電車内で痴漢をしたとして、県迷惑防止条例違反に問われた愛知県一宮市、県主幹・岡野善紀被告(52)の判決が18日、名古屋地裁であった。

 伊藤納裁判長は、岡野被告に無罪を言い渡した。

 岡野被告は、2008年12月8日午前7時45分頃から約15分間、名鉄名古屋本線の特急電車内で、28歳だった女性の両足の間に背後から右足を差し入れた、として起訴された。

 検察側は「被害者と目撃者の証言は信用できる」として罰金50万円を求刑していた。弁護側は、「被害者のズボンには、岡野被告のコートやズボンの繊維は付着していなかった」とする逮捕直後に行われた繊維鑑定の結果などから、「許し難い冤罪(えんざい)」と主張していた。

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