Heal the World Japan Inc. のブログ

人々のココロをいつも健やかに美しく保つお手伝い

こんにちは!ヒールザワールドジャパンのブログへようこそ!

ヒールザワールドジャパンは、ビジネスの経験豊富な臨床心理学や実践心理学の専門家集団として、カウンセリングやコーチングの高い技術と、脳科学・心理学の知識をビジネスに活かしたい経営者やオーナー様に分かりやすくご提供しております。

接客や営業のみならず、会社経営全般に『こころの力』を活かしていただくことで、経営者としての人間的なレベルアップ、お客様との信頼関係の構築、従業員やスタッフのモチベーションアップを実現していきましょう。

私たちの生活において、こころの力は主に3つの分野で発揮されます。

1.対人:人との接し方において、どのように心の力を使うか
相手の心理状態を察しながら、コミュニケーションを上手に取ったり、相手の話を真摯に聞くことで、悩みの原因に気づくことができるように導いてあげることなど

2.対物:物事への対処の仕方において、どのように心の力を使うか
日々起きる状況や出来事に対して冷静沈着に対処したり、既成概念に囚われずに組織の長期的な戦略を描けるようにすることなど

3.対自分:自分自身の感情・思考・行動に関して、どのように心の力を使うか
自身のモチベーションが上がらない時にも、それを上手にコントロールしたり、自己の強みを理解して、それをどのように活かしていけるかなど

このブログでは、これら3つの分野における様々なトピックを、スタッフが書いていくつもりです。どうぞよろしくお願い致します!

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「規律性」の続きです。

 

私たちは、生まれた時から、親の言うことを守るように、しつけられることから始まります。

 

いや、しつけられるというより、親に世話してもらわなければ、一日も生きていられないわけですから、否応無しに、親の言うことを聞くことを覚え、育っていきます。

 

そして、大人の言うこと、先生の言うこと、先輩の言うこと、上司の言うこと、お国の言うことを守るように、規律性を叩き込まれていきます。

 

その結果、無意識のうちに、様々な言いつけを守る、「まじめでいい子」ができあがっていきます。

 

例外はありますが、「規律性が高い」人とは、「まじめでいい子」であることと同義です。

 

 

 

「まじめでいい子」は、目上の人の言いつけを守り、社会のルールを遵守するわけです。

 

 

 

「まじめでいい子」は、往々にして、ルールを守ることが、自己目的化し、何のためにルールを守るのか、ということがわからなくなっています。

 

地方の、車が全く来ない、見渡しの良い信号においても、何も考えないで、疑問も持たずに、じっと赤信号を待ってしまいます。

 

 

 

上の人間からすれば、何も考えないで、言われた通りのことと、ルールをひたすら守る人間は、使いやすく、好まれることは間違いありません。

 

日本は、集団主義のムラ社会であったことからも、特に社会性、規律性の高い国民になったものと考えられます。

 

 

 

これだけ見ていくと、日本人は、社会人基礎力の中でも、「規律性」は得意な分野である、ということになります。

 

実際、表面的にはそうです。

 

 

 

しかし、本当に仕事で役に立つ「規律性」とは、何でもかんでも、「社会のルールや人との約束を守る」ことかというと、そうではないわけです。

 

何のために「規律性」が大事であるかを、本質的に理解した上で、ルールを愚直に守るべき場合と、ルールより優先する、より重要なことが何であるかを、峻別し、実行できることです。

 

 

 

「規律性」だけを優先するのであれば、上司から仕事を言いつけられた時に、言われた通りのことだけを行って終わり、ということになってしまいます。

 

仕事の意味や意義を自分なりに考えて、付加価値を付けられる仕事からは、遠ざかっていってしまいます。

 

 

 

別に赤信号を守ることが、悪いと言っているわけではありません。

 

しかし、日本人の「規律性」の高さが、日本人の生産性の低さ(ホワイトカラー)、革新性の低さ、個性の無さ、と裏腹の関係になってしまっている部分があることは否めません。

 

 

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さて、今日から「規律性」に入ります。

 

「社会のルールや人との約束を守る力」と定義されています。

 

それでは、規律とは何でしょうか?

 

「社会生活・集団生活において、人の行為の基準になるもの。またそのようなものとしてのおきて、きまり」

 

とあります。

 

 

 

何のために、規律や規律性は必要なのでしょうか?

