■結婚式の予算

挙式と披露宴の費用の目安は、一人前の料理の値段×人数×2と考えるとよいでしょう。

費用に制限があれば、中身を濃くして招待客を少なくするか、単価を安くして大勢招くか、工夫が必要です。

一般的にいって、費用のうち両家で折半するのは、挙式料、宴席料、控え室料、仲人への謝礼、ウェディングケーキ代、花束代、式場雑費、係員へのご祝儀、税・サービス料など。

人数割負担は料理、写真、引き出物など。

あとはそれぞれの支度料です。



■招待状の文例を紹介します

○○様

謹啓 初春の候、皆様にはますます御清祥のこととお慶び申し上げます。

さて、この度○○様御夫妻の御媒酌により私達は結婚式を挙げることになりました。

つきましては、幾久しく御懇情を賜りたく御披露かたがた粗餐を差し上げたいと存じますので、御多忙のところ恐縮でございますが、ぜひ御出席くださいますよう御案内申し上げます。

敬具

日時 四月二十八日(土曜日)午後五時
場所 ホテルオークラ

平成二十八年三月吉日

 

 

 

大橋直久

結婚式会場の決定

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形式と会場選びは相前後することですが、ポイントは次のような点です。

・交通の便はよいか。

・周囲の環境はよいか。

・参列者の人数に合った部屋があるか。

・予算に合うか。

・演出に合った希望の設備(ピアノ、エレクトーン、カラオケ、スライド、照明など)があるか。

・会場のセールスポイントは何か(庭園、料理、設備、サービスなど)。

会場には実際に足を運んで検討します。

ほとんどの式場は六カ月前ぐらいから予約を受付けていますし、春と秋の休日の大安吉日には希望が殺到しますから、決まったらなるべく早く申し込みます。

 

 

 

大橋直久 ~カウンセラー

ハネムーンから帰った二人は、あらためて仲人をはじめ、来賓のなかでもとくに大切な人、親戚などに挨拶回りをします。

このときハネムーン先のお土産と結婚式の記念写真などを用意しておくことも忘れずに。

仮に挙式後に親としての挨拶を行わない場合は、ハネムーン帰りの新婚二人が仲人のお宅を訪問する際に同道するということもあります。

このときは二人からお礼を渡させるといいでしょう。

また、本人たちだけで行く場合は「親からもよろしくと申しておりました。」と一言付け加えさせます。

親は礼状だけで簡単に挨拶を済ませます。

挙式後の仲人とのお付き合いは子供夫婦中心でかまいません。

親からは年賀状をやりとりする程度にします。

御中元、御歳暮、また土地柄の名産物があれば送るということも二人に任せます。

まだ若い二人には面倒臭く思えることも多いでしょうが、親として適切なアドバイスを心掛けたいものです。
 

 

大橋直久~カウンセラー

仲人への挨拶 その2

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仲人へのお礼の額は結納金の一割ずつを両家で出し合うのが通常ですが、仲人から新郎新婦へいただいたお祝い金の倍はお返しするべきだとも言われますので、どちらか多い方を選ぶといいでしょう。

やはりお礼に添えて、菓子折りなどを渡すようにしたほうがよいでしょう。

お礼についてよく耳にすることがあります。

それは、新婦側の家が「彼(新郎あるいは新郎側の家)に仲人のお祝いが渡されて、私の方にはいただいてないから、仲人へのお礼の必要はないんじゃないかしら。」ということです。

お祝い金は、新郎側に渡されるものかもしれませんが、あくまで若い二人のためにお骨折りいただき、二人がいただくものですから、両家からお礼をするのが道理といえましょう。

 

 

 

大橋直久~カウンセラー

仲人へのお礼と挨拶は新郎新婦両家の両親がそろって、できるだけ早くお伺いするのが本来の姿です。

しかし、実際には仲人も忙しいという場合が多く、お宅に訪問する時間をいただいたとしても、なるべく早くおいとまするのが賢明です。

仲人のご都合は、結婚式が終わってすぐ、親族が退出したあとに伺っておくとよいでしょう。

その場合、「お互いに忙しい身ですから、そのご心配はなく・・・」といった返事をいただくことも多いようですから、昨今では「本来ならばあらためてお伺いするべきところでございますが、両家揃いまして、このお席を拝借し、少々お時間をいただけませんでしょうか?」とお願いして、披露宴がお開きになり、来賓の皆様のお見送りが済んだところで、控室で両家そろってお礼を言うということが多くなりました。

この場合、本来行うべき形ではありませんから、その点をよくお詫びすることを忘れないようにしましょう。

 

 

 

