平成25年度事業報告＋決算報告、平成26年度事業計画
こちらでの紹介が遅くなってしまいましたが、HSPのホームページに、
昨年度事業報告書＋決算報告、今年度事業計画書がアップされています。
↓
会計報告
以下に、事業報告と事業計画の概要を転記します。
引き続き、ご支援のほど、よろしくお願い致します。
＜平成25年度・事業報告（概要）＞
昨年7月、ハートセービングプロジェクトは日本国外務省より「医療分野での国際協力の推進」の功績により平成25年度外務大臣表彰を受賞致しました。実質的に活動を開始してから12年目を迎え日本国政府からこのような評価をいただきましたことは、大変喜ばしく今後の大いなる励みになりました。
平成25年度は2回のモンゴル地方検診と2回の首都ウランバートルでの小児の先天性心疾患患者の検診、治療活動を実施することができました。地方検診先は5月オブス県で検診数140例、8月バヤンウルギー県100例でした。ウランバートルでの活動は2回の合計で治療例48、検査カテーテル実施例9でした。
治療活動と現地医療教育活動を掲げて近年活動しておりますが、昨年にモンゴル国立母子保健センター医師のカテーテル技術において格段の進歩がありました。モンゴルでの自立的な小児カテーテル治療の兆しが見られたことは、モンゴルでの小児心疾患の治療の将来展望が開けたに等しく、今後この流れを現実可能性の高いものにするべく、きめ細かな教育、病院内体制の構築、モンゴル保健省への働きかけなどを戦略的に進めていくことが肝要です。
本年度は「産経明美ちゃん基金」より当団体申請の1件が受理され、日本へ招聘しての治療が実施されました。今後も現地での治療が難しい案件については継続的に申請してまいります。
日本からモンゴルへ救急車を輸送するプロジェクトは、3月に福井県鯖江市丹生消防組合消防本部様よりモンゴル非常事態庁へ消防自動車1台、6月に兵庫県姫路市消防局様よりモンゴル第3産科病院へ救急車1台が寄贈されました。福井県鯖江市丹生消防組合様からは現在救急車1台寄贈が進行中です。
本年度、以上のように事業を継続して実施できましたのも、草の根で支援してくださいました日本とモンゴルの市民の方々のおかげです。ご支援くださる皆様のご期待に添うべく、今後一層の発展的活動を進めてまいります。
＜平成26年度・事業計画（概要）＞
平成26年度は、年2回のモンゴル国渡航治療活動と同じく年2回のモンゴル国地方都市における検診活動の実施を計画しております。これらの活動は検診・治療と同時に、現地医療関係者の技術と意識の向上を目的にしております。
現地医療従事者に対する教育は、昨年度に引き続き対象者それぞれについて教育プログラムを策定し、お互いに目標を共有した上で指導・評価をしてまいります。また中・長期的にはモンゴル国内で自立的に小児循環器疾患児をカテーテル治療ができることを目標に、設備面及び技術面でのアドバイスをモンゴル国各所へ行ってまいります。
医療資材の調達をなるべく現地で行うことによって経費削減を図ってまいります。
モンゴル国内において産経新聞社の明美ちゃん基金に該当する患者がいる際には昨年同様、積極的に申請をしてまいります。
また資金援助をしてくださる市民の方々のご理解とさらなるご協力をお願いしてまいります。
※年2回の渡航（検診＋治療）は、4月と8月の予定
昨年度事業報告書＋決算報告、今年度事業計画書がアップされています。
↓
会計報告
以下に、事業報告と事業計画の概要を転記します。
引き続き、ご支援のほど、よろしくお願い致します。
＜平成25年度・事業報告（概要）＞
昨年7月、ハートセービングプロジェクトは日本国外務省より「医療分野での国際協力の推進」の功績により平成25年度外務大臣表彰を受賞致しました。実質的に活動を開始してから12年目を迎え日本国政府からこのような評価をいただきましたことは、大変喜ばしく今後の大いなる励みになりました。
平成25年度は2回のモンゴル地方検診と2回の首都ウランバートルでの小児の先天性心疾患患者の検診、治療活動を実施することができました。地方検診先は5月オブス県で検診数140例、8月バヤンウルギー県100例でした。ウランバートルでの活動は2回の合計で治療例48、検査カテーテル実施例9でした。
治療活動と現地医療教育活動を掲げて近年活動しておりますが、昨年にモンゴル国立母子保健センター医師のカテーテル技術において格段の進歩がありました。モンゴルでの自立的な小児カテーテル治療の兆しが見られたことは、モンゴルでの小児心疾患の治療の将来展望が開けたに等しく、今後この流れを現実可能性の高いものにするべく、きめ細かな教育、病院内体制の構築、モンゴル保健省への働きかけなどを戦略的に進めていくことが肝要です。
