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2010年09月15日(水) 12時48分31秒

技とテクノの融合展

テーマ:ものづくり
有楽町の東京国際フォーラムで開催された「技とテクノの融合展」に行ってきました。
主に東京近郊のものづくりを行っている中小企業が出展していました。
事業の区分けとしては、伝統工芸、生活・サービス関連、製造業、食品・飲食業、先端技術、建設住宅、ソフトウェア、環境関連など、様々な業種の展示がありました。

各社工夫を凝らした独自の製品を展示しており、すべてのブースをまわってじっくり話を聞きたかったですがそういうわけにもいかず、何社か特に印象に残った企業と製品を紹介したいと思います。

株式会社ミューテクノさん
精密板金が本業ですが、展示していたのはとてもかわいい板金でできた昆虫の飾りでした。
見れば見るほど精巧で、さすが精密板金屋さんと感動しました。
この作品は、各部品を組み合わせてくみ上げるのではなく、一枚のつながった板からできているとのことで、わずか1箇所でつながっていてあとは折り曲げるだけで作成できるということでした。

$ものづくりの心と翻訳のブログ-昆虫
一枚の板金でできた昆虫

大野精機さん
鉄骨の錆落とし用の工具を展示してました。
汎用の電動工具に取り付けて使用でき、今までよりも細かい箇所の錆を簡単に落とすことができるという工具。見た目がカラフルで目を引きました。

$ものづくりの心と翻訳のブログ-ケレンマイスター
錆落とし工具、ケレンマイスター

株式会社スクラムさん
野球帽のつばの部分にLEDを7個取り付けたライト付き帽子。これはパンフレットと実物展示のみの参考出品でしたが、かぶってみても違和感がほとんどなく、ほしい!と思ってしまいました。
すでに販売しているようで、1個3,800円でした。
$ものづくりの心と翻訳のブログ-光る帽子、Terubo
光る帽子TERUBO

ウォームガラスプロダクツ株式会社さん
ガラスに透明導電膜を蒸着し、同じくガラスに貼り付けられた電極から電流を流すことでガラスの温度を上昇させる、ウォームガラスを展示されていました。
温度を上昇させても割れないガラスの製造と、これに均一に導電膜を蒸着する技術が難しいとのことで、これらの課題を解決した製品とのことでした。
コンビニで缶ジュースを温めるのに使ったり、結露防止用の窓ガラスなどに使えるようです。
会場では240℃(確か)に加熱実験中で、そのガラスの上にアルミホイルを置き、その上で卵を割って目玉焼きを作っていました。
5分ほどで目玉焼きが完成していました。
$ものづくりの心と翻訳のブログ-ガラス
ヒートガラス

各社さんとも持っている技術を駆使し、アイデアを生かしたユニークな製品を開発されているのですが、一番の悩みは、良い製品であっても宣伝が行き届かず、必要な人や企業へその製品の情報が届かないことのようでした。
今回のような展示会はそのための良い機会になるのだろうと思います。

$ものづくりの心と翻訳のブログ-入り口
江戸・TOKYO 技とテクノの融合展2010
2010年09月15日(水) 10時57分47秒

夏の思い出

テーマ:ダイビング
あんなに厳しかった残暑がうそのように、気がつけば蝉の鳴き声が虫の音に代わり秋の風が吹くようになりました。
涼しくなると途端に夏の暑さが懐かしくなるのが不思議です。

とても暑かった今年の私の夏を写真で振り返りたいと思います。

7月の終わりにハワイ島へ行きました。
この頃は東京もまだ涼しかったのですが、ハワイ島はもっと涼しかったです。
ハワイ島の印象は地面が真っ黒い溶岩だったことと、いつでも視界に入る裾野の広いフアラライ山。
陸からも海からも、必ずこの山が視界に入り、雄大な景色が脳裏に焼き付きました。

$ものづくりの心と翻訳のブログ-フアラライ山
海から見たフアラライ山

海の色が印象的だったハプナビーチ。
ここで海水浴を楽しみました。
$ものづくりの心と翻訳のブログ-ハプナビーチ
ハプナビーチ

ハワイの守り神、ティキ。
何度繰り返しても名前を覚えられなかった公園、プウホヌア・オ・ホナウナウ国立歴史公園にて。
$ものづくりの心と翻訳のブログ-ティキ
ティキ