大橋直久~カウンセラー

・家内喜多留(柳樽)
家の内に喜びが多く留まるようにと願ったものです。

柳の酒樽は薬効があり、また通気性にも富んでいるため酒をおいしくするとされていて、その柳樽でおめでたいお酒を贈ったことが始まりです。

現在では御酒代として、金封に変えられることが多くなってきました。

4回に分けてご説明してきた以上の品々が、結納品(幸せのシンボル)として定められたものです。

目録には『右の通り幾久敷芽出度御納め下されたく候也』と書いて日付をいれて、互いの名前を書いて仕上げますが、地方によってこれがいろいろアレンジされているわけです。

大小品ぞろえはさまざまありますが、目録どおりの品ぞろえで九品になります。

七品、五品という略式のものもあります。

目録が印刷されたものですとすべて同じものですから、七品の結納にした場合「勝男節と書いてあるのに入ってないではないか」ということになったりしますと、縁起ものとして差し支えが出る場合もありますので、略式であることをよく打ち合わせをしておくことが必要になります。

 

 

 

大橋直久~カウンセラー

・勝男節(鰹節)
強い男性、すべてに勝つ男、たくましい男性という意味が込められています。

いつまでも丈夫で家庭を守っていく男性を表します。

・寿留女(するめ)
寿を留める女という意味です。

また、するめは長期保存がきくことから、丈夫なお嫁さんを意味するものでもあります。

・子生婦(昆布)
子供を生む婦人と書いて、子宝に恵まれることを祈願したものです。

・友白髪(麻)
丈夫で長持ちする麻のことを言います。

麻の白さが高砂の翁と姥の白髪に見立て、ともに白髪が生えるまで、丈夫で仲良く長生きすることを願ったものです。

・末広(扇子)
末広がりに開いた扇子の様子から、一家の繁栄を祈願したものです。

 

 

 

大橋直久~カウンセラー

・熨斗
贈り物には必ず礼儀として熨斗を付けると定められています。

海の幸の代表として、鮑を広く長くのし棒で延ばして、広く長い交際をと願う象徴とされたわけです。

この鮑の熨斗のほかにも、春一番、地面からすくすくと伸び上がる山の幸を代表するわらび熨斗とか、めでたい松竹梅の花熨斗とか松葉熨斗などがあります。

結納にはこの鮑の長く大きな熨斗を添えます。

・結納金
これは男性から女性には帯料として、女性から男性には袴料として贈ります。

帯のように固く長く結ばれたいと願うもので、現代では「帯一本分くらいの金額です」という気持ちを表すものです。

昔は、嫁入りの衣装そっくりの分を小袖料としたり、結納料として、男としては女性をめとるには調度いっさい仕度できるほどの金額で権威を表し、男尊女卑で女性を買うといった解釈さえあったようですが現代ではそれは許されません。

 

 

 

大橋直久~カウンセラー

結納品の品々は、それぞれどういったものなのか、どのようないわれがあるのかを説明いたしましょう。

・水引
結納品をはじめ、ご進物には必ず熨斗を付け、水引をかけることになっています。

紅白または金銀の細紐のことを水引と言います。

・水引細工
結び方は松竹梅などの飾り結び、淡路結びなどで美しく結び、二度とほどけないように結納品を飾ります。

なお、一般のご進物は花結び、蝶結びにします。

・目録
目録とは、言ってみれば手紙であり、証明書類であり、プレゼントのカタログの役目をするものですから、見出しとしてはじめに置きます。

関東一円、東北までは決められたものが印刷して作ってあります。

これに結納の取り交わしの日付と取り交わす本人の名前を互いに書きますが、これは昔ながらの家族制度に基づく形のままのところもあって、父親同士とか家と家の取り交わしの地方もあります。

 

 

 

大橋直久~カウンセラー

洋上結婚式 その2

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船長が新郎に対して、誓いの問いかけをし、新郎はこれに答え、

新婦も同様の問いかけに「はい、誓います。」と答えて、航海日誌にサインをします。

指輪の交換のあと、船長が二人の名前を呼んで、結婚が正式に成立したことを宣言し、名を刻んだメダルが手渡され、結婚証書にサインします。

この結婚証書には、その時の船の通過した緯度と経度が記入されます。

最後に機関長の音頭で乾杯。

シャンパンが抜かれ、同乗のお客さん達の拍手の中を新郎・新婦はパーティ会場となるラウンジに引き上げて終了です。

両親や親類の人たち、友人を招くには、ちょっと不便ですが、新婚旅行の途中での挙式で、ロマンチックな夢いっぱいの式ではありましょう。

 

 

 

大橋直久~カウンセラー