本年度は「産経明美ちゃん基金」より当団体申請の1件が受理され、日本へ招聘しての治療が実施されました。今後も現地での治療が難しい案件については継続的に申請してまいります。
日本からモンゴルへ救急車を輸送するプロジェクトは、3月に福井県鯖江市丹生消防組合消防本部様よりモンゴル非常事態庁へ消防自動車1台、6月に兵庫県姫路市消防局様よりモンゴル第3産科病院へ救急車1台が寄贈されました。福井県鯖江市丹生消防組合様からは現在救急車1台寄贈が進行中です。
本年度、以上のように事業を継続して実施できましたのも、草の根で支援してくださいました日本とモンゴルの市民の方々のおかげです。ご支援くださる皆様のご期待に添うべく、今後一層の発展的活動を進めてまいります。
＜平成26年度・事業計画（概要）＞
平成26年度は、年2回のモンゴル国渡航治療活動と同じく年2回のモンゴル国地方都市における検診活動の実施を計画しております。これらの活動は検診・治療と同時に、現地医療関係者の技術と意識の向上を目的にしております。
現地医療従事者に対する教育は、昨年度に引き続き対象者それぞれについて教育プログラムを策定し、お互いに目標を共有した上で指導・評価をしてまいります。また中・長期的にはモンゴル国内で自立的に小児循環器疾患児をカテーテル治療ができることを目標に、設備面及び技術面でのアドバイスをモンゴル国各所へ行ってまいります。
医療資材の調達をなるべく現地で行うことによって経費削減を図ってまいります。
モンゴル国内において産経新聞社の明美ちゃん基金に該当する患者がいる際には昨年同様、積極的に申請をしてまいります。
また資金援助をしてくださる市民の方々のご理解とさらなるご協力をお願いしてまいります。
※年2回の渡航（検診＋治療）は、4月と8月の予定
2013年度・第3回渡航の写真（カテーテル治療班）
遅くなりましたが、昨年11/19～27の、2013年度・第3回渡航
にて、30人のカテーテル治療が行われました。
その時の写真を一部紹介します。（クリックで拡大）
※HSPのFacebookページ（モンゴル語）に、
他の写真も多くアップされています。
HSPの活動は、日本からの一方的な支援でなく、モンゴルと日本、
両方の人的・金銭的支援によって、支えられています。 （＾＾）
にて、30人のカテーテル治療が行われました。
その時の写真を一部紹介します。（クリックで拡大）
※HSPのFacebookページ（モンゴル語）に、
他の写真も多くアップされています。
HSPの活動は、日本からの一方的な支援でなく、モンゴルと日本、
両方の人的・金銭的支援によって、支えられています。 （＾＾）
HSPの検診を受けたモンゴルの１歳女児、明美ちゃん基金で来日・手術へ
昨年11月のモンゴルでのハートセービングプロジェクトの
心臓検診で、1歳3ヶ月のソドビレッグ・ツェルメグちゃんが
「左冠動脈肺動脈起始症」と診断されました。
モンゴルでは手術困難で、放置すれば乳幼児期に心筋梗塞
などを発症して死に至る病気のため、「明美ちゃん基金」
の適用を受け、昨日、母親とともに来日し、東京女子医大
病院に入院、精密検査・手術を受ける予定です。
⇒ 心臓病のモンゴル女児来日 「絶対治ると信じている」と母
⇒ モンゴルの１歳女児に適用 左冠動脈肺動脈起始症で手術へ
HSP検診＋明美ちゃん基金の適用は、今回で3回目。
※1回目：アリウンゴーちゃん手術成功！
※2回目：手術が無事終了！～アムルちゃん
無事手術が成功するよう、祈っています。
＜追記＞
1月29日、7時間にわたる手術が行われました。
術後の経過は順調で、3月14日に無事帰国となりました！
※HSPのホームページの記事（写真付）
心臓検診で、1歳3ヶ月のソドビレッグ・ツェルメグちゃんが
「左冠動脈肺動脈起始症」と診断されました。
モンゴルでは手術困難で、放置すれば乳幼児期に心筋梗塞
などを発症して死に至る病気のため、「明美ちゃん基金」
の適用を受け、昨日、母親とともに来日し、東京女子医大
病院に入院、精密検査・手術を受ける予定です。
⇒ 心臓病のモンゴル女児来日 「絶対治ると信じている」と母
⇒ モンゴルの１歳女児に適用 左冠動脈肺動脈起始症で手術へ
HSP検診＋明美ちゃん基金の適用は、今回で3回目。
※1回目：アリウンゴーちゃん手術成功！
※2回目：手術が無事終了！～アムルちゃん
無事手術が成功するよう、祈っています。
＜追記＞
1月29日、7時間にわたる手術が行われました。
術後の経過は順調で、3月14日に無事帰国となりました！
※HSPのホームページの記事（写真付）