Heal the World Japan Inc. のブログ

人々のココロをいつも健やかに美しく保つお手伝い

こんにちは!ヒールザワールドジャパンのブログへようこそ!

ヒールザワールドジャパンは、ビジネスの経験豊富な臨床心理学や実践心理学の専門家集団として、カウンセリングやコーチングの高い技術と、脳科学・心理学の知識をビジネスに活かしたい経営者やオーナー様に分かりやすくご提供しております。

接客や営業のみならず、会社経営全般に『こころの力』を活かしていただくことで、経営者としての人間的なレベルアップ、お客様との信頼関係の構築、従業員やスタッフのモチベーションアップを実現していきましょう。

私たちの生活において、こころの力は主に3つの分野で発揮されます。

1.対人:人との接し方において、どのように心の力を使うか
相手の心理状態を察しながら、コミュニケーションを上手に取ったり、相手の話を真摯に聞くことで、悩みの原因に気づくことができるように導いてあげることなど

2.対物:物事への対処の仕方において、どのように心の力を使うか
日々起きる状況や出来事に対して冷静沈着に対処したり、既成概念に囚われずに組織の長期的な戦略を描けるようにすることなど

3.対自分:自分自身の感情・思考・行動に関して、どのように心の力を使うか
自身のモチベーションが上がらない時にも、それを上手にコントロールしたり、自己の強みを理解して、それをどのように活かしていけるかなど

このブログでは、これら3つの分野における様々なトピックを、スタッフが書いていくつもりです。どうぞよろしくお願い致します!
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今回は「些事の法則」です。

 

組織の中で、人は、些細で重要ではない事項に、多くの時間を費やしてしまう傾向を言います。

 

 

 

組織心理学者のパーキンソンが例として持ち出したのが、原子力発電所の稼働を審査する委員会が、発電所の設計に関する議論をするよりも、自転車置き場の屋根をどうするかという問題に、多くの議論の時間を費やす、というものです。

 

発電所の設計という、重要であるけれども難しい問題よりも、自転車置き場の屋根をどうするかという、自分でもわかりやすく、議論がしやすい簡単な問題に、多くの時間を費やすわけです。

 

そのように、自分の感覚で議論ができる問題に多くの時間を割くことで、自分が組織に貢献している実感は得やすいことになります。

 

この結果、何十億円にもなる発電所の設計に関する議論よりも、せいぜい数万円の問題である自転車置き場の屋根に関する議論の方に、より多くの時間が割かれるという状況が生まれるわけです。

 

さらに先があって、今度はオフィスのコーヒーの銘柄を何にするか、という議題になった途端、より一層議論は盛り上がり、これに一番多くの時間が使われた、というものです。

 

 

 

この原子力委員会では、発電所の設計に関する議論よりも、コーヒーの銘柄に関する議論の方に、より多くの時間と労力が費やされたわけです。

 

まるで笑い話のようですが、そうではありません。

 

ずっと話題になっている豊洲市場の問題も、実は、こんな決まり方だったのかもしれません。

 

 

 

そして、これは結構、誰もが身に覚えのある、認知バイアスの一つかもしれません。

 

難しく苦手な教科よりも、自分にとって簡単で得意な教科を勉強することで、「よく勉強した」という満足感を得やすくなります。

 

 

 

難しい仕事よりも、簡単な仕事により多くの時間を費やすことで、自分ではたくさん仕事をした気にはなっている。

 

 

 

人は自分にとってわかりやすいことにますます、引かれて行き、理解が難しいことからは、ますます離れていきます。

 

その結果、理解しやすいことにはますます詳しくなり、理解しにくいことはますますわからなくなります。

 

別に、目くじらを立てるほどのことではないのかもしれませんが、これが、組織になると、より加速する可能性がある点においては、十分に気をつけないといけないわけです。

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今回は「信念バイアス」です。

 

結論がもっともらしいと、そこに至る前提や理論も正しいだろうと思ってしまう傾向を言います。

 

つぎのような三段論法で比べてみると、わかりやすいです。

 

(三段論法とは、2つ以上の前提から、論理的に結論が導かれる形式です。)

 

 

・ すべての人間はいずれ死ぬ(大前提)

 

・ ソクラテスは人間である(小前提)

 

・ よってソクラテスもいずれ死ぬ(結論)

 

 

 

 

これは正しい三段論法です。

 

 

 

・ この学校の生徒は、みんな積極的である

 

・ この学校の生徒は、みんな良く勉強する

 

・ よって、この学校の生徒がみんな良く勉強するのは、みんなやる気があるからである。

 

 

 

これは、正しい三段論法にはなっていません。

 

しかし、結論がもっともらしいので、論理的に正しいと誤解しがちになります。

 

この後者の三段論法が、典型的な信念バイアスです。

 

 

 

信念バイアスは、非常に認知バイアスらしい認知バイアスです。

 

私たちは、自分が正しいと思っていることを、あと付けの理屈で、正当化しようとし、自分ではそれに気がつかないことが多いわけです。

 

 

 

キャリアコンサルティングの現場でも、多く出現する認知バイアスです。

 

 

 

・ 人は、悪意を持っていない人に対しては、必ず挨拶をするものである。

 

・ 課長は、自分にはあまり挨拶をしてくれない

 

・ よって、私は課長に悪意を持たれている。

 

 

 

このような三段論法で悩んでいるケースがあります。

 

