。それは、根拠のない噂話や流言を横流するような行為です。

 

 

 

何でも疑うことと、何でも信じることは、根はいっしょです。 反射的に、すべて否定したり、肯定したりすることは、どちらも自分の頭で考えることを放棄しているのです。

 

その情報が正しいかどうかは判定するのは、「信じるに足る客観的な証拠」が必要です。「信頼できる人が言ったから正しい」とか、「嫌いな人が言ったから間違っているに決まっている」ではありません。しっかりと、内容を吟味して、自分自身で考えなければならないのです。

 

考えを誰かに委ねると、気楽かもしれません。しかし、その時こそ、見えない魔物が人の心を支配します。

 

憑依されやすい人の特徴

 

「人がよくて、物事を深く考える習慣のない人」は、魔物に付け入られやすいタイプです。「自分がない人」は、魔物にも取り込まれやすいのです。

 

よく、「霊障を受け易く困っているのですが、もらわなくなる秘訣はありますか?」と質問されます。「自分がしっかりとある人」(我が強いという意味ではありませんよ。)は、少々もらうことはあっても、完全に憑依されてしまうことはありません。なぜならば、「魔物は、潜在意識に語り掛けて、人を支配しようとする」ので、「深く考えずに、反射的に、無意識的に行動してしまう人」は、もっていかれやすいのです。

 

アメリカ大統領選では、SNSにデマが飛び交い、選挙の結果に大きく作用したといわれています。噂話的な無責任なものもあれば、敵を陥れるための戦略的なものもあったとされています。その影響力の大きさに、ドイツでは、虚位の情報を流したものに対する罰則規定ができたとのことで・・もはやネットにも、魔物は巣くっているのです。

 

流言飛に惑わされず、一人一人が、主体的に考え、正しい判断ができることが、明るい未来のために必要なのです。

 

 

 そうそう、神々の履歴書第3回で予告した「水の召喚術はどうなったんだ?」とのお尋ねがありました。次回は話を元に戻して、「京都の神々の話」をさせていただきますね。

 

マユリ

 

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