 

 

 

サッカーの試合が成り立つには、みんながサッカーのルールを守りながら、プレーする必要があります。

 

自分はボールを手で持って走りたい欲求があるからと、持って走り出されたら、試合は成り立ちません。

 

 

 

人は、単純に本能や欲求に従って行動すれば、他人や社会との間に軋轢や争いを起こします。

 

社会は成り立つにも、一人一人が、個人の欲求を抑えて、共通のルールを守る必要があるわけです。

 

 

 

日本人は世界一規律の正しい国民であるとも言われます。

 

私は子供の頃を含め、何度か外国(イギリス、アメリカ)で生活したことがありますが、子供の頃から、日本人で欧米人も一番の大きな違いは、歩行者が信号を守るか、守らないか、という点だと思っていました。

 

 

 

欧米のほとんどの国では、信号が赤信号でも、車が来ていなければ、歩行者は道を渡ります。

 

ご存知のように、日本人は信号を守ります。

 

 

 

地方の見渡しの良い道路で、どう考えても車が来ない信号でも、じっと信号を待っているのが普通です。

 

これを規律正しく、すばらしいと考えるか、融通の効かない、自分の頭で考えられない結果と見るかは、それぞれの価値観です。

 

 

 

誰も見ておらず、車も絶対に来ない信号でも、信号を守る意味はどこにあるでしょうか?

 

それは、例外的には、ルールを破っても良いということを認めてしまう、なし崩し的に、ルールを守らなくなっていってしまう、ということがあるからです。

 

 

 

地方の見通しの良い道路で、どう考えても車が来ない時には、信号を守らなくても良い、ということを認めてしまうと、ルールが少しずつ崩れて行って、いずれは都会でも、車が来ない時には、信号を守らなくなる、と考えるからです。

 

 

 

サッカーの試合で、審判が見ていないところでは反則を犯しても良い、ということを、ひとたび認めてしまうと、歯止めが効かなくなるということです。

 

日本人は、人が見ていないところでも、信号が変わるのを待っている、真面目な国民なわけです。

 

それが本当によいことなのか、次回に続きます。

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今回は「グーグル効果」です。

 

その名の示す通り、新しく提唱されている認知バイアスで、2011年の論文で発表されました。

 

 

 

人は、グーグルなどの検索エンジンで探しやすい情報に関して、忘れやすい傾向を、指します。

 

いつでも検索すれば、すぐ出てくるので、覚えなくても良いわけです。

 

 

 

また、同様の認知バイアスを表す言葉として、「デジタル健忘症」というのもあります。

 

ネット上の情報だけに留まらず、個人的な情報に関しても、同様の傾向があることを示しています。

 

 

 

たとえば、知人の電話番号などを、従来は覚えていたものを、現在はスマホで簡単に出てくるので、覚えなくなるというような傾向です。

 

 

 

カーナビを使うようになって、地図を覚えなくなるようになったり、駅探を使うようになって、路線図を覚えなくなるなど、同様のことは枚挙に暇がありません。

 

 

 

ネットや様々なデバイスの発展によって、従来は、我々の脳内で記憶していた情報を、脳外の記憶装置に格納している、というふうに言われています。

 

すなわち、従来は、自分の脳という内蔵ディスクしかなかったのが、様々な外付けのハードディスクが使えるようになっている、というイメージです。

 

 

 

従来全て、内蔵ディスクにしまっていた情報を、外付けに移しているわけですから、内蔵ディスクの中身が、従来と変わってきているのは、ある意味、当然です。

 

 

 

それを、そもそも新しい認知バイアスの種類が出てきた、と言えるのかどうかは、よくわからないところがあります。

 

「グーグル効果」を新種の認知バイアスと呼ぶのであれば、今後ますます急激にAIが発展して、人間の脳内の仕事が、AIに取って代わられるようになれば、一体どれだけの新種の認知バイアスが誕生していくのか、想像もつきません。

 

 

 

認知バイアスの研究の歴史は、心理学界においては、100年近くあると言われています。

 

 

 

しかし、これからのAI時代の本格的な到来によって、私たちの認知バイアスは、大きく変わっていくことは間違いありません。

 

そしてまた、従来通り、狭義の脳内の認知バイアスだけに着目していても、意味がないことも意味します

 

 

 

今後は脳外の、外付けデバイスを含めた、私たちの広義の脳の認知バイアスを、見ていく必要が出てきているということになります。

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今回は、「テスティング効果」です。

 

ある情報に関する長期記憶を強化するには、フィードバックを伴ったテストを何度も行い、情報の出力を繰り返すことが有効である、ということを指します。

 

 

 

英単語のテストに備えて、単語を記憶するためには、以下のどちらの方法が有効でしょうか?