ハワイらしい風見鶏(サーファー)と雨樋。
コナの繁華街で見かけました。
$ものづくりの心と翻訳のブログ-風見鶏
風見サーファー

$ものづくりの心と翻訳のブログ-雨樋
魚の形の雨樋

8月の始めに仕事で長崎へ。
ここでは日差しが強く蒸し暑かったものの、海が近いせいか涼しい風が時折吹いて暑さを和らげていた覚えがあります。
夜は思案橋という繁華街でビールを飲みました。

ものづくりの心と翻訳のブログ-長崎新地中華街
長崎新地中華街

ものづくりの心と翻訳のブログ-思案橋
思案橋

8月上旬、北千住のオフィスへ向かう途中に撮った夏らしい空です。
遠くにスカイツリーが見えます。
自転車で約30分でオフィスに到着。到着時には汗だらだらでした。

$ものづくりの心と翻訳のブログ-スカイツリー
スカイツリー


最後は8月の後半の伊豆です。
伊豆海洋公園で初めてダイビングしました。
気温30℃、海の中の水温は27℃と快適でした。
魚もたくさんいて、ハナダイやタカベの群れ、マツカサウオ、カミソリウオのペアなど珍しい魚も見ることができました。

$ものづくりの心と翻訳のブログ-IOP_
伊豆海洋公園

今年の夏もたくさんの良い経験ができ思い出深い夏となりました。
2010年05月21日(金) 08時06分43秒

キャッチコピーの翻訳

テーマ:翻訳
2ヶ月ぶりの更新となってしまいました。

実務翻訳の仕事の中でももっとも難しいジャンルの1つ(と私が思っている)が、キャッチコピーの翻訳です。
日本語で書かれたコピー文を、その内容を理解し租借した上で、英文らしいキャッチコピーに翻訳しなければなりません。
この作業はまさに、翻訳と言うよりも英文キャッチコピーを最初から考えるようなクリエイティブな作業です。

以前いた時計会社で開発したダイバーズウォッチ(ダイビングコンピュータ)の海外販促用のチラシの英文をチェックしたことがあるのですが、日本語の原文はなく、おそらくネイティブのコピーライターが考えたコピー文が書いてありました。
(ですので、チェックできたのは、コピー文以外の時計のスペックやスペルのみでしたが。)

そのコピー文は、"Program Your Day"
日本語にすると、「あなたの一日をプログラムしよう??」

"Make My Day"に掛けた言葉なのか、よくわかりません。
そのダイバーズウォッチは、パソコンと通信でき、一部の機能をユーザーがパソコンからカスタマイズできたので、それをprogramという言葉で表しているのかと思われますが、詳細はわかりません。

それから、そのチラシには、次のような言葉も使われていました。

Extremely Rugged

ruggedは、頑丈な、ゴツゴツした、という意味ですので、「きわめて頑丈な」ダイバーズウォッチという意味になります。
確かに、厚みが1cm以上ありましたので、時計としてはゴツくて見た目は頑丈なイメージですが、日本では特に「頑丈だ」ということは売りにならないのでこの点は全く強調していませんでした。
逆に日本では、ダイビングコンピュータとしてはこんなにコンパクトだ、という点を強調した方が好印象を与えますので、あえて頑丈だなんてことは宣伝しなかったのだと思います。

このように、文化の違いで同じ製品でも一方では利点ととらえられることが、他方では不利点となることがあるということで、販促資料はそのまま翻訳するだけではだめな文書の代表的なものといえるでしょう。
だから、キャッチコピーや宣伝文は、翻訳するというよりもネイティブのライターに直接頼むことが多く、フリーの翻訳者がこのような仕事を受けることは少ないと思われますが、これまでに何度か依頼されたことがあります。
そしてとてもおもしろかったので、今後も腕を磨いていきたい分野の一つです。

いくつかウェブサイトやいただいた名刺に書かれていた、会社のキャッチコピー文を紹介します。

シャープ
日:「目の付け所がシャープでしょ」→「目指してる、世界が違う」
英:"be sharp" ("be spirited, be Sharp", "be inspired, be Sharp", "be passionate, be sharp")

インテル
日:「インテルはいってる」→「インテル、さあその先へ」
英:"Intel, Inside"→"Intel, Leap ahead"

マイクロソフト
日:社員力を、経営力に
英:"Your potential, Our passion."

グラクソ・スミスクライン
日:「生きる喜びを、もっと」
英:"Do more, feel better, live longer."

例が少ないので参考にならないかもしれませんが、どの会社も日本語と英語で同じ内容を表現しているようですが、直訳にはなっていませんね。

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