話を聞いていると、この人は、何らかの理由で、最初から課長に嫌われていると思い込んでおり、それを裏付ける事象ばかりに、目が行ってしまうということが起きてしまっていました。

 

 

 

自分の「信念バイアス」を疑ってみることで、かなり見る世界が変わっています。

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今回は「情報バイアス」です。

 

知ったからといって何も変わらない情報(たとえば、もう済んだことの情報)であっても、知りたくなる傾向を言います。

 

こういうのも認知バイアスというのか、と思われる方もいると思います。

 

 

 

経済合理性から言えば、得にもならないことがわかっている情報を取得するのに、コストをかけるのは、不合理ですが、実際の人間はそれをするから、認知バイアスと呼ばれるわけです。

 

 

 

たとえばある症状を発症した場合に、80%の確率である病気であることがわかっているとします。

 

この症状が出た場合に、唯一できるテストは、もし残り20%の病気だとしたら、それが何の病気であるかがわかるテストだけです。

 

このテストを受けようが受けまいが、いずれにせよ、80%の確率の病気の治療は行われます。

 

それでもあなたはこのテスト(結構な費用がかかります)を受けますか?

 

 

 

という設定で、多くの人が、「テストを受ける」という結果が出ています。

 

治療とは関係ないのに、単に知りたいわけです。

 

 

 

当たり前と言えば当たり前かもしれません。

 

 

 

人間には好奇心があるわけです。

 

得になるかならないかに関係なく、人間には「知りたい」という欲求があるということです。

 

 

 

このようなことを広げて考えると、たとえばスポーツや芸術のようなことも、認知バイアスであるということが、言えてしまうかもしれません。

 

 

 

つまり、経済的には何の得にもならないことに(プロは別ですね)、好奇心だけで打ち込んでしまうという人間の性質そのものが、認知バイアスです。

 

 

 

今、盛んに、AIが人間のすべての仕事を奪ってしまうというようなことが、議論されています。

 

人間に残されるのは、このような、1銭にもならないようなことに打ち込む習性を活かした仕事かもしれません。

 

ロボットには、不合理過ぎて、理解できないでしょうから。

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今回は「曖昧性効果」です。

 

結果が不確実なことよりも、確実なことの方を好む傾向を言います。

 

次のような例で実証されます。

 

 

 

ここに、1万円が当たるくじ引きがあります。

 

ボールが90個入った箱から、ボールを1個引きます。

 

90個のうち30個は赤です。

 

残りの60個は黒か貴色で、その比率はわかりません。

 

この場合、次の①②のどちらのくじ引きを選びますか?

 

①    赤が出たら1万円もらえる。

 

②    黒が出たら1万円もらえる。

 

 

 

 

①    を選ぶ人が圧倒的に多いことがわかっています。

 

ところが、①でも②でも、当たる確率は3分の1で、同じです。

 

確率は同じでも、②では、黒が60個全部かもしれないし、ゼロかもしれないという不確実性があるわけです。

 

 

 

現実的な例で言えば、固定金利の住宅ローンと変動金利の住宅ローンでは、変動金利の方が結果的に安くなることが統計的にわかっていても、固定金利を選ぶ人の方が多いという結果が出ています。

 

 

 

普通の人は確実な方を選ぶわけです。

 

 

 

これは、ここで何度も出てくる人間の「損失回避」の性質と大きく関係しています。

 

得をする可能性を大きくすることより、損をしない可能性を低くする方が重要である、ということです。

 

 

 

一方で、世の中にはギャンブルがあるということからわかるように、不確実なことを嗜好する人もいます。

 

 

 

重要なことは、確実でないと困るけれど、確実なことばかりでも、飽きてしまうので、一定の枠の範囲内ではリスク、スリルを求めるのが、人間ということなのでしょう。

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今回は「現状維持バイアス」です。

 

「今まで通りでよい」と言って、変化を好まない傾向を言います。

 

合理的に考えれば、変化させた方が得することがわかっていることでも、変化しない方を選ぶので、認知バイアスとしてカテゴリーされます。

 

 

 

その人にとっては、「現状」が、全てにおける起点となり、そこからの変化は、すべてマイナスとみなす傾向ということになります。

 

 

 

たとえば、電力の自由化で、様々な企業が家庭用電力事業に参入して、安いサービスを提供していますが、既存の電力会社からの乗り換えは、想定したほどは起きていません。

 

また。格安スマホが安いと、これだけ喧伝されていても、業者が想定したほどの乗り換えは、やはり進んでいません。

 

 

 

現状維持バイアスが起きる原因としては、以前からよく出てくる「損失回避傾向」が挙げられます。

 

人は得することよりも、損を回避する方をより重視します。

 

変化することにより、得することも損することも有りうるとしたら、変化しないことが一番安全という結論になるわけです。

 

逆に言えば、変化することにより得られるものが、相当程度リスクを上回ることが確実な状態で、人は初めて変化を選択するということになります。

 

 

 

それ以外にも「情報の制限」という理由が考えられます。

 

変化することで起こりうる状態を、すべて知ることは不可能です。

 

現状のままであれば、一応全てのことは知っています。(と思っています。)

 

であれば、現状の方が安全なわけです。

 

 

 

また認知の限界もあります。

 

変化に伴うあらゆる事態を想像するには、相応の努力が必要となります。

 

現状のままの方が、楽で、努力は少なくて済むわけです。

 

 

 

現状維持が、一番安全であるという気がするわけですが、現状維持が、一番危険であることもありうることは、言うまでもありません。

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