 

①    単語リストをしっかり眺めて、繰り返し頭に叩き込む

 

②    確認テストを、繰り返し解いてみる

 

 

 

「テスティング効果」は、②の方が有効であることを指しています。

 

 

 

人の脳は、ある情報を記憶すべきか判断する時に、その情報の出力の頻度で判断している、ということです。

 

 

 

その情報に出会う頻度ではなく、その情報を使う頻度で、判断していることになります。

 

 

 

たくさん目にする情報でも、重要ではないものもたくさんあります。

 

しかし、たくさん使う情報は、重要だからこそ、たくさん使うわけです。

 

 

 

よって、勉強方法としては、単に教科書を読んだり、授業を聞いているよりも、カードなどを使って、テスト形式を取り入れる方が、記憶するためには有効であるということになります。

 

 

 

特に、

 

①    覚えるためにある程度の努力が必要なくらいの難易度があり、

 

②    成功した時に一定の報酬があり、

 

③    正解に関するフィードバックがある

 

 

 

この3つの要素揃った時が、一番、長期記憶に残りやすいと言われています。

 

 

 

SNSが普及して、誰もが簡単に発信できる現代は、誰もが出力をしやすいという意味では、良い時代と言えます。

 

しかし、そのためには、単に写真を撮ってインスタグラムなどに載せることよりも、ブログのように、自分なりに消化して文章化する作業を経たほうが、「テスティング効果」は発揮できることになります。

 

 

 

手前味噌ですが、私もこのブログを書くようになって、心理学やカウンセリングに関する知識を、記憶しやすくなっていることは実感しています。

 

人に伝えることは、自分のためなのです。

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今回は「プライマシー効果」です。

 

最初の方に与えられた情報の方が、後に与えられた情報よりも、記憶しやすい傾向を言います。

 

たとえば、単語を羅列した文章を見せられた場合に、後ろの方の単語よりも、最初の方に出ていた単語の方を覚えている、という現象が起きます。

 

 

 

①    「Aさんは、頭が良く、勤勉で、批判的で、本能的で、嫉妬深い、という特徴を持っています。」

 

②    「Aさんは、嫉妬深く、本能的で、批判的で、勤勉で、頭が良い、という特徴を持っています。」

 

この2つの文章を、それぞれ別々のグループの人たちに見せます。

 

 

 

そして、Aさんという人物に対する評価を聞くと、①のグループの評価の方がかなり高いという結果になります。

 

 

 

①    と②のAさんに関する描写は全く同じで、特徴の順番が違うだけです。

 

にも関わらず、最初の方に、ポジティブな特徴を記述してある①の評価の方が高くなってしまう、という結果になります。

 

 

 

これが「プライマシー効果」です。

 

 

 

認知バイアスの代表選手として、「アンカリング」というものがありました。

 

特定の情報に、全体の判断が引きずられる傾向を指したものです。

 

 

 

すばやく物事を判断しなければならない時に、たとえそれが間違いだとしても、最初に与えられた情報で、判断せざるを得ない時があります。

 

「プライマシー効果」で、最初の情報を記憶し、「アンカリング」でそれに基づいて判断を下す、ということになります。

 

 

 

ノーベル賞受賞のカーネマン博士によれば、私たちが間違いを犯してしまうのは、このように直感的に判断してしまう時で、このような思考回路を、「システム1」と呼びました。

 

 

 

よって、すばやく判断を下さないといけない場面においては、スピード重視の、正確性軽視で、ある意味、仕方がないとも言えます。

 

しかし、本当に重要な問題を判断する時は、「システム2」を使って、時間をかけて思考すれば、このような、認知バイアスによるケアレスミスの多くは、避けられる、ということになります。

 

 

 

「プライマシー効果」も、自分で意識することで、避けられる場合が多くなります。

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